東方盗人録 作:猫ダマ
ツクヨミ「よく来たな幸助に永琳よ。この一カ月鍛えられたか。」
永琳「はいツクヨミ様。教えられる事は教えました。」
幸助「ええ、まあ。いろいろ死にかけましたが。」
俺達は今ツクヨミ様の下に来ている。
ここに来るのも一カ月ぶりである。
いや~。この一カ月いろいろあったな~。
筋トレ始めたり、薬試したり、ランニング始めたり、薬試したり、薬試したり、
霊力の操作とかの訓練したり、薬試したり、能力の訓練したり、薬試したり・・・
見ての通り、薬ばっか試していますね。
おかげで死にかけた。
まぁ、そのおかげでいろいろ身についたけどね。
筋力強化薬とか試して、腕力や脚力が上がったりしたしね。
・・・まぁ、その代償に五日は筋肉痛がひどかったけど。
ツクヨミ「フフ、なら頼もしい。では、約束通り君には我が都市の軍に入ってもらう。では、さっそくテストを受けてくるといい。」
幸助「え?テスト??」
ちょっと待て!?
テストってなんだよ!
聞いてねーよ!
ンなこと!!
ツクヨミ「安心したまえ。テストと言っても、入団に値するかの実力を見るためのものだ。軍に入れても、妖怪と戦ってすぐに死ぬようじゃ話にならないだろう。」
良かった。筆記じゃないのか。
何も勉強していなかったから心配したぜ。
実力判断ならなんとかなるかな?
これまで鍛えてきたから大丈夫だろう。たぶん、きっと、うん。
こうして俺と、永琳はツクヨミ様のもとを出て、軍に向かうことになった。
~幸助&永琳 移動中~
幸助「なぁ、永琳。今回のテストで相手する奴ってどういう奴なんだ?」
俺は、永琳に質問する。
実は永琳この都市では結構知名度が高い。
いろんな奴が、永琳様と言って慕っている。
それはもう、老若男女さまざまな相手にだ。
しかも永琳、軍にも所属しているらしく。
軍内では、医療班の隊長をしているとの事。
しかも、この都市の科学力にも力を貸しているとか、さすがですぜ永琳様!
永琳「さあ?テストの相手は毎回さまざまよ。隊長が相手したり、一日前に入った人が相手したり、同じ日に入った人と戦う事もあるわね。」
幸助「これは、また色々な形式があるんだな。」
永琳「幸助なら大丈夫だと思うわよ。まあ、怪我しないようにね。」
幸助「これから戦うっていうのに怪我するなとか、ハードル高すぎやしませんか永琳さん。」
永琳「仕事増やされても困るもの。」
幸助「酷い!?」
こういう感じで話しながら歩いていたら、あっという間に到着。
永琳の後を追い、中に入っていく。
しばらく歩くと、大きな扉の前に来た。
コンコン
と永琳がノックをすると、中から「入れ」の声が、
永琳「失礼するわ、神奈(かんな)。」
神奈「おお、永琳じゃん!あんま顔出してなかったから心配していたんだ。」
中には、机に座り書類仕事をしていただろう女性がいた。
名前は、神奈さんというらしい。
長い黒髪をポニーテールにしており、メガネをかけている女性だ。
永琳「心配かけてごめんなさいね。いろいろ試したい薬があったのよ。」
神奈「あ、あはは。そうか、それで、試したい物がなくなったから来たと?」
神奈さん顔引きつってますよ。
でも、ここで、流せるとは何時もの事なんだろうな~。
永琳「ええ、それもあるけど、彼を軍に案内していたのよ。ツクヨミ様から聞いているかしら?」
神奈「へぇ~、彼がね。」
永琳が俺を紹介すると、神奈さんは目を細めて俺を見てきた。
なんか見られているんだが。
と、取り合えず、自己紹介をするか。
幸助「俺の名前は佐々木 幸助っていいます。よろしくお願いします。」
神奈「おう、よろしく。私は神奈でいい。一応、軍の総隊長をしている。」
総隊長!!
マジかよ!
確かに、隊長とかに最初に挨拶するのかな~とは思っていたけど、
いきなりトップとは心の準備が。
神奈「お~い。聞いているか?」
幸助「は!すいません。聞いていませんでした。」
少し思考がトリップしていたぜ!
神奈「素直でよろしい。よし、とりあえず歯を食いしばれ!」
幸助「ぐは!」
殴られた。
暴力反対!!
永琳「貴方のテストの事を話しているんだからちゃんと聞きなさい。殴られて当然よ。」
幸助「すみませんでした。」
神奈「はあ、こいつ大丈夫か?まぁいい、もう一度言うぞ。お前には、私と試合してもらう。それで、お前の実力を見る。」
え!?
総隊長と、いきなり試合するんかい!
神奈「武器、能力の使用可。審判は永琳にしてもらう予定だ。いいか?」
永琳「ええ。別にかまわないわ。」
神奈「よし!そうと決まったら道場に行くぞ!」
こうして、俺のテストが始まる。