横島忠夫、〇〇〇〇と付き合ったらどうなる?   作:一日三食MEN

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 今回でわかったことがあります。女体化ヒロインを書くときは現代の技術が通用する内容にするべきだと。今回のように通用しない内容の時は素直にヒロインを見つけるべきだったと・・・結構苦戦しました。

 設定です!
  正直、原作の設定でいくと、一応エレン初巨人化後~女形巨人前ということで見てください。
  巨人との戦闘はなく、兵団内での生活です。
  最後の部分にあの奪還作戦を書きました。

 では、どうぞ!


アルミン・アルレルト(女体化)と付き合ったら?(進撃の巨人)

 「ぐおおおお!逃げる逃げる逃げるんじゃああああ!」

 横島は今必死に逃げている。いつも通りなら、彼の手には女の下着が握られていて追いかけているのはその下着を取り返して彼を十分の十殺しするための女子達と思うが、

 

 『・・・・・・(ズンズンズンズン!)』

 

 彼を追いかけているのは、彼の数十倍はある巨人だった。本来なら二十歩走るところをたったの一歩で済む巨人相手には無理無茶無謀不可能ともいえるが、

 「が~ははは!俺は逃げることに関してはプロだ!見るがいい!ゴキブリのように逃げる俺の姿を!」

 彼はそれが出来てしまう。隠れるところのない見渡しのいい草原でも、背中に壁があり追い詰められた状況でも・・・何故か逃げきれてしまうのだ。数分後、見つけた(勢いのある)川に入って(強制的に)流されていき、巨人もそれを追いかける事が出来なくなり何とか難を逃れたのであった。←ただし、息がなかなかできなくてそっちで死にかけた。

 何とか川から出て皆のいる拠点に戻るにはかなり時間を費やすことになったが、それでも命と体が助かったのは上出来だ。既に夜になりかけていたため死んだと思い込んだ皆は、戻ってきた彼からその報告を聞いて立体機動装置を持ってないのによく逃げきれたことに驚きを隠せなかった。一部の人間からはゾンビでは?とすら見られ恐れられた。

 その報告を聞いたハンジは目を輝かせながら

 「あんたのそのとんでもない体を調べさせて!」

 と言ってきた。横島は

 「いいですよ!では、存分に調べてくださ~~~い!」

 上着を脱いで彼女に飛び込んだところを、

 「さっさと戻れ、バカ」

 と言ったリヴァイに叩きのめされた。その後、いつも通り「あ~死ぬかと思った」と言って起き上がり、横島が所属する調査兵団の寮へ帰っていった。その時に汚れたり、壊れた椅子などは清掃スタイルにチェンジしたリヴァイが綺麗に掃除したという。

 

 

 横島はウォール・ローゼと呼ばれる巨人から身を守るために作られた街の外にいた。訳が分からないまま歩いていると、巨人数体と出くわしてしまい大急ぎで逃げ出した。もちろん、巨人はすぐに追いつけると思ったが横島があっという間に視界から姿を消したことに全員目を大きくして辺りを見回し、いないのを確認すると諦めた。

 そして、たどり着いたところがウォール・ローゼだった。外から人間が来たことで皆驚いて横島に注目した。そのまま訓練兵団のボスであるキース・シャーディスから尋問を受けることになったが、特に詳しい話を聞くことができなかった。何しろ、別の世界から突然意図もなくやってきて壁の外にいたのだ。キースからすればそんな考えなどできるはずがないので、横島の話の内容を妄想として聞いていたのかもしれない。横島の方は一応名前以外知らない記憶喪失の男という設定にしてこの世界の事を聞きながら話をしたが、全くかみ合わない上に横島自身が怪しい空気を出しているので怪しまれたままだったが何とか最低限だけは信じてもらえた。

 でも、数体の巨人から何の装備なしで逃げ切ったことは評価できるので、監視する意味も込めてここで訓練を受けて巨人を倒して生きてみてはどうか?と尋ねたが、

 

 「そんな面倒なことしたくない!命を懸ける何ざごめんじゃ!」

 

 と最初は言い切ったが・・・住める場所もなく、街の周りは高い壁で覆われているが巨人は簡単に乗り越えられたり、壊して侵入したりできるので常に死ぬ可能性があるので安全とは言えない。巨人を全部駆逐しないことには平和に暮らせないなど、現状はいつでも死線を越えてもおかしくない状況であることを聞かされると、入ることを渋々了解した・・・でも、戦う兵団には女もいることを言うとすぐに食いついた。もちろん、美女と一緒に戦って助けてその後はぐふふ・・・という妄想をしたのは言うまでもない。

 最初の数日は訓練兵として訓練をしたが・・・霊波刀やサイキック・ソーサーを出してたまたま入り込んだ何体もの巨人を立体機動装置なしで一人で倒した姿を見て異能の持ち主ということで更に怪しまれた一方、中々の実力の持ち主と動きも普通じゃありえない速さに、キースは状況判断もして罠を仕掛けながら戦っていることに気付いた。これほどの男ならすぐに実戦向けに移行できると判断して、調査兵団に移動となった。

 その際に、その噂を受けたハンジが調べたい!と言ってきて、さっきのようなことが起こったのは別の話。

 

 

 話を戻し、寮に帰ってきた横島は共同部屋にいるエレンとアルミンに声をかけた。本当はあと一人、ジャンもいるのだが彼は既に眠っていた。←四人の共同部屋という設定にします。

 「全く、ひどい目に遭ったぜ」

 「お帰りタダオ」

 「また巨人に追いかけられて逃げ切ったんだって?すごいなお前」

 「がははは!もっと褒めろ!」

 「いや、褒められないよ。そもそも、どうして壁の外に出るのさ?まあ、調査が僕達の仕事だからちゃんと報告すれば大丈夫だと思うけど」

 「アルミン、こいつには何を言っても無駄だ。大方、巨人の中に女がいないか探してるんじゃないか?ただでさえ、この兵団にいる女全員にナンパしたんだ。外に出る理由としたら、それくらいしか考えられない」←当然ナンパは全滅だったも知っている。

 「いや、それで命を「その通り!男の全裸巨人なんぞ見たくもない!女の全裸巨人を見たい!そして、その姿を目に焼き付けたい!」・・・かけていたんだね」

 何回か壁の外に出ている理由が、まさかエレンのツッコミ通りだったことにアルミンは呆れた。

 「というか、煩悩を燃やしたいのに女子寮への道が厳しすぎるんじゃ!今まで挑戦したが、何故か見つかる上に風呂場は厳重過ぎて覗けない!」

 「壁の中でも命かけていたね・・・よくミカサやユミル、アニ相手によく逃げ切れるね。しかも、営倉送りになっても何故か脱獄して戻ってくるし」

 「がはは!牢に入ったことはあるから脱獄は慣れているぞ!後逃げ切れることについては、ミカサちゃんはエレンの下着・・・もとい取引で何とかなったが、後の二人は中々に逃げるのに骨が折れたな。仲が悪そうに見えて、俺をしばくためにコンビを組むと滅茶厄介だった」

 「二人共に相当な実力者だからね(しかもユミルはクリスタが関わるとすごい怖いし、アニも伊達に第104期訓練兵団の第四位だ・・・でも、ミカサ。君は何を考えているんだ?)」

 何か聞き捨てならない言葉にアルミンはミカサへ苦い気持ちを持った。

 「・・・わからないな。そもそも、女の裸なんて何で覗きたいんだ?ジャンやライナーもそれなりに興味があるみたいだが、俺には理解できない」

 エレンの疑問そうな言葉に横島は何!と大きな反応をした。

 「何だと!エレン、お前は女の裸に興味がないと言うのか!それは男失格だぞ!」

 「いや、それで男失格というのはおかしいかと」

 「・・・そうか、お前四六時中ミカサちゃんと一緒だったな!ということは、頼めば彼女の裸を見放題。つまり、見慣れてしまっている・・・ぐおおおおお!エレン貴様ああああ!」

 「ちょ、待て!何で急に俺に怒ってるんだ?ミカサは確かに風呂も一緒に入ろうとする「やっぱりそういう事だったんだな!くたばれえええ!(ずごん!)」ぐあああ!な、何だ!」

 「ちょっと二人とも静かにして!教官が来るよ!」

 エレンの天然勘違い言葉に横島は怒りに燃えて彼をいつも通り呪った。アルミンは何とか騒ぎになりそうな二人を抑えることで精いっぱいだった。

 

 何とかアルミンの必死の説得で収まったが、

 「う~む、しかしエレンが女の裸に興味がないと言うのは問題だぞ」

 「巨人を駆逐するうえで必要なことじゃないだろ。というか、興味になる理由が分からない」

 『・・・エレンの言うことは最もだけど、ちょっとは女に興味を持った方がいいと思うのは賛成だな。現にミカサのエレンを見る目はなんか最近ストーカーじみている部分もあるし』

 エレンの女の裸興味ない問題はさらに暴走していった。幼いころからミカサがすごくエレンに執着していて、今では守るべき対象から愛する対象に変わっていることにアルミンは気づいていた。一度エレンが巨人に殺されたと思った時はこれ以上ないほど絶望したが、戻ってきた彼を発見した時は周囲の目があるのに喜びの涙を出すくらいだ。本人は気づいてないが、それは家族としてでなく女として嬉しかったのだろう。

 ただし、エレンは全然興味を持たないし傍を離れないことはよくあることのため気にもしなかった。せめて、少しは興味を持っていたら気づいたかも。とアルミンも横島の考えをちょっとだけ賛同した。

 「ま。エレンがそれでいいなら構わないが、アルミンはどうなんだ?」

 「へ?僕?」

 そんな考えを持っていると、横島はアルミンに話を切り替えた。

 「候補くらいいるだろう?ほらほら、言ってみろ!」

 「ちょっと!いや、待ってよ!僕は!」

 「ああ~ん。何か?まさか、こいつ同様いないと言うのか・・・それとも、エレンがいいのか?」

 「はああ!なんでそうなるの!」

 エレンの名前に慌てるアルミン。

 「う~む、確かに閉鎖空間が続くと、同性愛が芽生えてもおかしくないが。実際、リヴァイとエルヴィンが妖しいとハンジさんも言っていたし。俺は女一択だがな!」

 「僕だって女に興味はあるよ!というか、あの二人ってそういう目であの人から見られていたの!」

 「??あの二人のどこが怪しいと言うんだ?」

 どんどん話を脱線させていく横島に、同性愛者と見られたくないアルミンは慌てて止めようとする。ただ、エレンは話の意味が理解できていないのか分からない顔をした。

 「アルミンは地味に女の子っぽい部分もあるからな。まあ、見た目も性格も悪くない・・・なあ、アルミン。本当は女っていう設定じゃないのか?それなら俺「断じて違うから!」最後まで言わせろ!」

 「お願いだからこっちの言い分を聞いてよ!というか、女として見てないよね!そう言われると怖いんだけど!(何か僕とエレンの変な本がある噂だってあるのに!)」

 どんどん暴走する横島の考えと否定するアルミンの叫びが教官を呼ぶきっかけとなってしまい、エレンも巻き添えで叱られてしまったのであった。因みに、その変な本が既に一部の女達に出回っていることはさすがのアルミンも知らなかった。

 

 

 そして、次の日。

 

 「ええええええええ~~~~!」

 

 アルミンの叫びが目覚まし時計となって目が覚めたエレンとジャン。横島はいまだ寝ている。

 「何だよ、アルミン」

 「らしくない大声なんて出して、どうしたんだ?」

 「ぐへへへ~~。サシャちゃんってええ乳してるんやな~~」

 「ななななななな、なんで!」

 鏡で自分の姿を見るアルミンに起こされた二人は聞く。横島は・・・まあ、いつも通りの寝言だ。これが、美女の叫びだったらすぐに起きただろう。そんな中、アルミンは二人に振り向いて

 

 「僕、女になってる!」

 

 そう言いながら胸を抑えるアルミン。そこには・・・シャツを着て手で抑えられているが、確かに膨らみがり女性特有の胸の谷間も小さくだが見えた。よく見ると、顔が若干きめが細かくなっていてまつ毛も長くなり唇も潤って見え、腕や足も若干細くなっていた。まごうことなき女の体だ。

 「「・・・・・・」」

 嘘だろ?と思った二人はまず頬を抓り、痛いと思った。次に夢だと思ったのでベッドに向かったが、アルミンから僕も思うけど夢じゃないから!と言われた。三人が絶賛パニック状態の中、

 「ふぁああ、おはよ、おおお!薄着の美女が目の前に!俺とデートして下さああああいい!」

 「へ!え、あああ(抱き!)ひゃん!」

 「うおおおお、なんという感触!すごい、こんなにええ美女の胸に顔をうずめられるなんて!」

 「ひゃ!あ、や、ダメだって!ちょっと!(な、何!すごくドキドキするんだけど!)」

 一番厄介な横島が目を覚ました。目の前の女体化アルミンに鼻の下を伸ばして飛び込んで抱き着いて、彼・・・いや彼女の胸に顔をうずめて匂いを嗅いだ。その横島にいろいろされて困るアルミンだが、男の時とは違う体の感覚と女の感触にドキドキしてしまった。また、パニック中でもあるのでされるがままだ。

 「何だ?朝っぱらから」

 「ウルサイよ」

 「ふぁああ、どうしたん・・・って?あれ!女がいる!」

 そこにライナーとベルトルド、コニーがやってきた。女体化アルミンを見てびっくりするコニーに、ライナーとベルトルドは固まっている。

 「いや~~!いい朝だ!こんな美女に抱き着けるなんて!」

 「抱き着けるって、僕はアルミンだよ!」

 「・・・・・・へ?い、いや、こんなにいいちちしりふとももしている女が、アルミン?確かに、顔も体格も女っぽいから時々そんな風に見ていたけど・・・っは!女を隠していたのか!」

 「違う!ああもう、話をさせてよ!というか、やっぱりそんな目で見ていたの!(なんで?何で美女と言われて、ドキッとしてしまうんだ?も、もしかして、嬉しいのかな?)」

 アルミンと横島のやり取りはどんどん騒ぎから大騒ぎへと発展して・・・また教官からの説教となったのは仕方のないことだった。

 

 

 時間も限られているので、朝食を食べに行く皆。食堂では既に情報が出回ったのか、

 「ううう~~、視線が集中しているよ」

 「おいこら!俺の女にいやらしい目で見るな!」

 「いや、アルミンはお前の女じゃないだろ」

 「アルミン・・・不思議、違和感ない」

 「ミカサ!それってひどくない!(でも、不思議とタダオが守ってくれることが嬉しい気がする)」

 針の筵レベルの視線を受け続けるアルミンだ。横島は既に彼氏気取りだ・・・彼の女体化に既に受け入れていた。そんな言い分にエレンが突っ込んで、ミカサが性別が変わっても全然気にしなかった。ただ、男の時はしなかった嫉妬が彼女の中で芽生えたのか、視線が少し鋭かった。そんなアルミンは横島の行動が純粋に嬉しいのか、彼に少し熱い視線を送った。

 「へ~~本当に女になっている。しかも、ミカサの言う通り、違和感ないわね」

 「というか、何か私達よりとても可愛く見えるんですが?」

 「うん。サシャの言う通り、ちょっと負けている気が・・・」

 「何を言っているクリスタ!可愛さはあんたの方が一番さ!まあ、アルミンは一部の男からも受けていたからな。素材もよかったんだろうな」

 楽しそうに女体化アルミンを見るアニ・サシャ・クリスタ・ユミル。他にも興味半分で見る兵達が後を絶たない。一部の男は顔を赤くしたり、下品な言葉を言ったりしたが、その時もまた横島が守ってアルミンはさらにドキッとして熱い視線を向けた。

 ただし、現状は不安な気持ちも大きい。

 「ううう、これからどうすればいいんだろう」

 「よし、ここは俺が女の生き方をバシッと教え「嫌な予感がするから遠慮する!」な~に、遠慮するなって!「全く!他人事だと思って!」ははは!」

 横島の邪な提案に突っ込むアルミン。

 「ミカサに頼めばいいだろう」

 「・・・・・・エレンが言うなら」

 「ミカサちゃん、安心しろ。アルミンはライバルにはならん!」

 「ならいい」

 「いや、ライバルって何を言っているの!ミカサもミカサで何でわかるの!」

 「???」

 横島とミカサの会話に焦るアルミン。二人の視線がエレンにいっていたが、当の本人は意味が分からずキョトンとしながら朝食を食べている。

 「まあ、真面目な話。女はいろいろ大変だから、その辺はサシャちゃんかクリスタちゃんに聞けばいいさ。俺もさすがに不安そうな女子に対して無粋なことはしないよ」

 「う、うん(まさか、さっきのあれって気分転換させるためなのかな?今まで気づかなかったけど、タダオって何気ない優しさをこっそり出す人だったんだ)ふ、二人とも、頼めるかな?」

 「はい!いいですよ!」

 「ふふ、いい女友達が増えそうね」

 「ありがとう(女友達か・・・もう、異性として見てもらえなさそうだな~)」

 横島の提案と名前の出た二人と話すアルミン。クリスタの言葉にちょっとだけがっかりしたが、別にそこまでショックではなかった。横島の気づかいに胸の鼓動が止まらなかったためだ。

 「随分とまともな意見を出したな」

 「ははは!煩悩全開男の俺だってあれくらいの事は思いつくさ。それにエレンにただいま半ヤンデレ中なミカサちゃんやスーパー殺戮ウーマンのアニちゃんやクリスタちゃんオンリーワンラブラブウーマンなユミルちゃんに聞くような無謀なことはしないさ」

 エレンの感心した言葉にどや顔しながら返した言葉がまずかった。

 「ふ~~ん。クリスタが大切なのは否定しないけど、あんたにそう言われると何か腹立つね」

 「対人訓練、ちょっと付き合え。というか、嫌でも殴られろ蹴られろ」

 「え、ええええ!熱いお誘いだけど、やろうとしていることを隠さないで言っている!い、嫌だ!いくら何でもお二人のサンドバッグになったら」

 「「うるさい。来い!」」

 「いやああああ、助けてえええええ!ミンチにされる~~~!!」

 髪と腕を掴まれて横島を引きずるアニとユミル。皆に残った腕を伸ばして助けを求めるが、誰も答えなかった。

 「・・・アルミン、ヤンデレって何?」

 「ミカサが知らなくていい言葉だから気にしなくていいよ」

 ヤンデレの意味が分からないミカサはアルミンに訪ねたが、彼・・・いや彼女はそう言った。

 

 

 そして、案の定

 「悪魔・・・悪魔や」

 「自業自得だよ」

 横島はボロボロのズタズタのギッタンギッタンにされて、病室のベッドで横になりながら目を虚ろに呟いた。アルミンも今日の訓練は女の体が慣れてないので最低限でいいことになって、終わった後横島に付き添った。モザイクをかけないとダメなくらいズタボロになっていた、とアルミンは語る。

 「時間も出来たし、どうしてそうなったか話してみろ。俺がズバッと解決してやる!」

 「問題が更に難解になると思うけど・・・」

 苦い顔をしながらも、時間をかけて話と相手が欲しかったアルミンは話し始めた。昨日の夜、のどが渇いたので水を飲み再び寝ようとしたら小さな玉を見つけて持ってまた眠ったくらいだと。その話を聞き、

 『ま、まさか、煩悩全開して見た夢で文珠が出来ていて既に『女』が入っていたのか!』

 横島は汗をだらだらに流しながらこうなった理由が分かってしまった。そんな横島の様子にすぐに何か知っていることを気づき、アルミンは問い詰めた。女に問い詰められることに弱い横島はあっさり白状して、文珠の存在と力を話した。もちろん信じなかったが『光』で実際に病室を光らせると驚いた。

 これをもしお偉いさん達に知られたら、確実に身の危険になるのでエレンやミカサにも内緒で!と頼んで、アルミンは了解した。二人とも地味に感情が高ぶると思わず口走ってしまう性格なので、それは受け入れた。

 「それで、どうするんだ?」

 「う~~ん。しばらくこのままでいいと思う。実際に女の体で戦いをしてみてどんな感じかわかれば、何が男より優れているのかもわかるし。今後の巨人との戦いで、作戦の組み方や今まで以上の策ができるかもしれないし」

 「さすが頭脳派だな。そういうところに目が行くとは・・・でも、文珠もそこまで効果が続くわけじゃないから、そういう事ならすぐがいいぞ」

 「そうだね、便利なものが長続きするわけないよね。なら、タダオが相手になってくれる?」

 「は?俺でいいのか?他の連中を呼べば」

 「・・・いいんだよ。時間も押してるし、お願いね」

 アルミンの申し出を了解した横島。起きて病室を出て行くが彼女は

 『今後の戦いのための事ならタダオの言う通りなのに、どうして他の皆を呼ばなかったんだろう?そ、それに、何で頭の中でその考えより二人っきりという考えが出たんだろう?ま、まさか・・・タダオが?い、いや!僕は体が女になっただけで心は男なんだよ!そ、そんな僕が男を、タダオを・・・(ドキドキ)だ、ダメだ。胸が、熱く、なる。ドキドキも、と、止まらない!』

 自分の気持ちに戸惑いながらも、女になって抱き着かれ、周りの視線にビクビクする中助けてくれ、不安になる中気分転換させてくれて、ここでも相談相手になってくれた横島の事を思い出すと心臓の鼓動が速くなってしまった・・・そして、

 

 『ぼ、僕・・・た、タダオの事、好きに、なってる』

 

 見える背中を情熱的な目で見た。今までエレン達と共に巨人を倒すために死線に立ちながら共に戦い、命を助け合ってきた。でも、こうして守ってもらったことは彼女はなかったため、背中を見せながら守る横島の姿に体だけでなく女の心が反応してしまい・・・ついにはときめいた。

 これが日常的にやっている巨人との戦いで守ってもらったりだったら、仲間としての行動と割り切っていただろう。でも、ここまでで女の自分を守った男らしい行動として見たためにこうした結論と初めて出た感情に戸惑いながら考えた結果が恋愛だった。

 「お~~い、早く来いよ」

 「あ、ご、ごごご、ごめん(でも、悪くないかな?もっと一緒にいたい気持ちが、傍にいてほしい気持ちが・・・できちゃった)」

 その恋する気持ちが彼女を着実に心を女にしていった。

 

 

 そして、二人だけの訓練が終わり夕方となった。もう文珠の効果が切れてもいいはずなのに、

 「何で戻らないんだ!」

 「・・・な、何で、だろうね?」

 アルミンは女のままだった。横島もこれは混乱する。ただし、彼女は

 『や、やっぱり、異性として好きになったからかな?それ以外考えられないし、タダオが僕をこうして女として見るのなら・・・さっきだって、戦いの中で傷つけないようにしてくれたし。ふふ、そういうところが本当に優しいところでいいところだったんだね』

 「なあ、文珠で戻してやろうか?丁度予備の分もあるから男に戻せ「だ、ダメ!」え?」

 想いを持ってしまい、横島に女として見られるのが悪くない気持ちがさっきの訓練でさらに強くなったからだと気づいた。でも、男に戻せると言いながら文珠を出そうとした横島の手を慌てて握って止めた。

 「こ、こ、このままで、い、いい//」

 「ま、お前がいいと言うなら(ふにゅ)ん?ふにゅ・・・っておい!」

 そして、そのまま手を自分の胸に触らせた。その感触に驚く横島。

 「ねえ、タダオ。お願いがあるんだ」

 「お、お願い?(な、何だよ!アルミン、滅茶苦茶可愛く見えるぞ!上目遣いにそこまで大きくないけど触れたら壊れそうな感じの体つき!くううう!すっごいドキドキしちまう!)」

 更に上目遣いになってお願いする彼女の姿にドキドキが止まらない。必死にこらえながら耳を傾けた。

 

 「僕の傍を離れないで。僕も、タダオの傍を絶対に離れないから」

 

 真っ赤になってそう言った。だが、この時の横島は恋に憶病だったために好きという気持ちが持てなくて、その言葉を仲間としていてほしい気持ちで言ったものだと思った。その為、

 「もちろんだ!」

 軽い気持ちで答えてしまった。

 

 

 

 それが想いを込めた言葉だったことに気付けたのが・・・ウォール・マリア最終奪還作戦の時だった。

 

 「あ、あ、アルミン~~~!!!!」

 

 ある巨人との戦いで瀕死の重傷を負ってしまい、思わず横島は叫んで彼女を抱き上げる。全身が焼かれてしまい死ぬのを待つしかないくらいのひどさだった。

 『い、嫌だ!あ、あ、あんな苦しみを・・・また、失う苦しみをまた!』

 この奪還作戦までの中で横島も彼女を少しずつ特別な人という見方をし始めてきた時だった。かつての愛する女性が亡くなる恐怖が横島を襲った。そしてその時に、あの言葉を思い出し・・・

 

 「お、俺は・・・何で離れたんだ!あの時、離れないでと言われたのに・・・ああああああ!」

 

 どんどん怖くなっていき、腕の中のアルミンを力いっぱい抱きしめた。

 「嫌だ!いやだいやだ!死なないでくれ!アルミン!」

 「・・・・・た。ただ、お」

 「失いたくない!お前を・・・好きなお前を!」

 「・・・・・あ、うれ、しい」

 告白した横島の叫びに反応した彼女は焼かれてもわかる笑顔を出して・・・横島を抱きしめた。でも、その横島の悲痛の願いが、

 「タダオ!」

 「あ、ひっく・・・あああ、アルミン!」

 叶った。巨人になる薬を投入され、巨人化する呪いをつけることで生き延びた。この呪いのせいで寿命が短くなってしまったが・・・

 

 「もう・・・もう、絶対に離れないからな!」

 「うん!僕も、離さないから!」

 

 二人の愛はこの時初めて繋がった。それを見た生き残った兵達は犠牲も多かったが、この抱き合う二人を見て少しだけよかったと思えた。

 

 「エレン、私もあなたを絶対に離れない」

 「は?ミカサ、真似事か?なら・・・俺も離さないからな」

 ただ、この二人は繋がるのにまだ時間がかかりそうだ。




 戦場がいつもの場所では恋愛というのは生まれにくいですよね。付き合いがそれなりに長いならともかく、こうしたところだと守られる嬉しさというのが感じられないのでは?と思ったので、今回アルミンは女になってそれを理解してそこから恋を。という感じにしました。
 横島も彼女と接し続けて少しずつ想いを持ち始めた時に、あの展開でようやく離してはいけなかった気持ちを持ちそこから好きになる。という感じにしました。


 次回は・・・一層の事ハーレムにしようと思います。部隊はFFⅧのあのガーデンでヒロインはキスティス・ティファ・ルールーにしようと思います。頑張って作るぞ!その次ですが、いよいよどれかの続きを書こうと思います。候補は九鬼揚羽か籾岡里沙の続き・・・つまり二回連続ハーレム話です!
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