妖精と呼ばれた傭兵   作:vitman

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注意!今回はこの小説で最大(かもしれない)捏造設定が出てきます

フロム脳による考察は、十人十色です。私がここで書いたことが公式ではないですし、正解でもありませんので、他の方を巻き込まないようお願いします。
また、自分が考えた事と違う。というような批判は受け付けないので(違う推測を書いたコメントは読んでて面白いのでいいですが)ご了承ください。


「Happy Barthday old king!」

 その男はいつも同じ場所にいた。とある大学の研究室の一つに、ずっとずっと…少なく見積もっても何週間かはそこにいた。

 男の名はサーダナ…といっても、これは愛称で、敬虚な宗教家であると共に、その何日も研究に入り浸る様がまるで『精神鍛練(サーダナ)』のようだという事からだった。だが、既に大学中でサーダナという愛称は知られており、というか本名よりもこちらの名の方が有名で、しかも言いやすいというのだから、もう最近では彼を本名で呼ぶのは、この大学の学園長や妻などの極限られた人物のみであった。

 そんな彼は、殆ど一週間徹夜で研究していた反動で、書類と様々な機械のコードで滅茶苦茶に散らかった、古めかしい白い-といっても白い部分は殆ど見えない-作業机に顔を伏せて寝ていた。

 この研究室は、言わばサーダナのために与えられたと言っても過言ではないレベルの規模で、それは彼の持つ授業にも関連していた。

 

「おい、先生…寝てるのか?…またこりゃ酷く散らかってるな」

 

 手前開きのドアが開き、入ってきたのは、サーダナの持つ授業の数少ない受講者の青年。名前はセロ。

 セロという青年は、所謂天才で、与えられた事は大抵なんでもできた。それこそ、テニス等のスポーツをやらせれば、たった数日練習するだけで数年間続けている選手に技術で勝ってしまうし、テストに悩まされた事などは言うまでもなく一回だってなかった。

 そんな青年であったが、彼は世界に飽きていた。何をやっても上手くいくというのは逆に、苦労や競争という刺激がないという事でもあったのだ。というのを知ってか知らずか、サーダナは熱心にセロに自分の講義を受けにくるよう勧めた。最初は蹴っていたセロだったが、最終的に拉致紛いの事までされて講義を受けるようになる。

 

 セロが天才であることを知らずに引き込んだサーダナだったが、セロはセロでサーダナが何をしている教授なのか全く知らずに入ったのだった。そして、出会ってしまったことが、お互いの運命を大きく変えてしまう事になるなど、思いもしていなかったのである。

 サーダナが研究していたのは、宇宙医療薬と今話題のAMS技術であった。どちらの研究対象も、サーダナにとっては研究することは必要不可欠であり、加えて死活問題であった。彼の妻は現代医療では治す事ができない、不治の病だったのだ。

 

 筋萎縮性側索硬化症。通称ALSは、現在治療法はおろか、原因も、予防法も何もかも、症状以外の殆ど全てが分かっていなかった。そんな不治の病に罹ってしまった妻を助け出す方法は、サーダナにはなかった。しかし彼は転んでもただでは起きなかった。

 まず彼は、泣き寝入りだけはしなかった。そして、徹底的に医療に関して調べ始めた。結果、彼が見つけたのは、新興企業による宇宙での医療実験だった。イクバールという企業が宇宙ステーションを作り、そこで新薬の研究をするのだという。地上ではできない実験も多く、不治の病の特効薬の研究に役立つかもしれないという話を聞いて、サーダナは歓喜したのだ。

 結論的に、彼はそのプロジェクトに参加した。流石に、宇宙飛行士の訓練を受けていない者を飛ばす訳にはいかないため、サーダナは地球からのサポート及び研究に徹する事になった。

 その一環の中の一部がこの大学での講義であった。学長は理解がある人だったため、受講生数に関わらず研究などを自由にやらせてくれたのだ。

 

 更にサーダナは他の事も調べた。それは、ALSの症状によって起こされる筋委縮により、動かなくなった腕や足の代わりになるかもしれないものだった。それこそがAMSである。

 別に、筋肉が萎縮して動かなくなっても、脳まで動かないわけではない。脳からの信号やイメージで自由に義手や義足を動かせるAMSというものは、彼にとっては夢のような技術だった。

 だが、AMSも万能ではなかった。AMSは、脳に重い負担をかけ、しかもその特異な情報処理法のために適性まで必要だったのだ。

 

「先生、そろそろ風呂入ったほうがいいぞ。飯も食えよ」

 

 そこでこのセロだった。セロはサーダナが調べた結果、高いAMS適性有していたのだ。自分にも適性はあったが、ここまで高いものでもない。そこでサーダナが考えたのは、彼の脳波パターン等を解析し、人工的にAMS適性を付与できないかというものだった。

 

「ん?…あぁ、セロか。どうした?」

 

 とても眠たげに瞼を開けたサーダナは、髪をポリポリと掻き、殆ど視認しないまま、机の上の幾つかの書類を丸めて後ろのごみ箱に背を向けたまま放り投げた。ゴミ箱は既にクシャクシャに丸められた書類で溢れかえっており、サーダナが投げた紙屑が入る事はなかった。

 

「どうしたもこうしたも、先生、あんた講義をしないでもう2週間とちょっとは経ってるぞ。こっちには単位もあるんだし、しっかりやってくんなきゃ」

 

「…そのくらい私の方で調整するというのに、君達本当に真面目だな。うん。じゃあ講義しますか」

 

 ちょっとコンビニ行ってくるというような、余りにも軽いノリで言うものだから、説得に骨が折れるだろうと思っていたセロは心底驚いた。確かに予定受講曜日のため、受講生は全員いるが、まともにやってくれるかどうか自信はなかったのだ。

 

「じゃあ、シャワー浴びて、着替えてから行くから。みんなにもそう伝えておいてくれ」

 

「…分かった」

 

 そう言って、シャワー室へとゆらゆらとしながら歩いていった。

 でも、セロは気づいていた。サーダナの目はもう虚ろで、半ばあきらめているのは明らかだったのだ。何しろ、話によればもう数年は資産を投じてまで研究しているというのに、全く、一かけらの望みすら出てこないのだから。

 

 

 

 

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 《更に数か月後――国家解体戦争半年前――》

 

 

 とうとうサーダナの研究は絶望の域にまで達した。彼の妻の病状は悪くなる一方で、原因も理由も告げられぬまま、宇宙での製薬研究は打ち切られ、地球で行われている医療活動も、ALSの特効薬の開発には至らないのであった。

 日に日に動かなくなる妻の体。今では瞼を動かす事すら困難になってきているし、指はもうミリも動かなくなってしまっていた。それを見ているしかないサーダナは、自分の事をどれだけ惨めに思っただろうか。どれだけ自分の非力さを恨んだだろうか。どれだけ宇宙での実験を打ち切った企業に落胆しただろうか。

 もう、サーダナに新薬の研究をするだけの資産は残っていなかった。彼は娘の生活も維持しなければならなかったのだ。

 独り身でないがために、酒に逃げる事も許されず、かといってこれ以上研究する事ももはや困難。もはや、彼に残された道は殆どなかった。 このまま研究を続けるか、それとも諦めるか。経済的にも今後の生活的にも、研究を諦める方が得策ではあったが、サーダナは諦められない、そういった意味では愚鈍な男であった。

 

 とはいえ、だ。たった一人の研究で、世界中の研究者。しかも、サーダナとは違い医療のスペシャリスト達が束でかかっても作れない薬が、本業数学者の男に作れるわけもないし、金もない。

 そこでサーダナは、かねてより連携関係を結んでいたイクバール社に、宇宙での医療研究の続行を依頼した。だが、答えはこうだった。

 

「今、訳あって宇宙には行けない。これは、どこの企業でも、国でも同じだ」

 

 その言葉が原因で心に火が付いてしまったサーダナは、同士を集め、抗議活動を行った。実は、この時点で衛星軌道上には、アサルトセルと呼ばれる自律兵器が呆れるほどの数がいて、もしもシャトルなどを打ち上げようものなら、高度10000を超えた辺りで瞬時に撃ち落されるため、宇宙に行くことなど到底不可能な訳だが、それを企業が世間一般に知らせるわけもなく、そういうわけでサーダナも知らなかったのだ。

 この抗議活動は中々大規模になり、参加者はたったの一か月で数千人にまで膨れ上がった。大抵は、元々宇宙関連の職に付いていて、全く仕事がなくなり、給料を貰えなくなっていた宇宙飛行士やシャトルの製造に関わる人々。又は、医療関係の職に付いていて、新薬の研究に宇宙での活動を期待していた、所謂サーダナの同類が殆どであった。殆ど、というのは、残りの一割ほどは、単純に企業の事を好かない連中だったからだ。

 

 しかし、抗議活動を放っておくはずがなかった企業は、すぐに弾圧し、活動を抑制していった。もうこの時には、サーダナは大学で講義を行う事などできなくなっていたが、学園長には自分の講義に参加していた者に十分な単位を上げるよう打診し、了承されていた。というのに、なぜか自分の研究室は残され、時々行けばセロが待っていた。

 

「なぁ、セロ。俺はどうしたらいいと思う?」

 

 漠然とした、抽象的な問いにセロは驚いた。そして同時に、サーダナが、自分が人生で最も面白いと思えるものを提供してくれた師が、それほどまでに追い詰められていた事を悟り、それがとても悲しかった。

 

「どうしたらって言われても、な。そもそも相談相手間違ってないか?なんでこんな青二才に聞くんだ」

 

「ハハハ。それもこれも、もう君くらいしか、信用して話せる相手がいないからさ」

 

「俺も企業の差し金かもしれないぞ」

 

「そしたらそしたで、しょうがない。私は、彼らの恐ろしさを知った。君が脅されてだろうが、なんだろうが、彼らの側に付くのもしょうがないとは思う」

 

 企業の弾圧は凄まじく。たった二度目の弾圧の際には、武力を持ち出してきた。巨大人型兵器、アーマードコアを用いて行う武力弾圧に、サーダナが集めた抗議活動団体―そもそも拳銃一つ持たない非武力団体であった―は、なすすべなく崩壊し、もう初期からいるメンバーは殆ど残っていなかった。

 サーダナ自身は、他のメンバーが先に逃がした為に生き延びる事ができたが、自分がこんな活動を始めたがために、参加者が死ぬ事になったという重責に、心が耐えきれそうにはなかった。

 もう彼は疲れすぎていた。彼の娘はもう17になる。彼自身の口座から、好きなように使っていいと伝え、確認すれば、無駄遣いをしない程度には利口だ。しかも、成人して家庭を築くまで遊んで暮らせる程の金は残してある。妻の状態は、もう考えたくないくらいには悪化していた。もう寝たきりだ。

 

「先生、俺、考えがあるんだ」

 

 セロがそう言った直後、廊下の方でやけに煩く誰かが走っている音が聞こえ、それはこの研究室の前で止まった。扉を開けてきたのは、受講生の一人だった。額に汗をダラダラと流し、息も切れ切れだ。

 

「サーダナ先生、大変だ!今すぐここを離れたほうがっ」

 

 受講生は更に横から走ってきた何者かに突き飛ばされ、最後まで言い切る事はできなかった。横から突き飛ばし、部屋の前まで来たのは、全身黒色の戦闘服を着こみ、目出し帽の上から防弾ヘルメットと防毒マスクを着け、更に胴には防弾ベストや様々な武装に対応したマガジンラックなどなどがトッピングされている。手にはブルパップ式の樹脂製アサルトライフルが握られており、まぁ言ってしまえば見るからにヤバい奴で、明らかに企業の連中だ。

 その兵士は手を耳に当てると、どこかのチャンネルに合わせ、二言三言話した。すると、更に同じような服装の兵士が三人ほど現れ、サーダナとセロに近づいてきた。

 

「貴様らを拘束する。悪く思うなよ」

 

 瞬く間に腕を後ろに回され、拘束されたサーダナは、身体の痛みに耐えながらセロが拘束されることに抗議した。セロ自身は、その恵まれた運動神経とセンスにものを言わせて二人の兵士相手に抵抗していた。

 

「やめろ!彼は関係ない!抵抗運動の事なら、私だけで十分だ!」

 

「そういう訳にもいかない。彼は重要参考人だ。おい、何グズグズしてるんだ。ソレだってあるだろう?」

 

 そう言われると同時に、兵士の一人が手に持っていたライフルを構え、流石のセロも抵抗する訳にはいかなくなった。両手を頭の上に上げ無抵抗を示したのも束の間、すぐさま拘束されてしまう。

 そしてそのまま連行されてしまった後、最初に研究室に入った兵士は、机の上に置いてあった一枚の研究書類を見て驚愕する。

 

「HQ、HQ、こちらズール1。ターゲットと重要参考人は、対象αだった。繰り返す。ターゲットと重要参考人は、対象αだった...えぇ。はい、確かに。まだこの研究室には様々なデータがあるかと...はい」

 

 

 

 

 ________________________

 

 

 

 

 

 大学の外に停めてあった装甲車に乗せられるなり、口を塞がれ、睡眠薬によって眠らされたサーダナが次に目覚めたのは、真っ白い壁が異常なほどに印象的な部屋の中だった。手足の拘束はなく、その点では自由であったが、椅子に座らせられているのがデフォルトなのはどういう事だろうか。

 目覚めてから数分後、小型のサブマシンガンを持った黒服の男二人と白衣の眼鏡男一人がやってきて、部屋にもう一つあった椅子に白衣の男が座ってこう言った。

 

「君、我々に協力する気はないかね?」

 

「何を今更…約束の宇宙研究を打ち切ったのはそっちだろうに」

 

「まぁまぁ…その理由を知る事も含めて、様々な厚待遇は保証しようと思っているんだ。我々も手荒な真似はしたくない」

 

「理由…だと?」

 

 宇宙での新薬研究の打ち切りの理由。確かに、今のサーダナが知りたい事柄ではあったし、彼らの言う「手荒な真似」というのを受けて、自分の娘の将来を潰したくはなかった。

 そこでサーダナは、娘の生活を保障する事と新薬研究だけは続けることを条件に、彼らのいう実験に参加することを決めた。そして、その実験というものがかのAMSを利用した人型兵器「アーマードコア・ネクスト」を用いたものだと知るのは、この後すぐの事である。

 そして、同じく拘束されたセロも同じように実験に参加し、ネクストを駆るパイロット、リンクスになっていくのだった。

 

 

 

 

 《そして、今》

 

 

 

 

 いつもの訓練パターンを終わらせたセロは、シミュレータマシンから降りて自室に戻り、シャワーを浴び終わっていた。丁度腹が減った頃合いだったため、昼食でも摂ろうかとオーメル社の社員食堂へと足を運ぶべく自室のドアを開いた丁度その時、自分の端末に着信がきた。

 見れば、今丁度任務中の筈のサーダナからだった。予定よりも早く終わったのだろうか。そう思いイヤホンを耳につけて着信を受け取った。

 

「どうした、先生?随分と早い…」

 

『ハァッハァ…グゥッ…セロ…娘を』

 

 しかし、聞こえてきたのは苦し気な息遣いと自分への言葉。まるで、死に際の遺言のような…いや、ようなではない。まさに遺言だ。

 

「先生!?どうしたんだ、サーダナ先生!?」

 

『娘を…リリアナを頼んだぞ…』

 

「おい、そんな事言って…死ぬなよ!死ぬんじゃねぇぞ!先生!」

 

『………』

 

 通信は切れた。ただ、その端末に残った通信履歴だけが、サーダナとセロが今喋った形跡として残っている。

 十数分後、企業からセロにサーダナの戦死が、死亡が伝えられた。遺体は一欠片も残ってなかったそうだ。

 これで、本当にセロがサーダナと喋ったのが、先程の通信だけになってしまった。セロにとっての恩師がいなくなった事は、彼にとって衝撃でしかなかった。

 高校生の頃に両親を無くし、その時は泣かなかったセロだが、この時は、サーダナが死んだときばかりは泣いた。彼は、その優れたAMS適性を活かして、将来的にサーダナが戦場にでなくて済むようにしたかったのだ。

 

 ひとしきり泣いたあと、セロはサーダナの遺言をもう一度聞いた。そこではやはり、彼の一人娘の事を案じた言葉「リリアナを頼む」とだけ伝えられていた。生前、サーダナは冗談だかなんだかしらないが、度々自分の娘を嫁にしないかとセロに酒の席でこぼしてした。ついぞ彼が生きている間にリリアナとセロが付き合う事はなかったが、それはセロが忙しかったからだ。だが、今思えば、自分はいつ死ぬか分からぬリンクス生活。そして妻も動けぬ身体とはいえ死ぬ前には娘の晴れ舞台を見ておきたかったのだろう。セロはこの事でも後悔した。

 既に死んでしまった妻からサーダナは、リリアナを守ってあげてと遺言を受け取っていた。しかし、セロの二歳年下のリリアナも、今ではALSを発症している。オーメル社の経営する病院にいる事とサーダナが最近休む暇が全くない事が手伝って、それは伝えられていなかった。

 そしてセロが最もムカついたのは、サーダナの死は、敵対企業のネクストとの戦ではなく、オーメル陣営の二社が共謀して起こした、つまりは陰謀のせいだったことだ。聞けば、危険度が増してきた傭兵リンクスを消すために起こした策略であったそうだ。

 大学の教授と生徒という立場を超えて、自分の過去を知ってからは家族同然に扱ってくれたサーダナを失った事は、セロの人生を変えるに値した。そもそもを言えば、彼と関わった事でこれまでも大きく人生を変えてきたセロだが、それを悪い事だとは全く彼自身は思っていなかった。

 

「決めたぞ、俺は」

 

 この部屋に盗聴器があるかもしれないというのに、セロは大声で決意を叫ぶ。両目からは大粒の涙を流し、強く握りすぎた拳からは、自分の爪が皮膚を貫いて血が流れている。

 

「俺は、この世界を壊す」

 

 サーダナの遺したリリアナを少しでも幸せにし、更に彼の無念を晴らす。その為には、この腐った世界全体を一度壊さないといけない。宇宙への進出を妨げる、忌々しい空に浮かぶ兵器を全て排除しなければいけない。

 そのためにセロは、彼は、青年は、鬼にでも悪魔にでもなることを決意した。そしてその悪魔としての側面を彼は、イクバール社最高戦力、イクバールの魔術師と呼ばれていたサーダナに倣い『古き王(オールドキング)』と呼ぶことにした。

 

 こうして世界に一人の復讐鬼が生まれた。これが後に恐ろしい事を成し遂げるなど、今の世界の誰もが知らなかったのである。




今回の捏造設定

1.オールドキング=セロ説(多分最大の捏造設定)
2.セロとサーダナ友人説
3.リリアナ=サーダナの娘説

色々考えた結果、この説に私は至りました。
気になった方は想像していただけたらなと思います。いずれ、ある程度の解説はするつもりですが。

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