ハイスクールD×D 内気な戦士?   作:銃剣

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炎真。発揮される能力

放課後

 

 

「はぁ…ったく」

 

 

朝から放課後までイラついていた炎真

逃走したがリアスに捕まりこっ酷く叱られたが反省はしなかった

その後、木場が聖剣に対する復讐がある事を知った

次の日の放課後は金を下ろし、パチンコに行ったがある出来事が起こってしまい今に至る

 

 

「全くよ…なんで俺ばっかこんな目に会うんだよ」

 

 

愚痴を言いつつも旧校舎に向かう

しかしある事に気づいた

 

 

「そういや、昨日窓ガラスの取り付け終わってなかったな。見に行くか」

 

 

旧校舎には入らず、そのまま校舎裏に向かった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「君の先輩……とでも言えばいいかな? 失敗作らしいけどね」

 

 

木場が部室に無数の魔剣を出しながら冷たい威圧を発する

俺もゼノヴィアに対する激しい怒りが湧いた。アーシアを悲しませた事は絶対に許せねぇ!

 

 

「…ところで一ついいか?」

 

 

「何かな」

 

 

ゼノヴィアが木場に訪ねた

 

 

「あの窓で作業している人間は何だ?」

 

 

ゼノヴィアが指を指して言ってくる

全員何のことかさっぱり分からなかったので、窓の方を見た

そこに居たのは窓の外でガラスを取り付けていた炎真先輩だった

 

 

「いや先輩何してるんですか!?」

 

 

俺はたまらず大声で叫びながら窓の方へ近づいた

先輩が俺に気づくが、何も言わなかった

 

 

「先輩!聞こえてるんで「うっせぇ!!」ごぼぁ!!」

 

 

先輩が窓ガラスの取り付けが終わった直後、窓を開けてアッパーを食らい宙に浮く感覚がした

俺の意識が遠くなる中、最後に見たのは大泣きしながら駆け寄ってくるアーシアだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「イッセーさーーーーーーーーーーん!!」

 

 

「防音ガラス取り付けてっから何言ってるのか分かんねーよ。あと近くで大声出すな!」

 

 

炎真が今もイラつきながらも部室の冷蔵庫(炎真が勝手に設置)からお茶を出し飲む

 

 

「リアス・グレモリー。何故人間が此処にいるんだ」

 

 

「彼は特別なの。少し訳ありだけどね」

 

 

「そうか。なら…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「【魔女】アーシア・アルジェント同様、人間でありながら悪魔に魂を売った汚れた身を断罪してやろう」

 

 

ゼノヴィアが布に巻かれたエクスカリバーを取り出し炎真に斬りに掛かる

これにはオカルト部全員は反応出来なかった。原因としては一誠をぶっ飛ばして介護に専念していたからである。『破壊の聖剣(エクスカリバー・デストラクション)』が炎真の背中を斬る………事はなかった

 

 

パシッ

 

 

「なっ!?」

 

 

破壊の聖剣(エクスカリバー・デストラクション)』は炎真の人差し指と中指の二本で受け止められた

これにはゼノヴィアも驚愕した。それもただ受け止めたのではなく、未だにお茶を飲み聖剣を見ずに受け止めたのだ

 

 

「…人が気分良く茶を飲んでんる最中に」

 

 

炎真の人差し指と中指の力が強くなりミシミシと聖剣から音がする

イラつきオーラ全開炎真はそのまま

 

 

「何刃物振り回してんだ!!」

 

 

「うぁあああああ!!?」

 

 

そのまま背負投げをする

ゼノヴィアは行き良いよく投げられ、そのまま気絶している一誠の腹目掛けて落ちる

 

 

「ごぶらぁ!?」

 

 

強い衝撃で一度目が覚めるが激痛で再び気絶する一誠

アーシアはさらに涙目になり、治療をする

 

 

「大体初対面に刃物とか振りやって常識はねーのか!常識!」

 

 

「……その聖剣を見ずに受け止めて背負い投げる先輩の方が非常識です」

 

 

小猫が炎真に対して突っ込む

 

 

「誰か非常識……なぁひとつ言いか」

 

 

「……はい?」

 

 

「今何ていった?」

 

 

「……先輩の方が非常識「もう少し前」受け止めて背負い投げる「あと少し」聖剣を見ずに」

 

 

「………」

 

 

炎真は聖剣という言葉を聞いた瞬間

顔が青ざめ冷や汗を掻いた。そしてタバコを吸い出す

しかしライターを着ける手は少し震えていた

 

 

「……どうしたんですか?」

 

 

「小猫。俺今日帰るわ」

 

 

炎真はそれだけ言って部室を出て行った

リアス達の止める声があったが炎真は猛ダッシュで帰った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「(いやいやいやまじか)」

 

 

炎真はタバコを咥えながら走る

その様子は焦っていた

 

 

「あれ?炎真さん」

 

 

炎真の前にミュウと『クライシス』の悪魔。ドルーザが居た

ドルーザはボクサーのような腕に拳にメリケンサックが付けられていた

 

 

「丁度良かった!ほらドルーザ君。今なら炎真さんの事奇襲出来るよ」

 

 

「はい!では遠慮なく………ふっははははは赤井炎真!俺に会ったが運の尽き」

 

 

「邪魔だボケ!!」

 

 

ドルーザの脅し文句を言い切る前に炎真の飛び蹴りが炸裂

ドルーザはそのまま空の彼方まで飛んでいった

 

 

「ドルーザくーーーーーーーん!!?」

 

 

ミュウが叫ぶも炎真は走り去る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、着いたのがゼノンの家である

家の押入れを調べ布が包まった物を取り出し、卓袱台に置く

 

 

「はぁ~まさかと思ったが」

 

 

布を解き、包まった物を出す

それは一本の剣だったが、刀身が粉々に砕け散り、柄は取っ手が折れていた

そう、その剣とは

 

 

「まさかアイツが持っていたのが聖剣だったとは」

 

 

それは数時間前に遡る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いや~今日は勝った勝った」

 

 

夜の路地で機嫌良く歩く炎真

パチンコで確変を起こし、いつも以上に金が増えた事に満足していた

そして片手にはゴミ袋とトイレットペーパーの入った袋を持っていた

 

 

「今日はこんだけあるし、リアスに何か買って行くか…ッ!?」

 

 

炎真は財布の中身を見てから呟く

しかしその瞬間後ろから殺気を感じ、前に飛ぶ

そこから何かを振り被ったような空ぶる音がした。炎真は振り返り体勢を取る

 

 

「おやおや今の避けますか腐れ赤毛野朗がよ!」

 

 

「テメェ…」

 

 

炎真に襲い掛かったのは教会で豚丼を食い、それにブチ切れた炎真にボコボコにされ武器にされたフリードだった。その手には光を発する剣を持っていた

 

 

「ちょいと腐れ魔剣を使うクソ悪魔君と殺り会ったけど途中でエスケープしてブラブラしてたら、これまらた俺を殴り飛ばしたクソ人間が通ったからちょっと殺しに掛かったでやんすぅ!!」

 

 

狂人とも言える口ぶりで話すフリード

それを黙って聞く炎真

 

 

「何何?まさかビビッちまったんですか?それはそうですよ!このエクスカリバ~には誰にも勝てませ~んから。という訳でこの俺様にぶっ殺させてでぇはらっば!!」

 

 

その途中であった

フリードの前に炎真がいつの間にか間合いを詰め、頭を掴みそのまま地面に叩き付けた

 

 

「オイ、何て事してくれてんだ」

 

 

炎真が財布を見せながら地面にめり込むフリードに言う

財布は途中まで半分に切れていた。もちろん中身まで

そう、完全に避けた炎真だったが財布だけ斬られていたのだ

 

 

「こっこのクソ野朗がぁあああああああ!!調子に乗ってんじゃぐはぁ!!」

 

 

頭を上げ、聖剣を振ろうとするフリードだが

先に炎真の踏み付けられ再び地面に顔がめり込む。そして踏み付けのラッシュが始まる

 

 

「せっかく勝って気分良くしてんのに何してくれんだコラァ!!あぁ!?俺を襲う暇があったらどこら辺のはぐれ悪魔でも倒せや!そんな事も出来ねーのかクソガキ!!」

 

 

フリードの全身を踏み付ける炎真

ピクピクと体が動くが正直生きてるか怪しい物である

しばらく踏み付けていると

 

 

バリバリ!バキン!

 

 

「あぁ?」

 

 

不意に何かを壊す音がした

そこに目が行くとさっきフリードが持っていた聖剣だった

しかも刀身は粉々、柄も折れていた

 

 

「そういやエクスなんとかって言ったよなコイツ。なんだこのヘンテコな剣、偉そうに言ってる割には脆いしよ。ったくこのままにしとく訳にはいかねーしな…ゼノンの家の押入れにでも入れとくか」

 

 

炎真は、さっき買ったゴミ袋を取り出し聖剣を入れる

そしてフリードを途中で適当な場所に捨て、そのまま帰った

この時まで炎真は聖剣だと気づいていない

それから時間が経ち、現在に至る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やっべぇな、どうするか」

 

 

考えながら押入れを調べる炎真

その時何か畳に落とす音がした

 

 

「なんだコレ?」

 

 

落とした物を見て拾い上げる

それを見た炎真は、押入れからピンセットを取り出す

 

 

「物は試しだ」

 

 

炎真はピンセットとある物を手に作業に取り掛かった

 

 

 

 

数十分後

 

 

 

「ふぅ……こんな所か」

 

 

ピンセットを置き、タバコを吸う炎真

卓袱台には、さっきまで粉々になった刀身や折れた柄は何も無かったかのように元通りに直っていた

炎真は結構手先が器用である

 

 

「しっかしすげぇーな。今時の接着剤って」

 

 

炎真が見つけたのは大きいボトルに『即効性に特化!匂いもベタ付きも無い!接着剤Ω!!』というラベルが張られた接着剤だった。それを使い聖剣を直していたのだ

 

 

「あとは布で包んで適当な所に置いていくか。それにしても何処の接着剤(メーカー)だ?」

 

 

炎真が接着剤が入った箱をを裏返し

メーカー名を見た

 

 

『メーカー:株式クライシス』

 

 

「……あいつらかよ」

 

 

炎真は箱をゴミ箱に捨て、布に包んだ聖剣を持って家を出た

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その際、箱の中に入っている注意書きの紙に気づかずに

 

 

 

 

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