九郎の傀儡+絡繰をざっと紹介する回だよ。
まぁ紫と九郎の談義を楽しんでください。
ちなみに、話の軸としては
スーパー弾幕訓練の休憩時間ですね。
それでは、ゆっくりしていってね
紫「ねぇ、九郎。」
「何だ?紫・・・正直、疲れ果ててしゃべる気力が出ないんだが・・・」
俺は紫(17歳)のスーパー弾幕訓練の後のため相当な疲労が溜まっている。
そんな中、紫はお構いなしに話を続ける。
紫「貴方の傀儡とか絡繰ってどんなのがあるの?」
「そいえば、紫には話してなかったな」
俺は、あまり交友関係は都での所業上、無いと言っても過言ではなかった。
その為、傀儡や絡繰を自慢することはできなかった。
「よーし!!じゃあ俺の自慢の完成品を見せてやんぞ!!」
故に、九郎は疲労を忘れ、テンションが上がった。
「先ずは、俺の絡繰と傀儡の違いだ。」
そう言って、お気に入りの傀儡と絡繰を出す。
「こっちは、傀儡の【蟷螂】。こっちは絡繰の【侍】だ。」
紫「相変わらず、傀儡の方は不気味な人形ね。」
「素材は、絹で出来てるんだ。触り心地はいいぞ。中身はギミックがなければ空洞で出来てるんだ。」
紫「ふ~ん」
そう言いながら紫は「蟷螂」の腕の部分をつつく。
「俺の傀儡とか絡繰は大体、名前の通りの出来になってるんだ。例えば、この「蟷螂」も本物の「蟷螂」みたいだろ?」
そう言って「蟷螂」を操り、紫の方へ向かせる。
紫「ちょっと。 不気味だからあまりこっちに向かせないで!!」
そう。 俺の作る傀儡は不気味だ。 ちなみにこの不気味さは趣味だ。
「蟷螂」は名前の通り、腕が「蟷螂」のように鎌のようになっていて、足などの下半身も本物の「蟷螂」のようだ。
しかし、上半身は蟷螂の目がついた日本人形のような人形が付いている。
紫「何で、絡繰と傀儡でこんなに違うのよ・・・」
一方、絡繰は紫の言う通り、人型が多く、全身木製だ。
「侍」も名前の通り、人型の木製人形で、頭の所にチョンマゲのようなものがついている。
そして、腰には立派な日本刀・・・と思わせての、中身は木刀だったりする。
紫「あら?絡繰の武器は殺傷能力がないのね?」
「ほほう。コイツも見てもそう言えるかな?」
俺は、「侍」に糸を通り指示を送る。
すると「侍」は木刀に付いている木製のボタンを押す。
その瞬間、
ギュィィィィィイイイイイイイイン!!
辺りに駆動音が響き渡る。
木刀の刃の部分には細かい刃があり、ボタンによって「殺傷」・「非殺傷」を分けられる優れものなのだ。(※現代で言う所のチェーンソーです。)
紫「とんでもないわね・・・」
「それ程でも///」
紫「褒めてないわよ!!」
まるで一種の漫才だ。
紫「所で、さっき傀儡の中身は空洞って言ってたけど・・・どういうこと?」
「ああ。その点についても詳しく話そう。」
「傀儡は表面以外は、いわゆる霊力の塊で出来ているんだ。 だから、自立操作ができないけど、その分、中身に罠とかをたくさん仕込んで武器にしたり、型を霊力で最初から作って、後は出すだけで済むようにできるんだ。」
「絡繰は、型を最初から作って、それに糸で燃料となる霊力を送る。そうすると、自立した絡繰人形ができるんだ。だけど、単純なことしか考えれないから、糸で、強制的に動きを加えたり、リミッターを外したりする。これが俺の絡繰の仕組みだ」
要約すると
傀儡は、自分で操作しなければならないが、絡繰のように持ち運びがいらない。尚且つ、絡繰にはできないようなギミックを大量に詰め込んだりできる。
絡繰は、持ち運びをしなければならないが、自立して活動でき、燃料は霊力で済む比較的、燃費がいいのだ。
紫「でも、絡繰を持ち運ぶのは大変すぎじゃないかしら?」
「だから、俺は折りたたみ式の型を作るのに苦労してるんだ!!九郎だけに!!」
紫「・・・」
「ごめんなさい。」
冗談は置いといて、言った通り、絡繰は全て折りたたみ式で型を作れるようになっている。
普段は、何時も背負っている絡繰箱というリュックのような物に入れている。
紫「それと、燃費がイイッていてたけど、毎日どれくらいの傀儡とか絡繰を動かせるのかしら?」
「修行次第だが、俺の場合は"片手"で傀儡4・5体分ぐらいかな?絡繰なら10~12体は余裕だ。」
言っておくが、長年の成果だ。
普通の人間なら、傀儡1~2体で疲労困憊になるだろう。
紫「ふ~ん・・・」
「どうだ?俺の自信作たちは凄いだろ?」
一々紹介していると、1年経つが大体の総数なら覚えてる。
都で絡繰を40体。絡繰を130体だ。
幻想郷では細かいのも合わせて、傀儡が12体・絡繰が58体今のところ完成している。
紫「決めたわ!!」
「ん?何をだ?」
紫「やっぱり貴方は、妖怪の山の麓で軟禁ね」
「俺に慈悲をくれぇぇぇえええええ!!」
その日、妖怪の山の反対側にある山から悲痛な叫び声が木霊したという。
以上で、パパパッと纏めた紹介?は終わりです。
如何でしたでしょうか?
疑問に思う点や矛盾点は感想にてお答えいたします。