妖精と呼ばれた傭兵   作:vitman

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ランキングに乗るって、大事なんだなって再確認しました


白い嵐

 あの依頼から数日経ったが、未だにシャルルはアンジェの動きを掴めてはいなかった。というのもあの基地のコンピューターを使ってはみたが、彼女を見つけるのに有益な情報は一切見つからなかったのが大きい。

 だが、もしもその時情報を得ていたとしても、シャルルはアンジェを見つける事ができたかどうかはかなり怪しい。何故なら、レイレナードはシャルルからアンジェを隠し、アンジェがアナトリアに突撃をしないようにするため、独立機動部隊などという上辺だけの組織をわざわざ作り、各地を転々とさせながら()()()ネクストを討伐させていた。

 その甲斐あって、双方ともにお互いを捕まえる事はできなくなっていた。

 

 しかし、それこそが企業にとっては行うべきではなかった失策だった。だがそれが分かるのは、まだ少し……いや、当分先になる。

 

 

 

 

 

 _______________________________

 

 

 

 

 

【オーエン】

 

 

 数日前から妙にシャルルは不機嫌だった。いや、不機嫌というよりも苛立っていた。エミールやフィオナは訳が分からないといった表情だったが、それも無理はない。彼と戦場を共にした数人しかその理由は知らないのだから。

 彼は十二分に力を付けた。俺だってシャルルと一騎討ちをして安定して勝てるかと言われて、はい勝てますとは言えないのが現状だ。それ位に強くなった彼では、そこらのリンクスではもう満足できないのだろう。だからこそシャルルはアンジェとの再戦を望んでいた。

 自分の機体よりも短い稼働限界を持つ彼は、元から雑魚敵を破壊しまくるような作戦には向いていない。そういった意味で依頼が回ってきにくいのも相まってかなり退屈している事だろう。最近ではシミュレータールームに籠りっぱなしになっている姿を度々目撃されており、健康状態が心配されている。

 

 だが、俺にはそんな彼をフォローしてやる時間が全くなかった。ひっきりなしに届く依頼、完全にしておきたい自機、そもそも会いに行けない輸送機内での生活。何もかにもが悪い方向に向かっている気がしてならない。

 それに、忘れてはいけないのが自分の身体だ。

 

「ガフッ」

 

 今日三度目の吐血をした俺は、予め用意しておいたタオルで口元を拭い、水で漱ぐ。最近、左半身が妙に気怠く脳の命令を受け付けない。ああしろこうしろと考えても上手く動かせないのだ。戦闘に支障が出ると心配してみれば、それを打ち消すように症状は綺麗さっぱりなくなった。()()()()()()()()()()()()()

 明らかにAMSによる負担とコジマ汚染のせいだろうが、だからといって俺は戦場に出るのを辞めるわけにはいかない。助けてくれたフィオナへの恩返しをしたいし、それをするためにはまずアナトリアを救う必要がある。だからせめて、依頼がバンバン入ってくるこの戦争終結までは、俺はこの身体を使って戦場に立ち続けなきゃいけないんだ。それが死を招くものだとしても。

 

「フィオナ、今日の依頼は?」

 

 俺のこの通信と共に、今日も楽しい傭兵ライフが始まる。

 確か、今日はGAからの依頼で、内容はメアリー・シェリーというBFFの女スナイパーリンクスとその乗機プロメシュースの撃破だったはずだ。オリジナルのリンクスという事、そしてBFFの兵器開発方針を決める程の実力者だ。楽しみ、というわけではないが、そこそこに腕が立つ相手は遊んでいて退屈しない。

 

『BFFのコジマ施設『スフィア』を防衛するサイレントアバランチの撃破だそうです』

 

「?……メアリー・シェリーはどうなった。あれが最優先じゃなかったのか」

 

 自由に動き回って艦隊を沈めまくるネクスト戦力と一つのコジマ施設を防衛するサイレントアバランチの撃破。どちらが優先されるかといえば勿論前者で、同時期に出した依頼ながらもGAは先にメアリー・シェリーの討伐を望んでいた。

 

『……GAからの報告によると無断出撃をしたリンクス、ローディーが、激しい戦闘の末撃破したそうです』

 

「そうか、ローディーは勝ったのか」

 

 あの夜戦闘した三人は、それぞれ俺がベルリオーズに、シャルルがアンジェに、クレイトン……ローディーがメアリーにそれぞれ撃破された。そのうちシャルルは再戦を望み、ローディーは勝ったと聞けば、俺がベルリオーズに負けるわけにはいかなくなった。

 という事で、今回の任務で死ねない理由がまた1つ増えた。

 我ながら馬鹿みたいな話だが、そうでもしなければモチベーションが上がらないというのが本音だった。

 

 サイレントアバランチは、GAから提供されたデータによれば、長距離狙撃用のスナイパーキャノンに加え、電子戦に有利なECMを装備しているとの事だ。一機分のECMであれば大した事はないが、部隊単位で装備しているとなれば話は別だ。

 何も装備していなかった左背中に、オーメル製のレーダーを装備して対策を施す。機体負荷は上昇するが、敵を見つけられずに嬲り殺しにされるよりもよっぽどいい。

 武装はいつものマシンガンとショットガン。そして右背中の散布ミサイル。格納武装には小型ブレードと近距離に特化した装備になっているが、情報上でのサイレントアバランチを撃破するにはもってこいの装備でもある。

 大抵狙撃機体というのは、接近されないうちに敵を倒すという事を主眼においているので、1度近づいてしまえば相手のターンは二度と来ないのが基本だ。

 

(近づきさえすれば……か。まるであいつだな)

 

 同じ事をブレードでやっているシャルルを思い浮かべ、俺はニヤケ顔になった。レイヴンの時は真逆とも言える戦闘スタイルだった2人は、今では殆ど同じ運用をネクストでしている。

 

 

 

 30分後、旧国連軍南極基地の上空にて私は輸送機から落とされた。サイレントアバランチの予想ポイントから考えて、対空迎撃をされないギリギリがこの場所だった。

 仕方ないと言えば仕方ないが、狙撃されるリスクを考えるともう少し奥……可能なら真上で降ろして欲しかったのは言うまでもない。

 それに加えて現地のECM濃度は俺の想像を遥かに超えるほど高く、背中にレーダーを担いでいるというのに、

 それに加えて現地のECM濃度は俺の想像を遥かに超えるほど高く、レーダーを装備しているにも関わらず、ノイズが幾つも入り込んだ不明瞭な情報しか入ってこない。

 見つけるのに骨が折れそうだと感じた私の読みは的中し、敵機の視認ができないまま、ただひたすら敵の狙撃を勘と反射で避けるのが精一杯だった。

 それでも少しづつ前進していたというのに、フィオナからの通信でその前進まで止めることとなる。

 

『敵の増援を確認しました……これは、ネクスト!?それも2機、気をつけて!』

 

 遥か後方から現れた二つの緑色の光は、確かにネクストを表すものだった。そして拡大して見えたそれは、間違いなくBFF社製のフレームで構成されたネクストであり、俺自身が崩壊させた旧BFFの残党として戦うリンクス達であった。

 自身の所属する企業が崩壊し、それでもなお戦う彼らの事が全く俺は理解できなかった。負ける方にわざわざつく必要はないのだから。メアリー・シェリーも斃れた今、BFFにいる必要性は限りなくゼロだ。であれば、同じ陣営のレイレナードかアクアビット、もしくは機密情報を持ったままGAやオーメルに逃げ込むのもいいだろう。

 だが彼らはそれをしない。しないにはしないなりの理由があるはずだ。俺たちが国家解体戦争の時に企業側につかなかったのと同じように。彼らには彼らのやり方が、企業の歯車には歯車なりの意地があるのだろう。そしてその二人にあったのは

 

 《あれがアナトリアのリンクス……ジーン!》

 

 《分かってる姉さん。あいつは殺す。リリウムのために……》

 

 俺に対する憎悪だった。

 BFFの中枢を攻撃した時の犠牲者はさぞ多かったことだろうし、その中に彼らの親族がいても可笑しくは無い筈。勿論、これが戦争である以上はある程度の死者が出るのは何ら変な事ではない。だが同時にそれで人が人を憎むのも等しくおかしい事ではない。

 俺は彼らから「たいせつなもの」を奪った。彼らは俺を憎み、殺そうとする。ただそれだけだ。

 

 サイレントアバランチからの長距離攻撃は避ける。ネクスト二機からの致命傷は喰らわないようにする。この二つを実行できればまだ望みはある。気持ちを入れ替え、グレイゴーストにも喝を入れる。

 

(諦めるなよ……お前が諦めたら俺はおしまいなんだからさ)

 

 神経を研ぎ澄まし、勘と運を頼りにEN残量を意識して回避運動を行い、常に包囲されないような立ち回りを意識する。とはいえ、ネクスト2機と10機以上のサイレントアバランチと交戦している時点で、既に半包囲ないし完全包囲をされているようなものだ。今更そんなことを気にしている自分に対して苦笑いを浮かべ、さっさとネクストを片付けようと決め、試しに牽制射撃を撃ってみる事にした。

 俺が挑発気味に後衛のヘリックスⅡにマシンガンを数発撃てば、彼は面白いぐらいに反応してくれた。彼が背中に担いでいるのは、アクアビット製重コジマ兵器。通称コジマキャノンであった。これは絶大な威力を発揮する代わりにチャージ時間が存在し、PAに使用しているコジマ粒子を活用するためにチャージ中はPAが薄くなる。しかも一発喰らえば誘爆を防ぐためにチャージは自動で止まる。それを狙った牽制であったはずだった。

 

 《このっ……舐めやがってぇ!》

 

 ヘリックスⅡとフィオナが呼んでいた四脚は、私に向かって一直線に進んできた。冷静な判断力と高い戦況分析能力があると言われる彼は、今や復讐に憑りつかれその長所を打ち消していた。

 両腕に持っているスナイパーライフルが証明する通り、彼の機体は後衛向きの射撃機体だ。そんな彼が接近戦で狙うとすれば、勿論その右肩にあるコジマキャノンの一撃必殺だろう。

 そんな事を分かりきっている俺は、わざと撃たせるためにも接近戦を仕掛けるふりをして前進し、奴のPAを削ぐためにも最大限チャージをさせる。

 わざとそうさせられている事に気が付かない彼は、余程怒りに身を任せているように見える。

 

 《ジーン、出過ぎよ!ジーン!》

 

 前衛を担当していた姉よりも前に出た彼は、彼女の諭しも聞かずに私に襲い掛かってくる。冷静さの欠けた攻撃など恐れるほどのものでもなく、直情的な射撃は、相手の得物がスナイパーライフルという事も相まって、銃口の向いている方向をしっかり見極めれば非常に避けやすかった。

 ちょこまかと動きかく乱する私に苛立ったのだろう。ヘリックスⅡは更に距離を詰めた。そして同時に、コジマキャノンが一際大きく光りチャージ完了を告げた。

 

 《死ねよ》

 

 ただ一言、冷たく言い放つと同時にコジマキャノンが放たれる。目に悪い緑色の粒子が塊となって俺の方に一直線に、猛スピードで近づいていく。そう、()()()に。レーザーライフルやレールガンのような弾速の速いものでさえ、ネクストは射撃を目視してから回避が可能だ。であれば、コジマキャノンのような弾速の遅いものが、たとえ近距離から放たれたとはいえ避けられないはずはない。

 横にQBを行い、ただそれだけで凶悪なコジマ砲弾を回避した俺は、お返しとばかりにマシンガンを放ちながら接近をする。ユージンは今更ながら出過ぎた事に気が付いて、慌てて弾幕を張ろうとする。が、元からリロード時間が遅いスナイパーライフルでは、目と鼻の先の相手を迎撃するには少々厳しいだろう。

 そのままショットガンの距離まで持ち込みたかったが、それを許さない者がいた。ヘリックスⅠに乗るフランシスカだった。

 

 《危ない!っきゃあ!》

 

 《姉さん!》

 

 プラズマキャノンを放ちながらヘリックスⅡに割り込んできた姉は、プラズマ弾で迎撃しきれなかった散布ミサイルとショットガンをもろに喰らい、PAを全て削られてしまい、更に少しばかり本体にもダメージを負ってしまった。

 不意打ちの如く放たれたプラズマキャノンを辛うじて避けた俺は、一機を墜とすチャンスを失って舌打ちをする。対してユージンは、姉が自分を庇ったのが精神的に効いたのだろう。いつもの冷静さを取り戻していた。これで尚更攻めるチャンスを掴み難くなったという事だ。

 面倒ごとが増えていくのを感じ、苛立つが、そこで俺は妙な事に気がつく。

 

(サイレントアバランチからの砲撃が止んだ?)

 

 ヘリックスⅡがコジマキャノンを放った時から、サイレントアバランチからの遠距離攻撃が止まっていた。最初は誤射を恐れての事だとも思ったが、ある程度距離を取られた今、彼らが撃たない理由はないはずだ。だとすれば、撃たない理由は別にあるはず。

 そう思っていた矢先、フィオナが驚きの声を上げる。

 

『もう一機別のネクスト反応です!……これはっ、ホワイトグリント……ジョシュアです!』

 

 3時の方向から向かって来たのは、純白のネクスト。見間違えるはずもないそれは、確かにジョシュア・オブライエンの機体で、彼がこの戦場に来た事を示していた。

 

 《ホワイトグリント、ジョシュア・オブライエンだ。加勢する……余計なお世話だったか?》

 

「何を今更。サイレントアバランチはお前が片付けたんだろうに」

 

 《バレてたか》

 

「助かったよ。ありがとう」

 

 《ふ……ならよかった。お前が死ぬとフィオナが悲しむ》

 

 にやりと笑うジョシュアの顔が容易に想像できて、彼が助けに来てくれた事が素直にうれしかった。友が来てくれた事に歓喜と安心感を得た俺は、横やりが入る心配がいらなくなった事もあり臆せずヘリックスⅠに突撃した。

 ヘリックスⅡがそれに反応し、スナイパーライフルで俺を狙おうとするが、ホワイトグリントが放つレーザーキャノンの至近弾が届いた事で前衛への援護を封じられる。一対二でネクストを叩くのには前衛後衛の分け方は最適だったが、二対二での戦闘では役割を分担しているのがかえってマイナスになったのだ。

 ジョシュアが来てくれた事で前衛のみを安心して潰せるので、散布ミサイルで相手のロックを奪いながら前進するという戦法が楽に使えるようになった。

 

「さて、ここから先は手加減なしだ!」

 

 手始めにマシンガンをワンマガジン分叩き込み、的確に当てることでPAを剥がす。そうしたら右武装は散布ミサイルに切り替え、更に機体を跳躍させて雨のようにそれを降らす。

 ミサイルが機体に到達するのが見えた瞬間に飛び込み、OBを使って高速でヘリックスⅠの右横を通りすぎる。横切る瞬間に左手のショットガンを撃ち、装甲を削り取る。この作業を繰り返し行う。

 致命傷を狙うことは難しいが、その代わりに確実に相手を弱らせる攻撃だ。リスクなく勝つのにはこれが1番だった。

 

 とはいえ、さっさと終わらせたいのが本心だった。

 

 3回目の突撃でとうとうミサイルの残弾が0になったため、必要なくなったパーツを投棄する。軽くなった事を利用して、今度はすれ違いざまの射撃ではなく、相手に張り付くために接近を試みる。

 急降下して近づいてくる俺は、ショットガンをヘリックスⅠの足下に撃って移動を阻害する。

 せめともの抵抗としてかプラズマキャノンを撃ってくるが、どこに向かってくるか分かる弾ほど怖いものはない。プラズマによって発生する電波妨害を微塵も気にすることなく紙一重で回避し、距離を詰める。

 ブレードを展開していない俺は、どうにかして重たい一撃を加えたいと思っていたのだが、ショットガンやマシンガンではさすがに一撃が軽すぎた。だからこそ、こんな馬鹿げたことをしたのだろう。

 

 降下する時の速度はそのままに、グレイゴーストの脚部でヘリックスⅠの頭部を蹴った。どこぞのライダーキックよろしく蹴ったために、ヘリックスⅠの頭部はものの見事に破壊され、そのまま俺は彼女の背後をとる形に移れた。

 QTで急旋回を行い、あとは細かくブーストとジャンプを組み合わせた移動で背中を取り続ける。そうなってしまったが最後、マシンガンとショットガンの瞬間火力に押しつぶされたヘリックスⅠは10秒とかからずに沈黙した。

 

 《ジーン……逃げ、て。勝てない……お願い、生きて》

 

 最後の言葉は弱弱しかったが、それでもはっきりと聞こえるあたり意識は保っているだろう。だが、この極寒の中だ。ネクストに穴が開きコックピットが外気に晒されている今、彼女はコジマ汚染と共に凍死の危険にあった。

 死ぬのは時間の問題であった。

 

 《姉さん!……くそっ!》

 

 姉が撃破されたのを確認し、再び怒りに支配されたユージンは、しかしジョシュアに右脚をブレードで斬られ移動不能に陥る。

 

 《くそっ、くそっ!》

 

 悪態を吐きながらスナイパーライフルとスナイパーキャノンをひたすら撃つが、スラスターによる微かな旋回のみで狙う事などできるはずもなく、そのまま駆け付けた俺のショットガンとジョシュアのレーザーキャノンが直撃してヘリックスⅡは撃破された。

 単純に戦闘不能域に陥り、機体のパイロット保護装置の作動によって機能停止したヘリックスⅠとは違い、ヘリックスⅡはコックピットをレーザーで撃ち抜かれており、生体反応はなかった。

 また、ヘリックスⅠに搭乗しているフランシスカは敵であり、生きていたとしても助ける義理はない。

 

『ねぇ、オーエン。彼女を助けてあげられないかしら』

 

 ユージンを確実に殺したジョシュアや、助ける義理も考えもなかった俺と違って、フィオナは優しかった。思えば、俺達が生きているのも元はこういったフィオナの言動からだったのだろう。

 今見ているフランシスカは、言ってしまえば過去の自分だった。追い込まれ死に絶えようとしているその時、助けてくれたのはフィオナ。彼女は元から博愛精神に溢れた天使のような人間だったのだ。

 そんなフィオナに言われてしまえば、俺はフランシスカを助けないわけにはいかなかった。グレイゴーストを撃破したヘリックスⅠに近づけ、半壊したコックピットをこじ開ける。すると破損したパーツの破片で傷つき、外気と吹雪で凍えているフランシスカの姿があった。

 

「早く、殺して……だって、結局、そうする……のでしょう?」

 

 恐怖からか、それとも寒さからか。彼女は震える声でそう言った。俺はネクストのコックピットを開け、彼女に向かって首を横に振った。そして、ジョシュアに手伝ってもらいながら彼女をグレイゴーストのコックピット内に入れ、輸送機との合流ポイントへと急いだ。

 

 彼女はフィオナによって助けられた。




なんか、地味な戦闘シーンになってしまって申し訳ない

もっと戦闘描写上手くならなきゃなぁ

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