逃走中 ~ゲームマスター始動~   作:ハルカン

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終盤突入

 

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ラフィーナ

「あ……いましたわ、いましたわ!」

 

 

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見つかった………

 

ピーーーーーーーー

 

ラフィーナ

「………来た来た来た!」

 

ピーーーーーーーー

 

早い段階で気付き、距離をとるラフィーナ

 

ラフィーナ

「ここまで来れば大丈夫ですわね………」

 

ピーーーーーーーー…………

 

ラフィーナ

「あのハンターなかなかやりますわね……敵ながらあっぱれですわ。 ただ処理しきれないほどではないですわね」

 

復活して、すぐの確保は何とか免れた

 

スタッフ

「足早いですね? 息切れもしてませんし」

 

ラフィーナ

「当たり前よ……絶対に逃げ切ってやりますわ!」

 

スタッフ

「…………もう一回捕まってますが」

 

ラフィーナ

「何か言いまして? ……そうよ、こういう風に行けば捕まることなんてありませんわ!」

 

かなり勝気な性格のようだ……

 

ラフィーナ

「賞金必ず獲得してやりますわ!」

 

 

ベンチの下に隠れるブラックピット

 

ブラックピット

「……あそこいるぞ、ハンター」

 

ブラックピットの視線の先にハンター……

 

ピーーーーーーーーー

 

ブラックピット

「これ隠れてるのも大変だってこと伝わってんのか? 見てる奴によ……」 

 

どうやら、ハンターは別の方向へ行ったようだ……

 

ブラックピット

「ちょっと良識ねえ奴等は隠れてるだけでアイツは卑怯だとかズルいとか言ってくるみてえだけど、ハッキリ言ってこれが最善策だろ? 別にルール何一つ違反してねえぞ?」

 

何故か突然、愚痴りだす……

 

ブラックピット

「まあいい……必死こいて走ることよりも遥かにマシなんだからな。 言いたい奴には言わせておけばいいんだよ。 結局ここまで積極的に動いてる奴ばかり捕まってるしな。 俺の作戦は何にも間違っちゃいねえ」

 

自分の作戦に確固たる自信を持つブラックピット。 果たして隠れきれるか……?

 

ブラックピット

「誰も来るなよ……余計なことされるのが一番腹が立つ。 このままこのまま……」

 

 

一方、騎士学校付近では……

 

フォルテ

「ああ……暇だ。 今、俺逃走中やってんだよな? 緊張感が無くなってくるな、動かねえでいると」

 

こちらも全く動こうとしない

 

フォルテ

「……今、いるんじゃねえか? ハンターその辺に」

 

ピーーーーーーーー

 

騎士学校の隅に隠れるフォルテにハンターが接近

 

ピーーーーーーーー

 

フォルテ

「…………………!!」

 

ピーーーーーーーー

 

フォルテ

「うわっ………!」

 

ロックマン

「あ、フォルテだ! 見つけちゃった……」

 

ロックマンだ……

 

ピーーーーーーーー

 

二人に気付かず、ハンターはその場を去る

 

ロックマン

「また隠れてるんだ……こんなとこに」

 

フォルテの隠れ場所に、ロックマンが立ち入る……

 

フォルテ

「何だよ………1分だけだぜ。 休憩していいのは。 ここ俺の場所だからよ、長居されると困るんだよな」

 

ロックマン

「ちょっとくらい、いいでしょ………ハンターの情報交換とかしようよ」

 

フォルテ

「基本ここにしかいねえから、情報もへったくれもあるかよ……」

 

 

ピーーーーーーーー

 

ハンターは神出鬼没。 いつどこで現れるか分からない

 

 

ロックマン

「またこんなとこにずっと隠れてるつもりなの? もうちょっと動いたら? ハンターって結構隈なく捜索するからね……」

 

フォルテ

「うっせえな……お前にアドバイスされるほど俺は落ちぶれちゃいねえよ」

 

ロックマン

「でも現にこの作戦でさっき失敗したわけじゃんか……」

 

フォルテ

「………とにかく、状況だ状況。 状況を読めばいいんだよ。 ホラ、1分経ったからどっかいけ。 俺は今回なるべく馴れ合わねえようにしてるんだよ」

 

ロックマン

「いや、でも……」

 

フォルテ

「つべこべ言うな! 今ハンター来たらテメーを囮にして逃げるぞ、この野郎……」

 

ロックマン

「分かった、分かったよ……それじゃ、一緒に頑張ろうね!」

 

フォルテ

「声がでけえんだよ!」

 

ロックマンを冷たくあしらうフォルテ

 

フォルテ

「………ったく。 ………………邪魔だった」

 

 

 

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レムレス

「あ、何だろうこの生き物……こっちおいで! こっちおいで」

 

レムレスが見つけたのは、小型の生物、レムリー

 

レムリー

「うにゃ~ご……ごろごろごろ」

 

レムレス

「可愛いなあ、このコ………何ていう種類の動物なんだろ? ペットとしていいかもしれないね。 それとももうこのコ誰かに飼われてたりするのかな? ここら辺の家ではこのペットを飼うのが流行ってたりして」

 

 

マグナ

「おい、おい……お前もついてくるなよ。 目立つだろう……ハンターからよ」

 

マグナもどうやらレムリーに懐かれたようだ……

 

レムリー

「ふにゃ~ご………」

 

マグナ

「うん……コイツらはのどかな生き物だな。 悪いが俺は真剣にゲームに臨んでるんだ、またな」

 

 

フォルテと別れ、中央の広場へと移動したロックマン

 

ロックマン

「今いくら……? 140万……普通に欲しいな。 今、自首したらそのままポンと140万円が入るんだ。 単純に考えてすごいことだよ? それって」

 

エリア内2箇所にある自首用電話から自首を申告すれば、その時点までの賞金を獲得できる

 

ロックマン

「いや、正直揺れるところはあるよね。 捕まるとゼロだもんなあ……冷静に考えるとすごく勿体無いことだって思うな」

 

 

 

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トゥーンリンク

「正直に言うと……ここでもう自首したいなぁ。 100万以上だからな……。 別にさ、自首しても今だけやーやー言われるだけで後引かないと思うんだよな……皆大人だし。 そこまで反感買うかな~?」

 

自首は逃走中のルールとして存在する。 自首をしたところで何の問題も無い

 

トゥーンリンク

「今、ものすごく……オイラの頭の中の逃げ切りたいっていう気持ちと自首の気持ちが喧嘩してる……難しいなあ。 ちょっと頭の中がまとまらないね」

 

 

ファルコ

「ただ、電話ある場所危険なんだよ……ちゃんとかかって自首しますって言わなきゃ成立しねえんだろ?」

 

勿論、電話をかけている間に確保されれば賞金は獲得できない

 

ファルコ

「それで電話中に確保されるってのはだらしなさすぎるわな……一生の恥だぜ」

 

 

トゥーンリンク

「よく考えてみたけど……金額はもうこれで自首しても全然いいと思ってるんだけどね。 だけど気持ちが最後まで行きたいやって思ってるから、自首はしない。 うん、そうするよ」

 

覚悟を決め、ゲームと最後まで向き合うことにしたようだ

 

トゥーンリンク

「次、ミッション来たら玉砕覚悟で挑もうかな……」

 

 

ロックマン

「今どこだろう、ここ……? 住宅街か」

 

ロックマンが周囲を気にしつつ、移動を始める

 

ロックマン

「ここまで来たんだもんね………さっきはああ言ったけど自首はしないで絶対に逃げ切るよ」

 

しかし……ロックマンの向かう先に……ハンター

 

ピーーーーーーーー

 

ロックマン

「ふう………ん? あ、いたよ…………!!」

 

 

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ピーーーーーーーー

 

ロックマン

「やばい、やばい、やばい………!!」

 

 

牢獄

 

フォックス

「あれ、誰だ? ロックマンか!?」

 

ピット

「ロックマンが追われてる!」

 

リデル

「うわぁ~ロックさん頑張ってくださ~い!」

 

アミティ

「あっち側に逃げてー!」

 

 

ロックマン

「はぁ……はぁ………」

 

橋を渡って逃げようとするロックマン。 しかし……

 

ピーーーーーーーーー

 

ロックマン

「うわあ、前にもいる! 何でだぁ!」

 

橋の先にも別のハンター

 

ピーーーーーーーー

 

ロックマン

「う~わあ!! どうしろって!!」ポン!

 

 

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ロックマン

「ああ~………挟まれちゃ駄目だ……どうしろって言うんだよ~あの状況は~」

 

 

牢獄

 

フォックス

「確保情報来たぞ………ああ、やっぱりだ。 ロックマン確保! 残り7人!」

 

マリオ

「あのまま捕まったんだ……」

 

 

フォルテ

「フフフ……ロックマン確保。 あ~あ、格好悪ィアイツ。 『頑張ろうね!』とか抜かしといて」

 

 

ブラックピット

「………目立ちたがり屋のロボットめ。 あのヘリ(テリーショップ)の中でもアイツに仕切られてるみたいで何かムカついたぜ。 変に正義感振り回すような奴はムカつくんだよ……清々したぜ」

 

 

その頃、司令室では……

 

「さて……カンティーヌ。 次のミッションはどうするつもりなの?」

 

「いよいよゲームも終盤戦だ」

 

そう言うと、カンティーヌはモニターをタッチ……すると女神像の前に時計のついた謎の装置が出現

 

「そして……これだ」

 

再びモニターをタッチすると、装置の目の前にマットが出現した

 

「お前が作成したこの装置を使わせてもらう」

 

「それは……エリアの時間経過を操る装置ね。 確かに貴方に頼まれて作ったものよ」

 

「これでこのエリア内での時間を自由に操れる。 もっともゲームの残り時間には何も影響を及ぼしはしないがな。 それが逃走者にどういう影響を与えるか………見ものだろう?」

 

そしてカンティーヌは、別のモニターを出してタッチする

 

するとエリアの上空にロフトバードが大量のロフトバードが現れた

 

「さあ、ひたすら逃げるがいい……今回のミッションは一味違うぞ……」

 

 

ファルコ

「何だ……突然、空が騒がしくなってるぞ?」

 

 

トゥーンリンク

「影がたくさん現れたね……だから、あ! ほら! 大きな鳥が何羽も飛び始めたよ」

 

 

マグナ

「小動物に怪鳥らしきもの……この動物園は変り種が多すぎるな。 前衛的というか……」

 

 

果たして、これが逃走者にどういう影響を与えるのか!?

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