これは人外ですか?いいえ、自称一般人です 作:爆走ボンバー人間
久しぶりの投稿なのに全然話が進ンでない…
(はぁ、面倒だな…)
変態があの鴉に殺されてそこに自分たちがやってくる事を前日のうちに予知夢を見てたので知っていたが
目の前の紅髪の女…リアス・グレモリーがやってくる事は知らなかった。近くにいたならまだしもまさか死にかけの奴が持ってる悪魔と契約するチラシの魔法陣からこいつが出てくるなど、誰が想像できる?
そもそも予知夢と言っても見たい時に見れるわけでも見たいものが見れるわけでもない
あのクソ野郎なら千里眼で大体の事は見れるらしいが、俺は千里眼が使えるわけではない
あ、なんかあのクソ野郎の笑顔思い出したらイライラしてきた。あの野郎、いつもいつもやる事はロクでもないことしかしないし、しかも明確な悪意があってやってるわけではないので尚更、性質が悪い
「その制服、あなたも駒王学園の生徒ね。黙ってないでないで答えなさい。それとも力づくで聞かれたいかしら?」
おっと、目の前のこいつの事、すっかり忘れてた
リアス・グレモリー、現魔王サーゼクス・ルシファーの妹でこの駒王町の管理者(笑)だ
まぁ、管理者とは言ってるが悪魔どもが勝手に領地だと言ってるだけだが。ここは日本でこの土地は日本神話、
引いてはここの土地神のものだ。ここに住み始めた時に土地神に菓子折を持って挨拶に行くと、悪魔どもが好き勝手してると愚痴を言われたものだ。まぁ、おかげで土地神とは友好な関係を築けたし許可も出されたおかげで
ここの霊脈や精霊と接触しやすくなったんだが。
さて、この町の管理(自称)してるこの女を殺すことは容易だ。俺の魔術、もしくはジャックでも瞬殺だ。
だが、仮にもこいつは魔王の妹であり魔王のうち二人は重度のシスコンだ。それも身内贔屓をして、公私も
分けられないほどの。こいつを殺して、堕天使を排除してもルシファーは俺たちを血眼で捜すだろう。
流石にそれは面倒だ。
正体を暴かれず、尚且つグレモリーに出来るだけ手を出さずにこの場での記憶を忘れてもらう
普通に考えれば顔を見られて制服も見られてはスリーアウトものだが…何とかなってしまうのである
「ジャック、帰るぞ」
「いいの?あの人放っておいて」
「構わん。それよりもすき焼きだろ」
「あ、そうだった!すき焼き食べたーい!」
「ずいぶん余裕な態度ね。私の事を知らないのかしら?私はこの街の「この町の管理者(笑)で魔王の妹でその恩恵でこの町の管理をしているグレモリー家次期当主の駒王学園三年リアス・グレモリーだろ?」知ってたのね。見たところ貴方は1年のようだけど、先輩に対して呼び捨てとは失礼じゃない?敬語を使いなさい」
「ハッ。バカかお前は?敬語ってのは敬う言葉って書くんだぞ?俺よりもバカで弱くて管理もロクに出来ていない間抜けで家の名に頼ってるボンボンに敬う要素がどこにある」
「好き勝手に言ってくれるわね…!もういいわ!消し飛びなさい!」
そう言ってグレモリーは手に赤黒い魔力を溜めて放とうとするが
「攻撃への移行、遅すぎ。『動くな』」
「そんな事聞くわけがッ!?」
俺がそういうと同時にグレモリーの動きが止まる。止まってるグレモリーは口を動かす事も出来ず驚愕の
顔になっている。
俺が今使ったのは『言霊』だ。自分の言葉に魔力を乗せて言葉に力を持たせて相手に命令する事が出来る。
だが、これにも制限がある。一つは自分と同等、もしくは格上の相手には言霊がほとんど効かない。
もう一つはその土地とのシンクロしなければならない。正確にはそこの霊脈と精霊と接触しなければ成功率は低い。シンクロしたければ、そこの土地の霊脈を管理している領主に挨拶をしなければならない。領主は
目の前にいるこの管理者(笑)ではなく、土地神の事だ
「ジャック、霧頼む」
「わかった♪『
ジャックが己の宝具の真名を唱えると、ジャックを中心に霧が広がりここら一帯を呑みこむ
「じゃあな、管理者(笑)。まぁ、直ぐに忘れるだろうがな」
「なッ!待ちなさい!」
そんな事を聞くわけもなく、俺とジャックは霧の中に入りこの場から消える
side管理者(笑)
私はこの駒王町の管理を務めている72柱の悪魔の一つ、グレモリー家次期当主のリアス・グレモリーよ
私達は基本この町で悪魔の仕事の一つである人間との契約をしているわ
契約といっても契約者の願い事を叶えてその願いの分の対価を支払ってもらうという商売のようなものね
普通は私の眷族達が主に召喚されるのだけど、今回珍しい事に私が召喚対象だったから召喚者に興味が湧いたので召喚に応じたのだけど、転移した先には召喚者と思われるうちの生徒…確か兵藤君だったかしら?
その子が瀕死の状態で倒れており周りには血が付いたナイフを持っている女の子とうちの制服を来ている
男の子がいた。状況から見て、この子たちが何か関係しているのは間違いないわね
「あなた。これは一体どういう事なのか聴かせてもらってもいいかしら?」
自分の領土で生徒が襲われた事に怒りを感じながら質問をするが、男の子は溜息を吐くだけで答えようとは
しなかった。その態度に苛立ちを感じ少し魔力を放出しながら脅しをかける
「その制服、あなたも駒王学園の生徒ね。黙ってないでないで答えなさい。それとも力づくで聞かれたいかしら?」
実力行使も厭わないと、威圧的に言う。流石にこちらが本気である事は分かるだろう。これで素直に話すなら、話次第では見逃してあげても構わないわね。男の子が白状すると思っていたが
「ジャック、帰るぞ」
あろうことか私の質問を無視して女の子を呼んで逃げようとする。しかも呑気にご飯の話をしている。
魔力を放出して威圧しているというのにそれにも全く意に介してないため、もしかして私の事も知らないからこのような態度をとっているのかと思った。
なら、この地が誰の領地であるのかを知ればこんな態度も取れなくなるだろう
「ずいぶん余裕な態度ね。私の事を知らないのかしら?私はこの街の「この町の管理者(笑)で魔王の妹でその恩恵でこの町の管理をしているグレモリー家次期当主の駒王学園三年リアス・グレモリーだろ?」
自身の正体を名乗ってこの子のふざけた態度が崩す事が出来ると思ったら、相手は自分の正体を知りながら
なめきった態度で、しかもこの私に対して不躾な言葉を放ってきた
上級悪魔であり先輩でもある私に対する言葉づかいや態度について指摘するも
「ハッ。バカかお前は?敬語ってのは敬う言葉って書くんだぞ?俺よりもバカで弱くて管理もロクに出来ていない間抜けで家の名に頼ってるボンボンに敬う要素がどこにある」
このように返してきた
どうやら私に対する態度も、質問に答える気は全くないようだ
ならもう容赦はしない!
「好き勝手に言ってくれるわね…!もういいわ!消し飛びなさい!」
我慢の限界を迎えた私は滅びの魔力を集め攻撃の態勢に入る
「攻撃への移行、遅すぎ。『動くな』」
「そんな事聞くわけがッ!?」
当然そんな命令を聞くわけもなく魔力弾を放とうとするが、体が金縛りにあったように全く動かす事が
出来ず集めた魔力も体の自由が効かないために霧散してしまう
そのあと周囲が急に霧に包まれ男と小さな女の子は霧の中に消え姿を消した
私は自分の領地での蛮行、不躾な態度、不確定要素の多い存在を逃したことによる怒りでいっぱいだった
今までこの私にあのような態度を取った者はおらず、それだけにプライドを傷つけられた
次に会った時には跡形もなく消し飛ばそうと思ったところで、ふと気付いた
「顔が……思い出せない…!」
つい先程の出来事だと言うのにあの二人組の顔が思い出せない。それどころか会話の内容や性別、身体的な
特徴の何もかもが靄がかかったように思い出せない
「一体どういう事…?記憶操作系の神器?でもそんなものは聞いた事がないわ。だとしたら一体どういう事なの?」
相手の事を全く思い出せないのでは捜索どころか、対処の仕方も分からない
さらに不確定な事が増え頭を悩ませながら、先程召喚された事を思い出し召喚者である兵藤君の様子を確認すると、既に虫の息で助かる状況ではなかった。彼は神器を宿していたため堕天使に狙われていたのは知っていたけど、どのような神器だったのか少し気になるところではある。物は試しと検証してみた結果、八つの駒が反応したのを見て笑みがこぼれる
「面白いわね。どうせ死ぬのなら、私のために生きなさい」
私は手に持つ八つの駒を兵藤君に近づけると駒は兵藤君の中にするりと、溶け込むように入っていき彼のお腹の怪我も消えた。さて、思わぬ収穫があったけれど問題は山積みね。堕天使たちの対処にこの子への説明もだけど、何より正体不明の存在。もう、全くと言っていいほど覚えていないけれど何かがいたという事だけは覚えている。眷族とも話し合って早急に対処しないといけないわね。
黒乃SIDE
はい、さっきぶりの黒乃だ
うっざい管理者(笑)に絡まれ面倒だったのでジャックの宝具『
そんな事を考えてると家に着いていたので鍵を開ける
「ただいまー!!」「帰ったぞ」
ジャックは元気な声で、俺は抑揚のない声で帰宅を告げる
ジャックはトテトテと洗面所に向かい手を洗いに行く
それを見ながらドアを閉め鍵を閉める
ちなみにこの家はそこらの一軒家た同じように見えるがそれは外見的なもので、家の中は異界化させているため外見以上に広い空間となっておりいくつもの施設が内包されている
家には認識阻害の結界に探知結界を張っており、敷地には入居許可者以外の奴が敷地に入れば異次元空間に強制転移させるトラップを設置している。転移先には全自動魔力固定砲台、魔術トラップ、悪霊、自動機械歩兵と対地、対空兵器がぎっしり設置された空間になっており即座に蜂の巣、いや塵一つ残らず消滅させられるだろう。また、敷地内に入らず周りの被害を無視しての遠距離攻撃に出たとしても、この家に用いられている素材は俺が長年研究して錬金に成功させた金属、『
あらゆるエネルギーを吸収し100%の効率で光へと変換、拡散するという魔力場を展開する性質がある。物理的なものでも魔力的なものでも何かを攻撃、破壊するにはエネルギーが発生する。つまりこの結界は単純な攻撃ではどうあっても破壊する事は不可能なのである。これだけの要塞を突破するには敷地内の転移トラップを突破し、魔術的概念を完全に無効化する方法をとり、家内の異界化した空間をとっぱしなければならないのだ。世界最高峰の要塞と言っても過言ではないこの家を、黒乃は自分のこれまでの研究と数十年という月日を注ぎ込んで作りあげたのだ
買い物袋を持ってリビングに入るといきなり腹部に衝撃がきて、体制を崩しそうになるが食品がはいった袋があるため何とか耐えきる
視線を下に向けると、濃い黄色の髪をサイドテールにまとめ、その上からナイトキャップと呼ばれるドアノブカバーに似た独特な帽子を被り、瞳の色は血のように紅い真紅。服装も真紅を基調としており、半袖とミニスカートを着用し、スカートは一枚の布を腰に巻いて二つのクリップで留めているラップ・アラウンド・スカートと呼ばれるもので、足元はソックスに赤のストラップシューズを履いており、またその背中からは、一対の枝に七色の結晶がぶら下ったような特殊な翼が生えている幼い吸血鬼の少女、『フランドール・スカーレット』は俺の腰上あたりに頭を押し付けている。こいつの姉であるレミリアとは知り合いであり、
フランが外の世界を学ぶ際に俺が面倒を見ることになったのだ
「フラン、いきなり飛びつくな。食材落としちまうだろ。あと、鳩尾に頭が当たって痛いから離れてほしいんだが…」
「やだ!だって、お兄様の帰りが遅くてフラン暇だったんだもん!」
「遅くなったにはアホな鴉と無能な蝙蝠に絡まれたせいだ。俺は悪くない」
「……ふぅ~ん、そうなんだ。じゃあそんな奴らは『キュッと』しちゃってもいいよね?」
さっきまでの子どもらしい無垢な顔とは一転、狂気がにじみ出た笑みになり、紅い瞳を怪しい光を放ち、
血を啜るための鋭い歯を僅かに見せる
「ダメだ。蝙蝠はシスコン野郎が面倒だし、鴉は俺が潰す予約があるからな」
「ブー!お兄様のケチ!意地悪!」
「そうにゃ、そうにゃ。クロノは意地悪にゃ」
「何でてめぇも味方すんだよ黒歌…」
横やりを入れてきたのは黒い着物を大きく着崩し自身の体を見せつける我が家の居候でペットポジの黒歌。
妖怪である猫又の上位種『猫魈』の生き残りであり、魔力・妖術・仙術の使い手でありSS級はぐれ悪魔扱いされている。昔、クロノが散歩中に彼女を襲う悪魔たちと鉢合わせ襲われたので逆に悪魔たちを地に埋めてやったのだ。それからこの家に住み着いたのだが基本的にだらけている駄猫だ。
「え~、だってクロノったら、夜にあんなに激しく私の事をいじめたじゃない。もう無理だって言ってるのに無視してあ~んなことや、こ~んなこともしてきたじゃなってにゃあああ’あ’あ’あ’あ’あ’!!?
頭があああああああ’あ’あ’あ’!!」
「あれはてめぇが夜中に冷蔵庫の中身を食べあさったからお仕置きしたんだろうが!!こんなふうにな!!」
黒歌の頭を鷲掴みにしてアイアンクローをする。手に力を込めて圧迫すると、黒歌の頭からミシミシと音が鳴る
「お、お兄様…。黒歌とそんな関係になってたの…」
「ほら、てめぇのせいで無垢なフランが誤解してるじゃねえか!フラン、こいつとは何にもないから安心しろ。それよりも夕飯作るからそれまでジャックと遊んでろ」
クロノは黒歌を放り捨て、フランを部屋から出す。一応誤解だと伝えたが顔色が優れていなかったので、間をあけてもう一度話しておこう。ピクピクと痙攣を起こしている黒歌は無視する
夕飯の下準備をするため服の上からエプロンを着ると、服の裾が引っ張られる。
裾を引っ張っていたのは無表情な三人娘だった
「どうした?何か用か?」
「苺タルト食べていい?」「我、お菓子食べたい」『今日の夕飯は?』
寸分違わず(一人は筆談だが)抑揚のない声で質問してくる
左から順に、青い瞳に青い髪を後ろで雑に纏めている西洋人形のような少女
「魔像人間 リィエル・レイフォード」
黒い髪に黒い瞳、黒のゴシックドレスと黒で統一された世界№2の竜
「無限の龍神 オーフィス」
穢れが一切ない純銀の髪にサファイアのような瞳、兜、ガントレット、プレートアーマーを着た少女、
「
この三人娘の共通点は、無表情と大食いだ。実際三人とも食い物のことしか聞いてない
「夕飯は今から作るから菓子は我慢しろ。タルトはデザートだ。それと夕飯はすき焼きだ」
「「わかった」」『楽しみ』
三人は俺の返事に満足(無表情で分かりづらいが)したみたいでオーフィスとリィエルはテレビゲームを再開し、ユーはそれを見ながら湯呑のお茶を飲んでいる
それを見て俺は料理の下準備を始める