横島忠夫、〇〇〇〇と付き合ったらどうなる?   作:一日三食MEN

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 風邪は本当に自己判断で治ったと思うべきでない。それをガチで身に沁みました。皆さんもお気をつけて!
 というわけで、今回はネギま!のキャラで彼女です!最初は今回彼女のライバルに出した人をヒロインに考えてましたが、リクエストもあったのでこちらにしました!

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  横島は麻帆良内で働いています。
  横島はあのショックから立ち直ってなく、我慢しています。
  シャークティは初めは横島を問題児としか見てません。

 では、スタート!


シスター・シャークティと付き合ったら?(魔法先生ネギま!)

 ここは麻帆良学園。何百人もの保育園から女子大学まであると言う学園であり、一部の教師以外はほとんどが女性である。そんな中で、

 「横島忠夫!待ちなさい!」

 「よくも私達の着替えを覗きましたわね!」

 「がははは!捕まえてみろ!愛衣ちゃん!安心せい!中学の方は覗いてないぞ!」

 横島は逃げていた。後ろには高音・D・グットマンと後輩の佐倉愛衣が追いかけている。

 「じゃあ、高校の方は覗いたのですね!」

 「当然じゃ!十五歳以上の裸こそ美の象徴の第一歩だ!」

 「え・・・じゃあ私。子供に見られていたんですか_| ̄|○」

 「愛衣!今は捕まえることに集中しなさい!」

 女子どころか子供と見られたことにショックの佐倉だが、高音に喝を入れられて再度追いかけタイムに入る。因みに中学の女子達の方の覗きの犯人は言うまでもなく原作主人公のペットだ。

 「ははは!君達じゃ無理だ!何しろこちとら、毎日数十キロを平然と走る人狼(シロ)の散歩に付き合わされたんだからな!」

 「「それって、もう散歩じゃないです!」」

 「本人曰く、走れる場所全てが散歩らしい!というわけで、あ~ばよ!高音ちゃんに愛衣ちゃん!(どどどどど)」

 「「ほ、本当に、離される~」」

 実は魔力で足を強化して走っている二人を、どんどん脚力だけで砂煙を立てながら離していく横島。二人の姿が見えなくなったところに、

 「止めさせてもらうよ」

 「横島殿!今日こそは勝たせてもらうでござる!」

 ガンナー・龍宮真名と忍び・長瀬楓がやってきた。二人とも自分の愛用の武器を持っている。

 「くうう!二人ともちう学生なのにそのボディは反則だろ!思わず襲いたくなるじゃないか!」

 「実際にそれをされた借り、かえさせてもらうよ」

 「拙者はその件はどうでもいいでざる。ただ・・・拙者の体を持て遊んだ責任は取ってもらうでござる!」

 「誤解するようなことを言うな!俺はただスカートをめくっただけだろう!」

 「「襲ったことにかわりはない(でござる)」」

 確かにスカートめくりも襲い掛かるようなものだから、二人の言っていることは間違ってない。

 「つうか、真名ちゃん!中学生で黒は・・・くう!その爆弾スタイルに似合っているから冒険しすぎとは言えん!あと、楓ちゃんはブラをつけろ!ブラを!さらしは・・・さらしもまたおいしくううう!(がああん)うお!あぶな!いきなり攻撃することないだろ!」

 「「問答無用」」

 だが、それを聞き流して二人の下着に注意しようとしたが、二人もまた横島のそれを聞きながして当たったら痛いで済む銃弾と苦無を放ったが、何とか横島はよけた。

 「ひど!せっかく二人のけしからん下着に「「(ごん!)ぎゃん!」」・・・「「ん?」」」

 龍宮と長瀬の攻撃をよけて、説教しようとしたら後ろから悲鳴が聞こえたので三人でそっちを見た。

 「「「あ」」」

 そこには、銃弾と苦無が追ってきた高音と佐倉の額に命中していた。二人はそれで意識を失ったのか、背後に倒れそうになったが

 「ふう、危ない危ない(しゅるん)ん?」

 そこは横島、女に密着できるチャンスを見逃さない。一瞬で二人のところに移動して抱えてあげた。龍宮と長瀬は横島の動きが見えなかったので、驚いている。

 だが、佐倉はよかったが・・・高音は自分の今着ている服が魔法のものであり、しかも意識がなくなるとなくなっていくものでもあるので、気を失った今

 「ぬああおおお!た、た、高音ちゃんのスッポンポンがあああああ(どごご!)ぐっはあああ!」

 彼女のオールヌードを目撃した。おっぱいを見て大満足な横島は下にある草原の奥も見ようとしたが、龍宮と長瀬が銃弾と苦無を計十発命中させて無理やり気を失わせた。何とか最大の恥を見られずに済んだ高音であった。

 

 

 その後、横島が目を覚ました場所は

 「全く、どうしてあなたは理性を抑えられないのですか!」

 「仕方ないやろ!シャークティさんや葛葉さん並みの美女が周りにたくさんいるんだから!」

 麻帆良の中に唯一ある教会だった。横島はここの清掃員として働いている。そして、今説教しているシャークティが行き場のない横島の保護者的な役割を持っている。

 「神を敬愛する場所でどうしてあなたは欲望を出すのです!」

 「いや、本物の神さんも結構欲望出してるぞ。七福神の連中も結構自分本位でやっていたし」

 「ねえねえ!もしかして会ったことあるの!」

 「あるで!俺がせっかく上司の美神さんを好きにしようとする夢だったのに、本人が乱入して蹴っとばされたんだ。そして、その時に会ったぞ!「へ?夢に乱入?蹴飛ばした?」最初は美神さんの方に行ったようで、その時は宝船をシージャックしようとしたんだと!「え?宝船?シージャック?」おう!強欲な人だったからな!何しろ、自分の事務所の地下にこっそり金塊を隠していたくらいだ!「・・・もう何も言えない」」

 横島と一緒に正座されているシスター見習の春日美空は興味津々だったが、夢の中で会い更に宝船をシージャックという言葉についていけなくなり唖然とした。

 「まあ、会ったと言っても弁財天さん以外は覚えてないが!いや~~!あの人のボディは那波ちゃんレベルだった!というか・・・那波ちゃんが中学生であの体というのが「話を聞きなさい!後美空!あなたも説教中なのですからちゃんと聞きなさい!」「ひいいい~~ん!」すんませんした!続きをどうぞ!」

 「はああ~~~」

 春日は本当に辛そうだが、横島は嬉しそうだった。

 

 『ここからだと、シャークティさんの体がくっきり拝めるんだよな~役得役得』

 

 シスター服は全身の肌を隠すが、服の種類によってはスタイルの形をしっかり出す。しかも、窓から太陽の光が入ってよりはっきり胸の大きさを見ることができる。つまり、堂々と彼女のスタイルを見て裸を妄想して煩悩全開できるわけだ。

 「いやらしい顔してる」

 だが、その様子を見ているココネが横島の鼻の下が伸びている顔を見て様子がおかしいことに気付いた。それが聞こえたいたずら好きな春日が、予想と書いて当たりと読む推測を言うと

 「あ、ああ、あなたという人は~~!!!」

 取り出した十字架で横島の顔面めがけて「天罰覿面!」と言いながらたたきつけた。その後、横島は屋根の上の十字架にはりつけにされた状態で目が覚めた。

 

 

 横島が何故この麻帆良にいられるのか?それは、魔法に関わる存在として認められているからだ。表向きはただの女子校の集まりが町となった麻帆良だが、裏では魔法に関わる人物が実に多い。横島が麻帆良の小さな公園で絶望に堕ちているところをシャークティが発見した。一緒にいた葛葉刀子が横島に眠る霊能力に気付き、ここにいさせるべきだと校長のぬらり・・・いや、ぬらりひょんに言ったのだ。

 手合わせとして高畑と戦った時は一撃も横島にあてられない上に、遊びで見ていたエヴァンジェリンの十発以上の魔力弾すら全部避けて、こっそり『結』『界』に閉じ込めるという罠も作って実際にそれをやってのけた。戦力としてはどうかと思うが少なくとも搦め手がとてもうまいことが称賛されて、麻帆良にいることを許可され身柄の引受人としてシャークティが手を挙げた。彼女が手を挙げた理由は、

 『こんにちは!僕横島!』

 高音や葛葉、そして彼女自身にいつもの横島が発動して女性への煩悩が強いことから矯正します!と名乗り上げたためだ。

 因みにエヴァンジェリンは自分がナンパされなかったことに若干苛立ちを持ち、既に600歳を超える吸血鬼の真祖だと言ったが、

 

 『わっかいな~~!吸血鬼で600歳か!』

 

 と言ってのけた。その後、友人のヴァンパイアハーフで700歳のピートや人体の練成に成功して1000歳越えをしたが脳がいかれているマッドサイエンティストのドクター・カオスや同じくらいの年月稼働しているアンドロイドのマリアの事を話すと全員絶句したのは別の話。

 

 

 数日後、シャークティはいつものシスター服じゃない黄色のワンピースを着ていた。そして、ふちのある帽子をかぶり、小さなバッグを持っている。パッと見はデートの服装に見えるが、彼女は電柱や物陰に隠れるように移動していた・・・どこからどう見ても尾行である。

 『本当にこれで私と分からないのでしょうか?』

 いったい誰を尾行しているのかというと・・・

 「ふぁああああ、今日も一日頑張りますか」

 普段と変わらない服装で手には大きな箒を持っていて、朝の清掃員としての仕事をやろうとしている横島だ。

 『ちゃんと仕事はするようですね。今日一日監査させてもらいますよ!』

 どうやら、いつものナンパや覗きなどの煩悩が彼女の中ではかなりひどいみたいなので抜き打ち検査的なこととして尾行しているようだ。

 『葛葉先生もこの服なら大丈夫と言ってくれましたし』

 ただ、服を選別した葛葉は誤解したのだ。彼女に頼む際シャークティは

 

 『(尾行に適した)私と分からない服を探しているのですが』

 

 と、言ったのだ。だが、付き合っている彼氏に少しでもきれいな自分を見てもらいたいと思っている葛葉は

 

 『(デートで男性を驚かせるくらいの)私と分からない服を探しているのですが』

 

 彼女にもついに彼氏ができたか。と思ってしまいこの服を選別してしまったのだ。しかも、地味に世間一般やファッションに疎いため勘違いだと気づかないままここまで来てしまった。

 そんな彼女は

 「今日~も、美少女を~お~がめる~。パンチラが、あったら~、うれしいな~~」

 さっそく煩悩めいた鼻歌を歌いながら、麻帆良駅前の地面に落ちている枯葉を掃いていた。

 『歌っている鼻歌はともかく、仕事はまじめにしていますね』

 働く姿を隠れてじっと見るシャークティ。そして、駅に列車が止まり女子達が降りて皆駆け足で学校に向かった。横島は目を光らせてパンチラを見ようとしているのかと思いきや、

 「みぎゃ!(ぐしゃ)ぐえ!(ずん)ごは!(どご)ごえはあああああ!!!」

 なぜか踏まれていた。しかも、踏んでいる女子達は気づいてない。おそらく、パンチラゲットしようと近づいたところに百人を軽く超える女子の勢いに負けて地面に倒れて・・・といったところだろう。仰向けであれば彼の煩悩がかなえられたかもしれないのに、うつ伏せでしかも後頭部を次々に踏まれるため見ることができない。結局、女子達の大波が過ぎるまでそのままだった。

 「麻帆良駅の朝って、ここまですごかったんですか?」

 ここに住んでいるからこそ、逆に知らなかった彼女も横島の事を忘れて女子達の勢いに圧倒されていた。数分後にいつも通り「あ~、死ぬかと思った」で起きた横島。全然ぴんぴんの状態に、思わず唖然とした。女子達がいなくなり、また液がごみや枯れ葉でいっぱいになり掃除を再開した。一時間後に全部終わり、近くの朝からやっている定食屋に行き食事をした。

 「・・・私も朝食を取らないと」

 シャークティもそことは別の食事処で遅めの朝食となった。 

 

 

 食事が終わり、午前で一通りの仕事を終えた横島が向かったのは

 「あ~、兄ちゃん!」

 「忠夫お兄さん!」

 保育園だった。シャークティはてっきり高校の方に行き、覗きとかでもするのでは?と思っていたので真逆ともいえる場所に来たことに内心驚いた。

 「おお~っす!皆、今日も元気か~」

 「うふふ、皆元気ですよ」

 「おお!保母さん!いや~~、いつもおきれいで!どうです、お昼一緒に!」

 「子供達と一緒ならいいですよ」

 「もちろんですよ!」

 「というわけで、忠夫お兄さんも一緒に食べますよ~~」

 「「「「「やった~~~~!!!」」」」」

 どうやら、既に人気者のようだ。だが、彼女にとって意外だったのは

 『保母さんにナンパしてない?』

 何人もいる保母さん達にきれいや可愛いとか言っているが、挨拶と見て取れる。そして、彼女達もそれが分かって軽く流している。

 『いえ、多分ここに毎回来ているから慣れているのかもしれないですね』

 子供達にもみくちゃにされ、髪を引っ張られている横島。ここまでなついている子供たちを見て何度もここに来て、何度もそういう挨拶をされたからあしらい方も分かったと判断した。

 「みヴぉれまl;いmヴぃえ;mlヴぃれsぅえ~~!!!」

 横島はというと十人くらいの子供が乗られて下敷きにされており、しかも顔にダイレクトに乗っているため、息もできてないようで必死にどけるよう訴えているが中々どかないし口もふさがれている。数分後に動かなくなったことに疑問に思った子供に、昼休みにボランティアに来た那波が事情を聴いてどかした。その際、人工呼吸をしたのだが横島は意識がなかったので覚えていなかった。そのため、目を覚ました時に那波が照れ顔で嬉しそうにしていたことが疑問だった。

 『な、何もできなかったですが・・・あれは、緊急措置でいいですね(あせあせ)』

 シャークティは応急処置の手段を知らなかったので何もできなかったことに少し悔いりながらも、那波のしたことは見なかったことにした・・・まあ、焦る姿からしてそうしないと恥ずかしいからが一番の理由だろう。

 

 

 昼も終わり、那波と共に保育園を出て彼女の中学まで送り、そこからは

 「さて、じゃあ行くか!」

 笑顔で走り出した。それは・・・最初のシャークティの予想通りの

 

 「女子高のかわええ女子の色っぽい姿を見に!」

 

 覗きだった。午前中に子供達に見せた純粋な笑顔が一変、見事に性犯罪者な顔になっていた。

 『まさか、あれはフェイクだったなんて!思わず感心するところでした!』

 シャークティも止めるために走り出した・・・が、

 「う、これって、走りにくい!」

 ワンピースのスカートがその障害になっていた。何しろ、本気で走ると中の下着が見えるからだ。そのため、早歩きがせいぜいでありその間にどんどんと離される。

 「で、ですが、目的地はわかってます!早く追いつかないと!」

 麻帆良の高校といえば一つしかない。そう、高音のいる高校だ。

 「ぐふふふ、今日の煩悩は女子高生じゃあああ!」

 横島のなんともやばく、警備員を呼びたくなるその顔は、

 「ううう~~、昨日でプール授業が終わりだったなんて~~~!!先生達の鬼!悪魔!」

 数分後に絶望感漂う顔に変わっていた。どうやら、日課にしていたプール授業の見学は不発で終わったようだ。

 「おおお~~ん!おんおん!スクミズ女子高生が見れないなんて!ちょっと冒険したビキニ姿の女教師達が見れないなんて!俺は何しに来たんだ!」

 「全く、何を言っているのですか!」

 やっときたシャークティは悲しむ理由のバカらしさに思わず声を荒げた。

 「あ、こんにちは。シャークティさん」

 「こんにちは、ではありません!いつもこんなことをしていたのですか!」

 「はい!女子高生の安全で性欲あふれる姿を守っております!」

 「本音も混ざっています!ほら、さっさと仕事に戻りなさい!まだ、清掃員の仕事が残っているでしょう!」

 「そのモチベーションを保つために煩悩を満たそうとしたのですが」

 「そんなもの満たす必要ありません!早く「そういや、今日はとてもかわいい格好していますね」いきなり何を言うの「パンチラゲット!」・・・横島さん~~!」

 説教して仕事に戻そうとしたら、スカートをめくられて下着を見られたシャークティ。逃げ出す横島を追いかけた。今度はなりふり構わず、シスターとは思えないほど豪快に走り出した。

 

 

 シャークティはついに横島を捕らえた。いや、

 「大丈夫でしたか?」

 「え、ええ・・・」

 正確には横島が彼女を捕らえたと言ったほうがいい・・・彼女は今お姫様抱っこをされているのだ。いったいどうしてこんなことになったのかというと、シャークティが途中で足をひねってしまったのだ。追いかけるために走り出したが、葛葉が用意したデート用の踵が少し高い靴に慣れてなかったためだ。痛みで足を抑えていると、追いかけてこないシャークティが心配で戻ってきた横島にその現場を見られて・・・こうなったということだ。

 「シャークティさん。さっきも言いましたが・・・とても可愛い格好をしてますね」

 「な、何を!」

 「だってそれ、どう見てもデートする女性みたいな格好ですよ」

 「で、デート?(え?これって、尾行するための服じゃないの?)」

 「はい、誰かとするつもりで着たんでしょう?」

 「(も、もしかして、葛葉先生間違えたの!そ、そういえば、確かにさっき走りにくかったような気が。何か人目もあったような気が)」

 ようやく、この指摘で勘違いに気付いた。

 「デートか・・・したことなかったな。あいつと」

 「あいつ、とは?」

 無意識に出た一言に思わず訪ねたシャークティ。だが、横島は彼女の方じゃなく目の前の、もうすぐ沈み切る夕日を見ていた。

 「俺の、彼女さ・・・あの夕日のようにきれいで・・・そして、あの夕日のように」

 その語る顔に 

 

 「消えちまった・・・俺を残して」

 

 彼女は魅入った。目から涙が流れているが、抱っこ中のためふくことができない。夕日も完全に沈んで夜になった。だが、涙は出続けている。

 「消え、た?」

 「そうさ、はは。すいません、俺の未練がましい話なんか聞かせちまって」

 『・・・消えたは目の前からいなくなったと言う意味ではなく、本当に死んでしまった。ということ?あんなに覗きやスカートをめくる人にこんな過去があったと言うの?』

 半信半疑だったが、横島の止まらない涙が真実だと理解した。そして、

 「構いません。辛い人を助けるのが、神の使いであるシスターたる私の役目です。辛いのでしたら、もっと吐き出して楽になるべきです」

 「ありがとうございます・・・着きました」

 「え?着いた?あ、教会ですね・・・すいませんが、私の部屋まで運んでくれませんか?」

 教会についてさよならと思いきや、何と部屋まで運ぶよう言ったシャークティ。もう足も大丈夫なのだが、思わず口から先にこれが出た。

 「いいんですか?」

 「はい(え、待って。何で、こんなことを言っているのですか?)」

 自分も内心戸惑っていた。だが、口が止まらない。そのまま、部屋まで連れて行った。その間、

 

 『どうして、どうしてさようならが言えないのですか?明日、また会うのに・・・どうして、今日はこのままずっといてほしいみたいな。どうして・・・』

 

 まるで、離れたくないみたいな言動に自問自答していた。そんな疑問を持っていると、いつの間にか彼女の部屋に着きベッドに座らせた横島。さすがにこれ以上はまずいと思いきや、

 

 「ここまで連れてきてくれたお礼です。夕飯を作りますので、食べてください」

 

 と言って止められた。どうやら、まだ質問があるようだ。

 

 

 夕食後、シスター服から白のパジャマに着替えたシャークティ。

 「あの、どうして俺を帰さないんです?」

 いつもの横島なら

 『っは!まさか俺と男と女の関係になるために!うおおおお!シスターとドッキングじゃあああ!』

 と張り切りすぎるくらいの声を上げるが、彼女の予想外な行動が続いてきたため疑問と横島を見るシャークティの真剣な眼差しが強かった。

 「どうしても、聞きたいことがあるからです」

 「聞きたいこと?」

 「はい・・・あなたはその人をずっと忘れられないんですよね」

 「・・・・・・はい」

 「なら、どうしてあそこまで女子をナンパしたり、覗きをしたりするのです?そんなことをしたら、その人がかわいそうではないですか!」

 シャークティからすれば、横島の女性に対する行動がいまだに忘れられない亡き想い人に失礼ではないか?そこまで想っているのにどうしてそんなことができるのか?生真面目な彼女だからこそ思った疑問だ。

 「・・・・・・」

 「もし本当に今でも想い続けているのなら!彼女の為になることをするべきではないのですか!」

 「・・・・・・」

 「あなたは、彼女を、愛した人をどんな目で「俺は俺らしく」・・・は?」

 想い人を思い続けるならナンパや覗きは裏切り行為と思っている彼女の言葉を遮って一言言った。

 

 「それが、ルシオラ・・・俺の彼女だった人の最後の言葉です」

 

 そこから続けて話す。

 「俺はいつもああいう行動をしていました。だが、ルシオラと出会い始めて本当にお互い好きになったのに、あいつが亡くなって・・・あなたの言う通り真剣に向き合うべきだと思ったこともありました。でも、あの時の俺が好きだと、俺はずっと俺らしく生きてほしい。そう願って、あいつは散ったことを知りました。だからこそ、ああいうことをしているのです。あいつの願いですから、それが・・・俺らしい生き方、ですから」

 その言葉はとても苦しみを感じる言葉だった。本当は泣きたくて泣きたくて仕方がない。でも、自分らしく生きることがその想い人の願い。だからこそ、いつもの自分のままで生きる。シャークティはこの話でそれを理解した。

 

 『この人は・・・ずっと、彼女を求めて生き続けていたのですね。彼女を、大切に想っていたのですね。そして、彼女を裏切らない生き方をしていたのですね・・・でも、存在しなくなってしまったからこそ心が辛かったのですね』

 

 シャークティの眼に涙が浮かんだ。泣きたい気持ちを我慢し続けながらも願いをかなえ続ける横島に、我慢が出来なかった。

 「横島さん・・・すいませんでした。私は」

 「いいんですよ。そりゃ、おかしいと思いますよね。ナンパして、覗きして、女子を追いかけて・・・はは、本当に変態みたいですよね」

 その笑った顔が彼女の心を掴んだ。

 

 『・・・この人を癒してあげたい。温めてあげたい。シスターとしてもあるけど、一人の人間として心の傷を治してあげたい』

 

 だが、それは女性としてでなく人間としてであった。横島を抱きしめ、自分の胸に顔を埋めさせた。

 「横島さん。泣いていいですよ・・・さあ、吐き出してください」

 「・・・・・・う、うう、うわわわあああああああ!ルシオラああああ!会いたいよ~~~!!!!」

 この日、横島はずっとしまい続けた心の苦しみを吐き出した。

 『・・・ずっと、傍にいますから。ずっと、抱きしめてあげますから』

 そんな横島を包み込むような笑顔で抱きしめた。その後、横島は泣き叫び疲れてそのまま抱き着いたシャークティを抱きしめて眠った。彼女もまた、眠気に負けて横島を抱きしめたまま眠った。

 

 

 

 翌日、二人は度肝を抜かされた。

 

 『衝撃!麻帆良一のスケベが麻帆良一の清潔シスターとラブラブ!』

 

 そんな麻帆良新聞が出回っていた。その新聞には横島がシャークティをお姫様抱っこして歩く姿の写真と二人で抱きしめあって寝ている写真があった。写真提供者にこんな名前があった・・・春日美空と。

 「あの子は~~~!!!」

 これ以上ないほど怒っているシャークティとは反対に横島の方は、

 「・・・俺は、嬉しいかな」

 「え?ど、どういうことです?」

 なぜかうれしいと答えた。その言葉に質問をしたシャークティ。その答えは、

 

 「だって俺、シャークティさんの事を本気で好きになったんですから」

 

 笑顔で告白して、彼女の手を握った。握られた彼女は、その告白に固まった。

 「俺の悲しみを全部受け止めてくれた。あいつとの思い出を全部思い出させてくれた。そして、あいつの存在を全部・・・真剣に認めてくれた。あなたはこれを全部やってくれた・・・とても嬉しかったし、とてもドキドキしました」

 「あ、あの!」

 「俺、本気で付き合いたい。と思いました。あなたと・・・シャークティさんと!」

 手を握ったまま頭を下げて、

 

 「俺と、結婚を前提に付き合ってください!」

 

 もう一度、告白した。更に翌日には、

 

 『スケベ大王横島忠夫!シスター・シャークティにプロポーズ!結婚もカウントダウンに入った!』

 

 この一面の麻帆良新聞が出た。その新聞の写真には・・・真っ赤なシャークティにキスをする横島の写真があった。だが、写真を見る限り彼女は抵抗していない・・・ばかりか抱きしめている。どうやら、本当にカウントダウンが入るのも時間の問題かもしれなかった。

 

 

 

 因みに今度の写真は朝倉和美が撮ったものであり、その彼女がどうしているかというと・・・

 「ねえ、朝倉さん。どうして、写真撮る前に止めなかったの・・・私、気になるのだけど」

 「い、いや~~、ビッグな特ダネが目の前に「ふふふふふふ」ひいいい!那波ちゃん!怖いよ~~!」

 「横島さんを・・・私の運命の人を」

 「ちょ!落ち着いて!そもそも私だってあそこまで進んでいるなんて昨日初めて知って」

 横島に人工呼吸した保育園にボランティアしているどっかの巨乳中学生にプレッシャーを受けていたのであった。体全部を震わせて怖がっている。

 

 「うふふ、そうね・・・略奪しようかしら?私を、私の全てを正面から見てくれたあの人は絶対に渡さないわ」

 

 どうやら、最大のライバルが登場しそうだ。さあ、頑張れシャークティ!

 




 今回のヒロインは生真面目そうなので、横島の隠している想いを知っても行動がひどいと見てしまうのも無理ありません。ただ、しっかり聞いて受け入れる姿勢は持っていそうなのでそこから恋に発展させるために、今回は横島に告白させました!
 ライバルの那波ちゃんですが、横島は初めから彼女を年相応の女子中学生として接しています。そこが彼女にはとても嬉しく、時々夕日を見る時に見せる辛そうだけど切ない表情を見るうちにに想うようになった。という感じにしています。


 次回のデート・ア・ライブですが、鳶一折紙さんにしようと思います。その次ですが、再び古いゲームでto heart2のメイドロボ三姉妹で行こうと思います!ははは、初めからハーレム予告してしまいました!
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