横島忠夫、〇〇〇〇と付き合ったらどうなる?   作:一日三食MEN

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 お詫び・・・前回織斑千冬をヒロインと書きましたが、彼女にします。理由は・・・ネタが思いつきませんでした!

    今回の設定です!
 横島は、IS学校の清掃員として働いています。
 横島はISを動かせません・・・というか、動かせなくても互角に戦える気がする。
 原作の話の流れは今回は一切ないです。
 姉と区別するために、名前で書きます。
 
 では、楽しんでください!


更識簪と付き合ったら?(インフィニット・ストラトス)

 

 横島は今火花を散らしている。その相手は、更識楯無・・・いや、今は刀奈だ。では、どうして彼女と火花を散らしているのかというと?

 「だから!こっちがいいって言ってるだろう!」

 「何言っているの!簪ちゃんにはこっちがお似合いよ!」

 「・・・あの、二人とも、や、やめて」

 「あんた姉なのに分かってない!簪ちゃんは隠れたええ乳を持っているや!だから、それをしっかり出せるビキニがいいんだ!」

 「違う!そんなお色気目当てな水着じゃ簪ちゃんの魅力が出ない!だから、こっちのワンピースタイプの水着がいいの!」

 「ほう~~、なら本人に聞こうじゃないか!」

 「望むところよ!」

 水着売り場でどっちが簪に似合うか、それを目を血走らせて言いあっていた。だが、簪からすれば、

 「「さあ、どっちのケンミン・・・もとい!どっちがいい!」」

 「・・・どっちも着ないから」

 「「そ、そ、そんなバカなあああ~~~~!!!!」」

 いい迷惑である。まさかの拒否発言に、揃ってがっかりするバカ二人。

 「は、恥ずかしいから・・・」

 だけど、彼女の方は嫌だからというわけではないようだ。しかし、二人には簪の声が聞こえていなかった。

 

 

 横島が落ち込んでいる公園に入ったのは、簪だった。いや、正確には彼女が逃げ込んだ先が公園で、そこに横島がいたと言った方がいい。別に彼女が誰かに襲われていたり、追いかけられていたりされていたわけではなかった。ただ・・・逃げ出した場所が辛かったのだ。

 

 「お前の姉さんはもっとすごいぞ」

 「刀奈の方が立派だな」

 「簪は平凡だな」

 

 彼女には姉がいる。だが、その姉はいろんなことが出来る優秀な姉だった。そして、周りの大人はいつもそんな二人を比べていた。姉の方は、そんな大人に笑顔を振りまいていた。大人達は彼女ばかり見て簪を見ない・・・その偏見が辛かった。

 ある日、簪は日本の代表候補生となり姉のいるIS学校に行くことが出来た。ずっと頑張り続けたが・・・やはり周りは学校の最強の名を持つ生徒会長となった姉ばかり見た。しかも、与えられるはずのISも企業は世界初で男のIS操縦者の織斑一夏を優先してしまい、自分はそっちのけ。

 

 『何で周りはそんなに姉さんや織斑一夏ばかりを見るの?優秀だから?私が平凡だから?何で・・・何で。う、うう、ひっく』

 

 ついには涙を出してIS学校を飛び出したのだ。そして、行きついた公園で横島と出会ったのだ。涙を流す簪に反応して、横島が聞いてきた。女性の涙にはやはりすぐに反応するのが彼らしい。

 「どうしたんだ?涙なんか流して・・・可愛い顔が台無しだぞ」

 「・・・誰も、私を見ない。大人は全部姉さんばかり」

 「ふ~~ん、姉さんばかり見られているのか?」

 「うん・・・どんなに頑張っても、周りは私を見てくれない。みんな口をそろえて言うのは、姉が優秀なんだから妹だってできて当たり前。大人はどうして私を見ないの。ひっく、ううう」

 「そっか・・・でも、姉さんも可愛そうだな」

 「・・・え?」

 初対面でも誰でもいいから吐き出したかったので、簪はどんどん涙を流しながら心の苦しみを語る。だが、横島が言ったのは姉がかわいそうという言葉だった。それにキョトンとする簪。

 

 「だって君の姉さんは、勝手に期待されて、勝手に優秀と見られて、勝手に大人のいい見世物にされているんだ。かわいそうじゃないか」

 

 そう言われて、初めて姉の立場に気付けた簪。思わず、涙も言葉も止めて横島の話に耳を傾ける。

 「姉さんはどんな顔をしていた?」

 「・・・笑顔だった」

 「じゃ、心は辛いだろうな」

 「つら、い?」

 「ああ・・・俺も経験があるんだ。笑顔で自分の本当の苦しみを隠したことが。あれは、本当に辛いんだ・・・必死に我慢するからさ」

 苦しそうな顔を見て、簪はようやく今の姉がどんな気持ちか考えた。

 『姉さん・・・そういえば、いつも私を笑顔で見ていた・・・けど、あの笑顔は今思えば、大人達に見せる笑顔とは違う気が』

 「どうだ。君は自分を見てくれないと言っているが、実際は姉さんの方が見られていないんだ。大人が見ているのは姉さんじゃない。ただそれに『優秀』という言葉がついただけの見世物だ」

 『・・・そうだ。言われてみれば、そうだった。私への笑顔は柔らかくて安心する笑顔な感じがするけど、大人達にはとりあえず的な笑顔だった』

 段々、姉の気持ちも理解する意思が出てきた簪。

 

 「実際に会って話をすればいい。お互いの考えや想い・・・しっかり伝えないと、すっごい後悔するぞ」

 

 この言葉には、とても重みがあると思った簪。もしかして、ここで辛そうにしていたのはその後悔をしたからでは?と気づいた簪。そこに・・・

 

 「簪ちゃああああ~~ん!!」

 

 自分の名を叫ぶ姉の声が聞こえた。公園の入り口を見ると、涙まみれの姉の姿があった。とても心配そうな顔で近づいてくる・・・ただ、鼻水まで出している当たりみっともない。

 『・・・話し合ってみよう』

 内気で臆病な性格だったが、この時横島の姿を見て一歩を踏み出した。そして、その時の話で簪は姉へのコンプレックスが解け、同時に姉妹のわだかまりが解けた。

 

 だが、同時に余計なことまで知ってしまった。

 「簪ちゃん!ほらほら、こっちを見て見て!」

 彼女は・・・

 「(ごく)簪ちゃんの下着姿・・・おっと、鼻血が」

 救いようのないくらいの・・・

 「簪ちゃんのベッドの匂い。ああ、包まれて気持ちいい~~」

 シスコンだった・・・。

 

 毎日、必ず朝起きると閉めたはずの部屋の鍵が開けられていて自分と一緒に寝ており、廊下を歩けば後ろには壁や物陰からじ~~っと自分を見る。しかも、部屋に戻ると必ず自分のベッドで寝ている始末。これが優秀な人間の姿か?いや、ダメ人間の姿だ。と呆れてしまったのだ。

 だが、これを見たおかげで欠点も結構多いと安心して、今はとても仲良くなっている。

 因みに二人のわだかまりを解くきっかけを作った横島はというと、

 「貴様というやつは~~!!!!」

 「ちょ、ちょっと待ち千冬さん!あんなにお色気満点な格好で実習させたら、男が襲い掛かるのは当然だろ!」

 「私の弟はしなかったぞ!少しは、一夏を見習えええ!ハリケーンミキサー!」

 「そりゃ、あんたの弟は千冬さん以外見ないシスコごへぶぎゃらああああ!」

 授業中の訓練場で超人技をくらって吹っ飛ばされていた。姉妹仲を取り持ったという事で、生徒会長権限を使って横島をIS学校の清掃員として雇うことにしたのだ。だが、ほぼ女子校という状態の学校で横島がじっとしていられるか?答えは無理!である。一日三回は覗きをして、実習でISを装備する際のお色気満点な姿を必ず見に行くのだ。その度に女子達を追いかけまわしては、既にISを持っている代表候補生の攻撃の的にされるのだ。

 「この、女の敵が!」

 「私達が退治いたしますわ!」

 「一夏を見てみなさいよ!そんなことはしてないじゃない!」

 「そうだよ・・・少しは見に来ても欲しいのに。女としての魅力、持ってないのかな~って少し落ち込み気味だし」

 「シャルの言う通りだ!嫁も少しは覗きに来るべきだ!」

 「え、え~と、何か途中から話がずれてないか?」

 一応一夏も含めた六人で、ハリケーンミキサーをくらって起き上がった横島を追いかけながら攻撃を始めた。

 「・・・織斑先生」

 「何だ?」

 「横島さんがここに来て覗きや襲い掛かりが始まってから、あの六人の戦いの連携がうまくなったと思いません?」

 「そりゃ、何度もやっているからな。他の生徒も逃げるのがうまくなった」

 「犯罪未遂行為をされて、生徒が上達するって微妙な気分ですね」

 「・・・・・・言うな。私も同じことを思っていたところだ」

 あの技をくらわせた一夏の姉・織斑千冬は同僚の山田真耶にそう言われて二人して微妙な顔になった・・・時だった。

 「お二人のパンチラ、ゲットだぜ!」

 逃げ回っていたはずの横島がいつの間にか二人の脚元に来ていて、スカートをめくって二人の下着を見て喜んだ。

 「おお!山田先生は黄色で織斑先生は赤ですな!お二人とも、よくおに「「何するんだ(ですか)!!」」むぎょはぎゃああああ!」

 鼻の下を伸ばして嬉しそうにした横島の顔面に二人の拳が炸裂した。それがうまいことIS装着の六人のところに吹っ飛ばされて、

 「「「「「「覚悟!」」」」」」

 総攻撃を受けまくった・・・特に、一夏がシスコン魂を全開にしたのか一番攻撃が半端なかった。

 「ううう、見られてしまいました・・・前は着替えも見られましたし、もう横島さんにお嫁に貰ってもらうしか」

 「あいつを婿にって、もう少し考えろよ真耶・・・・対格闘戦も上達しているな。生徒も教師の我々も。本当におかしな奴だ」

 山田は横島の嫁になる宣言をしたが、織斑千冬に止められた。その総攻撃で痛い目に遭いまくっている横島を見て、他の部分でも上達していたことに気づいた織斑千冬だった。

 『・・・あの笑顔、何か変?』

 だが、自分を立ち直らせてくれた簪は横島の行動に疑問を持っていた。

 

 

 

 そして、集団リンチと書いて一対多の格闘訓練と読む実習も終わって、教師も生徒もボロボロになった横島を残して訓練場から出て行った。そこに、一人残った簪が横島の元に向かった。

 「ねえ、横島さん」

 「あ~、死ぬかと思った・・・って簪ちゃん。戻ってなかったの?」

 「うん・・・聞きたいことがあるの」

 起き上がる横島の隣に座る簪。

 「横島さん。前に私にこう言った。笑顔で自分の本当の苦しみを隠したって・・・今もしているのですか?」

 「・・・何を言うんだい?」

 だが、そう聞く横島の顔には少しだけ焦りがあった。

 

 「だって、何か横島さんの笑顔・・・姉さんが大人達に向ける何も感じない笑顔だった。本当に楽しそうな笑顔じゃない」

 

 それを言われて、黙ってしまう横島。まさか、見抜かれるとは思わなかったからだ。だが、ずっと見続ける彼女に観念して口を開けた。

 「ああ、そうだよ。隠しているんだ・・・ああしていれば、少しは昔に戻れると思ってな」

 「昔に戻れる?」

 「簪ちゃん。俺さ、世界で一番大事な彼女を・・・死なせてしまったんだ」

 「・・・・・・・・・え?」

 言葉の意味が分からない状態の簪。そのまま話し続ける。

 

 彼女は途中から涙を流した。流し続けた。出し続けた。

 「・・・だけど、今でも後悔しているんだ。あいつは幸せだったと、美神さんは言うけど本当にそうだったのか?ってな。ルシオラには、彼氏彼女の関係になってからは俺の有頂天になった姿しか見せてなかったのに・・・ちゃんと今後の事を話し合うことだってしないといけなかったのに、それをしないまま浮かれて・・・最後に死なせてしまった」

 横島も涙を出していた。右手で拳を作り、力が込められていた。

 

 「だから、君が落ち込み、姉と距離が離れているって聞いていたら、見てられなかったんだ。そのままじゃ俺と同じになるって」

 

 涙を出し続けた顔で彼女の方を向いた。いまだにボロボロ泣いている情けない顔だ。だが、

 

 『こんなに辛い思いしたなんて、もし姉さんとすれ違ったまま同じように亡くなっていたら、絶対後悔していた・・・ありがとう、横島さん(ドキドキ)』

 

 その顔でも簪をときめかせるには十分だった。そして、

 「横島さん。大丈夫です、ルシオラさんと同じ立場になるかもしれなかった私が答えます」

 「同じ、立場?」

 その言葉に涙が止まった。

 

 「幸せです。こうしてお互いの気持ちをしっかり話し合えた。今まで見たことのない一面だって知ることが出来た。そんな幸せをくれたのがあなたです。そうやって、見えないところで必死に支えてくれた・・・私は、そんなあなたを愛しています」

 

 簪は自分の気持ちを隠さずに話し、最後には告白までした。

 「簪、ちゃん」

 「あなたの話を私と姉さんで置き換えると、ルシオラさんは私になります。そして、ルシオラさんと同じく悩んで苦しんでいました。もし、姉さんと話し合えなかったら、もしかしたら同じようなことになっていたのかもしれません」

 この世界には魔族や神といったファンタジーなものは一切ない。ここで生活してそれを知っていた横島は、自分の過去をある大きな組織にスパイとして入ってそこでルシオラと恋をして・・・最後は組織のトップが自分を撃とうとしたが、ルシオラがかばって死なせてしまった。という風に作り替えた。設定は無理矢理だが、横島の悲しみがこもった話し方で彼女は信じた。

 

 「横島さん。あなたは、あなたらしくいてください」

 

 「あ・・・」

 そして、彼女の遺言を思いだした・・・その時、二人の顔は似ていないがその言葉に一瞬ではあるが、横島には簪がルシオラに見えた。

 

 『横島は、横島らしくいて』

 

 それを思い出し、思わず抱きしめた。

 「!!!、よ、よ、よよよよよ!」

 「ありがとう・・・ありがとう。思い出させてくれて、ありがとう(ボロボロ)俺、やっと、本当に昔に戻れそうだ・・・(ボタボタ)」

 再び涙を出して、その涙を地面に落として、感謝しながら抱き締める力を強くした。

 「・・・横島さん。もっと見せてください。私は、好きなあなたを全部見たいです」

 「ああ、見せるよ。見せるから」

 その後、二人はしばらく抱きしめあったが・・・授業で訓練場に刀奈のクラスが入って来て彼女が乱入する間にキスまでしていた。キスシーンに激怒した姉が、横島をISで半殺しにした。

 

 

 だが、横島には特に罰則はなかった。理由は横島は清掃員であり、学校が雇っているだけの存在。教師でも生徒でもないので、授業に支障を与えなければ交際は認められるという判決を織斑千冬と理事長は下した。その判決に腹を立てた姉だったが、

 「姉さんも彼氏を作ればいい」

 この一言でその日は「簪ちゃんがお姉ちゃんから離れていく~~!」と叫んで部屋で泣き寝入りしたらしいが、次の日から

 

 「おかえりなさ~~い。ご飯にする?お風呂にする?それとも、わ、た、し?」

 

 織斑一夏にアプローチを開始したという。とりあえず、自分も男に恋をすれば何か変われるんじゃないかな?とそれなりに思ったと後に語る。

 

 

 その後、横島と簪はどうなったのかというと、

 「・・・山田先生、離れてください」

 「わ、私は、責任を取ってもらう必要があるのです!簪さんこそ、離れてください!」

 「私は彼女、だから問題ないです」

 「う、ううう!な、なら、私は恋人に立候補します!(むにゅう)」

 「ぬうおおおお!な、何かとんでもマシュマロがええ感触で~~!い~だだだだだ!」

 何度か覗きの被害に遭った山田が横島に責任を取ってもらおうと、アプローチを開始した。自分の胸を押し付けて、横島を誘惑している。それに負けそうなので簪が足を思いっきり踏んでいる。

 「忠夫さん・・・私なら、ぜ、全裸を、見せても、いい」

 「なああ!う、ううう!わ、私だって見せます!」

 「ぐおおおお!な、何やと!美女二人のオールヌードを拝めるというのか!是非とも(ズゴン!)」

 「「校内の風紀を乱すな!!」」

 二人の大胆発言にぜひやってください!と言いかけた横島を蹴り飛ばした刀奈と織斑千冬。その後、学園最強と世界最強のタッグでボコボコにされたのは言うまでもない。

 

 

 

 どうやら強力なライバルが出たことにより、相思相愛にはまだ時間がかかりそうだ。

 




 横島の話で感情移入したのはヒーローを憧れる彼女だからと、横島の話そのものが彼女の好きなヒーローアニメと似たような感じだからです・・・という事にしてください!簪とルシオラを繋げるのは・・・ちょっと強引だったかな?
 最後に山田を出したのは、このまま結ばれるよりライバルに立ち向かう姿で終えた方がいいかな?と思ったからです。今回は結ばれるというより頑張って結ばれよう!という終わらせ方にしました。

 次回はドラクエのヒロインにしますがいまだに決まってなく候補は三人います。ミネアかゼシカ、マルティナの誰かにしようと思っていますが・・・誰がいいと思います?もし、この三人の中で一番いいと思う人がいたら感想にぜひ書いてください!
 
 追伸・三人とも胸デカいけど、ガチでそこで選んでませんから!
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