東方盗人録 作:猫ダマ
ここは、何処だ?
俺こと、佐々木 幸助は今、知らない部屋の、これまた知らないベッドの上にいる。
あれ、俺さっきまで森の中にいたよな?
確か、妖怪にあって、釘パンチ打って、
激痛で・・・気を失ったのか?
そして、気づけば知らないベッドの上で知らない天・・・
はっ!今思えば、今の俺の状況。
あのテンプレのセリフいうチャンス!?
人生で言ってみたいセリフ第3位のあのセリフが言える!
なら、言うしか無いっしょ!
幸助「知らな・・・ガチャ「あら、起きたのね」」
オ"ァ"ァ"ーッ!!
折角のチャンスがー!
い、いや、ま、まだ間に合うはずだ!
幸助「知らない天井だ」
よし言えた!
ヤッター!
人生で言いたいセリフ第3位のセリフ言えた
???「そうでしょうね」
幸助「色々台無しだよ!」
くっ!折角言えたのに、全然嬉しくねー。
幸助「もういいや、それで、ここはどこ?あなたは誰?」
永琳「ここは、私の家よ。私の名前は八意永琳よ。それで、あなたは何者?」
・・・何か警戒されてね?
取り敢えず名乗るか。
幸助「俺は佐々木 幸助って言います。」
永琳「幸助は、なんで気を失ってたの?」
幸助「あ~、実は、妖怪と戦闘になって、何とか倒したんですけど、その時使った技の反動がきて、気を失っていたと思います。」
永琳「そう。まぁ、あの腕の様子だと痛みで気絶位するわね。」
え?俺の腕そんなに酷かったの?
そう言えば、あんなに痛かったのに今は痛くない。なんでだ?
幸助「そんなに酷かったんですか?」
永琳「右腕の骨はすべて粉々、筋肉もズタズタ。一体何したらああなるのか不思議なくらいだったわ。
あの状態だと、いっその事切った方がいい位のレベル。」
幸助「えぇ~」
マジで!そんなひどかったの!?
まて、そんな状態だったのになんで腕が今は無事なんだ?
幸助「あの~」
永琳「なんで、腕が無事なのかでしょ。それは、貴方に強力自然治癒促進薬をうったからよ。後は、一週間も寝ていたのも腕が無事な理由かしらね。」
何その薬!
今の話聞く限り、俺の腕治療不可能レベルだったのにその薬打って治ったって、すごすぎだろ!
てか俺、一週間も眠っていたのかよ。
幸助「マジで、すみません。」
永琳「いいわよ。それに、強力自然治癒促進薬作ったはいいけど、実際に使ったことがなかったから、今回良いデータが取れたしね。」
幸助「何それ怖い。」
永琳「もう、動けもするはずだから、これからツクヨミ様の所まで一緒に来てもらうわ。良いわね?」
ツクヨミ様?
それって神様のツクヨミの事か?
永琳「ツクヨミ様は、この都市を治めている神様の事よ。」
マジで神様っすか。
移動してから15分位?たった。
目の前には、何階建てかわからない位の超高層ビルがあった。
え?神様ここにいるの?
神社とか神殿とかにいる者かと思っていたんだけど。
いや、まだ可能性はあるはず。
永琳「この建物の中にツクヨミ様がいるわ。」
あ、そうですか。
なんか、神様のイメージが・・・
そこから、エレベータで75階まで上る。
・・・さっき見たけど、80階以上あるみたいです。
超パネーっす!
てか、さっき移動中空飛ぶ車とか飛んでいたんですが、ここって相当進んだ未来とか?
でも、知識的には時代は俺の前世より前だったような。
だったら、なにこのオーバーテクノロジー?
永琳「着いたわよ」
おっと、考え込んでたらついたようだ。
エレベータの扉が開き、出てみると、
和風テイストの造りになっていた。
・・・なんか、外見と違って違和感が
永琳「?どうしたの、早くいくわよ。」
幸助「お、おう。」
永琳についていくと、目の前に大きな扉が・・・
・・・・もう、驚かないぞ。
永琳が扉をノックすると、大きい扉が開いていく。
永琳についていく。
永琳が頭を下げたので、それに倣う。
永琳「永琳です。この前報告した少年を連れてきました。」
???「ご苦労。二人とも頭を上げよ。」
永琳「はい。」
そう言って、頭を上げる。
そこには、高いところから見下ろす少女がいた。
あれが、ツクヨミ様でいいのか?
???「そのものが報告に会った少年で間違いないか?」
永琳「その通りです。ツクヨミ様」
あ、やっぱりツクヨミ様なのね。
それから、永琳とツクヨミ様が報告に会った内容とやらを確認している。
俺?俺はただ突っ立ってるだけ。
正直暇だ。俺、ここに来た意味なくね?
ツクヨミ「さて、幸助よ。お主はこれからどうする?」
幸助「ふぇ?」
うお!いきなり話振ってこないで、
変な声出たじゃん。
幸助「あ、いえその、今現在行くところがないので、この都市にいようと思っています。
ダメでしょうか?」
ツクヨミ「ああ、それはかまわない。こちらの条件をのんでくれたらな。」
条件?
はて、なにを要求されるんだ?
幸助「おれ、金銭類もってないですけど・・・」
ツクヨミ「それは、期待していない。条件は、君に我が都市の軍に入ってもらいたいと考えている。聞いた話だと、君は妖怪を倒したそうじゃないか。」
幸助「ええ、まあ、倒しましたけど」
ツクヨミ「ならば、我が都市の為に、戦って欲しい。それが条件だ。」
この条件。俺にしても、メリットがある。
前回の戦いでの発想はよかった。
実際能力が発動して、技が出せたし。
けど、負荷が強すぎて、あんな風になったんだと今は考えている。
なら、技に耐えられるように鍛えればいい。
それに、この世界。結構危ないような気がするから、強くなって損はない。
強くなるには、実戦が一番と、アニメとかでも言ってるし・・・
総合的に見て、この条件は結構いい。
デメリットとしては、命に関わるという点だけど、
そこまでしないと強くはなれないだろう。
よって・・・
幸助「分かりました。その条件引き受けます。」
ツクヨミ「よろしい。なら、住居が見つかるまで、永琳の所に住むといい。
あと、軍に入るのは1カ月後になるだろうから、それまで鍛えておくように」
幸助「え?ちょ・・・」
ツクヨミ「では、下がるがいい。」
え?
さっき言ったことマジ!
俺これから、永琳の所に住むの!?
永琳「何、固まっているのよ?早くいくわよ。」
幸助「あ、はい。」
こうして、永琳の所に居候することになりましたとさ。