クライシスとの戦いから数日
いつも通り夕食の豚丼(大盛り)を買った炎真。しかし彼はぶつくさと愚痴をこぼしていた
「あぁ~買うの忘れたよ。やっぱ最初にコンビに寄っていけばよかったな~~クソ~~。コンビにじゃねーと愛飲している1ℓ98円の牛乳パックタイプの麦茶売ってねーんだよな~」
そんな事を呟きながら歩くと自動販売機を発見し立ち止まる
「自販だと350mℓで120円だもんな。クソ!パチンコで2万5千円も負けなきゃこんなレベルで悩まねーのによ~」
これが大昔存亡を掛けた戦いをした戦士の言葉である
「はぁ…仕方ねーな。水道水で我慢するか…ん?」
その時炎真が何かを感じ取り、その方角を見た
「なんか感じるな。またはぐれ悪魔かあいつ等だよな…ったく様子見に行くか」
嫌々感じ取った所に向かう炎真だった
「ここか」
炎真の前には古ぼけた教会があった
もう何年も使われていないようだった
「こん中だよな。はぁ…(なんか入ったら面倒になるような気がして仕方ねーんだけど)」
この考えが後に現実になるとうは思わない炎真
しぶしぶ中に入る炎真。その時ドアが若干開きが悪かった
見た目は普通の聖堂と変わらない
買った豚丼を長椅子に置き祭壇まで歩き、両手を合わせ拝む
「神様…どうかパチンコで勝てますように。ずっと確変の嵐が来ますように」
と言っても現在、神は自宅で居候しているのだ
拝み終わった炎真は背伸びをしながら振り返った
「さ~て早く帰って豚丼でも」
「そう言うわけにはいかんのだよ!」
「あぁ?」
炎真が帰ろうとすると出口に神父らしき白髪の男が居た
「なんだよテメェ」
「俺?俺の名前はフリード・セルゼン。ちょいと悪魔を成敗する立派な神父さんDEATH!」
「へぇ~神父ね。っでその神父が何のようだよ」
「んん~!じつはこの教会に結界を張っていてね~何故か破られたんで様子を見に来たんです!」
「(結界?そういやあの時のドアもさっきみたいに開けずらかったな)」
寧ろ結界ごとドアを開けるなど世界中どこを探しても彼しか出来ない
炎真が考え事をしているとフリードが光の剣を出す
「そんなわけでチミは危険だから俺様に首チョンパされちゃって♪」
「は?お前なんかに俺を…そういやここに置いてあった豚丼どうした?」
炎真がさっき長椅子に置いてあった豚丼が無くなっていた
「あぁそれなら…」
「俺が全部たべちゃったぜ。いや~ごちそうさんでした!」
フリードは知らなかった
ある意味これが自分への死刑判決を下すようなという事を
「今のところ順調ね」
地下奥深くある場所
そこには堕天使レイナーレ
奥には十字架に磔にされた少女が居た。少女の目には涙が流れていた
「ひくっ…イッセーさん…」
「(あぁ本当にうるさいわね。でもこの子から
レイナーレが心の中でそう思ったとき
ドーーーーーーーーーーーーーーーン!!
天井が崩れ落ちてきた
「な、何!?」
状況が把握出来ていないレイナーレ
さらに崩れた天井から何人か落ちてきた。その正体をしたレイナーレは驚愕した
「ドーナシーク、カラワーナ、ミッテルト!?」
それはレイナーレの部下である堕天使達だった
気絶しており後頭部にはタンコブが出ていた。その後次々とはぐれ
「だ、誰がこんな…」
「テメェがこいつの上司か?」
その声が聞こえてきた時違う場所の天井が崩れ落ち、そこから誰か降りてきた
それは怒りのオーラに満ちた炎真とその手に白目を向きズタボロにされたフリードを持っていた
「な、何者だお前!?」
「んな事どーでも良いんだよ。それよりもよ…」
「ここを知られた以上生かして返さん!!」
炎真が話している途中、レイナーレが光の槍を出し襲い掛かった
それを見た炎真は持っていたフリードを片足に持ち替え
「人の話ぐらい聞けぇ!!」
「ぐぼぉ!!」
そのままフリードでレイナーレを頭を殴りつけた
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
俺と木場、小猫ちゃんの三人は教会が見える位置で様子を窺っていた
木場から図面を見せてもらいアーシアが居そうな場所を割り出した
あとは乗り込むだけだ!アーシア待ってろよ!
ダッ! ドンッ!
「きゃっ!」
入り口を潜り、一気に聖堂まで走り抜こうとした時誰かとぶつかった
ぶつかった相手を見たら…!?
「アーシア!?」
「え?…イッセーさん!?」
そこには捕らえられたと思っていたアーシアが居た
俺は安全と知り思わず抱きしめてしまった
「良かった…無事で!」
俺は安心していると一つだけ疑問が浮かんだ
どうしてアーシアがここにいるんだ?
「なぁアーシア。どうやってレイナーレから?」
「あぁそうでした!助けてくださいイッセーさん!このままだとレイナーレ様達が……」
「ずっとお説教されてしまいます!あの赤い髪の人に!!」
ピキッ!
それを聞いた途端空気が凍った
アーシア…今なんと言いました?
説教…赤い髪…
い、いやそれは無いな。まさかここまで来るとはとても思え無い
きっと特徴が同じだけで
「兵藤くん。アレ」
木場が俺を呼びどこかを指差した
指された場所を見ると長椅子の上には誰かが食べ終わった豚丼の空の器
その近くにイカれた神父フリードが使っていた光の剣と銃らしき残骸が散らばっていた
うん…やっぱりあの人か
「とりあえず行ってみよう」
「そうだね」
「…はい」
なんとも言えない空気の中
俺と木場と小猫ちゃん、そしてアーシアの四人で祭壇に向かい隠し階段を下りた
その際大きな穴があった
そして奥に大きな扉開ける
「だからお前らもう少しマシな考えは出来ねーのか!?だからバカにされるんだよ!なぁ!!」
『………はい』
俺が目にした光景
レイナーレと他の堕天使を筆頭に神父達が全員正座をさせられていた
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「大体お前らなぁ!こんなボロイ教会を拠点にしてんじゃねーよ!あからさま過ぎんだよ!そっちから見つけて下さいって言ってるようなもんだぞ!!」
「いや、一番近くにあったのがこの教会だったんで」
「そんなんで選ぶなよ!……オイ部下のお前らも少しは上司に意見とか出来ねーのかよ」
「そ、それが出来たら良いんですけど、所詮私達部下で痛って!」
「だから上司がこんな失態するんだよ」
カラワーナの頭を叩く炎真
するとドーナシークがどこか辛く苦しんでいた
「……つっ~~~~つ」
「何だ」
「ここ…下に小石がいっぱいあるんで…痛いんです…正座しているとスネに食い込んで」
「だから正座させてんじゃねーか。だ・か・らっ!!」
炎真は正座しているドーナシークの膝をドスドスと強く踏みつける
「イタタタタ!イタイ!イタイ!!」
「うるせー!堕天使がギャーギャー騒ぐなっ!」
「ちょっと待つっす!もう数十分も正座させられて限界なんっす!?イタタタタタ!!」
「命狙っておいて何勝手な事ぬかしてんだコラ!」
ミッテルトが止めようとするが両こめかみをグリグリされる
炎真は男女差別はあまりしないのだ
「炎真先輩!」
「…何だよ。お前らも来たのかよ」
「そんな事よりこれって一体?」
木場が正座している者達について聞いた
「こいつらは俺を襲ってきたからボコボコにしただけだぜ。まぁあの白髪野郎が俺の豚丼勝手に食いやがったから八つ当たりしたがな」
「また豚丼って貴方は」
「まぁまぁ」
その時紅の髪を揺らしながらリアスがやってくる
その後ろから朱乃も続く
「ぶ、部長、どこから」
「地下よ。教会にジャンプなんてはじめてだから緊張したわ」
「…なぁちょっと良いか?」
「何?」
「こいつらのこと…俺に任せていいか」
炎真の言葉に全員が驚愕した
リアスはすぐに反論した
「駄目よ。いくら貴方でもそれは許されないわ」
「どうせ殺すんだろ。だったらこいつ等には償わせるに限る」
炎真がポケットから携帯を取り出し電話をする
ピリリリリリリリリリ! ガチャ
「あぁ俺だけどよ。ミュウだせよ…ミュウ。あぁ!もう寝てるだと!?叩き起こせ!………オイミュウ確かお前んとこ人手欲しいって言ったよな。今数十人ほど居るんだけどよ……予算が足りない?そんなもん定食屋で稼げ!!あぁそうだよ!だから明日来いよ!」
ッピ
炎真が電話を切る
「まぁそういう事だ。こいつ等の事は俺にまかせろよ」
「何度も言わせないで。それは許されないわ」
「…ったく」
再び炎真が携帯を出し電話をする
ピリリリリリリリリリ! ガチャ
「よぉ久しぶりだな。今目の前にお前の妹いんだよ……あぁ、お前に電話だ」
炎真が携帯を投げ渡す
リアスは慌てて受け取り電話に出る
しばらくして電話を切るリアス
頭を抱え、炎真に携帯を返す
「分かったわ。堕天使については貴方に任せるわ…その代わり!貴方の事について話なさいよ!」
「わーったよ。じゃあな」
炎真は堕天使達+αを連れていた
果たして彼らの運命はいかに!?そして炎真の豚丼はどうするのか!?
引き続き悪魔募集中