横島忠夫、〇〇〇〇と付き合ったらどうなる?   作:一日三食MEN

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 今回は、SHUFFLEのヒロインの一人です!最初は煩悩先生の紅薔薇先生にしようと思いましたが、この子の過去が横島と似ていたのでこちらにしました!

 では、設定です。
  同じ学校の同じクラスです。
  ネリネは横島が気になる段階であり、恋まではまだいってないです。
  原作通り、土見稟の婚約者として始まります。
  ネリネと横島はお互いの過去を話し合ってます。

 スタート!


ネリネと付き合ったら?(SHUFFLE)

 「「「「「土見待ちやがれ~~!!!」」」」」

 「そう言われて待つ奴がいるか!」

 「今日こそ!あの男に天罰を!」

 「そして、我らが女神を救うのだ!」

 「殺殺殺殺・・・」

 「殺すの言葉を使うやつのどこに救う力があるんだ!」

 バーベナ学園の廊下を走る先頭・土見稟。後ろにたくさんの男子・・・彼らの目が完全にいっちゃっている。。

 「あれ?横島は参加しないの?」

 「いや、あいつらの行動が醜すぎて逆に萎えたというか。アホらしいと言うか。昔の俺ってあんなことをしていたんだと反省したと言うか」

 「ははは!やっていたことはあったんだね」

 「当然!ムカつくイケメンは俺の敵・・・というわけで、その一人の緑葉!死にやがれええええ~~!!(ガンガンガンガンガン!)」

 「ぐわああああ!む、胸があああ!!」

 その様子を見る横島と呆れる彼に笑う緑葉。しかし、イケメンというキーワードで怒りに燃えて緑葉を藁人形で呪って苦しめる。

 「があ~~はははははは!相手がイケメンなら例え神でも魔王でも呪ってみせる!」

 「土見君は相変わらずで、緑葉君も相変わらずで、横島君も相変わらずね~~」

 「「「あ、あはははは・・・」」」

 「え~~。あんなことを言っておりますが、神の娘のシアちゃんと魔王の娘のネリネちゃんはどう思いますか?」

 「呪えるのかな?・・・うちのお父さん」

 「同感です・・・あはは」

 麻弓の言葉に神と魔王の娘二人は、最大の引きつり笑いをしていた。何故土見が追いかけられているのかというと、この学校ではアイドルどころか神レベルにまで祭り上げられている、芙蓉楓・リシアンサス・ネリネの三人がいて、土見は幼いころのちょっとした事情で彼女達の想い人となり、この三人の婚約者として選ばれたのだ。彼女達を女神として見るファンクラブの男子達は醜い嫉妬で土見を追いかけているのだ。

 だが、その三人の中の一人が、

 「・・・忠夫様」

 土見ではなく、横島に熱い視線を向けていた。その一人というのが、三人どころかこの学園でもナイスな胸を持つネリネだった。

 

 

 そんな生活をする中、ある日横島と出会った公園にやってきたネリネ。

 「・・・あの時は本当に驚きました」

 「どうしたんだ?ネリネ」

 「あ、稟様」

 横島と会った時の事を思い出していると、土見が公園に入ってきた。

 「何が驚いたんだ?」

 「・・・数か月前に、初めて忠夫様と会った時です。今はあんなに元気なのに、出会った時はもう生気がないくらい生きる気力がありませんでした」

 「俺は、ネリネがあいつを連れてきたことに驚いたよ。まあ、今じゃ樹とブラックリスト入りの生徒になっているがな」

 「あはは・・・紅薔薇先生、毎日忠夫さんにナンパされては殴り飛ばしていますものね。今日は、下着まで見たらしく全教科の補習で満点取れるまで帰さないみたいです」

 「よほど恥ずかしかったんだな。つうか、よく毎日諦めずにできるものだな・・・話を戻すが、あいつと初めて会った時にどんな話をしたんだ?」

 横島との出会いに興味を持った土見は訊ねるが、

 「・・・・・・すいません、稟様。これは、話せません」 

 「・・・そうか、分かった」

 ネリネは話さなかった。土見も強く聞き出そうとしない性格なので、彼女の意思に尊重してこれ以上の詮索をやめた。

 

 

 それぞれの家に帰った。すると、いつも娘に弱い魔王の父親ではなくメイドの母親が出迎えた。どうして父親が来なかったのか尋ねると、

 

 『今は解けたけど、よほど強い呪いをかけられていたんですよ!きっと反魔王派の仕業に違いないです!』

 

 母親からそれを聞いて、誰がその呪いをかけたのかすぐに分かり冷や汗を流したネリネだった。余談だが、変な冤罪をかけられた反魔王派はメイドの母がきっちりお仕置きして、その後は彼女のファンクラブとして生まれ変わったらしい・・・。

 

 

 あの呪いの事は忘れることにして、自分の部屋で着替えをした。そして、鏡台の前に立ち自分の姿を見た。

 「すいませんでした。稟様」

 呟くように土見に謝罪するネリネ。そんな彼女は胸元から紐をつけたお守りを取り出して、それを見ていた。

 「話せない理由は・・・忠夫様の事もあるのですが、私の事もあるのです」

 その時の頃を思い出した。

 

 『あの、どうしたんですか?』

 『?君は?』

 『私、ネリネといいます。どうして、そんなに落ち込んでいるのですか?』

 『・・・君には関係ない』

 『そんなことを言わないでください。力になれることなら』

 『・・・無理だ。もう、どうしようもないから』

 『どういうことです?』

 『俺が手に入れたいものはただ一つ・・・恋人を生き返らせたい。この体の中に眠る恋人を』

 『・・・・・・え?』

 

 ここで一度、現実に戻る。

 「恋人、忠夫さんはそう言った。そして、話を聞いていると・・・とても他人事ではなかった。私と同じことを・・・あの人は」

 同じこととは、横島忠夫は恋人・ルシオラのおかげで死にかけるところを助かったが・・・恋人の方はほぼ完全に会えなくなったと言ってもいいことになった。そして、ネリネの方もかつては体が弱く命の危機にすらなったことがあった。

 その当時、神と魔王がある目的のためにホムンクルスを作っていて最初の実験体は無理矢理強化させようとしたが爆発してしまいその時に亡くなり、二回目はネリネのクローンとしてリコリスという少女が作られ、彼女は一度ネリネの代わりに人族の世界のパーティーに父と行ったとき土見に会いその時に恋をした。

 その後、更にもう一人のホムンクルス・プリムラも作られたすぐ後だった。ネリネが病気で苦しみだしたのは・・・どうしようか必死に考えた魔王の隣でリコリスが、

 

 『私の全ての力をネリネにあげれば、助かるかもしれない』

 

 この提案をしたのは・・・。ネリネのクローンで、同じ力・性質を持っているからこそ思いついた。魔王も苦渋の決断で頼み、力の全てを彼女に与えた。そのおかげでネリネは体がよくなったが、リコリスは亡くなってしまった・・・。

 「私の場合は同じ力を持つ者同士だったけど、あの人は人と魔族だから根本的に違うため、徐々に恋人の力もなくなっていき・・・ついに」

 そう考えると、確かに二人は似た者同士だ。自分のせいで大切な存在が死んでしまった・・・横島もネリネも共に今でもそう思っている。

 「だからこそ、私も・・・初めて会ったのにあの子の事を話してしまった」

 

 再び、回想に戻る。お互いの話をし終わった後だ。

 『・・・そっか。似てるな、俺達』

 『そうですね。大切だったのに、ずっといて欲しいと願っていたのに』

 『一つ聞いていいかな?』

 『何でしょうか?』

 『もし、会えたとしたら・・・会いたいか?』

 『え・・・・・・どう、いう、意味ですか?』

 『ただの質問さ。答えてくれないか?』

 『もちろん会いたいです!あの子のおかげで私は今ここにいる・・・でも、私のせいで、あの子が好きになった稟様に会えなくなった。謝りたい・・・ごめんなさいと、謝りたい!』 

 『・・・これあげるよ』

 回想が終わり、現実に戻る。

 

 その時に渡されたのがお守りだった。それ以来首にかけられるようにして、毎日身に着けていた。気持ちが和らぐようにくれたと思い、今までずっとアクセサリー感覚で身に着けていた。

 「・・・そう言えば、渡された時にこんなことも言ってましたね。『想いを願いに変えて祈り続ければ会えるかもしれない』と、どういう事でしょうか?」

 だが、どんなに考えてもわからない・・・そろそろ寝る時間になったので布団にもぐった。だが。いつもは外して寝るお守りを、今日だけは横島との出会いを思い出した際、リコリスの事も思い出し・・・想いを願いに変えて眠りについた。

 「(夢でもいいから、会って話がしたい。あの子に、リコリスに謝りたい)」

 その時、握られたお守りの中で一つの玉が光り輝いた。・・・『夢』という文字をうかべて。

 

 

 気づけばネリネが白い空間の中にいた。今まで来たことがなく、たった一人でいたためビックリした。

 「こ、ここは何でしょうか?」

 『ここは夢だよ』

 「え?夢?」

 『そう・・・そして、久しぶりだね。ネリネ』

 そこに響いた声と共に姿を現した少女。まるで鏡を見るくらいにそっくりで、唯一の違いは瞳の色のその少女は、

 

 「え、ええ?り、リコリス!」

 

 会いたいと願い続けた自分のクローンであり、自分の一番の親友でもあったリコリスだった。

 「な、何で!」

 『うん。私もわからないの。気づけば、この夢の中で行動が出来たの』

 彼女らは文珠の存在を知らないし、その効果も知らない。このことに驚くのも無理はない。だけど、夢の中とは言えこうして会うことが出来た。

 「リコリス、ごめんなさい」

 『え?何、何で謝るの?』

 だから、ネリネは謝った。

 「だって、私のせいで、私を助けたばかりに、稟様と会えなくなってしまった」

 『・・・ネリネ』

 「ベッドで横になる私にあんなに嬉しそうに、あんなに楽しそうに、あんなに・・・また会いたそうにしていたのに」

 その謝罪にネリネの傍によると、

 

 『バカ!!』

 

 一言言って、彼女に指をさすリコリス。バカと言われてキョトンとするネリネ。

 『何で謝るの!私はむしろ良かったと思っているの!』

 「え!ど、どうして!」

 『だって、あのままにしていたらいつかネリネは死んでいたかもしれない。そして、クローンの技術が不完全な状態で生まれた私もいつか死んでいた。もしかしたら、私もネリネも死んでいたのかもしれなかったのよ!だけど、ネリネは今生きている!そして、私もネリネの中で生きている!二人そろって生きているのよ!だから、謝る事なんてないの!』

 リコリスの言葉にハッとしたネリネ。

 「・・・そうでした。あなたが亡くなったことで忘れていました。あなたの想いや命が私の中で生きていることに」

 『そう!だから、あなたが覚えていてくれれば私はずっと生きているの!』

 この言葉にネリネはやっと笑顔を見せた。

 「勿論です。私はずっとあなたの事を忘れません!だから、これからも私と共に生き続けてください!」

 『ふふ、やっと笑顔になったね。よかった・・・』

 「・・・・・・」

 『ネリネ?』

 リコリスも笑顔になったが、ネリネが真剣な顔になった。

 「どうして今まで夢で会えなかったのでしょう・・・もしかして、あのお守りの中に何かが?」

 『そんなのどうだっていいじゃない!それはそうと・・・ネリネ、好きな人が出来たそうじゃない?稟じゃないのが残念だったけど』

 リコリスの指摘にキョトンとする。

 「え?ど、どういう」

 『私はあなたの中にいる。という事は、あなたの想いもまた分かるってことなのよ~。横島と言ったっけ~~』

 「え、ええええええ!わ、私が、た、忠夫様を!」

 自分の中の気づかなかった想いを言われて驚くネリネ。

 『ふ~~ん、忠夫様。ね~~』

 彼女は土見以外の男子には名字とさん付けだ。しかし、横島には土見と同じ呼び方だ。その違いにニヤニヤするリコリス。

 『稟に様付けをしていたのは私の想いに引きずられてかもしれないけど、忠夫を様付けするのはネリネが彼を愛しているからなのよ。自分で言ってて気づかなかったの?』

 ネリネの中にいるリコリスだからこそ分かった事だ。

 「私が、た、忠夫様を・・・」

 『多分自分と同じ境遇。いいえ、恋人だった女性を自分のせいで死なせることになった彼を仲間的に見ていたかもしれないけど、それでも頑張って生きる横島に想いを持つようになったんじゃないかな?』

 「そうです。あの人は絶望を味わって、今でもその苦しみを持ちながら生きています。それがとても辛そうで・・・そして、あの人を支えたいと思うようになって」

 『それが恋になったのね』

 「そうですね。稟様・・・いえ、土見さんの事も好きでした。でも、それはリコリスの想いをかなえたいと言う気持ちを持って接していたのかもしれません」

 『だけど、今度はあなた自身が本当に好きになった人が出来たのだから。それを実現させて!』

 「・・・(ボン!)」

 リコリスの言葉で、今までの土見への接し方と横島への見方を思い返し、やっと自分の気持ちを理解し受け入れることが出来たネリネ。そして、それが出来たと同時に出た思慕の強さに顔を真っ赤にした。それと同時にリコリスの体が透けてきた。

 『う~ん、どうやら意識が強くなっちゃったから目覚めようとしちゃっているのね』

 「え!」

 『大丈夫だって!また夢で会えるって!』

 「・・・はい!」

 夢が覚めることで会えなくなることに寂しくなったが、励ましでまた元気を取り戻した。そして・・・目を覚ました。すぐに握っていたお守りに意識がいった。

 「・・・想いを願いに変えて祈り続ければ会えるかもしれない」

 思わず横島に言われたことを呟いた。

 「忠夫様・・・ありがとうございます」

 そのお守りを胸に当てて、嬉しそうに再度握りしめた。

 

 

 その日のバーベナ学園の屋上にて

 「忠夫様。私、あなたの事が好きです」

 「は?」

 「あなたの恋人にさせてください」

 「ひ?」

 「土見さんとの婚約者の件は解消しました。これからは、忠夫様の恋人として生きていきます」

 「ふ?」

 「お父様にも話しました。後日挨拶に行きたいとおっしゃっておりました」

 「へ?」

 「これが・・・私の、気持ちです(ちゅ)」

 「ほおおおおおおおお!!!!」

 ネリネは告白をして、最後に横島に想いを込めたキスをした。そして、どこぞのオッドアイさんがその日のうちに学園中にこの情報をばらまいたおかげで、ネリネのファンクラブRRR(らんらんリンちゃん)の最重要注意人物が土見から横島に変わった。

 

 その後、つき合う事になった二人。ネリネはスタイルは抜群で性格もお淑やかで起こると怖いけど理想的な彼女であり、横島は幾度となくRRRの連中から襲われた。また、問題児としても見られていたのでほかの皆も犯罪まがいなことをやって彼女にしたのでは?と見られがちだった。まさか、彼女の方から告白したとは夢にも思わないだろう。

 

 だが、ネリネにも弱点があった。

 「あ、あああ!も、燃えてしまいました!」

 「ね、ネリネちゃん!私がやるからいいって言ったじゃないか!」

 「いいえ!忠夫様のお弁当は私が作ります!シアちゃんや楓さんみたいに、私も忠夫様に愛情弁当を!」

 「お、お願いだから、ちょっと待って~~!」

 家事や料理は苦手だった・・・メイドの母と家事好きな魔王の父のおかげでそういう事をした事がなかったからだ。魔王宅の台所では、今日も必死に魔王様の悲劇が続く。

 

 そして、何とか作ることが出来たのは

 「・・・この重箱の一段目全部にある卵焼きは?」

 「は、はい。これだけが何とか作れまして」

 「・・・そして、二段目のこのスクランブルエッグの山は?」

 「失敗したと思ったのですが、これも料理だと聞きまして」

 「さ、三段目の何重にもなっている目玉焼き?」

 「お父様がよく朝作っていたので」

 「ほ、他は何が作れたのかな?」

 「・・・・・・・・」

 「(よく頑張ったな。魔王よ・・・褒美としてしばらく呪わないから安心しろ)」

 この三つだった。それ以外に関しては、無言が物語る。そして、絶対に介入したであろう魔王がどれだけ頑張ったのかすぐに分かった横島は、苦笑いしながら彼を褒めた。

 「あ、あの・・・忠夫様。どうぞ、あ、あ~~ん」

 「(うお!こ、これは恥ずかしい・・・で、でも、うけないわけにはいかん!)じゃ、貰うぞ。あ~~~ん」

 あ~んをしてきたので、しっかり受けた横島。そして、

 「あああ!リンちゃん大胆!稟君、あ~~~ん」

 「り、稟君・・・わ、私も、あ、あ~~~ん」

 「う、あ。あ~~ん」

 この二人もまた負けられない。リシアンサスと芙蓉もまた土見にあ~んをして彼もまたそれを受けた。

 「「・・・恥ずかしい」」

 「「「こちらもどうぞ。あ~~ん」」」

 「なあ、稟。俺やっとお前の苦労が分かった気がする」

 「やっと分かってくれて嬉しいよ」

 土見の苦労が分かっても、目の前の彼女達はやめない。

 「ま、幸せ税だと思って受け取ろうぜ」

 「・・・そうだな。しっかり受け取らないと、失礼に値するしな」 

 頷き合って、それぞれの想い人からのあ~んをまた受けた。

 「へえ~~ほお~~」

 「稟はともかく、横島がこんな幸せを手に入れるなんて・・・」

 そんな二組のカップルを楽しそうに見るオッドアイさんと自称世界中の女性の恋人他称女をとっかえひっかえする最低男な二人が見てた。

 

 この二人のすることと言えば当然

 「土見~~!!覚悟しろ~~!!」

 「横島~~!!くたばりやがれ~~!!」

 「「「「「待ちやがれええ~~~!!!」」」」」

 「「誰が待つか!誰が!」」

 情報ばらしである。残された彼女達は苦笑いしながら、校門に向かって歩き出した。そんな中、ネリネは校庭に出た横島に目が行った。

 

 『忠夫様。似た者同士から始まった恋ですが、私はとても嬉しいです。だって、あなたのおかげでリコリスに会えた。話もできた。あなたへの想いも気づくことが出来た。そして、あの子がいつも私の中にいることに気づくこともできた。今度は私がここまでしてくれたあなたに想いを見せる番です・・・リコリス、私の恋をしっかり見ていてください』

 

 追いかけてきたRRRの連中を落とし穴に落として大笑いする横島を見ていた。そこに

 

 『頑張ってね・・・そして、いつか私を産んでね!』

 

 ネリネの耳にそんな声が聞こえたような気がして、空を見上げたが何も聞こえない。でも、確かに聞こえた・・・大切な友の声が。だから、

 

 『ええ・・・また会いましょう!』

 

 返事をして、自分を呼ぶリシアンサスと芙蓉のところに走っていった。

 




 
 お互い、大切な存在が命を懸けて助けられた。だからこそ、お互い同じだと想いが強くなる。過去を清算するには、リコリスはやはり必要でした。そこで、夢の中での会話で気持ちに整理をつけるというやり方にしました。

 次回はあの懐かしゲームのto heartの来栖川芹香にしました!そして、その次は僕は友達が少ない。通称「はがない」の誰かにしようと思います。

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