東方操装庫   作:猫仮面

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皆様。猫仮面です。

新年明けまして、おめでとう御座います。

今年も【東方操装庫】をよろしくお願いいたします。

作者の今年の目標は、【九郎君を修羅場へ導く】事です。

では、今回もお話をお楽しみください。



九郎、落ちる。

その日の朝は、妖怪の山を散策していた。

 

実の言うところ、妖怪の山に住んでから山頂と途中で見かける天狗の里の入口ぐらいしか、妖怪の山を知らなかった俺である。

 

久々の紫の気まぐれで、スーパー弾幕訓練は今日は無いので妖怪の山を散策することにした。

 

妖怪の山は意外とデカく、何より木が多い。

 

こちらとしては、材料の木が沢山あるのは嬉しい限りだが、散策にはあまり向いていない環境である。

 

「どこ見渡しても木しかねぇな・・・ 鎌鼬使うか?」

 

鎌鼬(かまいたち)はその名の通り両腕が鎌になっている傀儡人形である。

 

目標へ投げれば半径8M程度なら"何でも"刈り取れる優れものである。

 

そんな事を考えながら草木の雄生い茂る道を歩いていると、

 

ガラッ...

 

そんな音がした直後、俺は真下へと垂直落下していた

 

「・・・は?」

 

思わず落ちる瞬間に発した言葉がコレだった。

 

「うわああああああああああああ!!」

 

絶叫を上げながら俺は暗い暗い穴へと落ちていく・・・

 

______

 

ヤマメ「はぁ~・・・ 今日もキスメは来ないなぁ~・・・」

 

そうボヤいているのは土蜘蛛である【黒谷ヤマメ】

 

【病気を操る程度の能力】を持つ彼女は地上から忌み嫌われ地底へと追いやられた。

 

そんな彼女と何時ものように遊んでいるのは、釣瓶落としの【キスメ】と言う妖怪。

 

普段キスメは、ヤマメの住居へ遊びに来るのだが、最近は「新しい釣瓶を探しに行く」と言ってあまり遊びに来ない。

 

ヤマメ「何か、暇潰しできないかなぁ~?」

 

そんな事をヤマメがボヤいていると

 

?「うわああああああああああああああああああああ!!」

 

ボスンッ!!と"何か"が住居に落ちてきた。

 

ヤマメ「わわわっ!!な、何事だい!?」

 

______

 

何か弾力性のある場所へと落ちた九郎は起き上がる

 

「クソッ、あんな所に穴があるなんて・・・って、ここ何処だ?」

 

ヤマメ「わわわっ!!何事だい!?」

 

九郎が起き上がった視線の先には茶色を基調としたゆったりとした服を着た女性。

 

黄色い髪を後ろで結んでいる綺麗な女性だ。

 

「えっと・・・どちら様でしょうか?」

 

ヤマメ「こっちの台詞だよ!!人の住居にいきなり落ちてきて何の用さ!!」

 

鋭いツッコミを入れられた。

 

しかし、俺を見るなり少し目つきが変わった

 

ヤマメ「ん?よく見るとアンタ人間かい?これは、もしかするとこれは食事用の外来人かな?」

 

どうやら危ない人のようだ。

 

俺は咄嗟に身構える。

 

ヤマメ「あらら?この【黒谷ヤマメ】に攻撃的な姿勢を見せるとは・・・もしや!!紅白巫女や白黒魔法使いの再来!?」

 

紫からよく聞く単語が出てきた。

 

紅白巫女とか白黒魔法使いってどんな人だろうか・・・? すごい気になる。

 

あたふたしていたヤマメが突然、

 

ヤマメ「だとしたら先手必勝!!喰らいなさい!!罠符【キャプチャーウェブ】!!」

 

ヤマメがスペルカードを放ち攻撃する。

 

「弾幕勝負か・・・!?」

 

俺はヤマメの放つ弾幕を避け、スペルカードを用意する。

 

「弾幕傀儡!【八雲 紫】!」

 

紫には極秘で作っていた弾幕用の人形。【八雲 紫】

 

本物の紫とは瓜二つであり、違うところを挙げるとすれば、近くで見たときに木で製作していると分かる事と、

この人形の服で隠れているが、腕や足の関節は人形用の球体間接になっていることぐらいだ。

 

突如、紫が出てきたのに驚くヤマメ

 

ヤマメ「ひょえっ!?妖怪の賢者が何でこんな所に!?」

 

俺はその隙を突いた。

 

「食らえ!傀儡【飛光虫ネスト】!」

 

一度でいいから、他人の物を使ってみたかった。

 

俺は弾幕トレーニング時に覚えた幻巣【飛光虫ネスト】をヤマメにぶつける。

 

隙を突かれたヤマメはもろに弾幕を食らい

 

ヤマメ「そんな滅茶苦茶なぁあああああああああ!!」

 

地底の奥深くへ落ちていった。

 

______

 

ヤマメという女性を倒した後、俺は近くにあった通路へと入っていく

 

奥から光が差し込むので気になって仕方が無かったのだ。

 

通路を歩いてゆき、抜けるとそこには

 

「なんだこりゃ・・・」

 

そこには木造で、できた店が並ぶ街が広がっていた。

 

人の姿はあまりなく、地上では見かけなかった妖怪がそこには多くいた。

 

「これだけの街が地下にあるなんてな・・・」

 

俺は街へと近づく為、地底に流れる川を渡るための橋を渡ろうとする。

 

すると

 

?「ちょっと、待ちなさいよ。」

 

声の掛けられた方を向くとそこには・・・




今後も東方装操庫をよろしくお願いします。

皆様。今年も良いお年を!

※感想・九郎君への年賀状は随時、受け付けております。
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