アニマルソルジャーの来襲により、
「エンマ。あのぬいぐるみ達は大丈夫なの?」
「心配すんな。あれはいつもの事だ」
「そ、そう。なら、イッセー、ギャスパー!魔王様の元へ帰るわよ」
『はい!』
一誠とギャスパーは返事をして、リアスについていく
その後ろから炎魔も続き、旧校舎の玄関まで移動する
ちなみにギャスパーは、炎魔の背中に引っ付いてる
ドッガァァァァァァアアアアアアン!!
炎魔達が玄関から外に出た直前
目の前に何かが落ちてくる
「……ちっ。この状況で反旗か、ヴァーリ」
「そうだよ、アザゼル」
立ち込める土煙が消えると
そこに居たのはダメージを追ったアザゼルだった
さらにその前には白龍皇であるヴァーリが降りてくる
「おいアザゼル。部下の面倒ぐらい見ろよ」
「こんな状況でキツイ事言うなお前」
「うるせぇよ。俺は少し体動かしてくる」
そう言いながら炎魔は地面を蹴り、前に飛ぶ
それに対してヴァーリも動き、炎魔の前に立ちふさがる
「おっと君を行かせるわけに行かないよ」
ヴァーリが右腕を前に出し炎魔に触れようとした
それは
これを知る者は、その危険性に炎魔を呼び掛けようとする
「邪魔だ」
しかし、彼はそんな事お構い無しだ
触れる寸前に片足を右手の甲に乗せ、踏みつける
見つけられた手は地面に埋もれる
そして、炎魔はヴァーリを無視して行く
「…まさか、こんな方法で切り抜くとは」
ヴァーリが埋もれた手を引き抜き払う
するとアザゼルがダメージを負った体を起こす
「ヴァーリ、俺はお前に『強くなれ』と言ったが、『世界を滅ぼす要因だけは作るな』とも言った筈だ」
「関係ない。俺は永遠に戦えれば良いだけだ」
「…そうかよ。いや、俺は心のどこかでお前が手元から離れていくのを予想していたかもしれない。お前は出会った時から今日まで強い者との戦いを求めていたものな。これもお前の計画かカテレア」
アザゼルは上空にいるカテレアに話しかける
「いいえ、今回の下準備と情報提供は白龍皇ですからね。彼の本質を理解しておきながら放置しておくなど、あなたらしくない。結果、自分の首を絞める事となりましたね」
と、カテレアがアザゼルを嘲笑する
それを尻目にヴァーリは自身の胸に手を当て、ある事実を一誠達に話す
「俺の本名はヴァーリ、ヴァーリ・ルシファーだ」
「な、何?………ルシファー?」
「死んだ先代の魔王ルシファーの血を引く者なんだ。けど、俺は旧魔王の孫である父と人間の母との間に生まれた混血児。―――――『
その証拠にヴァーリの背中から光の翼と共に、悪魔の証である翼が幾重にも生え出して見せた
「嘘よ…。そんな…」
「事実だ。もし冗談の様な存在がいるとしたら、こいつの事さ。俺が知っている中でも過去現在、おそらく未来永劫においても最強の白龍皇になる」
リアスは驚愕の表情を浮かべ
アザゼルはその事実を話す
「覚悟を決めて貰いましょうかしら、アザゼル」
「……ちっ、先ほど膨れ上がったオーラの量、オーフィスの野郎に何を貰った?」
「えぇ、彼の力を少々借りました。おかげで貴方と戦える。それに魔導師の中には私同様に力を上げている者がそこ等中に」
「おい、話し終わったか」
カテレアの話してる途中に声を掛けるものが居た
全員声のする方に見ると
「ったく。いつまで長話してんだよ」
長い時間待たされたと思われている炎魔
そして、その後ろで地面に埋もれている
校庭中が犬神家というある意味ホラーな絵である
「そ、そんな!あの短時間で全員倒したって言うの!?」
「いや、俺だけじゃないぞ」
その言葉の通りになるのはその直前だった
ズドォオオオオオオオオン!!
『ぎゃああああああああ!!?』
叫び声が聞こえ、何事かと見る
それは宙に浮き、そのまま地面に落ち倒れる魔術師達
そして、そこには
「いやぁスーパーのバーゲン帰りに寄ったら、何やらどんちゃん騒ぎだね」
上下黒いジャージに野菜や肉パックなどを入れた買い物籠を携え、空いた手でのれん棒を振り回す
「さてさて、一体どこの誰が悪さをしているのかな?」