横島忠夫、〇〇〇〇と付き合ったらどうなる?   作:一日三食MEN

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 今回はアンリミテッドやヘブンズのルートのキャラ達との触れ合いをしたいと思います。ただし全員ではないのでご理解ください。さあ、戦いと書いてボケ漫才と読む横島君の行動をお楽しみ下さい。

 ですので、キャラ崩壊は当たり前ですのでご理解ください。


お気楽番外編 忠夫君の楽しい聖杯戦争・特別編

   アーチャー(記憶を取り戻した)

 

 

 アーチャーの真名がわからなかったが、ある人物と実はよく似ていた。背格好・肌の色・考え方が全く違ったが・・・本質は変わらなかった。武器は主に剣で戦いも券を使ったものが多いが、弓を専門としたサーヴァント。

 ある人物もまた弓がとてもうまいが普段はやらない。しかも、そっちではなく剣の投影が上手く本物の一歩手前の完成度を作り出す魔術を持つ男。何より・・・二人とも家事のスキルが高すぎる。

 

 アーチャーは・・・衛宮士郎であった。だが、正義の味方に憧れた彼がその道中にいろんな人達からの裏切りや、その先で見た絶望を味わった未来の衛宮士郎であり、むしろ正義の味方を嫌悪する存在になっていた。

 

 

 イリヤスフィールの居城でアーチャーは士郎と対峙した。正義の味方になろうとする衛宮士郎と、なれなかった未来の衛宮士郎。

 「・・・俺はお前を認めない」

 「認められなくて結構・・・だが、事実だ」

 火花を散らせる二人。同族嫌悪と言ってもいいくらいに、

 「俺は、絶対に、諦めない!」

 「ふん、なら、理想を抱いて溺死しろ」

 自分の考えを曲げない・・・これもまた、衛宮士郎らしい。ともに剣を作り出

 

 「なら!決闘の場は俺が用意しよう!」

 

 そうとするときに、明るい声が響く・・・ご存じ横島忠夫である。

 「・・・ふん」

 「・・・」

 「無視はひどいんじゃないか!」

 二人は一触即発だった。それなのに全く空気を読まない陽気な声の横島を無視して、二人は剣をだそうと投影魔術をする。

 「無視するなら勝手にするぞ!いくぞ!お前らにぴったりの決闘場じゃああ!」

 文珠「固」「有」「結」「界」を発動した。この効果により、アインツベルン城の広間があっという間に、

 

 

 

 「「・・・台所?」」

 

 

 

 

 テレビでよくやる料理対決みたいな二つの台所が向かい合う会場になったのだ。

 「さあやってまいりました!料理はずば抜けて上手なこの二人!いったいどっちが上手い料理を作れるのか!実況と解説とボケは私世界一かっこいい男で有名な横島忠夫がお送りいたします」

 まあ、横島君に常識は通用しないから・・・世界一かっこいい男に関しては妄想ということで納得しよう。因みに、世界一自業自得なことをする男の間違いだと作者は想っている。

 「さあ!審査員はちゃんと用意しているぞ!」

 そして、横島が視線を送った先には

 

 「さあ!早く食べたいです!士郎!アーチャー!」

 「私を満足させる料理・・・楽しみね」

 「ふふふ、こういう催し物も楽しみね~~」

 

 大き目なテーブルを前に座るセイバーと凛とイリヤがいた。セイバーは早く持ってこい!という空気が丸見えなほど目を輝かせていた。今だ料理対決をする空気になっていることにきょとんとする士郎とアーチャーだが、

 「というわけで!三人がお前達の料理を食べてどっちが美味しいか勝負してもらおう!料理が得意なお前らなら・・・負けないよな~~~。そ、れ、と、も~~~本当はこの三人を満足させられないほど・・・料理が下手なのか~~な~~♪」

 普段ならこんな横島の挑発を流せる二人だが・・・ちょうど意見と火花がぶつかり合っている状態で、料理に関しては妥協を許さない二人。そんな彼らが投影して出したものは・・・

 「・・・ふむ、そこまで見下されては黙ってはいられないな」

 「よく言うぜ。いつもご飯をお代わりする奴が!」

 剣ではなく包丁になった。そして、

 「一時休戦だ・・・こっちでも圧倒的勝利するがな」

 「なめるなよ!お前なんかに負けたら大きな恥だ!」

 「ふふ、料理に負けて溺死しろ」

 「そっちも俺に負けて溺死しやがれ!」

 変な言葉を言いながらエプロンをつけた二人は、

 

 「さあ、アンリミテッドクッキングワークスじゃああああ!」

 

 そんな横島の変な言葉と共に料理対決を開始した。その後、

 「「おあがりよ!」」

 「「「美味しそう!」」」

 「ふふ、どうやら私の料理の方が繊細なようだな」

 「ぬかしやがれ!繊細過ぎるのもダメなことに気付いてないくせに!」

 さっきの決闘より、こっちの料理対決の方が二人の出す火花が大きいように見えるのは気のせいではない。因みに勝敗に関しては・・・かな~~り、なが~~く時間をかけて決めたようだ。どっちが勝者かは別の話。

 

 

    ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト(UBWエンディング後)

 

 聖杯戦争が終わり、臨んだ答えを持って旅立ったアーチャー・・・いや、エミヤ。その後、士郎は時計塔へ遠坂と一緒に行き、そこで学ぶことにした・・・の、だが、生活をするためには当然金が必要。遠坂と二人で生きるために、うってつけのバイトを見つけて学業とバイトの両立をすることにしたのだが、

 「ル~~~ヴィ~~~ア~~~!!」

 「ミス!と~~~~さ~~か~~!」

 魔術師とは思えない戦いを遠坂と執事のバイト先であるルヴィアが、授業の護身術で肉弾戦を繰り広げていた。まあ、この二人は普段から士郎の隣に立とうと、隠密な魔術をお互いぶつけようとしているので実際はかなり高等な技術を使って戦っている。

 「・・・どうしてこんなことに」

 いや、お前が原因なんだが・・・と言っても理解できないだろう。遠坂は士郎の魔術の師匠という立場で、ルヴィアは士郎のバイト先の雇い主という立場・・・士郎はそういう認識で接している。もちろん二人もその認識を持っているが・・・

 

 

 「「(士郎・シェロは)譲れないいいいいい!」」

 

 

 二人は士郎(シェロ)を一人の男性として好きである。お互いの立場や考えも当然理解しており、彼女らもわきまえている部分はある・・・が、

 「えっと、二人、共・・・余り暴れると、周りに迷惑が」

 「コイツを倒したらやめるわ!」

 「ミス遠坂を倒したらやめます!」

 「・・・皆さん、すいません」

 好きな男に関しては譲れない。遠坂も、ルヴィアも、士郎と二人っきりの時はとっても甘える。素の自分を存分に出して、それを受け止める士郎が好き。表面上ではビシッとしても、内面では遠坂家にあるゼルレッチの作った箱の中で携帯電話を使ってかかった先の女性(並行世界の遠坂)と同じくらいデレデレである。

 「ふ、ふふふ、今日は、私の、勝ちですわあああああ!」

 「く、く、くうううう!」

 ライバルは絶対に負けたくない相手でもあるため、勝った時は、

 「さ~~~、シェロ~~~!行きましょう!」

 「え、えっと・・・ごめん。遠坂」

 「し~~~ろ~~~~~カムバッ~~~~ク!」

 負けた相手を存分に見下しながら士郎と一緒の極上の時間を過ごせるという、最高のご褒美が待っている。この勝負は毎日行われており、勝敗はほぼ五分五分であり、前日は遠坂が勝ったので今回のルヴィアと同じことを彼女もやった。

 

 

 

 そんなハチャメチャなキャンパスライフのような日々を送る士郎。そのころ日本は

 

 「うふふふふ。ねえさ・・・もとい、遠坂先輩・・・必ず追いかけますからね」

 「ひ、ひええええええ!お、おれ、とんでもない人の保護者になっちまった!」

 「何か言いました?横島さん?」

 「な。何でもないですうううう!(ううう、おキヌちゃんみたいなおとなしめな子だと思っていたのに!だから、今こそいい関係になれると思ったのに!)」

 「先輩・・・必ず、迎えに行きますからね」

 「(も、もしかして、この子の体の中にとんでもないものを持っているんじゃ!つうか、顔に何か線みたいなものが見えるしいいいい!)ままま、待ってぐでええええ!何か、触手みたいなのががががが!」

 

 闇堕ちしようとしている桜を何とか宥める横島の姿があった。おそらく、士郎と遠坂の話をしていると一度はあきらめた恋心を再燃したのだろう。何が何でも士郎を遠坂から奪い取る!そんな思考になっていった。果たして、時計塔に本当に桜がいくことになったら、どんな士郎の奪い合いがあるのか・・・それは別の話。

 

 最後に一言・・・横島の内心は実に的を射ている!病むと、お互い病エヌや病桜(さくら)と言われるからな!

 

 

 

      真アサシン(ハサン)

 

 

 まさかの更なるアサシンが現れ、戦いに敗れたセイバーが出現した闇に堕とされようとする。それを

 「おら!」

 「セイバー無事か!」

 「ええ、ありがとうございます。横島」

 横島が『光』の文珠で晴らして、何とか助けた。

 「これは、厄介だな」

 「ええ、不意を突かれると闇に飲み込まれるなんて」

 しかも戦っているのは夜。暗闇に隠れるアサシン・ハサン。姿を探すことも困難と思え

 「そこじゃああああ!」

 「な!」

 る・・・と思ったが、何と横島はそのハサンを見つけ出し、捕まえることができた。ただの人間にそれができたことにハサンは驚く。

 「な、何でわかったんだよ!」

 「ですが、チャンスです!横島が捕まえた今こそ」

 士郎たちも驚くが、標的を捕まえている今こそチャンスと見たセイバーが剣を構える。

 「おいお前」

 「何だ?」

 ハサンとしても、気配遮断を使っていただけに何で気づけたか疑問である。思わず自分を見つけた横島の声に返事をしてしまう。

 「今のセイバーちゃんを鎮めようとした闇は、後でちゃんと出すことができるのか?」

 「できるが?」

 とりあえず、最小限の答えだけにする。ハサンの立場からすれば今は横島に捕まっているが、逆を言えば横島がいるからセイバーは攻撃ができない。うまく現状を利用し横島を盾にして、セイバーの攻撃を抑えつつ退却しないといけない状況だ。

 だから、ハサンは一層の事横島ごと連れて

 

 

 「なら、俺を闇に入れろ!」

 

 

 行こう・・・と思ったら、まさかの自分を闇に入れろと言ってきた。

 「「「は?」」」

 これにはハサンだけじゃなく、士郎とセイバーもキョトンとする。だが、次はキョトンではなく

 

 

 「そして、銭湯の女風呂や女子高の女子更衣室にこっそり闇を出して俺に覗きをさせろおおおお!」

 「「「何言ってんだお前は!」」」

 

 

 ツッコミを入れるほど呆れることを言ってきたのだ。つまり、ハサンを見つけられたのは煩悩に利用できるからだった。というか、ハサンがセイバーを倒したタイミングで闇が出たので彼が出したと思っている横島。実際は違うのだが、ハサンが敢えて肯定したのは取り込まれなかったセイバーへのけん制である。セイバーや士郎は、こうした正面からの言葉は受け入れやすい。だから、いつでもさっきみたいに闇に引きずり込める・・・そう思わせて、行動を制限させるのだ。ハサンの姿や行動が暗闇に紛れやすいので、尚更真実味がある。

 だが、横島は闇はハサンが出したと思って、煩悩に利用できるから俺にやれ!という。そこに、

 「お~~い、横島。多分、そいつは闇を出せないと思うぞ」

 「ええ・・・最初は言葉に警戒しましたが、もし出せていたら今頃私を再度闇に入れているはずなので」

 空気になりかけていたこの二人の言葉である。

 「な、ん、だ、と・・・貴様、俺を騙したのか?」

 「それが何か?騙される方が悪いと思うが?」

 この言葉を聞いて、煩悩に利用できないと知り怒る横島。だが、ハサンはそれがなにか?と言わんばかりの態度で、武器を出して横島を刺そうとする・・・が、

 「なら・・・くたばれえええええ!」

 文珠で攻撃した。入っている文字は・・・「爆」

 「(どっごおおおん!)ぐあああああ~~~~!!」

 爆発で思いっきり空に吹っ飛ばされたハサン。姿が丸見え状態かつ爆発をもろに食らったので結構なダメージなので、セイバーの攻撃で倒せる絶好の機会だが・・・突然起こった爆発に驚いてしまったことでそれを逃してしまった。

 「な、何だ?何でいきなり爆発が?アサシンは?」

 「っは!アサシン・・・もういないですね。でも、危機は去りました」

 だから、士郎の言葉で気づいたときには既にかなり遠くまで吹っ飛ばされていた・・・まあ、ハサンもボロボロにはなったが脱出したからよしだろう。

 そして、忘れてはいけない。

 

 

 

 「て、て、めえ、の・・・敗、因は・・・俺の、じゅ、ん、情(エロ)を、ふみ、にじ、た。こと・・・だ」

 

 

 

 爆発は・・・横島も思いっきり受けるということである。怒りに任せてやったものだから、原作の頃のあの威力を忘れていたのだろう・・・格好つけようにも言っている言葉も、ぼろぼろになっている姿も相まって、みっともないことこの上ない・・・まあ、横島らしいと言えば横島らしい。

 

 

 

        黒桜(アンリマユを取り込んだ)

 

 聖杯の器となり、聖杯と繋がっていた「この世の全ての悪」を取り込んでしまった。更に間桐家の中で受け続けた苦しみと、士郎と恋人になったことで士郎を失いたくない恐怖・・・これらが不安定かつ鬱な感情を強く出すことで、この闇を受け入れられる器になってしまった間桐桜。

 黒い影を自在に操り、対峙する凛。

 「桜」

 「姉さん」

 皮肉なものである・・・妹を、大事と思っていた妹が、

 

 

 「えええええええ!凛ちゃんと桜ちゃんって、姉妹だったのかあああアアア!」

 

 

 ・・・いつもの事である。空気ブレイカーな横島の一言に、緊迫とした空気は多少しぼんだ。

 「こんな時でも、あんたは真面目になれんのかああああ!」

 「まあ、まあ、いつもの横島さんらしいじゃないですか」

 ぶちぎれる凛に、宥める桜・・・ちょっとだけ、衛宮邸で見たような?という感じな空気になっている。

 「だって、普通に信じられないだろ!」

 「まあ、髪の色が違うしね」

 「魔力も・・・昔は同じ」

 ド直球な言葉に思わず同意しかける二人だが、

 

 

 

 「凛ちゃんがまな板よりちょっと膨らんでいる胸なのに、桜ちゃんはメロンが入っているくらいの大きさじゃないかあああああ!」

 

 

 

 横島が二人が姉妹と信じられない理由・・・まあ、やっぱりというべきだろう。

 「・・・・・・」

 この瞬間、隣にいた凛の空気がピシ!っと音を立てた。そりゃ、胸の大きさは凛も気にしてただろう。これが普段の日常で言った言葉ならこの時点で横島をぼろ雑巾にしていただろう。

 「ええっと・・・そこなんですか?」

 もはや、一瞬の硬直でも解除されたら殺される!という空気が完全になくな・・・もとい!胸の事を言った横島を殺そう!という空気が凛から出ており、桜の方はキョトンとなっていた。

 「そこに決まっているだろおがああああ!・・・っは!さ、さ、桜ちゃん!まさかとは思うが、君は士郎の家に行くようになってから胸が大きくなったんじゃないのか!」

 「え・・・ええと」

 「何素直に答えようとしているのよ、桜!」

 「もし、それが事実なら・・・桜ちゃんの胸は実は士郎が大きくしているということになる!士郎に毎日胸を揉ませたならこの大きさは納得できる!」

 「え・・・(っぽ)///」

 「ちょ!何で赤くなっているのよ!まさか、本当にそんなことを!」

 今この瞬間、桜の胸を揉んで大きくする士郎の図が浮かんだのは横島だけじゃなく二人もそうだ。桜に至ってはこの時は恋人でもある。だから、思わず愛し合う行為であるR18な事を思い出したのだろう。ただ、凛は

 「あの男・・・大事な妹になんてことを」

 どうやら、今言った横島の言葉が事実と思い毎日揉んでいる想像でもしたのか・・・そんな勘違いをした。

 「くっそおおお!羨ましいぞおおお!ううおおおおお!凛ちゃん・・・は無理だから、桜ちゃん!頼む!本当に揉んでいるのか確認させてくれえええ!」

 「「え?」」

 まあ、横島も同じ勘違いをしたのか・・・というか、お前も揉みたいだけだろ!と言わんばかりの事を言って

 「さあ、さあ!桜ちゃん!」

 「ひ!ひ!」

 桜に近づく・・・その行動と顔は、性犯罪者そのもの。アンリマユより底知れない恐怖を横島から感じた桜は

 

 

 「乳尻太もも~~~!!」

 「いやあああああ!姉さ~~~ん!助けてええええええ!」

 「おんどれは、地獄で反省しろおおおお!!」

 

 

 横島の乳以外も揉もうとする変態な行動に怖がって姉に助けを求めた。求められた凛は手に持っていた宝石剣にありったけの魔力・・・いや、湧き上がった感情から出た自分すらここまで持っていたとは思えないくらいの膨大な魔力を全部ぶち込んで・・・横島に放った。それは、某セイバーのエクスカリバーに匹敵するものであり・・・そこについでにあった黒い影もアンリマユも・・・それらは跡形もなく全部きれいに吹っ飛んだ。

 「うわああああんん!こわかったよおおお!姉さ~~~ん!」

 「そうよね!よかった、よかったわ桜!」

 だが、今の二人にはどうでもいい。横島にセクハラされそうになったのを阻止できた・・・そのことで喜びあっている。姉妹の絆も、アンリマユによる危機も、横島のセクハラ撃退により、その後ライダーと共にやって来た士郎がルールブレイカーを投影して桜に刺したことで、全てが解決した。まさに、大団円!と呼べる空気になった。

 「・・・・・・あれ?」

 そこに、聖杯は?あれ?アンリマユは?あれ?どこ?と黒幕な神父がきょとんとしながら、キョロキョロしていた。

 「え?まさぺぐぎゃ」

 「ぐえ!・・・あ~~、死ぬかと思った」

 まさかない?と気づいて絶句した瞬間、彼の頭に横島が落ちてきた。そして、お決まりのセリフを言って

 「ううう、なぜ俺には男が集まるんじゃ・・・納得いか~~~ん!」

 気絶している神父を見て悲しんだ。

 

 

        ライダー(HFエンディング後)

 

 

 何とか全てが終わり、無事解決した。年月も過ぎて、いつものように衛宮邸で

 「「がつがつがつ!」」

 「やれやれ・・・久しぶりの遠坂の帰還なのに」

 「イイのよ。この方がホッとするわ」

 「あ、あははは・・・でも、そうですね」

 「ええ、むしろちゃんと食べる二人の方が不気味です」

 食事をする。大河と大河・・・もとい、横島が食事を思いっきり食べる。時計塔から帰って来た凛のお帰りパーティーなのだが、主役の凛を無視したがつがつ食べる。呆れる士郎に、いつも通りの二人を見てホッとする凛に、苦笑いの桜に、見事な指摘のライダー。

 「「お代わり!」」

 士郎に突き出るお茶碗二つ。

 「やれやれ、ま・・・確かにそうだな」

 「ええ、そうですね」

 大河のを桜が、横島のを士郎が受け取って、ご飯を入れる。

 「あんたはどうなの?」

 「ええ。問題なしです」

 本来、英霊のライダーは聖杯がなくなればいなくなるはずだが・・・聖杯の器である桜が存在出来るだけの魔力を持っていて、尚且つマスターとサーヴァントの繋がりによってその魔力が供給されているため存在している。ただ、時々不安定になる時期もあるので、その時は士郎とチョメチョメなことをしている。その士郎も・・・まあ、これに関しては伏せよう。←この事実を知らない方は原作をやってみてください!

 とにかく、いつも通りの食事の空気に笑顔になる二人。

 

 「先輩・・・今日も、お願い、できますか」

 「・・・あ、ああ。分かった」

 

 ただ、不安定だからではなく、明らかに純粋な愛情でアレな誘いの言葉も言って来る時もあるが・・・顔を赤らめながらそれを受け止める士郎。

 「幸せそうで何よりね」

 事情を知っている凛もこうして幸せを手に入れている妹を見て、一番ほっとした。

 「(・・・桜が今夜なら、私もですね)」

 同じように事情を知っているライダーは、それを見てそろそろと思った。

 

 

 

 

 ライダーの「私も」というのが、いったい何か。

 「・・・えっと、ライダーさん」

 「ご馳走になります・・・忠夫」

 なんてことはない・・・今夜は士郎と桜の蜜時。それに合わせて、ライダーは横島と蜜時をしようというのだ。つまり、「私も」というのは、自分も同じことを横島とやるというのだ・・・だが、何故相手が横島なのか?

 「・・・また、何ですか?」

 「ええ、ふふふ。どうしたのです?私とセ〇クスというのに、どうしてそんなにげんなりしているのです?」

 「いや、だって・・・これさ」

 横島の布団にライダーが入り込んでいる。そんな二人が見つめ合い、二人の着ている者はない・・・つまり、両者ともに裸なのである。これ以上ないくらいのスタイル・・・強いて言うなら、美神令子に匹敵するスタイルを持ち、目を覆う眼帯がなければ美神令子と間違えそうな顔立ちに髪の長さ。何より、戦闘時の姿が美神令子と同じボディコン姿。

 そんな彼女が夜這いにやって来たのだから、本来なら煩悩全開してもおかしくないほどの状況である。だが、何故げんなりしているのか・・・それは、

 

 

 「だってこれ夢だよね。しかも、もう百回以上やっている」

 

 

 上の文章で「二人が見つめ合い」という文字があるだろう・・・そう、これは夢なのである。ライダーの目は石化の魔眼があり、見ただけで相手を石にするのだ。そんな彼女の目を見ても、こうして平気でいられるのは夢だからである。伊達に横島も結構長い付き合いになっているので、熟知している。

 いくら乳尻太ももが好きな横島でも、百回以上も同じことをされれば徐々に飽きも出てくる・・・横島に限って飽きるなんてことありえない!!という考えを持つ読者の方もいるだろう。そう、彼のペースでこの先の展開が起こっていれば何千回でも横島は飽きないが、

 「忠夫・・・愛してます。永遠に、ずっと・・・このまま離しません」

 ライダーのペースで横島が抱かれているのだ。最初の何十回かは新鮮な感じもするが、百回も超えるとやはり飽きも出てきてしまうのだ。だけど、ライダーはやめない・・・横島を愛する気持ちを持っているからだ。

 そもそも、なぜライダーがこんな行動をするのか・・・それは、桜との繋がりで彼女が感じている士郎の蜜時の時の感情も流れてしまうのだ。最初は傍観者として割り切っていたが、

 「えっとさ、そもそも、どうして俺を抱きたいって思ったの?」

 「ふふ、そんなのあなたを愛しているからに決まっているからじゃないです」

 「じゃ、じゃあさ・・・どうして、俺に対して愛情ができたの?」

 「・・・イイでしょう。お教えします」

 愛する男性がいればその人とやってみたい気持ちはサーヴァントにもできる。キャスターが葛木を愛したように・・・ライダーも横島を愛しているからこうして体をあわせたいと思ったのだ。だが、横島は理解できなかった。ライダーがどうして自分を好きに、愛するようになったのか・・・実はその質問は何十回も聞かれていたが、蜜時に夢中で流していた。だが、今回ついにその理由を教えると言った途端、

 

 

 「っは!」

 

 

 夢から現実に戻って来た。布団で仰向けになっている・・・ライダーが脱がせたのか横島は裸であり、その脱がせた張本人は自分の目の前にいる。

 「戻ってきましたね」

 その彼女も、もちろん裸である。とても妖艶で豊満な胸に、キュッとしたウエストに、見えそうで見えない股間に、手をすぐにでも動かしたいお尻。そんな裸体を持つライダーに目が離せない横島。夢で見ると現実で見るとでは、やはり卑猥度が違う。

 「私が何故あなたを好きになったか・・・その理由はただ一つ」

 「・・・え?ちょ、ま!な、何で!」

 横島は今気づいた。両腕と両脚が・・・彼女が戦闘で使う武器についている鎖によって縛られていることに。身動きが取れない目を閉じている彼女は、魔眼封じの眼鏡をかけて目を開ける。

 

 

 

 「私の石化の魔眼を見ても・・・美しい瞳をした女性。そう言われたからです。あの一言が・・・どれだけ私の心をとらえたか。心に残ったか。全身があなたを求めるようになったか・・・今なら桜が士郎を愛する・求める気持ちがとてもよくわかります。桜が永遠に士郎を愛するように、私も永遠にあなたを愛すると決めました・・・だから、私にはあなた以外の男性が考えられないのです」

 

 

 

 そう言って、ライダーは動きを封じた横島に覆いかぶさりキスをした。その後、その部屋の外から見えるフスマの影はかなり激しく、すごく・・・動いたそうだ。だが、それを確認できる人はいなかった。ただ、声の方は結界を張ったのか聞こえなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 次の日、凛は起きて居間に行くと

 「あ!おはようございます。姉さん!」

 「おはようございます。リン」

 桜とライダーがいた。

 「あら?士郎と横島君は?」

 「ただの寝坊ですよ。お気になさらず」

 「そ、そうです!先輩は疲れがたまっていたようで!」

 「・・・・・・」

 朝ごはんを誰よりも早く用意する士郎と、その朝ご飯を絶対に食べる横島がいないことに疑問を持って聞いたが、この二人の返答ですぐに理解した。その時だった。

 「「お、おは、よ・・・」」

 「あ!先輩!おはようございます!朝ごはん、待っててくださいね」

 「ただ・・・横島もおはようございます」

 疲れ切った二人が現れた。本当に・・・疲れている顔だった。その後、桜と凛が朝ごはんの用意をして、準備もできたので

 

 

 「「「「「いただきます」」」」」

 

 

 早速食べるが・・・

 「(いただかれ・・・ちゃったのね)」

 凛だけは桜が士郎をライダーが横島を、ご馳走様したようにしか聞こえなかった。そして、それはこれからもずっと続くのだろう。現に二人は隣に愛する人を座らせて

 「「あ~~~ん」」

 をさせて食べさせている。桜はともかく、ライダーがこんなに横島へ好意を見せるのも珍しい。そんな彼女達を見て、

 

 「(頑張ってね。暖かく見守っていくから)」

 

 黒い影の触手に囚われた士郎と、大蛇に絡められた横島のように見えた凛は被害を受けたくないのか・・・そんな気持ちで見守ることにした。

 

 

 「(ほんと~~~~に、見守る、だけだから!)」

 

 

 ここで念には念を入れて、そう自分自身にツッコんだ・・・つまり、誤解で桜やライダーからとんでもない目を合わされても決して助けようとしないということである・・・本当に被害を受けたくないのがわかる。

 

 

 

 「これからも、ず~~~っと」

 「一緒、ですね♪」

 「「よろしくお願いします。先輩・忠夫」」

 

 

 

 凛や大河にイリヤが見ている中で、二人は自分の唇でおかずを咥えて・・・士郎・横島の口の中にいれ、そのままキスをした。




 どうでしたか?やっぱり、シリアス一瞬ギャグ一生なのが横島ですよね!因みに、横島がライダーの魔眼を直で見たのはまだ敵だった時と考えてください。最初は夢で横島の過去で横島の世界で同じ存在であるメドゥーサとの戦いを見て、その凄さに胸が高鳴った・・・という設定にしようと思ったのですが、ワンピースのサンジがプリンに言った

 「な、何て、美しい目をした女性なんだ」

 このセリフを思い出したときに、こっちの方がいい!と思ったので、これに決めました。以前の間桐桜と付き合ったら?の時も同じようなことを言ってライダーがときめいた話もあったが、気にしないでください!人外キラーな横島君がライダーに好かれるにはこれしかないのです。最後は・・・う~~ん、ライダーがキャラ崩壊したように書いたつもりだけど、何か読み返したら余りしているように思えないな。


 まあ、横島君にちゃんとヒロインを作ってあげたから良しとするか!
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