逃走中 ~ゲームマスター始動~   作:ハルカン

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ミッション5 罠

 

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マグナ

「………よし、準備はいいか?」

 

ピーーーーーーーー

 

 

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マグナ

「うおっ!?」

 

ピーーーーーーーー

 

マグナ

「チクショウ……!! やめろぉー!!」

 

ピーーーーーーーー

 

マグナが逃げた先は……

 

マグナ

「うああ……行き止まりだ!」ポン!

 

 

【挿絵表示】

 

 

マグナ

「うわあ、捕まった……。 この運の無さよ……」

 

人類最強クラスの剣士。 角に追い詰められ、牢獄に逆戻り

 

マグナ

「またあそこ(牢獄)行かなきゃならねえのか……納得いかん」

 

 

トゥーンリンク

「マグナ確保……うわあ、復活組一人目だ」

 

 

ブラックピット

「……アホらし。 中途半端に出てくんなよ……」

 

 

牢獄

 

フォックス

「通報により、マグナ確保!」

 

ピット

「え~、もうマグナ捕まったんだ!? 早くない? ここから出てってから!」

 

アミティ

「これもうホント何しに出て行ったの………」

 

ロイ

「やっぱり通報が……さっきのハンター達も多分マグナの情報を聞いて、そこ向かっていたんだろうな」

 

ロール

「通報されたら一巻の終わりってことかしら……少なくとも逃げるのは簡単じゃないわ」

 

 

上空のハンターに位置情報を通報されてしまえば、ハンターから逃げ切るのはほぼ不可能!

 

 

ファルコ

「マグナが通報で確保だとよ………うわ、敵わないな。 これ空からの通報を何としても止めねえとよ」

 

 

ラフィーナ

「行きますわ………でも上を気にしてると、中々足が踏み出せない。 自分が情けないですわ……」

 

 

トゥーンリンク

「もう誰かいるのかな……? 残り6人……ファルコとかレムレスは行くような気がするけど。 行けば多分誰か来るよね……」

 

 

フォルテ

「……? こっから別に青い鳥なんか見えないぞ? だから別にやらなくてもいいんじゃないか? まあクリアに越したことはねえだろうがな」

 

 

トゥーンリンク

「着いた……着いた! あれ、でも誰もいないな……おいら一番乗り?」

 

ハンターに見つからず、真っ先に到着したのはトゥーンリンク

 

トゥーンリンク

「装置ってこれ? で……あ、このマットにだ! ここに2人同時で靴を乗っければいいんだ!」

 

 

ファルコ

「チッ……行くか。 気にしてても埒があかねえ。 マグナが捕まっちまったが向かえば誰かいるだろうよ」

 

上空を気にしていたファルコ。 腹を決め、ミッションへ動き出す

 

 

レムレス

「………どうしようかな。 もう誰か着いてるのかな」

 

レムレスも、ミッションへの積極性を見せる

 

装置の前には既にトゥーンリンクがいるので、辿り着ければミッションをクリアできる

 

 

トゥーンリンク

「ちょっと……上から見つからないように」

 

他の逃走者を待つ間、装置の陰に身を隠すトゥーンリンク

 

トゥーンリンク

「これで、空からは見つからないと思うけどどうかな…でも歩いてるハンターはかわせないだろうし。 早く、誰か………誰か!」

 

 

ラフィーナ

「とっととミッションの場所に行きたいところだけど……」

 

ラフィーナは建物の陰に身を潜めながら移動する

 

ラフィーナ

「どうなんでしょ………あれこっち見てますの?」

 

だがロフトバードが気になる……

 

ラフィーナ

「あそこから見えるのかしら……。 それならば……どうぞ見るがいいですわ! 私はここにいるわよ!」

 

何故か、上空のロフトバードに向かって手を広げるラフィーナ

 

 

ピーーーーーー

 

 

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ハンターが手を広げるラフィーナの姿を捉えた

 

直ちに地上のハンターに位置情報が伝えられる

 

ラフィーナ

「そんなことしてる場合じゃないですわ……行かなくては! 一気に付いてきなさいよ!」

 

ラフィーナが女神像に向かってダッシュ!

 

 

ピーーーーーーー

 

しかし……通報を受けたハンターが、ラフィーナを狙う

 

 

ラフィーナ

「着きました………あら? 誰も居ない……?」

 

そんなこととは知る由もないラフィーナが装置の前に到着。 そこには……

 

トゥーンリンク

「あ、来た! ラフィーナ!」

 

ラフィーナ

「あらいたのね、既に……とにかくミッションよ、ミッション!」

 

トゥーンリンク

「もう早くこのマットに認証しよう!」

 

ラフィーナ

「このマットに乗ればいいのかしら?」

 

ラフィーナとトゥーンリンクがマットの前へ

 

トゥーンリンク…ラフィーナ

「せーのっ!」

 

シューン……

 

2人の靴底が認証された……

 

 

【挿絵表示】

 

 

これにより装置の時計が作動した

 

 

上空の、ハンターを乗せたロフトバードは………

 

夜が近付いてくると悟ると、その場から退避した………

 

 

ピリリ、ピリリ、ピリリ

 

ファルコ

「来たぞ……メール」

 

 

ブラックピット

「『ラフィーナ…トゥーンリンクの活躍により、時計の装置が作動しロフトバードが帰還』」

 

 

ファルコ

「『これにより上空から通報されることは無くなった』………よし!」

 

 

レムレス

「ありがとう……ラフィーナ、トゥーリンク!」

 

スタッフ

「トゥーンリンクです」

 

レムレス

「トゥーンなんですか? あ、じゃあまあリンクでいいか」

 

 

フォルテ

「ふん………まあ悪い情報ではないな。 通報が無いに越したことは無いからな」

 

 

トゥーンリンク

「ラフィーナ! 来てくれてありがとね!」

 

ラフィーナ

「ふふん、当たり前ですわ」

 

 

しかし、帰還前に通報されていたラフィーナに迫る………

 

ピーーーーーーーー

 

ハンター!

 

 

【挿絵表示】

 

 

トゥーンリンク

「よし……あっ来た!」

 

ラフィーナ

「えっ……何てことよ!」

 

ピーーーーーーー

 

ハンターが視界に捉えたのは………

 

トゥーンリンク

「はぁ……怖い、怖い。 あっちの方行っちゃった? ラフィーナの方に行っちゃったかな」

 

ラフィーナだ………

 

ラフィーナ

「ふざけんなですわ! もう……」

 

ピーーーーーーー

 

ラフィーナ

「また………こんなのって……こんなのって!」ポン!

 

 

【挿絵表示】

 

 

ラフィーナ

「ああ………復活したのは焼け石に水ってことですの? 私が負けるなんて……いずれまた参加させてもらうわ、このゲーム!」

 

 

牢獄

 

フォックス

「確保情報来たぞ!」

 

マリオ

「誰だ、誰だ?」

 

フォックス

「ラフィーナ確保! 残り5人!」

 

ピット

「せっかくミッションすごく頑張ったのに捕まっちゃったか……復活してミッションやってすぐ捕まって」

 

ロックマン

「やってること特攻隊みたいだね、何か……」

 

デューオ

「それにしても復活組が五月雨(さみだれ)式に捕まってるぞ……」

 

エレカ

「でも何にもしないで捕まったマグナよりは全然マシね」

 

マグナ

「………返す言葉も無い」

 

 

レムレス

「おお……あれもう太陽があんなところに? 朝から始まったのに。 あ、そうかミッションのその時計の装置が作動したから時間ドンドン進んでるんだ」

 

 

ブラックピット

「時間進んでるんだったらよ……こっちのタイマーの方も進みが速くなってもいいはずだろ?」

 

ゲーム時間とエリアの時間帯は別物だ……

 

ブラックピット

「……何となく理不尽だぜ。 まあそういうもんか? あくまでゲームだしな」

 

 

一方、去っていくロフトバードに乗っていたハンターが………

 

ピーーーーーーー

 

エリアに向かってダイビング!

 

 

牢獄

 

アミティ

「あれ……何か空から降ってきてるよ」

 

リデル

「何ですか? あれは………あれ?」

 

マグナ

「あれ、ハンターじゃねえか!? ハンターだぞ!」

 

ルイージ

「嘘!? ハンターが降って来るってアリ!?」

 

そして、ハンターがパラショールを使い着地……

 

エリアに1体のハンターが追加された……

 

マリオ

「え……? あれまさかさっきまでロフトバードに乗って通報してたハンターかな?」

 

ロール

「それだとミッションクリアによってハンターが増えたことになるわよ!」

 

フォックス

「そんなことあったか? 今までの回で!? 罠みたいなミッションじゃないか、それじゃあ」

 

ロックマン

「うわぁ……ゲームマスター・カンティーヌ、フェアじゃないよ!」

 

 

ピリリ、ピリリ、ピリリ

 

ブラックピット

「全く、何だか異常にメールが来るな……。 はぁ!? 『通報をしていたハンターがエリアに降り立ち、ハンターは合計5体となった』!?」

 

 

フォルテ

「あのガキ2人……何してくれんだよ!」

 

 

ファルコ

「通報無い代わりに、ハンター1体ってことか? うわ……それ一概にどっちがいいのかは言い切れねえけどよ……今までそんなミッションクリアでハンター増えるなんてことあったか?」

 

 

トゥーンリンク

「これ、本当に!? ヤバイヤバイヤバイ! 嘘……オイラたちのせい? ええ………何でそんなことになっちゃったの? 何がどうなったの!? 嘘だぁっ……!」

 

 

レムレス

「…………こりゃあ大変だ!」

 

ミッションの結果に、呆然とする逃走者たち。 これにより、エリア内のハンターは、合計5体となった

 

 

一方、司令室でも女から疑問が……

 

「……通報するためのハンターをそのままエリアに投入したのね」

 

「……これでハンターは5体」

 

「いいのかしら? こんなハンターの増やし方をして。 ミッションのメールに書きもしないっていうのは少し理不尽なような気もするけど………」

 

「甘い……!!」

 

「!?………」

 

カンティーヌが、女を一喝する

 

「逃走中というゲームは生半可な覚悟でクリアできるものではないのだ……。 逃走者諸君……この恐怖を乗り越えることが出来たものが逃走成功の栄誉を得られるのだ!!」」

 

そう言うとカンティーヌは、『NEW MISSION』の文字をタッチした……

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