エレカ
「どうしようか……あんまり動かない方がいいのかしら? 全然……だってこの辺の民家とかに隠れちゃいけないんでしょ?」
ショップモールと騎士学校以外の立ち入りは禁止
エレカ
「ちょっと待って……あれ? …………違うわ、仲間よ仲間」
フォルテ
「お前(スタッフ)も座ってろって……」
騎士学校の物陰に隠れるフォルテ
フォルテ
「ここ見つからねえだろ……なあ。 ハンター1体だけだからな」
一歩も動かない作戦のようだ……
フォルテ
「あとは……このままここで終わればいいか」
橋の下に身を隠すロール
ロール
「無闇に走ることを避けた方がいいな……案外狭いわよねこのエリア。 この橋の上をハンターが一回通り過ぎて住宅街の方に行って欲しいのよね。 そしたらこっちの女神像のエリアとかガラ空きだと思うわ」
橋の上を、ハンターが通り過ぎるのを待つ作戦のようだ
ロール
「1体だけだから1回見つけて……それがどこに行ったかちゃんと見ておけば有利じゃない?」
トゥーンリンク
「ちょっとこっち側に移動……うわ! びっくりした……街の人か」
エリアには、普通の町人も出歩いている
トゥーンリンク
「……こんにちは」
町人
「こんにちは!」
トゥーンリンク
「ちょっと大きい声出さないで! 元気がいいなあ、あの人……」
肝を冷やすトゥーンリンクのいる広場に……
ピーーーーーーーー
ハンター
トゥーンリンク
「うわわわ……!」
思わず木箱の陰に身を隠す……
ピーーーーーーーー
ハンターは……気付いていない
トゥーンリンク
「……今、そこから覗き込みたいけど……覗き込んだら終わりな気がする」
ピーーーーーーーー
ハンターは、別の方向へ行った
トゥーンリンク
「……行った? 行った?」
小柄な勇者、命拾い
マリオ
「気になるな……オープニングの手紙をくれた人物のこと。 ゲームマスター・カンティーヌ。 一体何者なんだろう? ゲームマスターってことは彼の手によってミッションとかメールとかが届くと思うんだけど」
ゲームマスターの存在を、懐疑的に思うマリオ
マリオ
「味方って言い方もおかしいもんね……ハンター出してる時点で。 でも敵って訳じゃないだろうし。 何なんだろう? カンティーヌって……」
場所は、謎の世界……この世界のゲームマスター・カンティーヌは研究を重ね、逃走中を開催するためのアンドロイド『ハンター』を完成させる
『逃走中』は、人々を楽しませるエンターテインメントゲーム。 ハンターの恐怖と、逃走者それぞれの人間模様に、スタジアムは盛り上がりを見せていた
「かなりの熱狂ね。 カンティーヌ」
「……この盛り上がりよう、ファーストインパクトとしては上々と言った所か。 しかし、私の目的を達成するにはまだこれだけでは足りない……」
司令室では、カンティーヌと女がゲームについての会話をしている
「ここで発動させるみたいね? 『ミッション』を」
「ああ……」
そして、カンティーヌは新たなモニターを表示させ、そのモニターをタッチした
「まずは逃走者の『欲望』をクローズアップするミッションだ」
ゲームマスター・カンティーヌによって、最初のミッションが発動される!
ピリリ、ピリリ、ピリリ
ラフィーナ
「あら……何かしら。 メール来たわね……」
ロックマン
「『ミッション1。 君達に賞金アップのチャンスを与える』」
ロイ
「『エリア内に設置したハンターボックスのロックを残り105分までに解除すれば』」
レムレス
「『1秒ごとの賞金を100円ずつアップする』」
ルイージ
「『ボックスは全部で3つ。やるかやらないかは君達次第だ』」
MISSION 賞金単価を選択せよ!
エリア内に設置された3つのハンターボックス
そのボックスのレバーを下ろしロックを解除すると、そのボックスのハンターは残り105分に解き放たれる
その数に応じて、全員の賞金が1秒100円ずつアップする!
なお、ハンターボックスは女神像前、東の風車前、西の風車前に設置されている
マリオ
「……ミッション行かない。 これやめとこ」
アミティ
「……何にもしなければ1体のまま? ……1体だよ、これは。 ただでさえ1体でさっき見つかったんだから」
ロール
「(ミッション)やらない。 私もうちょっとここ(橋の下)にいるから。 何より危険を晒すわよ、これ……」
マグナ
「ハハ……俺達を試す、みたいな内容のミッションだなこれは」
ピット
「これは……増やした方がいいのかな? 賞金……リスク高いよね」
エレカ
「3体全部出せば、264万円! 超魅力的な金額よ!」
ロックマン
「でもハンター増えるんだ? 僕やらないよ、そんなミッション」
賞金アップのためハンターを増やすか、リスクを避けハンター1体のままか、その選択は逃走者の自由だ
選ぶのは、金か……それとも、身の安全か……
ブラックピット
「別に俺がやらなくても、他の奴がやればその分は皆賞金アップ一緒ってことだろ? じゃあそれでいいだろ……そんな面倒くさいこと俺がやる必要ねえ」
ミッションに非積極的なブラックピット
ブラックピット
「やるんじゃねえの? 欲深い連中ばかりだろ、今回……下ろせばすげえ金になるからな」
アミティ
「言ってもさっき1体で私見つかってるからね。 このまま増やしたらどうなることやら……」
既にハンターに見つかったアミティは、下ろさない……と思いきや
アミティ
「でも264万円か……結構な差じゃん……」
同じく、ハンターに追われたラフィーナ
ラフィーナ
「まあ、ね…………このまま75万で終わってもね。面白く無いですわ、見てる人が。 これ下ろしちゃいましょう」
ラフィーナは、賞金アップを目指すようだ
ラフィーナ
「守りに入っててもしょうがないですわ。 敵は多いほうが燃えるのよ……」
先ほど、1体の状態で追われた事実を忘れているようだ……
マグナ
「うん? 結構近いな風車……ちょっと行くだけ行ってみるか」
こちらも賞金アップに興味がある様子の傭兵
マグナ
「1体くらい大丈夫だろ! 合計2体までならまだいいんじゃないか?」
リデル
「皆さんはどう思ってるんでしょう……? 私1人の判断で皆さんに迷惑かけるのは嫌です……」
ハンターを増やしたくない逃走者からすれば、ミッションへ向かうのはいい迷惑だ
ロイ
「どうする、出すか? ハンター……」
こちらも賞金アップを悩む……
ロイ
「ん? あれ? もしかして……」
偶然、西の風車前の近くに潜伏していたロイ
ロイ
「これか……これがボックスか」
吸い寄せられるように近付くロイ
ピーーーーーーーーー
ロイ
「これ皆で何体にするかって言うことだよな?」
ピーーーーーーーーー
ロイ
「どうするか……僕が下ろさなくてもいい気がするな。 結構、皆……お金欲しいからポンポン下ろすんじゃないかな」
ピーーーーーーーーー
ロイ
「そんなにハンターポンポン増えてもな……嘘だろ、オイ!?」
ピーーーーーーーーー
ロイ
「チクショウ……」
ピーーーーーーーーー
ロイ
「うわあ……」ポン!
ロイ
「うわ……はあ……あ~あ」
ピリリ、ピリリ、ピリリ
ロール
「……うるさい、うるさい、うるさい」
トゥーンリンク
「確保情報……ロイ確保。 またスマブラだ……」
フォルテ
「これ下ろしに行こうとして捕まっちまったんじゃねえのか?」
ブラックピット
「……あ~あ。 どうせなら下ろしてから捕まってくれてんだろうなコイツ……」
アミティ
「また10分も経ってないのに……ハンター1体で2人目だよ。 しかもスマブラ2連続」
ラフィーナ
「お金は幾らあってもいいですわ。 お金は腐るものじゃないですし、お金は使うためにあるんですもの」
ハンター放出に向かうラフィーナ。 その前に……
マリオ
「この時点でまだ増やさない方がいいよね。 あれ……ラフィーナじゃない?」
ハンター増加を恐れるマリオ
ラフィーナ
「ハンターボックスってこっちの方ですわね?」
マリオ
「ラフィーナ下ろす気!? ただでさえ1体で2人いってるのに!」
どうしてもハンターを増やしたくないマリオと、どうしても賞金を増やしたいラフィーナが対立
ラフィーナ
「賞金が200万になるんですわ! これで」
マリオ
「それで確保されてしまえば、元も子も無いじゃんか? お金の問題じゃないって」
ラフィーナ
「もう埒があきませんわ……それではゴメン遊ばせ!」
説得に、失敗した……
マリオ
「待って……待ってよ! お~い……金かよ、結局……ということは……女神像から離れなきゃ! 最悪だ……!」
ラフィーナ
「お金は私のもの……フフフ。 構ってられませんわ、ああいうのには」
ピット
「ええ、ちょっと待って、どうしようかな……。 危険を冒したほうがいいかな……」
こちらも、ミッションに悩む……
ピリリリリリリ
ピット
「もしもし? エレカ?」
エレカ
「ピット君さあ……ハンター出しに行ってくれない?」
ピット
「ええ!? 僕が!? 自分で行けばいいじゃんか!」
エレカ
「こういうのは男がやるべきでしょ?」
賞金は増やしたいが、自分で向かう気は無いエレカは、ピットにミッションを押し付ける
ピット
「ええ……行かなきゃ駄目?」
電話をするピットの近くに……
ピーーーーーーーーーー
ハンターが接近
ピット
「分かったよ……ちょっと行ってみる」
エレカ
「お願いね」ピッ
エレカの頼みを、断りきれないピット
ピーーーーーーーーーー
ピット
「どこだったっけ、ボックス……ハッ!」
ピーーーーーー
ピット
「うわーっ!!」
ピット、逃げ切れるか!?