横島忠夫、〇〇〇〇と付き合ったらどうなる? 作:一日三食MEN
設定です。
横島は部員ですが悪魔ではありません。
時間軸は原作の四巻目です。
小猫が活躍します!
9000字と長いぞ!・・・え?下二つは設定じゃない?気にするな!
では、スタート!
「うっひょ~かわいいじゃないですか!この子がもう一人に僧侶なんすか!」
「これ以上ない美少女じゃないか!」
横島と兵藤がリアス達と旧校舎に向かい、そこに封印されているビジョップと出会った。アーシアと互角なくらい愛らしい女子だ。
「やっぱりそう見えるみたいね」
「まあ、誰でもそう見ますわね」
「うん、仕方がない」
「ははは、後の展開が楽しみだよ」
「え?え?ど、どういうことです?」
「あの少女が何だというんだ?」
僧侶と会ったことのあるリアス・姫島・子猫・木場は苦笑いをしながら横島と兵藤を見て、アーシアとゼノヴィアは四人の様子に疑問がっている。そして、その答えを姫島が笑顔で言った。
「お二人とも、その子は男の子ですよ」
鼻息荒い横島と兵藤の動きがビタ!っと止まった。ギギギと擬音が聞こえる動きで首を四人に向けた。アーシアとゼノヴィアも同じ動きをした。
「「「「お、男、の、子?」」」」
「そうよ。名前はギャスパー・ヴラディ、ハーフヴァンパイアなの。因みに、女の服を着ているのはこの子は女装が趣味だからよ」
この瞬間、横島と兵藤は心臓すら止まったかもしれない。
「「何だって~~~!!」」
その二人の姿を楽しそうに見るリアスチーム達だった。
横島があの公園で出会ったのは兵藤だ。苦しんでいる横島にどうにかして元気を出してもらおうと頑張ったが、中々うまくいかない。そこに兵藤を追ってきたリアス達がやってきた途端に、
『こんにちは!僕横島!お姉さんおっぱい大きいですね!見せてくれませんか、顔うずめていいですか!むしろ全裸にな(ずどん、べきばきぼこどご)ぎゃあああああ!』
『・・・騎士の僕でも、わからなかった』
『部長に手を出すな!』
リアスの胸を見て一瞬で元気になり、一瞬で移動して、欲望満点の顔で言いよるところに木場と兵藤がぼこぼこにした。だが、
『あ~、死ぬかと思った』
重傷は間違いないの赤龍帝の力を込めた一撃を全然効いてないみたいに立ち上がった。
『おおお!大和撫子と言ってもいい巨乳じゃないですか!そちらのお姉さんがダメならあなた『何故私を無視したの(めきぼこばきどこ)』のげはぎゃぽぎゃあああ!』
今度は姫島をナンパしたが、間にいた小猫を素通りしたことに腹を立てた彼女が全力でぼこぼこにした・・・が、同じように立ち上がって全員を絶句させたのは新しい記憶だ。
その後、横島が人間とは思えないくらい頑丈だということでリアスは従者にできないかと、頑丈さが売りの戦車(ルーク)の駒を入れようとしたが
『え、弾き飛ばされた!』
『この人・・・スケベすぎるのに強いの?』
『でも、それ以外に考えられないね』
『うふふ、スケベが強さになっているのかしら?一誠君も同じだし』
『は、はううう!す、すごいです!』
彼女の力不足のためできなかった。その後、横島の経歴を訪ねたが、
『ねえ、嘘でしょう?アシュタロスを倒したって、はははははは(壊れ)』
『メデューサも倒したって、うふふふふ(壊れ)』
『人間でそれをしたなんて、部長が従者にできないはずですよ』
『み、皆さん。顔が引きつってますよ?』
『・・・・・・(固まっている)』
『今ならスカートめくり放題だけど、何か怖い気が』
ルシオラの事を省いて話した。すると、リアスと姫島は壊れかけ、木場は純粋にその実力に驚き、子猫は固まり、アーシアは四人の引きつった顔を見て不思議そうにして、ゼノヴィアは話のすごさについていけなかった。兵藤はリアスと姫島のスカートに手をかけたが、今まで見たことがない二人の壊れた笑顔に少し恐怖を覚え、手を上にあげてめくることができなかった。
その後、横島がリアス・姫島・小猫のスカートをめくってぶっ飛ばされた。だけど、それでみんなの意識が戻り横島はリアスの計らいで駒王学園に通えるようになった。その際、
『イケメン撲殺!イケメン惨殺!イケメン虐殺~~!!!』
『ぐわああああ!な、何だ!この苦しみと痛みは~~!』
『ぐっふ!な、何か僕の方に、ぐわあああ!』
『が~~はははは!イケメンは誰でも呪う!それが俺のアイデンティティだ!』
『(うん!それは、とても共感できるぞ!)』
何ともいらないアイデンティティを発揮して、学園長でリアスの兄であるサーゼクスと木場を呪って大笑いする横島に、兵藤がこっそり頷いた。
数日後には、兵藤の幼馴染のイリナと同業者のゼノヴィアがやってきてひと悶着があり、
「今日からよろしく頼む」
ゼノヴィアも彼女らと同じ悪魔となって駒王学園に入った。
そのひと悶着で今まで不仲だった天使・悪魔・堕天使は手を結ぶべきだという案が出て、その会談を駒王学園ですることになった。その際に従者にしたけど、内なる力が強く封印していたギャスパーを開放させたとのことだ。
ひと叫びした後、
「びええええん!助けて~~!」
「デイ・ウォーカーなら太陽の下でも平気なのだろう。なら、鍛えるにはちょうどいい」
「ギャー君。ニンニク食べれば強くなれるよ」
「絶対に嫌味だよね!小猫さん!」
今度はギャスパーが叫ぶ番となった。コントロールできない力に恐怖してひきこもる内に、自分から段ボールバンパイアでいい!というくらい、ずっと段ボールの中にいるひきこもりになってしまった。それを無理やり外に出して、ゼノヴィアと小猫が訓練という名の嫌がらせをしている。
「あれ、絶対逆効果だよな」
「ゼノヴィアはともかく、小猫ちゃんは絶対にわざとだよな」
「ギャスパーさんがかわいそうです~」
ちょっと遠くから見る横島・兵藤・アーシアは汗を流して見ていた。そこに、生徒会の唯一の男の匙が来てギャスパーを見てスケベ二人と同じ反応をした。そこに、
「おおう、ちょいと邪魔するぜ」
堕天使のトップであるアザゼルが割り込んだ。一名を除いて全員が戦闘態勢に入った。
「お、横島じゃないか。あれは、まだ借りていていいか?」
「いいぞ。ふふふ、お前も中々好きみたいだな?」
「ははは!いい趣味しているお前にはかなわないがな」
「「ははははははは!」」
その一名が横島だった。二人して大笑いする光景を、この場にいる皆が唖然として見ていた。その後、ギャスパーの力を制御する方法と訓練を教えたアザゼルだが、
「横島。こいつをくれてやるよ。延滞料金だ」
「お、サンクス・・・これって何だ?」
「ふふ、それは使ってみてのお楽しみだ」
「ふ~ん。わかった」
何かの薬を横島に渡していなくなった。とりあえず、ポケットに入れて皆と移動した。その途中で何でアザゼルと仲がいいのか尋ねると、
「エロ本・エロビデオを貸し借りしあっている仲だ!」
と答えると、全員が白い目で見た・・・が、兵藤と匙がこっそり
『『俺にも貸してくれ!』』
と言ったのはご愛敬。
その訓練が終わり、部室に戻ってきた時だ。
「つ、疲れました・・・何か飲むものないですか?」
「飲むものか。う~ん、これくらいか?」
くたくたのギャスパーは飲み物を頼んだが、今あるのはポケットから取り出した薬くらいだった。お茶もすぐには出せない。
「それでもいいです。ください」
「いや、これアザゼルからもらったからどんな効果があるかわからないぞ」
「お願いします。我慢できないんです」
「・・・まあ、いいか。劇薬みたいなのはさすがに作らんだろう」
とりあえず、問題ないだろうと思って渡すと、あっという間に飲み干した。
「どうだ?何かおかしいところはないか?」
「いいえ、大丈夫です。ありがとうございます!」
『ふむ、どうやら本当に大丈夫みたいだな』
異常が見られないので、ほっとした横島。落ち着いたところで、ギャスパーが口を開いた。
「それにしても、横島さんってすごいですね。人なのに、悪魔の攻撃にびくともしないですし、この前の騒動ではかなり活躍したと聞きました!」
目を輝かせるギャスパーに苦笑いする横島はその時のことを思い出した。
『が~~ははは!お~にさんこちら、手のなるほ~へ~』
『この野郎が!』
聖剣を持つフリードをおちょくりまくりながらあちこちに逃げ回ったり、
『ふふふ!この程度で俺を倒そうなんぞ百日早い!(どどどどど)』
『・・・地味に近いうちに倒されそうな日にちだな『兵藤黙れ!』』
『な、何を(がし)ぐあああ!』
『ちょ!バルパーの旦那!こっちの来るな~~!』
『くらえ!必殺、男同士!』
『『ぎゃああああ(むっちゅうううう)』』
木場が聖魔剣を作った後、戦闘力があまりないバルパーの後頭部を掴み、フリードのところまで持ってきて男同士の唇くっつけをしたり、
『コカビエル!何で戦争より女を求めん!・・・そうか!男を求めてるんだな!』
『『『『え・・・じゃあ、こいつってホモ?』』』』
『ちょっと待ってええ!』
『リアスちゃんを使うのも、サーゼクスや従者の男達にあれなことやこれなことを』
『お、お兄様にそんなことを!・・・見てみたいかも』
『ち、違う!我はただ堕天使が強いという』
『そうやって言い訳する奴ほど、本心は男同士の本当の裸の付き合いをしたいと思っているんだよな~~』
『断じてそんなことはない!というか、何だその解釈は!そもそも、貴様は『なら、その願い叶えよう!(ひゅん)』き、消えた』
『ここ、だよ~~』
空を飛んでいるコカビエルの背後に『跳』で飛んで、
『な!』
『あそこが貴様の終着点だ!(アブノーマル仮面口調)』
『い、い、嫌だああああ!(ぶん!ひゅ~~~、ぐちゃ)』
『『『ぎゃああああ!』』』
地面に向かって力いっぱい投げた。その先にはいつの間にか男同士のぶっちゅう~をして、防御力0の下半身となったバルパーとフリードがいてコカビエルの顔が下半身の顔ともいうべきところに・・・もろに命中してその感触にコカビエルは悲鳴を、そこに来た衝撃の重さに二人は絶叫をした。その数分後に、その光景を見たどこかの白龍帝は目を点にしたという。
やっとことと言えば、思いっきりシリアスになれない空気にした程度である。でも、無力化したのは事実だ。活躍したと言えばしたが、胸を張って言えるものではない。
「まあ、な」
それしか言えない。以前の横島なら思いっきり威張るのだが、お色気シーンがあまりなかったあの三人との戦いは思い出すに値しないから語りたくないのだ。誰が好き好んで男のあの部分を思い出す話をするだろうか。
話をそらそうと、かつての友達を語りだした。
「俺さ、お前と同じバンパイアハーフが友達にいるんだ」
「はえ?僕と同じバンパイアハーフ?」
「ああ、ピートと言ってな。木場みたいにイケメンだったけど友達思いで、バンパイアハーフなのに神父になりたいって奴だったんだ」
「え?吸血鬼なのに、神父に?」
「他にも、図体がめっちゃでかいが女が苦手なタイガー寅吉という奴や、机に宿っている妖怪で愛子って奴もいてな・・・」
「女が苦手って、横島さんや兵藤さんと逆ですね!」
「ははは、言ってくれるな!」
徐々に打ち解けていくギャスパー。横島も、笑顔を出したのを見てうまくいったと思った。
「す、すごいですね。時給255円なんて・・・ブラック企業どころじゃないですよ」
「それでも、リアスちゃんや姫島ちゃん並みのボディを拝めるなら高いもんや!」
「えええ!月に行ったんですか!」
「帰りは大変だったぞ~。生身で大気圏突入したからな。さすがの俺も記憶喪失になった!」
「記憶喪失で済むなんて・・・天使や悪魔でも死にますよ」
「まあ、美神さんの裸見て戻ったけどな!」
ルシオラとの出会いとなるあの事件の前の頃まで話をした。そこで話を止めると、
「横島さん・・・今夜、一緒にいてください」
ここまで懐いた。その後、様子を見に来たリアス達も驚いた。ただ、
「ぬおおおおお!ギャスパーは男男男おこと~~!!(がんがんがんがん)」
上目遣いでそう言われたとき、思わずドキッとして壁に頭を打ち付けまくっていた横島に引いていた。男じゃなくおことと言ってしまうくらい動揺していた。
『・・・男。もし、女だったら僕を見てくれるかな?抱きしめてくれるかな?』
そんな中でギャスパーは自分の力を離しても全面的に受け入れてくれた横島に特別な想いを持つようになり、もっと傍に寄りたいと思っても男だと近づいても離れるので、リアス達にあれだけ友好的(ギャスパーにはそう見えた)になる女になりたいと思うようになった。
『あ、あれ?どうしたんだろう?』
そう思った時に体に違和感を持ったが、一瞬でなくなったのですぐに気のせいにした。
数日後、ついに会談当日となった。そこにはリアスの従者も参加することになったが、ギャスパーと小猫は部室に残ることになり、
「安心せい!二人は俺が守る!」
「・・・横島が一番危険に見える」
「何だと、美女美少女と素晴らしいちちしり太ももを持つ女性の味方である俺が危険だと!」
「今の発言に安心できる要素は一つもない」
横島もまた残ることにした。本当はあの戦いで人の身で活躍した横島も参加していいとサーゼクスは言ったが、
「イケメンがいる会談なんぞ出る気はない!!」
と断った。
「そろそろ、始まるな」
「そうですね」
「横島さん・・・あの、お聞きしたいことが」
「?どうした、ギャスパー?」
「あ、あの、あのですね」
「ギャー君。どうしたの?」
三人で話をしようとした時だ。横島の顔つきが真剣になった。
「侵入者が来る!」
「「え?」」
そう言うと、部室に何かの大きな紋章が現れそこから5,6人くらいの女性が現れた。
「な・・・え?」
小猫は侵入者に真剣な顔になったが、すぐにキョトンとした。
「ギャスパー・ヴラディ。貴様の力、使わせてもらう」
だが、ギャスパーもまた小猫同様キョトンとしていたため聞こえていなかった。
「ぐふふふふ」
「ねえ、横島。まさか・・・」
「ああ、俺の仕業だ(にやにや)」
「やれやれ」
「何を話している!我らを無視するな!」
小猫は女性達の話を無視して横島に話しかけ、仕掛け人だと知り呆れた。横島の視線は女性達に夢中だ。
「は!しっかりとあなた達の裸を無視せずに見させていただきます!」
そして、この一言。そう・・・侵入者の女性達が全員すっぽんぽんなのだ。
「「「「「え・・・きゃああああ!」」」」」
やっとそのことに気付いて、女性たちはその場で丸くなる。
「がははは!奇襲の奇襲なんぞ、俺がいた世界の上司は当たり前でやっていたぞ!(その度に俺が盾にされて死にかけまくったけど!)」
横島は、この旧校舎全部に結界を張っていた。その結界に文珠を一つ仕込み、結界を通るとその文珠の通りになるようにしていたのだ。その文珠が・・・『裸』だ。実に横島らしい罠だ。
「敵さんなら好き放題にやっても構わんってことだよな~」
「・・・女の敵」
女性たちは敵でも、小猫の言う通り、今の横島は女の敵だ。
「「「「「い、い、いやあああ!」」」」」
もはや、目的なんて知ったことじゃない。慌てて迫ってくる横島に魔力弾を放った・・・が、
「がははは!この程度、美神さんの死んだほうがまし級のお仕置きに比べたらマンションの屋上からつき落とされた程度でどうってことないわ!」
「それって、普通は大怪我じゃ・・・というか、その人ってそれ以上のお仕置きをするってことなの?」
「さすが、横島さんです!」
一応襲われている立場だが、緊張感がすでになかった。
「「「「「ひ、い、ひ(ぼろぼろぼろぼろ)」」」」」
性犯罪者の顔をしている横島に涙を流しながら恐怖する女性達・・・だが、
「安心しろ。止めは別にいるからよ・・・だよな、ギャスパー」
「「え?」」
傍観者だったギャスパーと隣の小猫が声を上げた。
「ギャスパー。こいつらは君を苦しめようとした、痛めつけようとした・・・だから、こいつらにお仕置きをするのは君だ」
そういうと、横島はカプセルをギャスパーに渡した。
「それには、兵藤の(リアスちゃんと姫島ちゃんとゼノヴィアちゃんとその他もろもろの女の裸を妄想して出した鼻)血が入っている。俺がやってもいいが・・・リアスちゃん達を守りたい・役に立ちたいと思うなら、自分の力と向き合うんだ!」
その言葉に、ギャスパーは心を動かされた。
『アザゼルという堕天使は、兵藤さんのドラゴンの血を飲めば強くなれると言っていた。これを飲めば、僕は自分の力、自分の闇と向き合うことになる。でも、でも・・・横島さんがここまで僕の為にお膳立てをしてくれたんだ!・・・そう忠夫さんが僕の為に!』
決心してカプセルを飲んだ。バンパイアの力を向き合い女性達と戦い、時を止める力で彼女達の時を止めた。
「忠夫さん!僕、僕・・・やりました!」
「よっしゃ!よくやったぞ!」
横島に抱き着くギャスパー。
『忠夫さんの体、暖かいな~、でも男だったら忠夫さんは嫌がるし・・・女になりたいな』
ギャスパーは気づいているだろうか、横島を忠夫と呼び、今思ったことは恋と言ってもいい感情だと・・・女になりたいと思った時だ。また、体に違和感を覚えた。
「え、あ・・・う」
今度の違和感は強く、ギャスパーもバンパイアの力を使ったばかりで疲労もあったため意識を失った。
目を覚ました場所は部室だった。彼女の様子を不安そうに見る部員全員がいた。
「あ、皆さん。おはようございます」
「おはようギャスパー、と言いたいんだけど」
「一つ聞きたいんだが、いいか?」
目を覚ましたギャスパーにリアスと兵藤が問いかける。その問いはこの場にいる全員が思っていることだ。
「「どうして、胸(おっぱい)があるの(んだ)?」」
全員の視線がギャスパーの胸・・・そこにはリアスレベルの大きなおっぱいがあった。リアス・アーシア・姫島・木場・ゼノヴィアは純粋に不思議そうに見て、兵藤は鼻の下伸ばして見て、横島は好みのおっぱいだが驚きの方が強く唖然としており・・・小猫は、
「(ギリギリギリギリ)男だったのに、私より大きい。私より小さかったのに」
殺意を込めて見ていた。男なら胸が女より小さくて当たり前。と言いたいがそこは言わない、というか言う余裕が皆にはない。
「え?ええ、ええええ!」
「ギャスパーく・・・ちゃん。下はどうなってます?」
既に女と認識しているのかちゃん付けする姫島。それを言われて、男なら絶対あるあの勲章を確認した。
「な、ないです。どこにも・・・」
確認しなくても、ちょっと意識すればわかるのだ。念のため手でも確認したが、やはりなかった。
「なあ、もしかしてアザゼルからもらった薬のせいじゃないのか?」
「あ、そうですね(あの薬を飲んでから女になりたいと思う度に、胸が少し苦しくなった気がしますし)」
二人で納得しあっていると、アザゼルという名に聞き捨てられない部員達は確認した。とりあえず、男に戻せる薬を作ってもらおうか?と話し合ったら、
「あ、あの、僕、女のままでいいです」
この言葉にえ!として、問い詰めると、
「僕、よ、横島さんに、女として、み、見られたいので・・・あうううう!」
真っ赤になって本音を言ってしまい、慌てて段ボールを一瞬で組み立てて入ってしまった。それを見て、全員の視線が横島に集中した。
「あ、あの・・・何か?」
「ギャー君の胸、お前が作ったんだな!」
小猫は100%殺意を込めて近づいた。
「ちょ、ちょちょちょ、小猫ちゃん!お、おお、俺じゃないって!アザゼルの薬「神は言っている、貴様はここで死ぬ宿命だと!」ちょ、その神セリフはぶげごげぎゃがごげら~~!」
「私に作れ~~!!!」
「・・・邪魔しちゃいけないわね」
小猫のフルボッコにリアスが汗をかきながら部員達と退散した。
「に、逃げるな~!」
「泣け!叫べ!くたばって死ね!」
部室からは横島の悲鳴と、小猫の怒号が響いた・・・。
美神レベルのお仕置きを受けて、何とか生きている状態の横島。小猫も出ていき、段ボールから出てきたギャスパーの二人だけになった。
「あの、よ、横島さん・・・」
「ああ、ぐぬぬ、いって~~」
「大丈夫、ですか?」
「ははは。小猫ちゃん、相当むかついていたな」
「こ、怖かったです」
どこぞのジェ〇ソンを彷彿させる小猫に恐怖するギャスパーの頭をなでる横島。
「なあ、本当に男に戻らなくていいのか?」
「はい!それは、嫌です!忠夫さんの女になりたい・・・じゃなくて!彼女に、あああ!」
二人っきりでドキドキしているのか、どんどん本音が出る。そんな彼女を見て笑顔になる。
「なあ、俺煩悩の塊だから、普段からいやらしいことするかもしれないぞ?それでもいいのか?」
「は、はい!よ、よろしくお願いします!」
そして、ギャスパーの女の一番の本音が出た。
「た、忠夫、さんなら・・・今この場で、どんなことされても」
上目遣いで見ていると、いきなり出来た巨乳に耐え切れなくなった服のボタンがはじけ飛び、彼女の胸があらわになった。それを見て横島の理性もはじけ飛んだ。
「お望みなら・・・いっただきま~~す!!」
その後、二人の姿が何も着ない状態なったのは言うまでもない。
次の日からギャスパーは横島に引っ付いたまま離れなくなったがひきこもることはなくなり、横島もまたロリ巨乳な彼女が出来て嬉しそうだ。
「こ、これでどうです?」
「うっひょ~~!は、裸エプロンなんて・・・が、我慢できるか~!」
「ああ~~ん!忠夫さ~~ん♡」
とてもアツアツカップルぶりを部室で見せつける。それに触発されたのか
「イッセー、私達も負けないわよ!」
「リアス、裸になるだけじゃ襲ってくれないわよ・・・ほら、一誠君。スカート、めくっていいですわよ」
「わ、わわわわ、私も負けられません!」
「一誠、私と子を作ろう。できるなら五人以上は欲しいぞ」
兵藤に迫るリアス・姫島・アーシア・ゼノヴィア。
「兵藤君!できれば、ぼ、僕と、ふ、二人っきりになっても」
妖しい空気を持って同じように迫る木場。
「アザゼル先生。できた?」
「ま、待てって!(がし!)その薬はなぜか失敗が多いんだ!(ぎゅうう)ぐううえええ!」
「急げ!(ぎりぎり)胸を大きくする薬、早く作れ~~!(ばきぼこべき)」
「そもそもあれはモテる薬のつもりでぐへごは!」
歯ぎしりしながら顧問になったアザゼルの首を力いっぱい絞め、尚且つサンドバッグにする小猫。そんな平和な部室を見て
「ギャスパー、こんな日がずっと続くといいな」
「はい!僕、ずっと忠夫さんのそばにいます!忠夫さんも僕のそばにずっといてください!」
また見せつける様に堂々とキスをした二人。その後、欲望より理性に従い逃げ出した兵藤を四人の女子が追いかけたのは言うまでもない。
やはり、ギャスパーは自分を受け入れてくれる人を信用して守ろうとする存在に想いを持つようになる性格だと思うので、こうしました。
何故ギャスパーの胸をリアスや姫島と同じくらい大きくしたかというと、あの二人の胸を目力入れて見ていたので、あれくらい大きいほうが自分も見てくれると思ったからです。そして、小猫ちゃんが部室内で最下位に「作者、死ね」ぐへごはぶげらあああああ!
リリカルなのは、ヒロイン・・・みてい。その次俺妹(←血文字)
あらかじめ書きます。リリカルなのはは本当にキャラを少し知っている程度で、内容は全然知りません。原作の設定ガン無視で全員生きていて学校の教師・生徒で仲良くしている設定になると思います。そこをご了承ください!