ブラックピット
「またいい隠れるもの探さないとな…………ここは騎士学校か」
ピリリ、ピリリ、ピリリ
ブラックピット
「うっせえんだよ! 『ミッション4』」
ロックマン
「えええ!? えええ!? 駄目だって! そんなことしちゃ! 『残り40分にエリア内に20体のハンターを放出』!」
アミティ
「20体!? 『それから逃れるためには、空に浮かぶテリーショップという店でやり過ごさなければならない』」
ファルコ
「『なお、テリーショップに入るには鐘を鳴らす手段が必要だ』つまり……40分までにこのエリアから出ろということだな、安全な場所に避難しろってか」
ブラックピット
「20体って……それ俺達をどうしてえんだよ!」
MISSION4 上空へ避難せよ
残り40分になるとエリア内に20体のハンターを放出。 合計24体になる
それを回避するには、上空に浮かぶテリーショップへと逃げ込まなければならない
ただし、テリーショップに入るには鐘を鳴らす必要がある
ファルコ
「上空に浮かぶ、テリーショップ……あれか?」
ファルコの視線の先には……
ファルコ
「空中移動してるな……プロペラ式の。 アーウィンとは全く違うタイプだ」
アミティ
「あ……あの大きなベルみたいなの? あれを鳴らせばいいんだ! でもどうやって……?」
ロックマン
「ええ~……どうすんの? これ、ちょっと手段見つけないとヤバイよ」
ブラックピット
「あれか……真上だな」
丁度、テリーショップの真下にいたブラックピット
ブラックピット
「………………!」
ブラックピットが見つけたのは……
ブラックピット
「おい……ガキ!」
子供
「何だ……俺のことか?」
バッ
子供
「あっ、おい何すんだ! 俺のパチンコだぞ!」
子供からひったくったブラックピット、パチンコをテリーショップの鐘に発射
カランカランカラン
すると、昇るための縄が下りてきた……
ブラックピット
「ほらよ」
子供にパチンコを投げ返す……
子供
「……兄ちゃん、非常識だな!」
ブラックピット
「何とでも言えよ、こっちは真剣なんだ。 あばよ!」
そう言い残し、上へと消えていくブラックピット
アミティ
「何か……じゃあ投擲する奴、ってことは……パチンコ的なものがいるのかなあ?」
ロックマン
「ねぇ……そこのキミ!」
ロックマンが女の子を発見
ロックマン
「そのパチンコ……ちょっと……頂戴!」
女の子
「ええ~あげるの~?」
ロックマン
「じゃ……ちょっと貸してくれるだけでもいいからさ! 後で返すから、ね?」
女の子
「う~ん……しょうがないなあ。 じゃあハイ!」
ロックマン
「ありがと! ありがと!」
ロックマンがパチンコを入手
ロックマン
「これで後は……上を探せばいいのか!」
ファルコ
「石かなんか投げてみるかな……ただ届くか? そんなもんで……」
鐘を鳴らす手段を考えるファルコ。 その近くに……
ピーーーーーーーー
ハンターが接近……
ファルコ
「…………うわっ!」
ピーーーーーーーー
気付かれる前に……逃げる
ピーーーーーーーー
ファルコ
「クッソー…………これ、どうすっかな。 石なんか空に投げてたら目立つことこの上ねえな……」
ハンターのせいで、思うように動けない……
アミティ
「あ…………ねえねえ!」
アミティが見つけたのは……
子供
「何だ? 姉ちゃん」
先ほど、ブラックピットにパチンコをひったくられた少年
アミティ
「そのパチンコちょっと貸して! お願い!」
子供
「別にいいぜ! 何かこれ欲しがる奴多いな、今日…………」
アミティ
「ありがと! やったぁ、後はコレで……」
アミティもパチンコを獲得することに成功
ロックマン
「見つけた! 見つけた! あれだよね?」
ロックマンがテリーショップを発見
ロックマン
「じゃあ、これで…………いけっ! 発射!」
カランカランカラン
鐘の音に反応し、縄が下りてくる
ロックマン
「これを上ればいいんだね………………結構あっさりクリアできたな。 残り40分まであるけど」
エリアに残っているのはアミティ、レムレス、トゥーンリンク、ルイージ、ファルコ、デューオの6人
トゥーンリンク
「………………(携帯電話の電源)付かないな。 全然、電源長押しでも真っ暗だよ」
レムレス
「勝手に電源が落ちてる。 あれ、逃走中でこんなことあるのかな? ハプニングってこと?」
デューオ
「うん? 携帯電話がおかしいことになってるな……しかも腕の装置のランプがまた光っている……しかし、特に何も問題は無いのか?」
ルイージ
「駄目だ…………どうして? こんなこと……まあ、あるのかな。 おかしいとは思うけど僕だからっていうのがあるかも。 今日とにかツイてないみたいだし。 気にしない気にしない」
何故か携帯電話の電源が入らず、ミッションに気付いていない4人
そして、牢獄でも異変を察知した者がいる
マグナ
「あれ? 皆入ってるか? 携帯……」
マリオ
「マグナどうしたの?」
マグナ
「俺の携帯電源が入っていないんだが……」
その様子を見ていた司令室では……
「カンティーヌ! 逃走者の一部にメールが届いていないようだけど……」
「……届いていない逃走者は何人だ?」
「ちょっと待って……えぇと、4人よ! このままじゃこの逃走者たちは成す術も無く確保されるわ!」
「4人か…………まあ思っていたよりもと言ったところか」
「え……これはトラブルではないの!?」
「メールの届いていない逃走者の腕の装置を見てみろ」
「装置……さっきのミッションの? あれ……? さっき解除したはずなのに! ランプが光っているわ!」
「特殊なウィルスを使い、再び作動させた。 作動中はその逃走者の携帯電話が一切使えない状況になる」
「でも、そのウィルスはいつ…………?」
「簡単なこと……ゲーム中に奴を使いある逃走者の装置にウィルスを感染させた」
およそ20分前……
ドン!
ルイージ
「痛っ! 何!?」
???
「………………」
ルイージ
「何あの人……」
この瞬間、ルイージの時限アラーム装置がウィルスに感染していた……
「そして先ほどの装置を接触させるミッションで他の逃走者達にも蔓延させたというわけだ。 そしてその結果、この3人(レムレス・トゥーンリンク・デューオ)がウィルスの大本(ルイージ)と接触し、今装置が発動しているというわけだ」
「しかし、それではこの4人は確実に失格になってしまうわ……! ゲームとしてどうなのよ、それは?」
「案ずるな……言っただろう? さっきのミッションは逃走者同士の絆を試すと……」
そう言うとカンティーヌはモニターの『通達』の文字をタッチ……
ロックマン
「このまま40分までここにいればハンター来ないってことだよね?」
ピリリ、ピリリ、ピリリ
ブラックピット
「何だ……? 読んでみろよロックマン」
ロックマン
「『ルイージ・レムレス・トゥーンリンク・デューオの装置はウィルスに感染しており、携帯電話が使用不可になっている』」
ブラックピット
「はぁ? バカなんじゃねぇのか? そいつら」
ファルコ
「『そのため彼らは残り40分に20体のハンターが放出されることを知らない』 何で知らねぇんだよ…
…!」
アミティ
「『装置は解除済みの装置と再び接触させれば機能を停止する。 助けるかどうかは君たち次第だ』 ………………えぇー!?」
通達・ミッションを伝達せよ!
ルイージ・レムレス・トゥーンリンク・デューオの4人の携帯電話が使用不可になっている
4人の腕の時限アラームがウィルスにより、携帯電話無効化装置になっておりミッションのメールを受け取ることが出来ない
このまま残り40分になると、エリアに解き放たれた20体のハンターにより確保となる
助けるにはエリアの中から4人を見つけ出し、装置を解除しミッションを伝えてあげなければならない
アミティ
「皆を助けに行かないと……見殺しなんてそんなことは駄目だよ! 見捨てることになるよ!?」
ファルコ
「チッ……鐘鳴らす手段も探さなきゃいけねえのによ……しかし、ほっとく訳にゃいかねえ」
既に、エリア脱出をしている2人
ロックマン
「え、僕らはどうなるの?」
スタッフ
「もう一度下りるのは大丈夫です」
ロックマン
「あ、じゃあブラピ行こう!」
ブラックピット
「はあ!? 何で俺まで……お前1人で行けよ行くんだったら。 ここ40分までずっと安全なんだぜ? 俺パチンコ持ってねえしよ」
ロックマン
「そんなあ……助けた方がいいと思うんだけど、ブラピ行かないの?」
ブラックピット
「それからそのブラピって言うのは止めろ、この野郎……俺は行かん」
助けても、他の逃走者には何のメリットも無い
向かうかどうかは、逃走者の自由だ!! 果たして、逃走者たちの運命は……!?