これは人外ですか?いいえ、自称一般人です   作:爆走ボンバー人間

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「俺が神で、法だ」

時間とは、すなわち人の記憶が培ってきたものである

 

人と人の記憶が過去と今、未来の時間を結び、歴史を紡いでいく

 

どんな悪行も、善行も、醜い事も、綺麗な事も記憶があればそれはその人達の時間に刻まれ、歴史に刻まれる

 

過去にどんな記憶があろうとも、それはその人の確かな時間となって、今へとつなぎ、未来につながっていく

 

 

人々の記憶は歴史に刻まれ、世界に刻まれる

 

 

 

その人個人の記憶は、その人自身に刻まれ、その人の「今」を作り上げる

 

 

 

 

 

 

 

では、記憶が失われれば、どうなるのか?

 

 

人々の記憶がなくなれば、それは「なかったこと」になり、歴史にも世界にも「存在しなかったこと」になる

 

その人個人の記憶がなくなれば、その人の過去から今につながる道筋は消え、「今までの自分」は消え

 

 

 

 

 

 

 

 

残ったのは「空っぽな別の何か」が残るのだろう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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おはよう、もしくはこんにちは、はたまたこんばんわ読者の皆さま

まぁどれでもいいですよね、

初めまして、時坂黒乃と申します。ちなみに偽名です。

何で偽名なのかって?大人の事情ということで納得しろ。命令形になってる?

この小説では俺が神であり、法だ。まぁ、メタ発言はここまでにしておこう。

えー、では自己紹介を始めます(棒読み)

 

時坂黒乃 年齢?歳 性別男 趣味は料理と支配 特技はタイムセール総取りと闇討ち 悩みは目が死んでる事と背が低い事

極々普通の一般高校生です

 

え、普通の高校生は偽名や年齢隠ぺいしないし趣味と特技が普通なのか異常なのかどっちなんだよだって?

 

フッ、これだから一般回答しか出来ない頭の固い人は…まるで銀○のメガネと同じくらい残念な人だ。

今すぐそのメガネを質にでも入れて異世界転生でもして人生を三度はやり直してくるといい。

多少はメガネの呪縛から解き放たれるだろう。

 

まぁ、これぐらいでおふざけをやめておこう。これ以上やるとマジで銀○組の人たちが乗り込んできそうだ

 

ゴホン!話を戻そう

 

僕が通っているのは私立駒王学園 

数年前まで女子高だった所で今では男女共学となっているが、未だに男子よりも女子の方が比率が高い

まぁ、読者への挨拶はここまでにしておくか

 

で、俺が今何をしているかと言えば……

 

「zzz…」

 

居眠り中だ。しかもマイ枕で。もちろん休み時間に寝てるんだろうって?

おいおい、そんなわけがないだろう。当然授業中に堂々と寝ている。清々しいほどにな。

 

当然そんな事をすれば注意されるのだが…

 

「時坂!この問題を解いてみろ!!」

「x=√5+2」

 

寝ながら即答で答えると問題を振ってきた先生はそのまま崩れ落ちた

 

この様に唐突な問題をすぐ解いたり、成績もトップのため教師達も強く注意出来ないのである

そもそも俺は高校程度の学など既に修めているので、そこらの教師では相手にもならない

 

なら何でお前高校に通ってんだよって?好きで通うわけないだろう。俺は日々予定が詰まっていて忙しいのだ。仕事を平然とサボるようなダメ魔王や駄神たちと一緒にするな。そんな俺がわざわざここに通っているのは……まぁ、また今度話そう。

べ、別に理由が思いつかなかったとかそんなわけじゃないんだからね!

……自分でやっといて何だが気持ち悪いな、これ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後何事もなく授業を寝て過ごし放課後になる

 

HRが終わると同時に俺はすぐに起床し教室を出て下校しようとする

 

「時坂さん。待って下さい」

 

が、呼びとめられたので仕方なく止まる

 

「何か用か、白猫」

 

「声をかけただけでだるそうにして無気力な目をしないでください。後、白猫って呼ばないで下さい」

 

「別にいつも通りだ。ってか、眼に関してはお前と同じじゃねえか」

 

「一緒にしないでください。私はあなたのように目が死んだ魚のように腐ってません」

 

そういってジトッと目を細めて言ってくるこいつの名前はクラスメイトの塔城 小猫

琥珀色で猫のような目に白髪で中学生とも思えるような身長、いや下手すれば小学せ…

 

ブンッッ!!

 

突如として正拳突きが飛んでくるがマイ枕を盾にして防ぐ

 

「いきなり何すんだ?」

 

「失礼な事を思われたような気がしたので」

 

このように猫のように勘が鋭い。容姿も相まってまさしく白猫だ

 

「で、何か用があるんじゃないのか?急ぎの用があるから早くしてほしいんだが」

 

「そうですか。今からスイーツ店に行くので一緒にどうかと思ったのですが…用事があるなら遠慮しときます」

 

「そうか、じゃあもう行くぞ」

 

「はい。また明日」

 

「またな」

 

白猫の誘いは嬉しかった(スイーツ店だから)が俺にも譲れない大事なようがある

 

そう、今日は何と言ってもスーパーで特売セールがあり、国産和牛が半額なのである。これを逃すことなど

あり得ない!だが、この情報を握っているのは俺だけではない。近所に住む主婦(猛者)は既に準備を整え戦場(スーパー)にいる事だろう。だが、それに関して抜かりはない!

 

「あ、お母さーん!こっちだよー!」

 

合戦(タイムセール)が始まる5分前に到着した俺に入り口近くにいた白いワンピースで白髪の少女がこちらに手を振って来る。近くにいた人たちは10歳ほどの少女が男の俺に向かってのお母さん呼びに懐疑的な視線を向けてくるが無視を決め込む。

 

「おう、ジャック。場所取りご苦労さん」

 

「うん!私たち頑張ったよお母さん!」

 

「おー、えらいえらい」

 

「えへへ、褒められた♪」

 

頭を撫でると嬉しそうに笑う。それにつられて俺もいつもの少し笑みがこぼれる。

が、すぐに気を引き締める。なぜならそろそろ生存をかけた無慈悲な戦争が始まるのだから

 

そして開戦の時は迫り

 

『ご来店の皆さま!本日はお越し下さりありがとうございます!これより国産和牛半額のタイムセールを始めます!数量は10点限りで一人1点限りでございます!それではスタート!!』

 

今、戦いの火ぶたが切られた!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺と片手に買い物袋、もう片手にジャックの手を握り帰路に着く

 

タイムセールではジャックは気配遮断と敏腕を使って誰よりも早く国産和牛を手に入れ、俺も主婦達に呑み込まれかけながらも何とか手に入れた。合計で二つも国産和牛を手に入れたので、今日は豪勢な食事に出切るだろう

 

「ジャック、今日はすき焼きだぞ」

 

「ほんと!?やったー!!すき焼きすき焼き♪」

 

夕飯がすき焼きだと知ってジャックはさらに機嫌が良くなる

 

「早く帰ろうお母さん!早く早く!」

 

「おい、待てってジャック。そんなに進んだら…」

 

手を引っ張って急かすジャックを止めようとするが止まらない。

こんな幼い姿をしているがジャックもサーヴァントなのだ。何の強化もしてない俺が止められるわけもなく

そのまま引っ張られ…

 

「あー、やっぱりこうなってたか」

 

「あら、人払いの結界はしてあったのに何故人間がいるのかしら?」

 

帰り道の途中にある公園の前まで来てしまい、公園には腹に風穴が空き血を大量に流している学園の変態…

名前は忘れた。それと、露出の高いボンテージに背中に黒い羽を出している鴉がいた

 

俺はこの公園でこのぐらいの時間帯にこの変態が殺されるのを知っていた。

 

いや、正確に言えばこの光景を見た事がある(・・・・・・)のだ。

 

それ以前に人払いの結界が貼られている事や鴉の気配があるのは知っていた本来ならこんな面倒な事巻き込まれたくないから避けるのだが…どうしても確かめなければならない事があるのだ

 

「まぁいいわ。見られたからには殺すわ。死になさい」

 

そう言って鴉は手に光の槍を生成し投げようと腕を後ろに振りかぶり次の瞬間、

 

ザシュッ!!

 

「ああああああああああああッッ!!??」

 

鮮血が舞い絶叫が響き渡り、ボトリ、と鴉の腕が落ち切られた断面から血が垂れ流しになる

 

「ちょっとお姉さん。私、これからお母さんとすき焼きするんだから邪魔しないでよ」

 

ジャックの手にはナイフが握られており刃から血が垂れている

 

これだけで分かるだろうが、ジャックは鴉が槍を投げるよりも早くにナイフで腕を切り落としたのだ

 

「貴様ッ!?人間ごときがこの至高の堕天使である私の腕を、よくも!!?」

 

「先に俺たちを殺そうとしといて逆ギレかよ」

 

「ねぇお母さん。あの人解体してもいい?」

 

「いいぞ…と言いたいけど夕飯作らないとだめだから手短にな」

 

「はーい♪」

 

「貴様ら!バカにしてるの!?人間ごときがこの私をバカにするなぁ!!!」

 

逆上したカラスは残った腕で槍を手に向かってこようとし、ジャックは楽しそうにナイフを握り、俺は

暇そうにそれを眺めていると、近くに転移魔法陣が現れる

 

「ッ!?この紋章はグレモリー!?クソッ!命拾いしたわねガキども!」

 

いかにも三下のような捨て台詞を吐きながら鴉は逃げていく

 

だが、そんなことよりもあの鴉…見た通り(・・・・)「ガキども」と言ったよな?

 

「あのクソ鴉、やっぱり絶殺だ…!」

 

俺は、俺の事をガキ、もしくはチビと言った奴を何人たりとも許しはしない。例え神だろうと社会的にも物理的にも殺すと決めている

 

とりあえず…

 

「あなた。これは一体どういう事なのか聴かせてもらってもいいかしら?」

 

目下で俺とジャックの事を睨んでいるこの紅髪女をどうするかだな

 

また面倒事が起こりそうだな、と他人事のように思いながら本日二度目の溜息を吐く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





※カラスと会合したところ、少し修正しました
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