ハイスクールD×D 内気な戦士?   作:銃剣

10 / 32
自分なりのシリアスを書いたつもりです
アンケート&悪魔募集中です


悪魔と愛と人の気持ち

『クライシス』の悪魔達との修行と対決をした炎真

二日目は勉強会ということだったが、人間である炎真は昼間から寝転がりビールとつまみというスタイルで生活していた。そして四大魔王と神の事を勉強していると

 

 

「(その魔王達と神が木造に一緒に住んでるとはこいつ等も思わねーよな)」

 

 

フっとそんなことを考えながらビールを飲む

その後アーシアの悪魔祓いについての講義を見てから、午後の修行へと移った

 

 

ちなみに二日目から炎真も修行に参加している

しかし人間である炎真はレーティングゲームに参加できない。さらにはグレイフィアから出てはいけないと強く言われている

 

 

そして修行内容は彼自身考えたもの

その内容とは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うぉおおおおお…ぐへぇ!!」

 

 

「おらおらどうしたよ」 ヘラヘラ

 

 

炎真を一撃を与えるまで模擬戦は終わらないという物だった

軽く言えばいじめである。必死に立ち向かう一誠に対して笑いながら相手する炎真

ボディブロー、アッパー。そして偶にコブラツイスト、バックブリーカー、逆関節などの技を掛ける

ようやく一撃を与えた時には一誠はズタボロになっていた

 

余談だがこれを発見したオカルト部は心底驚いたという

アーシアに関しては涙目になりながら治療に専念していた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

修行開始から一週間が過ぎた夜

 

 

炎真は寝付けないでいた

それもそのはず、一誠の修行の相手以外は寝転がるという事をしていた

それが夜に響き、目を瞑っても全然眠れないで居た

 

 

「あぁ~水でも飲むか」

 

 

ダルイ足取りでキッチンのほうへ向かう

台所で水をいっぱい飲み干していると

 

 

「あら?起きてたの?」

 

 

リビングからリアスの声

テーブルのところに座っていた

 

 

「なんだよ。お前も起きてたのか」

 

 

「ちょっとコレをね」

 

 

リアスが炎真にレーティングゲームのマニュアル本を見せる

 

 

「 ……正直、こんな物を読んでいても気休めにしかならないのよね」

 

 

「そうかい」

 

 

炎真にとってどうでも良いことである

彼にとっては勝負に関しては殴るか蹴るの一撃で終わるレベルである

 

 

「ひとつ聞きてーんだけどよ。なんでレーティングゲームする事になったんだ?」

 

 

「そういえば貴方聞いてなかったわね。私がライザーの婚約相手だって事」

 

 

リアスは顔を暗くし語る

 

 

「今思えばこうなることを見越して、お父様達は最初から仕組んでたんだわ。私が否応無しに結婚するように、ライザーを当てた。こうして身内同士のゲームになってもライザーが相手なら、フェニックスが相手なら、勝てるはずがないと踏んでたんだわ。チェスで言うところのハメ手。スフィンドルね」

 

 

「…でもよ。確かフェニックスって名家だろ?だったらいいじゃねーか別に」

 

 

「………」

 

 

「確かに本人の許可なしで婚約者選ばれたのがムカつくけどよ。それでもなんとかイケるだろ。性格はムカつくが」

 

 

炎真はそう軽く言うが

それはリアスにとっては

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「貴方に…」

 

 

「あぁ?」

 

 

「貴方に一人の女性として見てくれない人の気持ちが分からないのよ!!」

 

 

我慢出来ない言葉である

言わば地雷を踏んでしまった

 

 

「お、おい何怒って」

 

 

「私はグレモリーを抜きにとして、私を、リアスを愛してくれる人と一緒になりたいの!それが私の小さな夢だったのに…貴方って人は!!」

 

 

リアスの目から頬へ流れ落ちる涙

その目は悲しみや怒りなどの感情が詰まっていた

 

 

「待てって!俺はそんな」

 

 

「言い訳なんて聞きたくない!もうどっか行って!貴方はライザーと一緒だったのよ。貴方も私をグレモリーとしか見ていないのよ!!」

 

 

怒鳴りながらリアスは自室へと走っていった

一人残された炎真は何も言えず突っ立っていった

 

 

数分後、動き出した炎真は部屋で荷物をまとめて別荘を出てった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………」

 

 

自宅に戻り部屋の布団に寝転がり天井ばかり見つめる炎真

別荘から帰ってからずっとこうしている

 

 

「……はぁ」

 

 

ずっと溜め息をしている

そして体を起こし、財布を持って家を出た

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カチカチカチカチ

 

 

「………」

 

 

炎真はタバコを片手にパチンコ台のハンドルを回す

しかし彼の顔は一向に晴れない。ずっと何かを考えている

 

 

 

《貴方に一人の女性として見てくれない人の気持ちが分からないのよ!!》

 

 

 

リアスの言葉が心の中ですっと聞こえてくる

あの時の事が頭から離れないでいる炎真

 

 

カチカチカチカッ

 

 

「……あっ」

 

 

いつの間にかパチンコ玉が全て打ち切ってしまった

ポケットから財布を取り出し残りの金を見る。しかしそんなには残っていなかった

 

 

「……はぁ」

 

 

再び溜め息を付き、パチンコ屋から出る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時刻は夜

家のベランダで星を見ながらタバコを吸う炎真

そばには空になった豚丼の容器と飲み切ったビール缶がある

家の電気とテレビが付けっぱなしでいた

 

 

「………すぅ、ふぅ~」

 

 

タバコを吹く音が何か寂しさでさえ感じてしまう

そこへ誰も居ない家から声がした

 

 

「いつまでそうしてるんですか」

 

 

「……グレイフィアか」

 

 

テレビを消し、炎真の傍に寄ってくるグレイフィア

 

 

「今日はレーティングゲームの報告を」

 

 

「…っで?」

 

 

「勝負はライザー様の勝利です。リアスお嬢様の投了(リザイン)されました」

 

 

「そうかい」

 

 

興味無さそうにタバコを吸おうとする炎真だが

グレイフィアに取られる。炎真は睨みつける

 

 

「…何だよ」

 

 

「前にも言いましたがタバコは控えめに」

 

 

「分かったよ」

 

 

炎真はジャンパーを取り、部屋を出て行こうとする

 

 

「何処へ?」

 

 

「タバコ切らしたから買いに行くんだよ」

 

 

「そうですか」

 

 

「………」

 

 

部屋のドアを開け出て行こうとした直前

グレイフィアが言った

 

 

「それと、私がうっかり貴方のジャンパーにグレモリー家とフェニックス家の婚約パーティの会場への転移できる魔法陣の紙を入れてしまったので決して使わないで下さい」

 

 

「……おう」

 

 

炎真はそのまま部屋を出て行った

そのままコンビニへ行った後、真っ先に向かったのは

 

 

一誠の家だった

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。