評価欄のコメントも書いてくださって、モチベーションが滅茶苦茶上がった!
さてさて、ついにリンクス戦争本番に入るわけですが…その前にちょっと軽めのをどうぞ
確かに、我々傭兵というものは依頼をこなすだけの所謂獣である。鴉や山猫といった二つ名がそれを示すように、何も考えず、与えられた目的に向けて、獣のように本能のまま戦い、勝つ。それだけを追い求めることを望まれてきた。
それはこの時代でも同じで、傭兵ではなく、企業に属するリンクスであっても、それは大して変わらない。結局彼らも私とオーエン、それにジョシュアのような企業に属さないフリーランスの傭兵リンクスと、目的は違えどやっていることに大差はない。人殺しで金を貰っているという点では、同じ穴の狢なのだ。
どんなに崇高な精神を持っていても、その事実だけは変わらない。
そう、どんなに、どんなに強い信念があったとしても...
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《ねぇ、あなたは、どうして強くなりたいの?》
幼い少女の声だ。ずっと昔、聞いた、思い出の中にある声。彼女の問いに、あの時の私はなんて答えただろうか。もう、十数年前の事で忘れてしまったのだろうか。思い出せない。
《そう、なんだ。じゃあ、私は…私は》
名前も今では思い出せない少女は、私には聞こえない『答え』を聞いて驚きながら、それに対する返しを思考して、悩んで、悩んで悩み上げた後に、こうはっきりと言った。
《私は、あなたを超えるわ》
その声が聞こえた瞬間、目の前に少女の姿が出てくる。後ろ姿で顔は見えないが、身長はちょっと高めで、嗚咽が聞こえるところから、泣いているのだろうと想像する。そして、同時に私は確信する。この出来事は覚えている、と。
私の住んでいた地域がレイヴン達による戦場と化してしまい、それを心配した親族が、私を弟と共に引き取ったのだ。その地に残ると家族が判断したのだろう少女とは、その時別れて以来会っていないのだ。別れの日。彼女が言った言葉は別れを惜しむ言葉だった。
だが、この夢に出てきた少女が言い放ったのは、そんな生易しいものではなかった。
《さよなら…裏切者の鴉さん》
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「シャルル!起きろ!」
大声を掛けられ、更に身体を揺らされ覚醒する。目覚めは非情に悪かったが、それを超えて、心配そうにしているオーエンの顔を見ると申し訳なくなってくる。
「うなされていた…気分でも優れないのか?」
「いいや…少し、昔の夢を見ていただけさ」
そう言うと、オーエンは「そうか」というただ一言を残して、その後詮索はしてこなかった。レイヴンになった者の多くは所謂訳あり―残りの少数はレイヴンに対する憧れが動機―で、それ故に基本的に互いの過去を聞くのはタブーだった。
その名残だろう。私もオーエンも、互いを知っているようで殆ど知らない。戦闘スタイルや癖、好きな料理位は知っていても、どこの出身かは同じ日本である事以上は知らないし、年齢は知っていても、身長や体重などは自分と比べて大体は分かっても、詳しくは知らない。
だからだろう。その後、この事について誰も聞いてこなかった。オーエンは口が堅い。フィオナさんにも話さずにいてくれたようだ。彼女は顔に出やすい人だから、嘘は見破りやすいのだ。
《視点変更:アンジェ》
私が、あのシミュレーターマシンの生み出した偶像の出来の悪さにいら立っている間にも、あのレイヴン…シャルルは力を伸ばし続けているようだ。
記録が残っていて、見れる範囲ではあるが、戦闘データとその映像記録は必ず見ている。もう何回も見ているが、研究し尽す事はなさそうだ。ここまで見続ければ、大抵のリンクス相手には勝利への方程式が出来上がり、実際シミュレーターを利用した模擬戦ではあるものの勝利する事は可能だった。それはもう、あのベルリオーズにだって何回も勝てるようになっている。
だが、ベルリオーズには勝てるというのに、シャルルに勝てるかと言われると心底不安である。なんてったって、彼の成長の速さは異常なもので、一戦闘ごとに新しい動きをしている。その動きの先にあるのは右腕のレーザーブレードによう攻撃ということで変わりはないが、その過程がみるみる内に変化する。
ある時は牽制からの接近、ある時は被弾を無視した突撃、ある時は目眩まし、またある時は奇襲。一番最近のだと、あのGAのオリジナルに対して、一発も被弾せずに接近している。
元々レイヴンであり、戦闘は慣れているということを加味しても、引き出しを作る速度が異様に早い。リンクスとしての時間であれば、私の教え子と大して変わらない…いやむしろ、シャルルの方が短いだろう。
なのにも関わらず、戦士としてではなく山猫として教え子は負けている。
(あの子はまだ、弱い。ノーマル相手には余裕が出てきたが、いざネクスト戦をすれば結果は明らかになるだろう)
ベルリオーズのところにいる子も同じだ。彼曰く反抗期で、相手との機動力差ばかり気にして、自分の話を聞いてくれないのだという。
どちらも機体のロールアウトが済んでいないとはいえ、レイレナード社から新たなネクスト戦力として期待されているのだ。
今のレイレナードでは圧倒的に他企業と比べて戦力が足りない。ある程度のノーマルであれば撃破する防衛部隊があるとはいえ、ネクストが攻めてくれば、今の状態では厳しい。そのため、防衛時のみでも使える戦力が欲しいのだ。
(しかし、私があいつに教えてやれる時間はもう少ない。どうにかして、今まで以上に力を伸ばして貰わないといけないな…)
若干俯き、考えながら歩いていればどうなるかは幼子でも分かる。なのに、うっかり周りへの注意を忘れていた私は、曲がり角で何かにぶつかる。
「あっ」
「うお!?」
完全に注意を向けていなかった私は、ぶつかった衝撃で後ろに倒れ、受け身もままならない状態で尻餅をついてしまう。
すぐにハッとし、ぶつかった相手を見る。
「いてて…前を見て歩いてくれよ、鴉殺し」
見たことがない子だった…が、すぐに誰か分かった。藍色の瞳に黒髪。その年にしては高めの身長、そしてなにより高圧的な口利き。この特徴はベルリオーズが話した、彼の教え子の特徴と一致する。
「大丈夫か?」
とはいえ、だからといって私は態度を変える気はない。いくら相手がいつも目の敵にしている、あのベルリオーズの教え子だとしても、だ。今回は全面的に私が悪い。
「あぁ…大丈夫…って、こんなことしてる場合じゃないんだ!おい、鴉殺し!ちょっと匿ってくれ!」
「?」
匿ってくれ…って事は誰かから逃げているのだろうか?侵入者はスパイを覗けばいないはずだし、それらもこんな堂々と表だって面倒ごとは起こさない。とするば、彼が逃げる必要がある相手は、もうただ一人しかいない。
タイミングよくあいつの声が聞こえてきた。
「テルミドール!どこにいる!」
間違える筈もない。この生真面目でかつ渋い声はベルリオーズだ。この子の名前がテルミドールというらしい事が分かったのは、面白い収穫だ。
後でネタにするためにも、ここは助けてやろう。
「おい、テルミドール。そこのロッカーに隠れてろ」
「助けてくれるのか?」
「条件付きで、な」
条件付きという言葉にムッとしたようだが、自分の力だけでは逃げ切れないと思ったのだろう。渋々といった表情で頷き、空の掃除用具入れロッカーに入っていった。
その後すぐ、軍靴が廊下を叩く音が聞こえ、あいつがやってきた。
「ん?アンジェか。こんなところでどうした?お前らしくもない」
「たまには散歩をしてみたくもなるさ」
「成る程な。それで休憩中といったところか…そうだ、俺の教え子見なかったか?」
やっぱり探し物はあの子だったようだ。まぁ、知らんぷりするが。
「見た目も聞いただけなのに分かるわけがないだろう」
「…それもそうか。この間言った通りの見た目だから、見つけたら連絡してくれ。頼むよ」
「はいはい、分かった分かった」
悪いが、この間のプリンのお返しだ。今日一日は私の好きに使わせてもらおう。…一番の被害者は間違いなくテルミドールだろうが。
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画面を見れば、二機のネクストが戦闘を行っている。一機は逆関節。青が基調の機体で、レーザーライフルに突撃ライフル、ASミサイルとプラズマキャノンを装備した重装備。そのくせ、スタビライザーをピーキーな方向性に固めて、一定方向への機動力は十分以上に確保している。が、搭乗者はこの機体の性能に振り回されている。
対するネクストは、白を基調に紫色のラインが入った機体で、無駄な装備は全くなく、接近戦を意識した構成になっている。が、持っているブレードは短刀身、高威力として名高い『DRAGONSLAYER』相当近づかないと当たらない。だがそれを使って斬れる程、私の教え子も強くはない。
つまるところ、私の後輩であり教え子である真改のお手軽なネクスト戦として、テルミドールにはシミュレーターを使ってもらった。よって、彼はベルリオーズの訓練とお説教からは一時的に逃げられたのにも関わらず、結局訓練はすることになってしまったのである。
だが、どちらのリンクスも技量でいえば―方向性は違うが―同等クラスのもので、言ってしまえば悪いが、下手に強い相手とやるよりは、こちらの方が切磋琢磨できて良いのではないか。
その三分後、シミュレーション終了を合図する機械音が鳴り、マシンから二人が出てきた。
今の模擬戦では、序盤テルミドールが戦闘のペースを掴み、真改を近寄らせなかった。が、終盤になり突然真改は今までと違うテンポで攻撃を仕掛け、扱いの難しいブレードを直撃させる事に成功する。これにより両者のAP値の比率が逆転。そのまま逃げ切った真改の勝利だった。
「認めん、認めんぞ!」
「…慢心」
自分の技量に圧倒的な信頼を置いていたテルミドール―実際AMS適正はかなり高いらしい―は、この結果が納得いかないようで、逆に真改は一矢報いた事がかなり自信に繋がっているようだ。とはいえ、もう一度やりたくてウズウズしているのは、なかなか可愛らしい。
しかし、これで二時間近く続けてのシミュレーションだ。そろそろ休ませるべきか。
「お前ら、そろそろ疲れただろう?休憩を入れないか?」
?」
この言葉に一番衝撃を受けたのは真改で、納得いかなかったのがテルミドールだ。
真改の方はいつも、自分の師が《自分の限界の一歩前までやれ》と言っている事もあり、若干のスパルタなら慣れていたからだ。そこで真改は、師匠が自分を試していると睨んだのである。
対してテルミドールは単純に、納得がいかないまま休憩なんてできないという、なんとも子供らしい理由からだった。
という訳で、二人とも同じように続行を求めたのである。
「ま、まぁ、続けたいのならそれでいいが…」
若干引きながらも、訓練は続く。
中々見ていて面白いと思ったので、終わったら二人に甘いものでも奢ろうと考え、中々妙案じゃないか?と一人でニヤニヤするアンジェであった。
《視点変更:真改 VR戦闘エリア》
何もない。ただただ広がる空間。それがこのVR戦闘エリア(ノーマル)を表すのに一番適しているだろう。
あえて言うのであれば、この場所において私の機体ほど扱いが難しいのも、中々あるまい。障害物は殆ど皆無で、其故に接近が厳しいのだ。
だが、そういう場合の距離の詰め方は、少しではあるものの…覚えた。それもこれも、とあるブレード使いのリンクスの戦闘記録全てが、師匠であるアンジェによって四六時中、閲覧可能になっていたからだ。
自分が最も尊敬するリンクスが、必死になって見ているその戦闘記録が私は、恥ずかしながら少し妬ましかった。でも、それもその映像を見る前までだ。
辛かった。それを見るだけで、自分がどれだけちっぽけで弱い存在かが認識できたから。
嬉しかった。自分の師が食い付くように見ていた、その意味がはっきりと分かったから。
そして悔しかった。私と対比した時の差が、私の唯一の肉親である兄とそっくりだったから。
怒りとも悔しさとも嬉しさとも違う、けれどそれら全てが入り交じった感情が溢れそうで溢れそうでたまらない。
自分の語彙力では言い表せないから、結局この思いも、いつも通り自分の中に仕舞い込んでしまう。
でも行動は起こす。アレを動かしているのが人間ならば、自分だって同じ人間なのだ。きっとできないなんて事はないだろう。
自分には、AMSの適正はあっても、戦闘の才能はなかった。でも、師匠は、アンジェだけは違った。私を認めてくれた。才がないと言えば、その分人一倍経験を積めばいいといってくれた。
だから私は…俺は…
《シミュレーション スタート》
機械音が鳴ると同時にペダルを踏み、脳でイメージを固め、更に操縦捍についているボタンの幾つかを押す。すると、PAとして展開していたコジマ粒子が機体内に格納され、エネルギーに変換、放出される。
核分裂も真っ青な程の大量のエネルギーを生み出すそれは、超高速機動であるOBを可能にした。
(テルミドールの機体は逆関節の癖に横に強い)
オーメル製サイドブースターを積んでいるのか、両サイドへのQBが、テルミドールの機体は異常に強かった。
だがそれは同時に、QBに多大な機体負荷を必要とするという事であり、なにより
(上に逃げられない分、突撃が有効)
開始早々突撃を仕掛けられた相手は、ASミサイルの展開が間に合わない事を悟ったのか、両腕の武器による迎撃に切り替えた。が、こちらは被弾覚悟での行動。ばら蒔くように放たれる突撃ライフル、そしてじわじわと削るタイプのレーザーライフルでは止まらない。
5発レーザーライフルを撃つ間に、テルミドールは引き撃ちに逃げようとするだろう。だから、その前に先手を撃つ。プラズマキャノンを展開し、真正面に放つ。
当然避けるテルミドールであるが、それこそが真改の策であった。
(さっきまでの数戦で分かったが、あいつは私から向かって左に避ける癖がある。おそらくは右腕に射撃武装、左腕にブレードという構成の機体が多いからだろう)
真改は珍しく笑った。なぜなら、彼の機体は、彼の師匠の機体と同じく「左腕」に射撃装備を持っていたからだ。
プラズマキャノンが着弾するかどうかを見るよりも早く、マシンガンを左側に向け、微かにテルミドールの機体からQB特有の光が見えた瞬間、トリガーを目一杯引いた。
残弾計の一桁部分が猛スピードで変わり続け、マガジン内全てを撃ちきるまでに5秒とかからない。撃ち終わると同時に、ペダルでQBを発動させ、脳内イメージでブレード展開を行う。しかし、一回のQBで近づける距離ではない。が、ここは現実ではなくシミュレーション内である。Gのかからないこの空間であれば、QBを連続して行う事だって可能だし、しかもデメリットは殆どない。
「…無間」
「連続でのQB…だと…?」
結局のところ、AMSは人の心だ。人がイメージして行うということは、人が可能だと思う事こそが最もネクストを良く動かすのだ。テルミドールは不可能だと言ったそれは、私は可能だと知っていた。なぜなら、あの戦闘記録の一つには、4回の連続QBの映像があったのだから。
右腕を突くように前に出し、相手の左腕を溶かし、そのまま左へと払って真一文字に斬ろうとする...が、テルミドールも中々の反応速度を持っている。私が突き、左腕を持っていったその瞬間、わずかにバックブースターで後ろに下がり、そのまま蹴りを繰り出した。ネクスト程の大きさを持つ兵器の蹴りは、かなりの威力を持ち、私の機体『スプリットムーン』を仰け反らせ、追撃を断ち切った。
そのままテルミドールは距離を取り、私もエネルギーの回復を待つために数少ない障害物の影に入った。勝負は振り出しに戻った...とは言えない。今やテルミドールの機体は左腕がなくなり、腕部兵装はレーザーライフルだけ。左側はASミサイルのみである。ASミサイルは、ロックオンをする必要がないため、確かに有用な兵装ではあるが、その代わりに決定打に欠ける。一発で大ダメージを狙いたいテルミドールにとって、この状況は非常にマズいと言わざるを得ないのだ。
とにかく、だ。この手はもう二度と通用しないと言っていいだろう。だとすれば、またもう一つ策を持ってくるしかない。プラズマキャノンのロックを外し、パージ。その場に落とす。
近づきたい自分にとって、機体を重くし、エネルギーの消費も多いこの兵装は、この状況ではいらない。不利だ。だが、そのまま捨てるのは些か勿体ない。パージしたプラズマキャノンを右手に持ち、エネルギーがしっかり満タンまで溜まっているのを確認してから、障害物から飛び出す。この時、障害物を蹴るのと同時にQBを発動し、通常の加速と合わせて更に速くする。瞬間時速はゆうに1300km/hを超していた。
それを見たテルミドールは、今度こそ近寄らせないように必死だ。プラズマキャノンを展開し、その間もずっとASミサイルを撃ちまくっている。
プラズマキャノンは躱す。ミサイルは、致命傷になるルート以外は甘んじて受ける。PAにプラズマキャノンの弾が掠る度に、大きくPAの残量は減り、しかもレーダー等も数瞬の間だけ停止する。こんな事を続けるのは、機体も自分の精神的にも不可能だ。しかもテルミドールはバックブーストによる、模範的な引き撃ちを続けている。このままでは負ける。
だが、模範的という事は搦め手に弱いという事も意味する。
今だというタイミングで、プラズマキャノンをスプリットムーンの斜め前辺りに向けて投げる。するとネクスト機の『上空で飛来する物体』という最優先ターゲティング条件に引っ掛かり、プラズマキャノンが撃ち落されるまでの一射間、ASミサイルの誘導先も、レーザーライフルのロックオンも、全てが投げられた物体に向けられる。
「馬鹿な!そんな筈が!」
「…斬撃」
左斜め上に振りかぶった、レーザーの刀を袈裟に振り、目の前のネクストを二つに分けてしまう。当然、テルミドール側のAPは0になり、機械音で私の勝利が告げられる。
先ほどのズルのような勝利ではなく、明らかに、自分の手で勝利をもぎ取った。その事実が嬉しくて嬉しくてたまらなかった。だが、それよりも自分は恥ずかしながら、アンジェからほめてもらうのが、とっても楽しみなのだ。なんとも子供っぽい気持ちだが、それでも私は自分の心に嘘はつけなかった。
だというのに...だというのに
「だーかーらー!テルミドールには《了承》を得て、真改の練習相手になってもらっていたんだ!」
「いいや、関係ない。私は見つけたら報告をくれと言ったはず。なんでもっと早く言ってくれないんだ」
「そう言って、どうせ見つけたって報告したら、こんな事させてくれないじゃないか」
「当たり前だろう。…さてはアンジェ、お前…この間のアイスについてまだ拗ねてるのか?」
「アイスについては怒ってない!私がずっと根に持ってるのはプリンだ!プ・リ・ン!」
シミュレーターマシンから出て最初に見えたものは、頷く師匠でも、悔しがるテルミドールでもなく、子供のような内容の言い争いをしている、自分の師であり鴉殺しという異名を持つアンジェ、そしてレイレナード社のエースであり、リンクスNo.1を持つ世界最高峰のリンクスであるベルリオーズであった。
「ま、今日もレイレナード社は平和って事だな」
呆れたような顔で、テルミドールはそう言ったが、その発言が真であることは間違いなさそうである。
ちなみに今この段階でテルミドール君の機体名は決めてません(アンサングとは違う機体のつもり)
本当は、アナトリアでオーエンさんやシャルル君やジョシュアさんが、一緒にBBQする所も書きたかったんだ…でも、ちょっと尺が足りなかったんだ…気が向いたら書きますゾイ