問題児達と時の人が異世界から来るそうですよ? 作:ガイドライン
さてどうしたものか??
このままだと死んでしまうな…
まぁ、死ぬことはないのだけど。
それでも他の三人はどうだろうか??
あの手紙に書かれていた「ギフト」という言葉
恐らく僕の力と関係しているはず
なら他の三人にも何かしらの力があると考える
だけどそんなこと関係けどね。
さてどうしようかな…
「あぁ、そこの猫を抱えたキミ
信じてくれるなら手を握ってくれないかな??」
「……どうして……」
「助けたいから…かな??」
そういいながら僕は女の子に手を伸ばす。
もう少しで水面に叩きつけられる
死にはしないがずぶ濡れになるだろうな
これはもう無駄だったなと思ったが…
「……よろしく。」
「あっ…あぁ……」
まさか手を握ってくれるとは…
でも自分からしておいてなんだけど
今さらになって恥ずかしくなってきたな…////
取り敢えず僕は水面に叩きつけられる前に
空中にある「もの」を握りスピードを落とす
そして水面に足がついたがそれ以上沈まない
そう、水面の上にいま二人立っている
「…スゴいね…」
「そうかな…」
「うん、ありがとう。」
「ど、どういたしまして…」
そんな会話をしていると、
水の中から髪の長い女の子が
「どうして私にも声をかけなかったのかしら??
おかげさまでこの通りよ。」
「ご、ごめんなさい…」
「まぁ、いいわ。
それより本当に信じられないわ。
まさか問答無用で引き摺りこんだ挙句、
空に放り出すなんて!」
するとその隣からヘッドホーンをつけた男の子が
「右に同じだクソッタレ。
場合によっちゃその場でゲームオーバーだぜコレ。
石の中に呼び出され た方がまだ親切だ」
「…………。
いえ、石の中に呼び出されては動けないでしょう?」
「俺は問題ない」
「そう。身勝手ね」
まぁ、さすがにこのまま二人をそのままは気まずく
まず髪の長い女の子の手を取り引き上げたあと
男の子を引き上げて湖から陸上まで案内した
………………………
湖から陸上まで髪の長い女の子の手を取り
案内をさせてもらったのだが
その際、猫を抱えた女の子は手から洋服に握り替え
そして何故だか黒いオーラみたいなものを
背中に感じながら無事陸上に上がることができた
「エスコートありがとう。」
「いや、そうしないとまた湖に逆戻りだからね」
「…………………」
「……えーと、何かしたかな??」
「…知らない…」
せっかく仲良くなれたと思ったのに…
なにかをやらかしたのか……
……分からない……
そして僕の後ろでアハハ!!と笑っていた男の子が
「面白いものを見せてもらったところで、
まず間違いないだろうけど一応確認しとくぞ。
もしかしてお前たちのも変な手紙が?」
「そうだけど、まずは“オマエ”って呼び方を訂正して。
私は久遠飛鳥よ。以後は気をつけて。
それで、そこの猫を抱きかかえている貴女は?」
「・・・・・・春日部耀。以下同文」
「それじゃ、ここまでエスコートしてくれたあなたは?」
「君塚 大助。
最初に言っておくけど急に脅かすためだけに
僕に触れたりしないでね、死んじゃうから。」
「えぇ…注意しておくわ……」
うわぁ、気まずい雰囲気になったな…
でもきちんといっておかないと
これだけはいっておかないと……
すると猫を抱えた女の子、春日部さんが
僕の手にその手をゆっくりと重ねてきた
「か、春日部さん…」
「これなら…問題ないよね。」
「う、うん……」
まさか手を添えてくるなんて…
さっきまで怒っていたと思ったんだけど
やっぱり女の子ってよく分からないな……
「え、えぇ~と…それで最後に、
野蛮で凶悪そうなそこの貴方は?」
「高圧的な自己紹介をありがとよ。
見たまんま野蛮で凶悪な逆廻十六夜です。
粗野で凶悪で快楽主義と三拍子そろった駄目人間なので、
用法と用量を守った上で適切な態度で接してくれよお嬢様」
「そう。取扱説明書をくれたら考えてあげるわ、 十六夜君」
「ハハ、マジかよ。今度作っとくから覚悟しとけ、お嬢様」
ひとまず自己紹介は終わったけど
なんか一癖も二癖もありそうな人ばかりだな
……僕も含めて……