ハイスクールD×D 内気な戦士?   作:銃剣

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ちょっと明かされる炎真の過去

接着剤で聖剣を直し、適当な場所で捨てた炎真

自宅へ帰った時、リアスに何をしていたか問い&説教があった

そして木場が一人、聖剣エクスカリバーを破壊しに何処かへ消えていったと聞かされる

 

次の休日

適当にぶらついていた炎真

時刻は昼をちょっと過ぎになり、外食する前に自販機でタバコを買おうとした時

 

 

「どうかこの迷える子羊にお恵みを」

 

 

「天の父に代わって哀れな私達にお慈悲を」

 

 

「(あいつ等、何やってんだ)」

 

 

背後に白いローブ姿の2人

というより前に聖剣ごと背負い投げをしたゼノヴィアと紫藤イリナだった

一目見た炎真は自販機に金を入れる

 

 

「(面倒だから無視するか)」

 

 

炎真は面倒事で休日が潰される事を考え、関わらない事にした

しかし、それでも悪目立ちする2人。いい加減聞くのに腹立ってくる炎真

いつものタバコを買おうとするが耳障りな声が聞こえる

 

 

「どうかこの迷える」

 

 

「私達にお慈悲を」

 

 

……ブチッ!

 

 

「アレ?ゼノヴィア。今何か切れた音しなかった?」

 

 

「そう言えば聞こえたような」

 

 

「オイ」

 

 

炎真はいつの間にかゼノヴィアとイリナの前にやって来る

 

 

「き、貴様は「ちょっと来い!」うぁあ!?」

 

 

「えぇ!ちょっちょっと待って!!」

 

 

ゼノヴィアとイリナが騒ぐも炎真は二人のローブのフードを引っ張り連れて行く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「嫌だぁぁぁぁ! 俺は帰るんだぁぁぁぁ!」

 

 

教会側の2人に会うことを話した後、必死に悲鳴をあげて逃げようとする匙を、偶然匙を待っている間に会ってしまい、俺の提案に協力すると言ってくれた小猫ちゃんが掴んで離さないでいた

 

 

「兵藤!なんで俺なんだよ!おまえら眷属の問題だろう!?俺はシトリー眷属だぞ!関係ねぇ!関係ねぇぇぇぇぇ!」

 

 

匙は涙を流しながら訴える

 

 

「そうは言ってくれるなよ。俺が知ってる悪魔で協力してくれそうなのはおまえぐらいなもんだったんだもんよ」

 

 

「ふざけんなぁぁぁ!協力なら赤井先輩にしろよ!あの人、お前を武器にしてフェニックス倒したんだから!!」

 

 

それは確かにそうしたいけど……やばい、なんだか震えが止まらない

まだあの時の事がトラウマに

 

 

「家に言ったら誰も居なかったんだよ。それに居たとしても面倒事が嫌いだから断られるしな」

 

 

「だったら俺にも断る権利ぐらいあるだろぉぉ!」

 

 

そりゃあ、まぁ成り行きだ

匙が騒いでいると小猫ちゃんが

 

 

「……でも大丈夫なんですか?」

 

 

「え?」

 

 

「……もしも先輩が先に接触して、あの時みたいに説教してたら」

 

 

…さすがにそれは無いだろ

いくら先輩でも教会から来た、それも初対面の人に説教するのは

 

 

無いよね?

 

 

いや無い。絶対無い!無いと信じたい!!

その想いを胸にイリナとゼノヴィアを探しに町へと繰り出した

 

 

 

 

 

 

 

正直な話

簡単に見つかりはしない、それどころか町にいるのか怪しいのだが

2人を発見する事ができた

 

 

発見する事ができたけど

 

 

 

 

 

 

「お前らよぉ。こんな絵を買う暇があんなら仕事しろ仕事!!しかもこんな絵に大金なんか付かねーよ!そこんとこ考えろ!!」

 

 

「………」

 

 

「………」

 

 

ファミレスの窓から炎真先輩と向かいにイリナとゼノヴィアが席に座っていたのが見えた

テーブルには食べ終わり空いた皿が並んでいた

そして、二人は炎真先輩の説教を受けていた

 

 

「大体あんな所で金集ってんじゃねーよ!曲がりなりにも教会側の人間だろ!お前らの主って奴はそんな事して良いって言ったのか!?」

 

 

「わ、我らの主は「あぁ!?」…いえ言ってません」

 

 

「何故私達が」

 

 

……先輩、もう許してあげて

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ったく。金の使い方ぐらいちゃんとしろ」

 

 

イリナとゼノヴィアに説教し終わった炎真は、タバコで一服する

もう食後のデザートも頼んで待っている

 

 

「ちょっと貴方学生でしょ。体壊すわよ」

 

 

「とっくに20歳超えてんだよ。これでもお前らより何万も生きてんだよ」

 

 

「何万?…悪魔ではないのにそれ程長生きは出来ないはずだ」

 

 

「一応3万5千すっ飛ばして16だからな」

 

 

『3万5千!?』

 

 

オカルト部と同じ反応をするイリナとゼノヴィア

 

 

「炎真先輩」

 

 

「あぁ?」

 

 

そこへ一誠、小猫、匙の三人がやってきた

すると炎真が席を立ち、金をテーブルに置く

 

 

「来たのか。じゃあ俺は行くぜ、デザート頼んであっから勝手に食え」

 

 

「えぇ!?先輩も一緒に」

 

 

一誠が呼び止めようとするが炎真はファミレスを素早く出て行った

小猫はデザートという言葉に反応に席に着いた

 

 

「一誠くん。あの人って」

 

 

「あぁあれ一つ上の炎真先輩。結構色々世話なってる人で」

 

 

その後

炎真の説明をした後、聖剣の破壊協力を持ちかける

なんとか協力する事が出来た一誠。テーブルにデザートが運ばれ、炎真が頼んだケーキは小猫が頬張るように食べる。ゼノヴィアが炎真について話す

 

 

「それにしても…あの男は私達説教を言うだけ言って立ち去るとは」

 

 

「仕方がないって。俺だっていつも先輩に正座させられて説教と嫌味をたっぷりと言ってるし…あれは慣れそうに無い」

 

 

「チンピラみたいなのに兵藤みたいに説教された生徒は次の日に改心してるし、それで学園の風紀が守られてるのは事実だよな。でも先輩自身が問題起こしてこっちの仕事が増えるし」

 

 

一誠と匙はどこか遠い目になる

イリナとゼノヴィア、そして小猫は少し同情な目で見られる

 

 

「本当にあの人に何度心を折られてるか」

 

 

「マジで嫌な人だよな」

 

 

「ホントホント。嫌な奴なんだよ炎真」

 

 

「「えぇ?」」

 

 

不意に一誠と匙の後ろから声が聞こえた

全員後ろの席を見る。席には黒いスーツに青い長髪に青いメガネを掛けている

テーブルにはコーヒーが置かれており、半分入っている

 

 

「(青い…そしてこの人)」

 

 

「(分かったのか兵頭。俺も気づいたぜ)」

 

 

「(あぁ匙……この人は)」

 

 

 

 

 

 

 

 

『(木場以上のイケメンオーラを放っている!?)』

 

 

一誠と匙の心が合致した

それもそのはずだった。そのイケメンを見てうっとりする女性客や定員

コーヒーを飲む仕草なども様になっている程に

 

 

「お前ら、駒王学園の学生だろ?炎真と同じ」

 

 

「あ、はい。そうですけど、炎真先輩の知り合いなんですか?」

 

 

「アレ、炎真から聞いてねぇーの?」

 

 

「えーと3万5千以外は」

 

 

「あぁ…あいつ面倒だから省いたのか。まぁぶっちゃけた話、昔悪魔と戦ってたんだよ俺」

 

 

「「そ、そうなんですか!?」」

 

 

一誠と匙はイケメンの話に驚いた

イリナとゼノヴィアと小猫は少し興味津々だった

 

 

「炎真とつるんで『天の三銃士(スカイ・オブ・ナイツ)』ってチーム組んでたんだよ」

 

 

「「えええぇぇぇぇ!!?」」

 

 

驚愕した一誠と匙

イリナイリナとゼノヴィアと小猫は別の意味で驚愕していた

 

 

「当時アイツと……ってもうこんな時間か。悪い俺仕事だから行くわ」

 

 

「えぇ!?あのちょっと!」

 

 

一誠が慌てて呼び止めるがイケメンは立ち去ってしまった

どうしようもない空気になるファミレス

 

 

「なんだったんだあの人」

 

 

「さぁ」

 

 

「……『天の三銃士(スカイ・オブ・ナイツ)』」

 

 

「えぇ?」

 

 

一誠と匙が席に座ると小猫がボソっとさっきの言葉を言う

 

 

「悪魔なのに知らないのか?」

 

 

「だっだからなんだよ」

 

 

「一誠くん。『天の三銃士(スカイ・オブ・ナイツ)』って言うのは」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「大昔に人間界、冥界、天界を救った英雄達の名だよ」

 

 

「え?ええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!??」

 

 

この日一番一誠の驚愕の声が響いた




イケメンはあの人です
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