「ハァッッ!!」
「フンッ!!!」
祐斗は魔剣を創造し、ハイドに攻撃を仕掛けるが、
ハイドは余裕の表情で祐斗の剣を拳で砕く。
ハイドは接近してきた祐斗の迎撃に移り、腰を深く落とす。
正拳突が繰り出されるが、祐斗は後退して二本の魔剣を創り攻撃の衝撃を弱めた。
だが、ハイドのパワーは高く、無論魔剣は砕かれ祐斗は数十メートルバックする。
「これでお終いですか?」
ハイドは不適に笑いながら皮肉を言う。
「まだまだ!!
地面に手を置き、ハイドの周りに魔剣が出現。
「くらえ!!」
複数の剣が一斉にハイドに襲い掛かる!
「ほう、
では、本気で参りましょう」
とその言葉を言った瞬間、ハイドの手についている玉が輝いた。
バキィィィィッッッ!!!!!
『!!?』
魔剣が一斉に砕け散った光景に、リアスたち全員は驚愕した。
「ふーむ。力が安定しているようですね。
これで、私の知りたいことはここで終わりですね」
「……。いったい、何をした…?」
「敵にあまり情報を流すのは駄目とは言われてますが。
そうですね。あなたたちの知り合い、《忍》の方に聞いてみたらわかるかもしれませんよ。
ゲレルの力。そう伝えてください」
「ゲレル…?」
その単語にリアスたちは疑問符を浮かべた。
聞いたことの無い言葉だからか、不思議に思っている。
「僕の魔剣が、こんな簡単に砕かれるとはね…」
祐斗は少しショックを受けていた。
ハイドは攻撃の構えを解き、壁によってお辞儀をした。
「私の目的は終了しました。どうぞ、先にお進み下さい」
「…………」
「まぁ、疑うのは無理も無いか。では、失礼」
ハイドはそのまま消えていった。
「一体何者なの、あいつ…?」
「一度、イッセー君に尋ねましょう。部長、今はアーシアちゃんのことが先ですわ」
リアスは疑問を解こうとするが、朱乃の言葉によって切り替える。
「そうね、進みましょう」
リアスたちは奥に進んだ後、大きな扉があった。
扉をゆっくりと開き、完全開いた時にはディオドラとアーシアの姿があった。
「リアスさん…!皆さん……!!」
アーシアは拘束されていて、目元が赤く腫れていた。
「ディオドラ、貴方はアーシアに何をしたの……?」
泣いていたアーシアを見て、リアスは問う。
「何、僕の趣味を話しただけさ。ふふ。特別に君たちにも教えてあげようか。
――――――――僕はね、シスターが大好きなんだ」
ディオドラは不気味な笑みを浮かべて語りだした。
「僕は、幼少の頃よく教会に行っていたんだ。
大好きなシスターたちを見るためにね。
でもね、秘密にしていたから結局ばれてこっぴどく怒られたよ。
『悪魔が教会に近づくのは言語道断』てね。
でも、時が経っても僕はまだ諦めていなかった。
シスターたちのあの清楚な姿」
ここまでは一見普通の思いかと思われたが、違っていた。
「どんな風に壊したらいいのか楽しみでしょうがなかったよ!!」
ディオドラは笑みをやめないでリアスたちを見回す。
「君たちが倒してきた僕の眷属の女の子たちも、元有名なシスターたちだったよ。
まぁ、僕の誘惑に負けて、壊れていったけどね。
ああ、清楚なシスターを抱いて闇の中に堕ちていくその姿はまさに、
僕の欲を満たすのにふさわしい」
と、ここで祐斗はあることに気付く。
「それじゃ。アーシアさんも…!」
「そうさ、僕の計画。僕の欲を満たす生け贄だよ!
でも誤算だったのはあの汚い赤龍帝だね。
彼があそこまで強かったのは想像もできなかったよ。
せっかくあの堕天使たちも堕としたのにね、とんだ邪魔者だったよ」
「堕天使たち…?―――――――!!まさか、レイナーレたちも!?」
「そうだよ。彼女たちも元は天界に住んでいた天使たち。
ある重要な任務を任されていたところを僕がこの手で邪魔をしたのさ。
ま、本人たちには気付かれないようにしたけどね。
そこで、堕天使となった彼女たちを利用して、アーシアを殺して僕の眷属にする。
そして、僕はアーシアを抱き放題といったところだったけど、
全部取り越し苦労だったよ。お陰で傷が残っちゃったし」
リアスたちはこのことに絶句した。
「下種ね、最低ね。アーシアやレイナーレたちを苦しめた罪。
ここであなたを消し飛ばしてあげるわ!!」
「ははは!!リアス・グレモリー、君が僕に勝てるのかな?」
だが、リアスの前に立ったものが二人いた。
「なるほどな、てめぇの性分はよおぉくわかった」
「アーシアちゃんを泣かせるなんて、最低極まりない男だな」
松田と元浜だ。
「俺たちはいつもイッセーに嫉妬していたな。
頭が良くてイケメンで戦闘も万能。そりゃ俺たちにはかなわないわ」
「イケメンである木場もだな。だが……。
同じイケメンである貴様だけには負けたくはない」
「女の子を泣かせることは、男としてやっちゃいけねぇことだ」
「そんな最低極まりない男を倒して、アーシアちゃんを無事にイッセーのところに戻して、
そうしたら、俺たちは認められる」
「モテるかどうかはわからないが、だが…」
「俺たちは…」
「「お前をブッ飛ばさないと気が済まないんだよッッッ!!!!!!」」
二人の怒りがディオドラと対立しようとしていた。
遅れてしまって申し訳ありません。
次回も更新の日にちは未定です。