ハイスクールD×D 内気な戦士?   作:銃剣

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松田と元浜


部屋で寝ている松田
その隣で同じく寝ている元浜
家に泊まっているのか同じ部屋で寝ている


「………」


「………」


「……お菓子の家ってあるけどさぁ。アレがお菓子じゃなくて肉だったらお前どうする?正直色んな肉が食えて良いと思うけど、家中が脂っこくて居心地悪いし、そんな家に一生住むとなると相当キツイと思うぜ」


「…どうでいいよ」


松田と元浜 おわり




停止教室のヴァンパイア。十分前は社会人の心構え
魔王と堕天の来襲!?炎魔の焦り


前回正体を明かした炎魔

リアス達が彼に接する態度は以下の通り

 

リアス…眷属になってくれと言われ、駒を使う。一回体の中に入ったがぺっ!っという音を出しながら排出される。そして落ち込む

 

朱乃…今まで通りであるが、興味が沸き少しアプローチする

 

小猫…こっちもいつも通りだが、炎魔とミュウの料理が気に入ったのか、良く話すようになる

 

木場…こちらもいつも通りであるが、顔を見るや否や聖剣の事を思い出し凹む。もうトラウマと呼べる状態である

 

一誠…いつも通りパシリ

 

アーシア…尊敬する眼差しで見てくる

 

といった具合である

そんな事もあったが、いつも通り炎魔は

 

 

「さぁ~てどいつにするか」

 

 

パチンコ屋に来ていた

台を探し周り、席に着いてパチンコを打つ

 

 

「…っち。今日は駄目か」

 

 

打ち続けてから数十分

客も入ってきて、ほぼ満席状態なる

一方炎魔は機嫌が悪くなる

 

しばらくやっていると

 

 

「あぁ~どこも埋まってるな。まぁ来るの遅かったから仕方ないか」

 

 

そんな事を呟きながら歩く男が居た

見た目は二十代の黒髪、容姿からして外国人だが浴衣を着ていた

 

 

「お、ここ空いてるし。ここにするか」

 

 

そう言って炎魔の隣に座り、パチンコを打つ

炎魔は隣に座った男を見てから、画面に戻す

 

 

「………」 カチカチカチカチ

 

 

「………」 カチカチカチカチ

 

 

「……どうだそっちは?」 カチカチカチカチ

 

 

「……全く駄目だ。やっぱ朝早く来ないと行けなかったな。お前は?」 カチカチカチカチ

 

 

「……完全にハマリだ」 カチカチカチカチ

 

 

しばらく打っていると炎魔のパチンコが無くなった

 

 

「はぁ…帰るわ」

 

 

「俺はまだしばらく打ってるぜ。それから少ししたらそっちに顔出す」

 

 

「あっそ。じゃあなアザゼル」

 

 

「おう、また今度な」

 

 

これが炎魔と堕天使の長、アザゼルの久しぶりの出会いである

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

「冗談じゃないわ」

 

 

眉を吊り上げて、怒りを露わにしていたリアス

 

 

「確かに悪魔、天使、堕天使の三すくみのトップ会談がこの町で執り行われるとはいえ、突然堕天使の総督が私の縄張りに侵入し、営業妨害をしていたなんて……!」

 

 

 

リアスが怒っている理由

それは一誠が堕天使の総督、アザゼルと接触していたのだ。それも契約相手として

ちなみに炎魔は昨日のパチンコの事は黙っている。もちろん面倒という事で

 

 

「しかも私のかわいいイッセーにまで手を出そうだなんて、万死に値するわ!アザゼルは神器(セイグリッド・ギア)に強い興味を持つと聞くわ。きっとエンマにも目を付けてるに違いないわ。戦士として況してや『天の三銃士(スカイ・オブ・ナイツ)』の力にも興味を持っているわ」

 

 

リアスは、そう言って炎魔の近くに寄り頭を撫でようとする

 

 

「大丈夫よエンマ。私が絶対守っ…あう!」

 

 

「お前に心配されるほど俺は弱くねーよ」

 

 

炎魔はリアスにデコピンしながら言い返す

傍から見れば軽く見えるが、食らった本人は相当痛い

 

 

「…やっぱ、俺の神器(セイクリッド・ギア)を狙ってんのかな、堕天使の総督なんだろう?…炎魔先輩も狙われてるみたいですけど」

 

 

「俺に限っては別だよ。今回はお前に興味あると思うぜ」

 

 

炎魔がそんな何気ない事を言っていたら、一誠とアーシア以外がジッと見つめる

それに気づいたのか少したじろく

 

 

「な、何だよ。その目は」

 

 

「さっきの言い方。まるで以前から会ってるような言い方よねエンマ?」

 

 

「別にアイツとは酒飲む仲だって事だけであって、別に裏がある訳じゃねーよ」

 

 

「はぁ…やっぱり会ってるのね」

 

 

リアスは頭を抱えながら溜息をつく

それ以外は苦笑いをしている

 

 

「アザゼルは昔から、ああいう男だよ、リアス」

 

 

突然、誰でもない声が聞こえる。全員が声がした方へ視線を向けると、そこにはリアスの兄で悪魔業界の現魔王サーぜクスとそのメイドのグレイフィアが居た

 

 

「お、お、お、お兄様!?」

 

 

「おいおい、アザゼル続いて、魔王様もこんな町まで見物ってか?」

 

 

「はははっ相変わらずだね炎魔君。先日のコカビエルのような事はしないよ、アザゼルは。今回みたいな悪戯はするだろうけどね。」

 

 

リアス達は急いで跪くが炎魔はソファーで寝転んでいた

 

 

「寛いでくれたまえ。今回はプライベートで来ている…まぁ炎魔君は寛ぎ過ぎだけど」

 

 

サーゼクスが手をあげて促してくると、リアス達は立ち上がった

炎魔もいい加減ソファーから起き上がり、聞く体勢になる

 

 

「やあ、我が妹よ。しかし、この部屋は殺風景だ。年頃の娘達が集まるにしても魔方陣だらけというのはどうだろうか」

 

 

「お兄様、ど、どうして、ここへ?」

 

 

するとサーゼクスが一枚のプリントを取り出した

それを見た炎魔は顔を顰めた

 

 

「何を言っているんだ。授業参観があるだろう?ぜひとも妹が勉学に励む姿を間近で見たいと思ってね」

 

 

「…グレイフィアね?お兄様に伝えたのは」

 

 

「はい。学園からの報告はグレモリー眷族のスケジュールを任されている私の元へ届きます。もちろん炎魔様も」

 

 

「何で俺まであるんだよ」

 

 

勝手にそんな事をされて少しキレる炎魔だったが話は進む

サーゼクスが来日した目的は三すくみの会合が駒王学園で執り行うという事で下見に来たとの事だった

その後、宿泊先の話が出た時『クライシス』のアジト(木造二階建て)に泊まる事となった

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

「すみません。態々妹の為に一軒屋を建ててもらって」

 

 

「いえいえサーゼクスさん。私達も炎魔さんにはお世話になってますので」

 

 

「…やっぱ来なきゃ良かった」

 

 

サーゼクスとミュウが挨拶している姿を見ていた炎魔はそう呟いていた

それから一誠も来ていた

何故彼等が『クライシス』に居るか、それはサーゼクスから大事な話があるという事だったので泊まる事となったが、それを聞いたリアスは悲しそうな顔をしていたのは言うまでも無い

 

 

「それよりも現魔王なんて大変でしょうに。狙われる事もあるんじゃないですか」

 

 

「確かに悪魔の中にはそう言った者達が居ますが、冥界を守るのが魔王である私の使命ですから」

 

 

「いや~本当に頼もしい限りですよ。そんな事をおっしゃる魔王様が居て冥界の皆さんは安心ですね」

 

 

「そんな私なんかまだまだ」

 

 

「いつまで長話してんだコラァ!」

 

 

話の終わらない雰囲気にイライラした

 

 

「あ、そう言えばミュウさん達も炎魔君の授業むぅ!」

 

 

「え?」

 

 

サーゼクスが授業参観の事を話そうとしたら炎魔が瞬時に後ろに回り、口を押さえ紙を取り上げる

そして部屋の隅に連れて行く

 

 

「テメェ…授業参観の事は絶対に言うんじゃねーぞ」 ヒソヒソ

 

 

「どうしてなんだい?」 ヒソヒソ

 

 

「うるせーテメェには関係ねーだろ。分かったな

絶対言うんじゃねーぞ!言ったら今までの十倍殴るからな!確実に!」 ヒソヒソ

 

 

「わ、分かったからそんな事言わないでよ。キミのパンチは滅びの魔力すら消し飛ぶ位なんだから」 ヒソヒソ

 

 

「本当だな!?絶対言うんじゃねーぞ?絶対だからな!」 ヒソヒソ

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

来客用の寝室に居る炎魔、一誠、サーゼクス

布団の上に座り、話していた

 

 

「アザゼルに会ったそうだね」

 

 

「…はい」

 

 

「まぁな」

 

 

一誠と炎魔は素直に答える

 

 

「何かされた訳ではなさそうだれど、何かは言われたのかな?」

 

 

「…『今度、改めて会いに行く』と」

 

 

「俺は『少ししたらそっちに顔出す』ってよ」

 

 

「そうか。アザゼルは神器(セイクリッド・ギア)に強い興味を持つ。キミのブーステッド・ギアも例外じゃないだろう。現にキミと同じ『神滅具《ロンギヌス》』を持つ者が彼のもとへ身を寄せている。もちろん炎魔君の力もね」

 

 

「でも、何の為にですか?」

 

 

「アザゼルは天界、冥界、人間界に影響を及ぼせるだけの力を持った組織の総督だ。でも、彼はコカビエルのように戦好きではない。過去の対戦で一番最初に戦から手を引いたのは堕天使だったぐらいだから」

 

 

「まぁ俺が脅して黙らせれば良いの話だろ」

 

 

「頼むからこれ以上問題だけは起こさないで欲しいんだけど。でも安心しなさい。私がキミ達の保証を約束するよ。せっかく伝説のドラゴンと大英雄が悪魔側に来てくれたのだから、優遇させてもらうよ」

 

 

「(確かに俺の身に何があったらあの五人と黒歌が本腰上げると思うがな。下手したらゼノンも来るだろうと思うし)」

 

 

サーゼクスの話に一誠が安心したのが一息つく

炎魔は色んな意味で心配していた

 

 

「ところでイッセー君。話は変わるが、キミは女性の大きな乳が好みのようだね?」

 

 

「はい!大好きです!っがほ!?」

 

 

「いきなり大声出すなアホォ!」

 

 

「炎魔君の方はどうなんだい?大きい乳が…痛っ!?」

 

 

「テメェも何聞いてんだコラァ!」

 

 

一誠にボディブロー、サーゼクスに拳骨をする

余りにも痛さに悶絶する二人

 

 

「お前等少しは緊張感ってもんを持てよ!ミュウの所に泊まってまで話聞きに来たのによ。大体ここはあいつ等のアジトだって事忘れてんじゃねーよ!なんだよお前等のテンションは?修学旅行に来た学生か!?テメェ等がちゃんとしてたらマシになると……」

 

 

炎魔の説教は数十分続いた

 

 

 

 

 

数十分後

 

 

 

 

「良いですか皆さん。今何時だと思っているのですか?もう夜中ですよ。一誠様、サーゼクス様の悪ふざけに乗らないように。サーゼクス様、主としてもう少し発言には気を付けて下さい。それから炎魔様、貴方はお二人に対して説教するのは宜しいですが、もう少し声を控えてください。ご近所迷惑になりますので。それから貴方は……」 ガミガミ

 

 

炎魔の大声にグレイフィアが反応し、寝室にやってくる

そして、炎魔、一誠、サーゼクスがグレイフィアの前で正座をして説教を受けていた

一誠とサーゼクスは十五分ずつ、炎魔は三十分の計一時間の説教が行なわれた

三人は疲労により、すぐに眠りに着いた




松田と元浜


再び眠りにつく松田と元浜


「………」


「………」


「……肉も良いけどさぁ。やっぱ魚や野菜の家ってのも良いかもしれないと……」


「寝ろよっもう!!」


松田と元浜 おわり

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