東方操装庫   作:猫仮面

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その少女、奇跡の少女

?「私は"化物"なの?」

 

一人の少女が呟いた。

 

人には見えぬもの。

 

幽霊・妖怪・神・宇宙人...

 

ありとあらゆる現代で言う"科学で証明できない"ものは存在しない、目には見えないものだった。

 

幼稚園の頃、通ってる幼稚園に白装束の同じ年代の女の子が居た。

 

みんなに紹介しても誰も"そんな人居ない"と言ってきた。

 

幼稚園の先生にも言った。お母さんにも言った。お父さんにも言った。

 

でも、みんな答えは同じ。

 

"居ない"

 

小学校に入り、同じ幼稚園の子とは話さなくなった。

 

この頃から私は親とあまり話さなくなってきた。

 

友達はそこそこ居たけれどその友達と、どこかに遊びに行ったりはしなかった。

 

その代わり、私は家のすぐ近くにある【守矢神社】へ遊びに行った。

 

そこには、私と同じぐらいの背丈で目玉のついた帽子をかぶった神様といつも凛々しい赤い服の神様が住んでいた。

 

私は毎日のようにそこへ遊びに行き、その神様とお話をしていた。

 

月日は経ち、私が中学3年生の頃だ。

 

中学の友達とは余り関わらなく、神社で虚空に向かって話している私を見た両親は、ついにお寺へ連れて行き無理矢理お祓いをさせられた。

 

お祓いをした後も、私は"見えないもの"は見えていた

 

そして、両親はついに私に向かって言い放った。

 

「この化物め!!」

「お前を産むんじゃなかった!!」

 

その時、私の中で何かを失った。

 

その数日後、私の両親は火事で死んだ。

 

私が学校へ行っている間に起こったことだった。

 

私は祖母の家へ引き取られ、守矢神社からは遠く離れた場所への引越しになってしまった。

 

私は最後の挨拶にと、二人の神様の元へ行った。

 

「神奈子様、諏訪子様。私は遠い地へ引っ越すことになりました。 長い間、私のお世話をして下さり有難うございました。」

 

私はそう言い放って帰ろうとしたが。

 

「なぁ、早苗。私たちと一緒に"幻想郷"へ行かないか?」

 

赤い服を着た神。

 

神奈子様の一言。

 

それが、私の新たな一歩の始まりだった。

 

________

 

「あぁ~体の節々が痛ぇ~」

 

そう言いながら人形を作っているのは「矢木野 九郎」

 

紫「貴方が悪いのよ。貴方が。」

 

そう言いながらお茶を啜っているのが「八雲 紫」だ。

 

俺は、新作の人形の材料を紫に持ってきてもらい絶賛製作中だ。

 

紫は来たついでにと、俺の部屋のお茶を勝手に飲んでいる。

 

ちなみに俺が体中痛いのは紫の「ルナティック弾幕レッスンAct5」のお陰だ。

 

俺のスペルがすべてブレイクした後も紫は弾幕を撃ち続けてきた。

 

なかなか紫もSである。

 

紫「じゃあ、私はそろそろお暇するわね。」

 

「おう、材料ありがとな。」

 

紫が隙間の中には入り帰ってゆく。

 

「さて・・・やっと集中して人形がつくr 早苗「九郎さ~ん!!居ますか~?」」

 

集中して作業に戻ろうとしたその時、緑髪の現代巫女「東風谷 早苗」がやってきた。

 

「はぁ・・・」

 

俺は人形作りの手を止め、扉へと向かう。

 

「はいはい、何の用だい?」

 

早苗「あの~ 九郎さん。付き合ってください!!」

 

「・・・・・はっ?」

 

その日、俺は生きていた中で一番の阿呆面になっていた

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