問題児達と時の人が異世界から来るそうですよ?   作:ガイドライン

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VS.゙黒死病の悪魔゙ペスト(Ⅳ)

咆哮をあげるかのような声は

どこまでも広がっていくよう……

大助??の近くにいるものは耳を塞いでいるが

特に耳のいい黒ウサギは本当に参っているようで、

 

 

 

「そんなに声をあげないでくださいいいぃぃ!!!」

 

「あっ、なんだウサギ。

人がノッてるときに邪魔しやがって

今度邪魔してみろ、カラッと喰うぞ。」

 

 

「カラッと……って黒ウサギを揚げるつもりですか!!?」

 

 

 

そんな即席漫才をしていると

痺れを切らせたペストが攻撃を仕掛けてきた

触れただけで死を運ぶ風、その風を小さな銃弾に

その小さな銃弾を全方位、隙間なく大助に向けられ

なんも前触れもなく一斉に放たれた

 

 

「大助さん!!!」

 

「人の心配をしている場合??」

 

 

放たれたはずの銃弾の一部が残っており

銃弾は大助??から黒ウサギの方へ向きを変え、

 

 

「オイコラ、自分の心配をしてろこの駄ウサギ!」

 

 

側面から助勢に現れた十六夜の蹴りが

着弾寸前で吹き飛ばされ霧散された

何が起こったのか分からないペストは一瞬、唖然とした

 

 

「ギフトを砕いた……? 貴方、」

 

「先に断っておくが、そこの奴と違って

俺は人間だぞ魔王様!」

 

 

死の風を霧散された勢いで懐に飛び込む十六夜

下から突き上げる蹴りを喰らわせようとしたが

やはりペストを防御する風により当たらなかった

だがそこは十六夜だからだろう、

その防御していた風を見事に消し去った

 

それに気づいたペストはレイの光の移動を使い

一瞬のうちに十六夜から距離をとる

 

 

 

「驚いたわ、まさか消されるなんて…」

 

「あぁ、こっちもだ。

あの異常者が負けるとは思わなかったぜ」

 

 

睨み合う二人

その間にディーンを乗って飛鳥が現れ

黒ウサギに詳しい状況を聞いていた

 

 

「……なんかすごいことになってるわね…

それで大助君は無事…と考えていいわけ」

 

「恐らくは……」

 

 

 

「なにもあるわけないだろうがアゲウサギ」

 

「どうして揚げる前提でいってますの

このおバカ様あああああぁぁ!!!!!」

 

 

 

大助??に放たれた銃弾は

一メートル手前で停止していた

そしてその手をただ振るっただけで

停止していた銃弾は全て消え去った

 

 

 

「…………………。え、えーと?

あの人、ギフトを砕いた様に見えたけど…

それにあの人も攻撃物そのものを消しましたよね」

 

「さ、さて?

黒ウサギも十六夜さんについては

知らぬことだらけでございますから……

大助さんにいたっては姿も性格も

変われているようですし……」

 

 

 

黒ウサギも改めて目の当たりにし、

そのデタラメ加減に舌を巻いている

すると突如、大助??と同じぐらいの声が

8000万の怨嗟の声が衝撃波となって十六夜を襲う

思わぬ不意打ちを受けた十六夜は

大助??のいる方向へと吹き飛ばされた

 

飛ばされた十六夜を大助は

なにもなかったように避けてスルー

それに気づいたのか十六夜は

すぐさま体勢を立て直した

 

 

 

「こっちに飛んでくるなヘッドホン」

 

「うるせぇ、クロノスもどき」

 

 

 

そんなやりとりも向かってきたペストが

黒い風を二人にぶつけ妨害してきた

十六夜は足で黒い風を吹き飛ばし

大助??はただ手で振り払いそのものを消し去った

 

 

 

「この程度で私に勝つ気なの?

星も砕けない分際では私は倒せないわ」

 

「いってくれるな斑尾ロリ」

「消してやろうかあぁ、斑尾ロリ」

 

 

 

そういって大助??はまるで刀を抜くような

そんなモーションをとったのだが

元々大助はそんな物は持っておらず

もちろん大助??になってからもそんな物はない

 

だからもちろん大助??の手は空を握っただけ

それに気づいたとたんに表情が怖くなり

 

 

 

「どこへやったあああああぁぁ!!!

俺の「無刀」をどこへやったあああああああああぁぁぁぁ!!!!」

 

 

「お、お、落ち着いてください!!!

もしかしたらギフトカードに

収納されているかもしれません!!!!」

 

 

 

あぁ!!?と不良のように黒ウサギを睨み付ける

しかしそれでは何もならないと分かったのか

チッと舌打ちをうち身体中をべたべた弄る

すると胸ポケットから

スプリングホワイトのギフトカードが見つかったのだが

 

 

 

「ないぞウサギ!!!」

 

「そんなこと言われましても!!

そもそもあなた様は誰なのですか??

どうして大助さんに乗り移っているのですか??」

 

 

「うるせぇ!!!

俺は俺だあぁ!!誰でもねぇ!!!

おい、無刀!!!さっさと俺のもとに来やがれえええぇ!!!!!」

 

 

 

 

そんなむちゃくちゃな、と誰もが思ったが

大助??が持つギフトカードが光り出したのだ

少しずつ光が強くなり光が最高潮に輝いた瞬間、

その光の中から光るギフトカードが吹き出したのだ

それも数千と いや数万、数億といわんばかりに

光の中からギフトカードを出現させ空へと飛んでいく

 

 

 

「な、なんなのこれは!!!」

 

「これはあの時と同じ!!?」

 

 

具現化されてない光るギフトカードは

空一杯に広がりゆっくりと舞い落ちる

 

そしてその中の一枚が

大助??の持つギフトカードに触れた刹那、

その光はカードの中心へと吸い込まれ始めた

 

それだけではない、

その光と共に周りにある光るギフトカードさえも

大助が持つギフトカードへ吸い込まれていく

空一杯に広がったギフトカードは

数十秒ですべて吸い付くした

その後ゆっくりと光は収まり始め

光が消えたあとそのギフトカードには

 

 

 

 

・ギフトネーム

゙ ??゙

゙??゙

゙??゙

゙無刀゙

 

 

 

 

と、無刀以外なにも分からないと表示されている

しかしそんなこと気にしていないように大助??は

 

 

 

「来たぜ来たぜ来たぜ!!!!!

来い無刀!!全てを「無」と返せえええぇ!!!!!!!」

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