横島忠夫、〇〇〇〇と付き合ったらどうなる? 作:一日三食MEN
どうも!魔法科高校の劣等生のブラコンと言ったらこの方!今回は彼女です・・・と言いたいですが、ちょ~~っといつもと違う話になりますのでご注意を。
設定
横島は司波家に住んでいます。
主に、過去の話(原作八巻)になりますが、作者は原作を持ってないのであのキャラが出てない。流れがおかしい的なこともあります。
達也と深雪とあと一名は原作通りの過去です。
過去の出来事で深雪とあと一名は横島に惚れています
では、どうぞ!
「なあ。なんでこうなったんだ?」
「すまない。あの時の事、どうしても知りたいと言ってきたから」
「てめえのせいか!内緒にするって言っただろうが!」
司波の家の居間で話をしている横島と司波達也。様子を見ると、達也が責められ、謝罪までしているということは何かをやらかしたようだ。
「深雪ちゃんみたいな超美女と仲良くなりたいと思っていたさ!あれほどの美女と一緒に歩けるだけでも贅沢ってもんだ!」
「あら、それなら私がこうしてくっついているのも贅沢ですわね」
二人とも視線をずらし・・・すぐにまた別の方にずらした。横島の隣にいる頭痛の種を見たくないように。
「ああもう!お前が深雪ちゃんにばらさなければこうはならなかったんだぞ!」
「だから謝っただろう。だが、近いうちに深雪は気づいたと思うぞ?」
「反論できないですね。達也さんの事も簡単に見抜けますから・・・ですが、忠夫さんの言っていることももっともです。せっかく私が独り占めしていたのに、話したおかげでお邪魔虫が増えました」
「(矛先がこっちに来そうだ)・・・ここから当人達で話すべきと思います」
「こら達也!お前逃げる気か!」
話し合っていた達也が自分もまきこまれそうになるのを察して、扉の方に視線を向けた。そのしぐさに横島は気づいたので逃がさないようにしたかった。
「あの、その、忠夫おに///・・・い様(ギロ!)」
とても恥ずかしそうに、とても照れ臭そうに、だけどとても嬉しそうな顔で扉を開けた司波達也の妹・司波深雪が部屋に入ってきたが、その顔が横島の隣にいる誰かさんを見ると突如寒気・・・いや、本当に部屋が凍り付き始めていて寒くなった。
「・・・どうして、叔母様がここにいるのです?さっさと、本家に帰ってください。ここは私と達也お兄様と忠夫お兄様の住む家です」
「うふふ、それはもちろん・・・婚約者のそばにいたいからです。あと、ひどい姪ですわね。叔母の私にそんな毒舌を言うなんて・・・いったい誰の影響かしら?」
『確実に叔母上・・・あなたです』
横島の右隣にいる誰かさんに怒りの炎をぶつけながら、深雪は左の方に座った。肉体的にも精神的にも寒さが強くなり、横島も震え始めた。誰かさんの最後の言葉にはまだ残っていた達也が心で突っ込んだ。
「四葉家当主がここに入り浸っているのはよくないのでは?それと婚約者だなんて、頭がもう痴呆になられたのですか?それなら、病院に行って入院してください。というか、一生出ないでください」
「大丈夫ですわ。葉山さんにもう既に手を回していますし、ここにはあなた方の親戚として会いに来ています。現に、仕事の話は一切していないでしょう。それはそうと、深雪さんも難聴になってしまわれたのですね・・・でもいいのですか?達也さんのことが好きなのでしょう?忠夫さんまで好きになるのはおかしくありません?達也さんを好きにしていいから、私の婚約者に手を出さないでくれません。うふふふふふ」
「「ふふふふふふ・・・」」
「・・・・・・」
『大変だな・・・巻き込まれるから助けないが』
汗を流しまくっている横島の左が絶世の美女と言われても頷ける美しさと可愛さを持つ司波深雪、右が深雪と達也の叔母であり未婚で四十代だが深雪と一緒に歩けば美人母娘と見られてもおかしくなく、R18のエロゲームに出てくる儚げな未亡人を思わせる四葉家当主の四葉真夜だ。そんな二人に腕を抱きしめられて胸の感触を味わっているが、二人の殺気にそれどころではなく、冷や汗が滝の如く出る横島を見て、同情した達也。
「叔母上、深雪。自分は失礼します・・・がんばれよ(ぼそ)」
「見捨てるなあああああ!逃げんじゃねええええ!」
居間を出ていった達也を追いかけようにも二人が離してくれない。
「忠夫お兄様。この年増に言ってください。さっさと隠居してどこぞのヒマラヤに閉じこもっていろと、そして私達は相思相愛だと」
「忠夫さん。未熟な姪にわからせてあげてください。私達が夫婦になるのですから、お邪魔虫はあなただと。達也さんと結婚ならさせてあげるからさっさと忠夫さんと別れて、幸せになる私達を見ていればいいと」
この二人のプレッシャーが半端ない。もはや、美神とあのトラウマな母親のプレッシャーレベルに思いながら、逃げた達也を必ず呪うと誓いつつもどうすればいいかわからない横島だ。
あの公園で会ったのは、司波深雪だった。しかし・・・疲弊していた横島はこの世界に転移するときある思いを持った。
『昔みたいに、馬鹿をやっていた時期に戻りたい』
その思いが強かったせいか、何と十二歳くらいになっていた。記憶の方はそのまま持っていたが、見た目は完全に子供と大人のちょうど中間の中学生みたいな感じになっていた。
公園で会ったといっても、二人ともお互いいたことすら気づかなかった。横島はルシオラのことで、深雪は家族のことでそれぞれ辛い気持ちを持っていたため、左右のブランコに座っていたのに意識しなかったので存在に気づかなかった。
数分後に達也達がやってきて声をかけられて、やっと初めて気づいた。
その後、達也と深雪の母・深夜に独りぼっちだと言うと、一緒に行動しない?と言われて、まるで子供のように接していることに疑問を感じた時にやっと自分の体が縮んでいることに気づいた。とりあえず、いつまでも暗い気持ちを持ってはいけないと思い、
『深夜さん!下着ってどんな色なの!ぜひとも、拝見(べき)』
『穂波さん!痛いからその胸に(ぐしゃ)』
『ぐぬぬぬ・・・こうなったら、同年代のみゆ(ばき、どご、めきめき)ぐおおお!まだ何もしてないのに(ずごん!)ごはあ!』
レッツナンパ!と意気込んで深夜と彼女の護衛・穂波にやったが、穂波に邪魔されて、対象年齢外だが一応自分も今は深雪と同年代くらいなので、彼女によろうとしたら本気の攻撃を達也からもらった。骨をも折る攻撃だったが、
『あ~~、死ぬかと思った~』
全然堪えた様子のない姿で立ち上がり、感情が希薄な達也に初めて驚きの感情を持たせた。
だが、この後とんでもない出来事が起こった。
「み、深雪ちゃん!深夜さん!」
ここ沖縄で戦争が起こっており、敵兵の銃弾が二人に当たってしまったのだ。すぐにその敵兵が穂波やガードマンに倒されたが、二人の出血が止まらない。
『今の手持ちの文珠が三つ。くそ!出し惜しみできない!』
慌てて二人に一個ずつ『治』を使い、治療をした。撃たれたはずの傷口がなくなり、穂波は驚いたが気にしない。だが、あくまでできるのは傷口をなくすことだけ。出てしまった血まで戻すことまではできない。
『深雪!』
その時、戦争時にみんなでシェルターにいたが、一緒にいた普通の人々から魔法使えるのだから出ていけ。と言われて出ていった達也が戻ってきた(その言葉に横島はぶちぎれて、その連中に金的攻撃をして悶絶させた)。
その後、横島(は自業自得)と深雪達もそんなことをいう人達とは一緒にいれない。ということで外に出たとこをやられてしまったのだ。
二人の状態を見て傷口がないことに疑問だったが、自分が治療したことと出血がひどかったことを伝えると、すぐに達也が魔法・再成を使った・・・だが、使う前に横島は達也に文珠『伝』を使った。
『あの子はね・・・魔法を使う者としては欠陥品なのよ』
深夜からそんな話を聞いた。従者としての扱いをしているのは自分の魔法をうまく使えないからが理由だけで達也はその扱い。でも、どれだけ深雪を大切に思っているのかを伝える必要があると思ったからこの文珠を使った。
そして、これはほんの出来心だった・・・念のために作った文珠『達』を使って、どれだけの気持ちを持っているのか確認しようと思ったが、これが仇となった。
『ぐ、ああ、な、なんだこの痛みは!があああああ!』
達也の魔法・再成は使った対象者の体の傷や痛み等をなくせる魔法。この魔法のおかげで二人から出た血も元に戻ったが、傷はなくなってもその時の痛みや苦しみ、死にかける辛さ。それらが全部術者の達也が受ける副作用のある魔法だ。
だが、それら全部が『伝』『達』で達也を通り抜けて横島に移動してしまった。出会ってまだ間もないので、達也の魔法のことを全く知らなかったのだ。
『べ、ベスパの、あの、魔力より・・・痛みは、小さいが、ぐおあああ!』
つまり、深夜・深雪のそれらの全部横島が受けることになった。そして、その時にルシオラを命を懸けて守った際に残った背中の傷跡から激痛が走り、そこから血も流れ出た。だが、ばれないように達也の肩をたたいた。
『よか・・・ったな』
『横島?お前、何を?』
『あと・・・頼むわ』
『おい!俺に、何をした(ばた!)おい!横島!』
達也は自分に来るべき痛みが通過していった感覚にとらわれ、横島が何かをしたことに気づいた。だが、やせ我慢はもう限界だった横島はここで意識を失った。
意識が戻った時は病院だった。体の調子は戻ってないが動けそうなので病室を出ると・・・ある部屋の前で達也と深雪、そして深夜にそっくりの女性・双子の真夜がいた。達也が横島に気づいてくるよう手招きしたので、従った。
「・・・あなたは誰ですか?深夜さんにそっくりですが」
「私は四葉真夜。ここで眠っているこの子達の母親四葉深夜の双子の妹よ・・・あなたね、あの子と深雪ちゃんを応急処置をしてくれた子って」
「その通りです・・・横島、どうやって母上と深雪の撃たれた跡を何もなかったように治療した?すぐに傷口がなくなり、俺の魔法で血も戻したおかげで二人とも助かったが・・・」
「・・・叔母様?お兄様?」
深雪は疑問そうに二人を見る。だが、二人は気にしないで横島を見る。ただの一般人だと思っていた横島が二人を救った手がわからないから警戒をしていた。本調子なら真夜のスカートをめくるなりして、驚いている隙に逃げるが腹も減っていて体力も回復してない上に文珠もない。逃げようとしても、達也に捕まるのが目に見えている。
「他言無用でお願いします」
観念して、文珠のことを話すことにした。もちろん、彼女達は信じられなかったので、一個作って実演をすることにした。
『覗』
真夜の下着の色をこれで覗いて当てる!という横島らしい下品なやり方だったが、これもまたミスだった。何故なら、この文珠は確かに服の中を彼女らしい黒のブラとパンティを覗けたが
『!!!!!!』
彼女の心の中も覗けるものだった。見てしまったのだ・・・彼女の悲惨な過去を、それが原因でできてしまった心底深い深淵たる闇を、そして、世界に復讐しようとする野望を抱いていることを。思わず、その場で膝をついた。そして
『はあ、はあ・・・俺と同じくらいの苦しみを持つ人がいたなんて』
同時に自分と同レベルの苦しみを持った人がいたことに驚いた。
「どうした?」
「何があったのかしら?」
「あの、どうしたのです?」
達也は警戒を怠らないで聞き、真夜と深雪は疑問そうな顔で聞いた。
「真夜さん。先に謝ります。すいませんでした・・・あなたの苦しみを見てしまいました。女性の幸せを踏みにじられたあの壮絶かつ悲惨な過去を」
「!!どういうこと?」
彼女は一瞬殺気を出したが、すぐにいつも通りの仮面の笑顔に戻った。
その後、真夜は深夜の部屋に二人を行かせて、横島が寝ていた部屋に移動した。
「横島君、だったかしら?過去を知って・・・私をどうするつもり?」
「・・・よろしければ、女性の幸せを戻しましょうか?」
「!!な、何ですって!何でそんなことをするのよ!」
「やれることは最大限したい。それが理由です」
殺意バリバリの顔で問い詰める真夜だが、横島の一言でおそらく達也や深雪・・・いや深夜すら見たことがないであろう驚いた顔になった。あのアンタッチャブルと呼ばれた四葉真夜の顔とは思わないだろう。
「変な子。得することなんて一つもないのに」
「得ならもうありましたよ・・・美しいあなたに出会えた!」
「!!(美しいなんてお世辞で言われ慣れているのに・・・この子に言われると嬉しく思うのは、なぜ?)」
「(しかも、あんなにきれいなナイスバディ・・・おおお!文珠ができる!)」
横島の一言に動揺する真夜。嬉しい気持ちを持ったが、その相手はさっき心を覗く前に見た真夜の下着(当然黒)と裸を思い浮かべて煩悩全開していた。だが、おかげで文珠を二個作れた。
「この文珠は万能とは言えませんが、おおよそのことができます」
「女の幸せ・・・本当に取り戻せるならやってもらおうじゃない!」
許可も得たことなので、横島は文珠を光らせた。
その頃の達也と深雪。
「お母さま。無事でよかった」
「ええ。すぐに傷口がふさがったからね。もし達也さんが来るまでにふさがらなかったら、今頃こうして話せなかったかもしれないわね」
『横島のあの力・・・玉の中に一文字念じるだけでその文字通りの現象が起こるという。それはそうと、叔母上は何故人払いをさせた?しかも、明らかに叔母上は様子がおかしかった・・・女性の幸せを踏みにじられたってどういうことだ?まさか、再成の激痛が来なかったのもあの玉を使ったからなのか?』
深雪と深夜が楽しそうに話している中、達也は今までの状況を整理していた。
「ところで達也さん。真夜が来たとの事ですがどこに?あと、横島さんも倒れたと聞いていたのですが」
「さっきまで一緒でしたが、叔母上が横島と二人で話をしたいと言いまして・・・おそらくこれからどうするのかの確認でしょう(おそらく、あの玉のことだろうな)」
半分は嘘ではない。横島は身寄りがない子供みたいなものだから、ここでサヨナラはできないはずだ。深雪はもちろん信じたが、深夜はそれだけではないと気付いた。
「そうなの・・・ふふ、ねえ深雪。あの子の事どう思う?」
「横島さんの事ですか?・・・好きになれません。お母様や私をいやらしい目で見て・・・女ならだれでもいい感じで、嫌いです(そんなことよりお兄様の方が、とっても素敵です。ようやく気付きました。どんなに苦しい中でも必死で頑張るお兄様の姿。ああ、深雪はもうお兄様のそばを絶対にはなれません)」
深夜の質問に嫌いで返す深雪。内心は既に達也に想いを抱いていた。
「果たしてそうかしら?あの子は、かなり辛い目にあっているわ(そう・・・真夜と同じくらいのあの苦しみを)」
達也は横島を警戒していたから気づかなかったが、深夜は真夜の苦しみに耐える顔を見たことがある。横島に出会ったときに、同じ顔をしたのを見たので気づけた。
「そうなのですか?母上」
「ええ、だから「きゃああああ!」・・・え?この声って、真夜?」
達也の質問に答えようとしたとき、双子の妹の悲鳴が聞こえた。しかも、嬉しそうな感じに聞こえた。三人とも?を頭の上に浮かべていると、
「深夜!深雪ちゃん!達也さん!」
今までに見たことがない明るい笑顔の真夜が部屋に入ってきた。その笑顔に絶句する三人。何しろ、今まで見たことがあるのは闇を感じさせる笑顔だったからだ。しかも彼女の腕の中には、離れたそうにしているが背中に感じる胸の感触が気持ちよさそうな顔をしている横島の姿があった。
「・・・やっぱりいやらしい」
その姿に、深夜の言葉をあっさりと忘れた深雪だった。
真夜と横島に戻る。
「これを、持っていてください」
「・・・これだけで本当に戻れるの?」
作りたての文珠二個を渡された真夜。ギロっと見るが、横島は気にしない。
「戻りたい頃の体を思い出し、願ってください」
「・・・戻らなかったら、どうなるかわかっているでしょうね?」
「どうにでもしてください」
真夜からすれば、本来子供の頼みは聞くものじゃない。だが、もう二度と取り戻せないあの頃の体。深夜と深雪すら治した力でできるなら・・・四葉の人間ではなく、一人の女として気づけばあの言葉を言っていた。
言われた通りに文珠を握りしめて・・・汚される前の体になりたいと必死に願い続けた。
『復』『元』
文珠の効果がその思い出の体に復元・・・元に戻った。
「え?か、体が」
あの女性のあの壁があるのを感じた。体の感じが明らかに今までと違う。そう・・・願っていた体に戻ったのがわかった。
「嘘、え、え・・・」
記憶の方は確かに襲われた記憶がある。だが、体の方がそれを忘れて・・・いや、初めからなかった感覚になっているのだ。まるで、夢だったような気分だ。
「どうです?」
「・・・・・・」
「あの、真夜さん?」
「・・・き、き、き」
震える真夜。ちょっとあれ?と思っている横島。顔を覗き込もうとすると
「きゃああああ!」
歓喜の叫びをした。
「やったわ!戻った・・・ありがとう!」
ここに彼女の執事葉山がいれば、彼すら言葉を失っただろう。まるで幼女のようにはしゃぎ喜ぶ姿なんて見たことがないだろうから。横島を思わず抱きしめて、何度も顔にキスをした。そして、一刻も早く深夜に報告しようと出て行って・・・というわけだ。
これが真夜が横島を好きになった理由である。横島と三回りほど年が(作者、何か言ったかしら?)・・・周りがどう言おうと恋をしたのだ。絶対に横島を女として手放したくない気持ちが強くなり、四葉家で匿うことにして文珠のこともあの場にいた四人だけの秘密にした。
だが、深雪がどうしていやらしい横島と見て、達也だけを想い続けていたのに好きになったのか・・・それは冒頭のあの時の事が理由だ。そう・・・達也が再成を使ったときのフィードバックをたまたま受けたことだ。達也に口止めを頼んだのだが、
『お兄様、横島さんはあの時本当はどうなされたのです?』
『どうとは?』
『もう隠さないでください。沖縄で再成で治した時です・・・魔法の特性を考えるとおかしいことに気づきました』
兄をとことん知り尽くしたい気持ちでいっぱいの深雪は、深夜から聞いた達也の持つ魔法の特性と当時の話を合わせて違和感を持ち、四葉家に帰った時に聞いたのだ。妹への強い兄妹愛で動く達也は「すまん」と思いながら話してしまった。
『あいつは苦しむ覚悟を持って全ての痛みを自分で受けたんだ』
そんな脚色・・・いや、気を失う前に託された姿を見て思ったのだろう。それも話すと、深雪は罪悪感にとらわれた。しかも、共に暮らすようになり共に行動するようにもなったのでナンパを何度も目撃するが、断られること前提でやっている。という感じの違和感を見続けた。
『あの人は・・・お母様が言った通り、本当に苦しい気持ちを持っていたのですね』
かなり辛い目にあっている。あの頃は信じなかったが、達也が話したことで信じられるようになり、同時に今まで一緒に暮らしてきて横島との日々を思い出し、本当に言った通りだと納得できた。そして、ここからだ。
『・・・横島、いえ、忠夫・・・お、お兄様♡』
達也へ向けるのと同じくらいの愛情を持つようになり、達也と同じくらいずっとそばにいたいと願い続けるようになったのは。
そして、冒頭のあの二人の言い争いに戻る。
「深雪さん、早く達也さんのところに行かないと逃げてしまいますわよ」
「大丈夫です。達也お兄様は私から離れませんし、私も達也お兄様から離れません。それに忠夫お兄様も離れないですし・・・私はお二人から絶対に離れません」
真夜の言葉に、達也と忠夫の二人は自分の男的な発言をする深雪。
「ふふふ、潰すには最高の相手ですわね」
「気が合いますね叔母様。私も同じことを考えていました」
あの沖縄の事件の後、横島は達也達と一緒に住むことになった。ただし、深夜は旦那とは離婚した。理由は病院にいるとき一度も来ることも電話をすることもしないで、浮気相手と楽しんでいるだけだからだ・・・あれ以来、深夜は再婚はしていない。今は家族と一緒にいられることが楽しいからだ。ちなみに今は達也同様既に避難済みだ。
ただ、真夜は四葉家当主なので一緒に暮らすことができないのだが・・・横島を何が何でも自分と一緒に住まわせたいので毎日やってくるのだ。そのために、当主の力を私利私欲に使い婚約者という立場にまでさせたのだ・・・横島がそのことを知ったのはつい先日で、深雪が怒りに我を忘れて家を全部凍らせたのは新しい記憶だ。
「ねえ、忠夫さん・・・いいえ、あなた。早く二人で一緒に暮らしましょう」
「忠夫お兄様、早くこの年増との婚約をなくして深雪と一緒になりましょう」
背筋がぞっとする横島。はてさてどうなることやら・・・(タートル仙人口調)。
深雪ちゃんを惚れさせるには、まだ達也を苦手に思っているときにフラグを建てるのがいいと思い、こうしました・・・でも二人のフラグがたったおかげで二人を自分のものにする的な考えになっちゃった。横島に至ってはライバルが叔母だから余計に神経をとがらせてしまっちゃったな・・・まあ、こんな深雪ちゃんもいいか。
あの人=真夜さんも壮絶な過去で、似た絶望を味わった横島は何とかしたかったのだと思います。女の幸せほど真夜さんの取り戻したかったものなので、取り戻せた喜びでキャラ崩壊してしまった・・・。
次回は、バカテスの姫路にしようと思います!それが終わったらkanonの川澄舞か美坂香里にしようと思っています!