兵藤一誠に憑依した人柱力   作:ガーディアン

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冥界合宿のヘルキャット
七十三 冥界


夏休み、初日に入った。

 

体が重い……。

眼が覚めた俺は、体に異変が起きていることにすぐに気が付いた。

まだ眼がぼけてよく見えないけど。

眼を少し擦り、周りを見渡した。

「すー…すー…。」

「う……ん…?」

「うぅぅん…?」

リアスの姉ちゃん、朱乃の姉ちゃん、アーシア、ゼノヴィア、小猫ちゃん。

以下俺の家に住むことになった女の子全員が俺のベットに寝ていた。

まず驚いたのはそこだが、すぐにそれを上回る驚きがあった。

 

 

「なんじゃこりゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!!!!!?」

 

俺の家は、巨大な建造物件になっていた。

 

「いやぁ~。眼が覚めたときには驚いたよ。

夜中で、しかも寝ているうちにリフォームできる業者がいるなんてねぇ!」

「ほんと!イッセーがたくさんの女の子を連れてきたときには戸惑ったけど、

この家の大きさなら十分に、みんな住めることができるわね!!」

俺の両親二人はもう感覚が麻痺しまくっている!?

 

「周りの家の人たち、山田さん、佐藤さん、寺田さんに小嶋さん、

それに風間さんが突然引っ越しちゃって。

いい物件が見つかったらしいのよ」

うわぁ、姉ちゃんたちの悪魔の力だろうな……。

大きくなった家の構成は、まず一般家庭の家6軒分の広さ。

六階立て、地下三階もある。

もう一回突っ込む。

何でもありか!?

トレーニングルームに銭湯並みの広さのお風呂。

部屋もたくさん、しかも広すぎるぐらい。

エレベータもある。ここ、一般の家だよな?

 

「今日は、イッセーの家で活動しましょう」

そういえば、あの事件の後堕天使の総督・アザゼルのおっちゃんが

学園の教師になってオカルト研究部の顧問を勤めることになったんだ。

姉ちゃんは最初は反対していたけど、無茶苦茶な理由で強引に押し通した。

 

三大勢力の人たちはみんな、ごり押しが好きなのか?

 

木場やギャスパー、松田と元浜と鬼鮫も集合してオカルト研究部は活動および談笑を始めた。

「冥界に帰る?」

「ええ。もうすぐ夏休みでしょう?

その際に、冥界に戻るのが私たちの毎年の日課なのよ。

興味があるなら、特別に連れて行ってもOKだけど」

「そうだな、いってみる価値はあるな」

それで、木場、朱乃の姉ちゃん、小猫ちゃんに聞いてみた。

三人は、俺と出会う前に悪魔だからな。

冥界がどんなところか尋ねてみたところ、満場一致で冥界はすごいと言っていた。

 

「リアス先輩の故郷かぁ!どんなところだろうな!!」

「先輩の両親にも会えるかもしれないし、マナーを今の内に覚えておこうぞ」

松田と元浜の二人も興味津々だ。

 

っと、ここで客人か。

「俺も冥界に行くぜ」

『―――!?』

俺と鬼鮫以外の全員はアザゼルのおっちゃんの登場で驚いていた。

ちなみに、おっちゃんからはレイナーレたちを宜しくと言われた。

 

「……いつからいたの…?」

「俺は堂々と玄関から入ってきたぜ」

「気づかなかった……」

「それはお前たちがまだまだだという証拠だ。

現に、この二人は気づいていたぜ」

俺と鬼鮫が気づいていることをわかっているな。

その後、イタチ、ネジ、リーチョウジ、シノの五人も加え、話し合いをすることになった。

 

 

「前世について?」

リアスの姉ちゃんから聞かれた。

「あなたたちは、『再生と転生蘇生(リバース・オブパニック・アライズ)』の転生者なのでしょう?それなら、あなたたちの生きていた世界を少し知りたいのよ」

「俺も興味はある。別世界の力、研究したいぜ」

 

「そうだな……。話してもいいな…」

俺たちは俺たちの世界のことを説明した。

チャクラ、術。里のことや、暁のこと。

どういう戦争があったか、尾獣は何か。

そのことを説明した。みんなは最初は冗談かな…と思っていたけど。

俺たちの力を見たからには、本当なのだろうと納得した。

 

「俺はうずまきナルト。前世では里の長を務める火影をやっていた」

「俺はうちはイタチ。元暗部、暁に所属していた」

「日向ネジ。木の葉の里の忍だ」

その後にも、鬼鮫、チョウジ、リー、シノも前世でのことを説明した。

不思議だが、現実。

「じゃあ、あのミズキっていうのも?」

「ああ、俺たちの世界にいた。

穢土転生されているがな……」

「その穢土転生てのはなんだ?」

「簡単に言えば、死者をよみがえらせる術だ」

 

穢土転生の特性を聞いた全員はさらに驚いた。

「死者を蘇らせるか…」

「まぁ、その術は禁術にされているけど。

それに、使用条件もかなり厳しい」

穢土転生についても詳しく説明。

まずこの術で蘇ったものは不死身のゾンビ。

傷ついても、すぐに再生する。

だが、術を使うには、膨大なチャクラと、専用の細胞を持っていなければならない。

リスクも高すぎる。

 

こうして、前世での説明を終えた。

 

所変わって、汽車の中。

いや、もうねすごいよ。

普通の人間の駅だったところから、エレベーターで冥界行きの列車に早代わり。

列車が発車して早々、女の子たちは俺に迫ってきた。

レイランたちとレイナーレたちはお留守番。

もしものときに、学園に残ってもらった。

 

しかしそんな中、小猫ちゃんだけは元気がなかった。

どうしたんだろう……?

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