逃走中 ~ゲームマスター始動~   作:ハルカン

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ルイージ

「結構、人数減っちゃったよね……これ怖いなあ……」

 

再び、1人で行動し始めたルイージ

 

その近くに…………ハンター

 

ルイージ

「ちょっと近いからショップモール向かってみようかな。 ハンターの気配が無い……」

 

ピーーーーーーーーー

 

 

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ルイージ

「うわっ!?」

 

ピーーーーーーーーー

 

ショップモールの周りに逃げるルイージ

 

ルイージ

「やばい、やばい……これやばい」

 

ピーーーーーーー

 

ショップモールをぐるりと一周……

 

ルイージ

「はぁ……はぁ…………」

 

ピーーーーーーー…………

 

何とハンターの視界から消えることに成功

 

ルイージ

「危なかったぁ……!」

 

 

 

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ピット

「それにしてもマグナもすごいね」

 

フォックス

「えらいもんで牢獄からも全くマグナは見なかったぞ」

 

エレカ

「潜伏が上手いのかしら? じゃなかったら生存の確認がとれてないっていうことよね?」

 

マリオ

「いやいや、それは言い過ぎでしょ。 生きてはいる、逃走中において死人は絶対に出ないよ」

 

フォルテ

「俺ちょっと見たぜ、2つ目のミッション中によ。 その後ハンターに追われちまったからどこにいったかは分かんねえが」

 

ラフィーナ

「何かどっかにしがみついてたりするんじゃないかしら? スカイロフトの淵(ふち)あたりに。 見えるのは手だけ」

 

フォックス

「川の中とか……水中有り得るな。 伊達に傭兵って呼ばれてないだろ」

 

 

マグナ

「ヘックシュン! 何だ? 急に今寒気が来たんだが……?」

 

噂をされる傭兵マグナ

 

マグナ

「くしゃみでハンターには見つかりたくねえな……バカバカしすぎるぜ」

 

 

マリオ

「ルイージ達がハンター増やしたけど、もう腕力をフルに活用してハンターを減らしてるかもしれないよ」

 

ピット

「ハハハ、そりゃ傑作! ハンターをストーキングして後ろから一気に襲い掛かったりしてね。 逃げてばっかりだから別の方の闘争(とうそう)本能に火が付いちゃったりして」

 

フォックス

「後ろから羽交い絞めでアンドロイドのハンターを故障させるんだな? そしたら突然、全員の携帯に確保情報ってタイトルでメール来て『マグナにより、ハンター確保』」

 

ロール

「強いからね~、マグナ。 人類最強の剣士って言われてるくらいだし。 私達の仇とってくれてるかも、それぞれのハンターに対して」

 

マリオ

「やってたら面白いけども……。そんなことしたら絶対次回以降逃走中呼ばれなくなるよ、確実に……。 規約に引っかかるから。 そこのルールはちゃんと守ろうよ」

 

 

スタッフ

「今回作戦は考えてきました?」

 

マグナ

「作戦なんかあんのか? このゲーム。 ただ逃げるだけだろ? 単純、単純。 余計なこと考えねえのが一番だろ」

 

ここまで順当に生き延びてきたマグナ。 本命か……

 

マグナ

「やっぱ逃げるってのは俺の性にゃ合わねえなあ」

 

この男はやはり、逃走よりも闘争がお似合いだ……

 

 

デューオ

「このやり方が一番でしょう……ミッションが無い間はこのようにしてハンターをやり過ごすのが」

 

再び、低い姿勢でエリアを見渡すデューオ

 

デューオ

「何だかんだ言ってやっぱりこのエリアが安全だろうと思うな……エリアを見渡せて接近にも気付きやすい」

 

絶好の位置をキープし続けられるか……

 

 

ブラックピット

「また俺の場所に戻るかな……あと57分か。 98万だぜ? もうそろそろ100万超えるな」

 

賞金は止まらぬ勢いで増え続けている

 

ブラックピット

「どこだ? 俺の場所……結構アップダウンが激しいんだな、このエリア。 大して動いてねぇから気付かなかったが」

 

 

ロックマン

「このまま逃げ切れたらいいのにな……穏便な形で逃げ切りたいよ。 賞金も欲しいし……賞金獲ったら、ネジ買いたいんだよね。 ライト博士のために」

 

スタッフ

「ネジですか?」

 

ロックマン

「バカに出来ないんだよネジって。 ライト博士は全てのロボットはネジに通ずって言ってたもんね」

 

スタッフ

「最高金額は覚えてますか?」

 

ロックマン

「えっとね……確か201万円!」

 

スタッフ

「…………その通りです!」

 

ロックマン

「そういうのは結構覚えてるんだよね、僕って。 でも捕まっちゃったら何の意味も無いよね……一瞬にして素寒貧だもん」

 

ハンターに捕まれば、賞金はゼロ。 ロックマンはネジを、買うことが出来ない……

 

 

レムレス

「休憩しましょう……あんまり動き回るのも良くないと思う。 ここなら多少はハンターかわせるでしょ、座って大丈夫ですよスタッフさん。 よいしょと……」

 

ショップモール内に潜伏するレムレス

 

レムレス

「とりあえずここでの休憩時間利用してちょっと見せたいものがあるんですが……今日、この収録の前にですね……前に参戦したフェーリから手紙を貰ってきたんですよ。 ちょっと見てもらっていいですか?」

 

レムレスが後輩から貰った手紙。 その内容は……

 

レムレス

「この手紙にはですね……『せんぱいに送る逃走中の心得……3~10番目の人が捕まったらリタイアする』って書いてあります。 ハハハ……フェーリは現実的だなあ」

 

後輩から慕われる、彗星の魔導師レムレス

 

レムレス

「自首はするつもりないけど……もしこれで賞金を手に入れたら、フェーリにも何かお礼をしないといけないね」

 

 

初めて味わうプレッシャーと戦う、賞金稼ぎマグナ

 

マグナ

「あと9人か……他の奴等どこに行ったんだ? 今はとりあえず他の奴等と合流してえよ……。 あんまり集まっててもハンターに見つかりやすくはなるが」

 

その近くに……ハンター

 

マグナ

「マジで走って……五分五分かと思うんだが……ハンターとのスピード対決は……ん?」

 

ピーーーーーーーーーー

 

住宅街の壁際に身を潜める……

 

マグナ

「これで見つかんねえか?」

 

ピーーーーーーーーーー

 

マグナ

「行った? 行ったな、よし……」

 

しかし……

 

ピーーーーーーーーーー

 

ハンターがUターン

 

ピーーーーーーーーーー

 

マグナは、気付いていない……

 

マグナ

「自首? 途中で諦めるのは絶対しねえよ」

 

ピーーーーーーーー

 

 

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マグナ

「うわっ!!」

 

ポン!

 

 

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不意打ちで……戦場に散る

 

マグナ

「…………言葉が出ねぇな。 ………………運が悪かったか、仕方ねえ。 動いてないところだったからな。 戦場でしちゃいけねえ油断をしちまった」

 

 

トゥーンリンク

「確保情報……ああっ! マグナさんが捕まった……こりゃまた意外だね……」

 

 

ファルコ

「マグナ捕まったか……最後の方まで残ると思ってたんだけどな」

 

 

レムレス

「……これで10人確保かあ。 フェーリ的にはここで自首した方がいいんだよね」

 

 

ルイージ

「……ちょっと待って僕、結構残ってない? いや正直な話、僕がこんなに残るとは思わなかった。 だって半分切ってるよ? それとも目標が低いのかな……」

 

 

一方、司令室では……

 

「この後はどうするのよ?」

 

カンティーヌ

「…………これを見てくれ」

 

カンティーヌがモニターをタッチすると、おびただしい量のハンターの情報が……

 

「こんなに、ハンターが……!」

 

「量産には既に成功している。 何なら100体出すことも可能だ。 しかし、今回使うのは20体。 これで逃走者に新たなミッションを出す」

 

そう言うとカンティーヌは、モニターの『NEW MISSION』の文字をタッチ

 

「更に…………これもだな」

 

そして、モニターを再びタッチし……何かを発動させた

 

するとエリアの片隅に、20体のハンターが入った檻が設置された……

 

「このミッション…………逃走者が乗り越えられるか……それは見ものだ」

 

 

 

ここまで10人が確保された

 

 

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残る逃走者は……あと8人!

 

 

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