横島忠夫、〇〇〇〇と付き合ったらどうなる?   作:一日三食MEN

5 / 151
 
 どうも!まだ?それともやっと?四人目・・・fateのこのお方を出しました!

  設定です!
 時系列はホロウ・アタラクシアのクリア後と思ってください。
 士郎と凛は完全に弟子と師匠の関係として割り切っている。
 ここでの士郎は桜と結ばれます。ほかの皆は家族として見ています。
 最後に、原作では最初にあの事件を起こして彼女は時計塔に行ってますが、ここでは事件はなく時計塔にもまだ行ってません。

 では、スタート!


遠坂凛と付き合ったら?(Fate/stay night)

 

 ここは衛宮家。夕方となり、台所ではおいしそうな匂いがする。

 「先輩、こっちは出来ました」

 「おう。後は、よし出来た。イリヤ、皆を呼んでくれ!」

 「いいわよ~。すうう、皆~、ご飯出来たわよ~~!」

 台所から出たのは衛宮士郎と、もはや通い妻レベルでここにいる間桐桜。二人がテーブルに料理を置いて、寝転がって食事待ちのイリヤに皆を呼ぶよう頼んだ。傍にはセラとリズもいる。数分後、一人を除いて皆が来た。

 「お待たせしました。おお!今日は鍋ですか!しかも、二つも!」

 「セイバー、あなたは本当に食べることだけに目が輝くのですね」

 「お待たせ~。連れてきたよ!」

 セイバーとライダーを連れてきたイリヤ。だが、

 「あれ?遠坂は?」

 「イリヤさん、姉さんは?」

 この家の主は衛宮士郎だが、こっちが主ではないか?と思える彼女がいなかった。

 「部屋にいなかったわよ。まあ、大方」

 

 『横島!あんたって人は!』

 『か、堪忍や!後、下着が黒は冒険しすぎじゃないかな?』

 『(ブチ)・・・死刑!ガンド~~!』

 『え、えええ!なんじぇ!ただ、凛ちゃんは赤が似合うから、そういう色は胸が勝っている桜ちゃ『死ねえええ!』ぐぎゃあああああ!』

 

 「横島をぶっ飛ばしたわね」

 「「「「「・・・」」」」」

 イリヤの言葉と同時に、庭の方からドーン!という音が何回か聞こえ女性の怒鳴り声と男性の慌てる声が聞こえる。そして、ドガーーンという大きな音が聞こえた。

 「さあ、食べましょう!」

 すぐに遠坂が満面の笑顔でテーブルについて、食事を始めた。開けられた襖から見えるのは小さなクレーターに、中心から煙が出て『あががが・・・』そんな声も聞こえるが、気のせいとした。

 「・・・食べるか」

 「「「・・・はい」」」

 「いっただきまーす!」

 約一名以外は、汗を流しながら食事を始めた。

 

 

 あの公園で横島は遠坂凛に助けられ、この家で暮らすことになった。ここに来て速攻でやったことは、もちろん玄関で出迎えた間桐桜のナンパである。その後にセイバー、ライダーと続いた。

 『ちょっと~!私は~!』

 セラとリズにもしたのに、自分はされなかったイリヤがムス~として聞いたが、

 『幼女は守備範囲外や!』

 と言って怒らせたため、バーサーカーに殴らせたのは懐かしい。その後、人間なら死んでもおかしくないバーサーカーの一撃を、

 『あ~、死ぬかと思った』

 無傷で起き上がって横島の不死身を見せつけて、全員を絶句させたのも懐かしい。更に言うと、テーブルに全員集合した時に男は衛宮一人だけで後は全員女という羨ましい環境を見て

 『こないなハーレムな環境に男一人やと!くっそ~~!呪ってやる!』

 と言って藁人形を出して、衛宮を苦しめたのも懐かしい。

 

 そんなこともあったが、今ではすっかり馴染んでいる。

 「あの者。本当に頑丈ですよね」

 「あなたがボコボコにしても平然と立ち上がりますからね」

 横島が住んで一か月後くらいに、更にバゼットとカレンもここに住むことになり、もちろんこの二人もナンパをしたが、その際

 『・・・え?カレンちゃん、ぱ、パンツ、は、穿いて『『『それ以上見るな!』』』ワザとぶんげりゃが!』

 スカート捲りでとんでもないものを見てしまい、遠坂・間桐に魔力込められたパンチをぶちかまされ、セイバーにはあの必殺技をぶつけられてしまい、さすがの横島もただでは済まなかった。折角の禁断の秘所だったのにそれを見た記憶を無くしてしまった。

 

 話を戻して、

 「「ガツガツガツガツ!」」

 「相変わらず、凄い食べっぷりね~」

 復活した横島が鍋をセイバーと共に食いまくっていた。

 「セイバーちゃん!この肉もらった!」

 「何と!なら、この士郎特性つみれを貰います!」

 ほかの皆もちゃんと取って食べているが、量はやはりこの二人がダントツだ。皆もその食いっぷりに自然と笑顔になる。

 「それにしても、不思議なやつね」

 「遠坂、何がだ?」

 「横島よ。コイツといると、何か不思議と自然になれるのよ」

 遠坂は自分をよく見せるための仮面の笑顔が多かったが、今は心から楽しい笑顔だ。この家でも笑顔の使い分けをしているが、ここまで楽しんでいる笑顔は横島が来てから多くなった。だからこそ、このセリフが言えた。

 「自然とは、どういうことだ?遠坂」

 「ここにいる全員が魔術に関わり、聖杯戦争に関わり、人の生死に関わったわ」

 「そうね。でも、それがあったから私達は集まれたわ」

 「あれが正しいこととは決して言えないけど、イリヤの言う通りこうして仲良くなれたから全部間違ったこととも言えないわね・・・それで、こいつも向こうじゃそう言った生死に関わることを日常茶飯事で関わっていたらしいわ」

 「何でも幽霊が当たり前のようにいて、その中で悪霊となった霊退治の助手をしていて、いつも盾にされていたとか・・・私達も実体を持った幽霊みたいなものですから、自分事に思えます」

 表情を変えないライダー。どんな気持ちでその台詞を言ったのだろうか。

 「女にナンパしまくるあんなだけど、誰よりも命を張っていた現場にいた。という事になるわ。それこそ、私達以上に死にかけたと思うわ」

 全員が、がんもどきをつまんだのにセイバーも同じのをつまんでしまい彼女と火花を散らす横島を見た。

 「う~ん。そうは見えないよな」

 「はい。でも、先輩も魔術に関わっているようには見えないんですけど」

 「ですね。普段は桜さんと夫婦をしているように見えますものね」

 「え、ええええ!せ、先輩と!・・・す、末永くよろしくお願いします!」

 「ちょ、さ、桜!」

 バゼットの一言に真っ赤になって口走る間桐。その言葉に焦る衛宮だが。

 「おめでとうございます、桜。私は祝福しますよ」

 「ぶーぶー!お兄ちゃんと結婚するのは私よ!」

 「そうはいきません。私を辱めた報いを受けるためにも私をもら「何を言っているのカレンは!そんなことしてないから!」おや、忘れたとは言わせませんよ。横島さんがスカートをめくった時に私のあれを見たのでしょう?」

 「・・・先輩。み、見たいなら、わ、私が」

 「そうです桜。士郎は押しに弱い。積極的に行くのです!」

 「お兄ちゃん!イリヤのも見て!」

 「ちょ、ちょっと~~!」

 話が完全に脱線して間桐とイリヤとカレンが、衛宮の前に立って自分のスカートをめくろうとする。セイバーは無視して食べ続ける。

 

 衛宮・間桐の結婚話に変わりそうなので、遠坂は手を叩いて

 「話が脱線しそうだから戻すけど、あいつを見ていると肩筋貼っているのがバカらしく思えて来て、気づくとリラックスしているのよ」

 話を戻した。因みに、横島はセイバーと早食い競争みたいなことをやっているため話が聞こえていない。

 「覗きをするこの男でリラックス?何を言っているのでしょうか、遠坂凛」

 「セラの言いたいこともわかるけど、ちゃんと話を最後まで聞きなさい」

 「私も覗かれたけど、別に構わない。因みに、その時は鼻血出して気絶した」

 「あの時ね・・・でも、おかしいと思わない?」

 何やら聞き捨てならないことを言ったリズだが、とりあえず話に集中した。

 「あいつ、その気になれば気配を完全に消せるのよ。サーヴァントの中で一番気配に敏感なあのアーチャーすら背後にいたことに気づけないくらいに」

 「でもそれは、ただ失敗しただけでは?」

 「最初の数回ならともかく、毎回失敗するかしら?」

 「確かにありえませんね。いつも見つけていたが気づきませんでした」

 セラとライダーのツッコミにも冷静に返す遠坂。つまり、その気になれば絶対に気づかれないで覗きをできたのに必ず失敗で終わっていることにおかしいと指摘した。

 「私も最近気づいたからね・・・だから思ったのよ。ワザと気づかれるようにして、ワザと痛めつけられているんじゃないかって」

 「「「「「ワザと?」」」」」

 そう言われて、全員ががんもどき争奪戦に負けて隣にあるねぎを食べている横島を再度見た。因みにセイバーはうどんを食べていた。

 「逃げようと思えばあいつの足や悪知恵があれば逃げられるわ。士郎を盾にだってできる。なのに、皆の怒りをあえて受けて気持ちをすっきりさせてくれる・・・あと、覗いている相手も決めているように見えるわ」

 「え?皆、覗かれてますよ?」

 バゼットの返答には全員が頷く。しかし、

 「最初はね・・・ライダー、リズ、あなた達は最近覗かれている?」

 「「・・・いいえ」」

 その後の二人の回答に驚く残りのメンバー。

 「バゼットとセラは?」

 「覗かれてます。もちろん、叩きのめしますが」

 「全く、懲りないやつです」

 ムカッとするセラ。やはり、男嫌いな彼女は本能レベルに嫌いなのだろう。

 「おかしいと思わない?覗きは男の本能や!と言っておきながら、ライダーとリズ。しかも、巨乳(ぎり)の二人を覗かないなんて」 

 全員がムムムと唸る。巨乳という言葉で歯ぎしりをしたのは、完全に負けていることに悔しいからだろう。因みに横島は遠坂が作った庭のクレーターまで吹き飛ばされていた。セイバーが最後に楽しみで残していた締めの雑炊を彼女より多く食べてしまい、それに切れた彼女がぶっ飛ばしたのだろう。鍋の中身もなくなっており、食事はここまでとなった。

 

 横島をほったらかしにして、さっきの話の続きとしてセイバーは覗かれ続けているが、間桐とカレンは最初以来覗かれてなかった。イリヤはもちろん覗かれていない。つまり、覗かれているのは遠坂・セイバー・バゼット・セラ・・・そして、ライダーに気に入られてたまに連れてこられるクラスメイトの美綴綾子である。

 「つまり、あいつは見られて反抗できない・する気がない相手には覗きをしないというわけね。自分が本当に裸を見る前に痛めつけられるように・・・何故かしら?」

 遠坂の推測は、今までの横島を見れば確かに。と言えるものだった。

 「桜もその気になればボコボコに出来ますが、それが理由かと思います」

 「う・・・でも、先輩以外に見られたくないから、全殺しくらいしても」

 「桜、言っていることが怖いです」

 間桐のボソッとの一言にセイバーが突っ込み、

 「どうでもいいことですが、何故私だけ(ぎり)」

 「セラが痛めつけるから」

 「痛めつければ覗きに来て、また痛めつけるその繰り返し・・・面白そうです。今度やって見ましょう」

 「カレン、時々怖いこと考えますね」

 セラ・カレンに突っ込むリズとバゼット。

 「ね~ね~、いっそうの事本人に聞いたら~?」

 自分に興味を示さない横島などどうでもいいイリヤが投げやりに言った。それに、遠坂は頷いた。

 「そうね。あの男ならちょっと力尽く(お願い)すれば言うわね」

 「・・・遠坂。力尽くと書いてお願いと読まなかったか?」

 「気のせいよ」

 「・・・否定しないんですね」

 『『赤い悪魔も出る回数が増えた・・・横島が来てから』』

 衛宮と間桐の呆れ視線を流してクレーターに行ったが、横島はいつの間にかいなくなっていた。アーチャーを呼んで捜させようとしたが

 

 『マスター、後の祭りという言葉を知っているか?』

 

 彼は既に居場所を知っていた。何でも時々彼とある場所に一緒に行くことがあり、今回もそこに行っているようだ。ただ、何故そんなことを言ったのかはわからなかった。

 

 

 その場所は、

 「ここって」

 「そうだ。私が監視に使っていたビルの屋上だ」

 この冬木の街で一番高いビルの屋上だ。かつて、自分とアーチャーで聖杯戦争が始まる前に来たことがある場所だ。

 「何で、ここに?」

 だが、その問いには答えず逆に聞いた。

 「もう一度言う。後の祭りという言葉を知っているか?」

 「ええ、後悔することや手遅れの事ね。何でそんなこと言うのよ」

 「・・・マスターはおそらく、その言葉を使う。それだけの事だ」

 「はあ?意味が「用が終わったら迎えに来る」あ!こら!」

 意味が分からないままアーチャーがいなくなった。そして、少し捜すと横島を見つけた。

 「見つけたわ。全くいきなりこんな「凛ちゃん?」・・・え?」

 いきなりいなくなった文句を言おうとしたが、横島の顔を見て言葉が止まった。

 

 『な、何!これが、よ、横島なの!ぜ、全然顔に生気がないじゃない!』

 

 余りにも元気がない。いや、生きている気すらしないくらい落ち込んでいた。だが、すぐに気を持ち直した。

 「な、何よ。どうしたっていうのよ!あんた、いつもなら私に襲ってくるのに!」

 「今は、そんな気がしないだけだよ」

 「・・・本当に、どうしたのよ。いつものあんたらしくないし、それにどうしてこんなところにいるのよ」

 「凛ちゃん。夕日、綺麗だな」

 「へ?何言ってるのよ。夕日なんてもう沈ん「ある女が言ってたんだ」・・・」

 こっちの質問を無視して、どんどん話をする横島。遠坂の方が折れて話が終わるまで聞くことにした。

 

 「夕日は、昼と夜の間の一瞬に光り輝くからきれい・・・と」

 

 『・・・まさかコイツ。その女と付き合っていたの?でも、言ってた?』

 少しずつ疑問になる遠坂。

 「凛ちゃん。君は大きな選択に迫られて、その選択を選んで本当にそっちで正しかったと思ったことあるか?」

 すると今度はいきなり質問された。だけど、冷静に答えた。

 「何よ、いきなり・・・まあ、私は自分で選んだ選択は正しいと思っているわ。自分が、自分の意思で選んだのだから」

 「そうか・・・そうだよな」

 辛そうな、でも何かを納得したような笑顔になった。

 『どれだけ大きな選択をしたっていうのよ。こいつ・・・まさか』

 「ねえ。まさかと思うけど、そのある女がその選択で「・・・・・・」あ」

 ここまで言いかけて、初めてアーチャーの言ったことが理解して

 

 『こんなこと、聞かなくてもわかるっていうのに・・・本当に後の祭りよ。こいつは苦しいのを我慢し続けていた。しかも、ただ苦しいだけじゃない。そのある女がその選択でいなくなって、その選択をした罪悪感といなくなった孤独感にずっと耐え続けていたのね』

 

 やっと手遅れ・後悔だと実感した。

 『こんな過去を持っているなんて思わなかったわ・・・まさか、覗きをする相手を分けているのも、誰かがいなくなるのを恐れてなの?自分を痛めつけて止める人ならともかく、止めない人はいつか自分が原因で傷ついたり、いなくなるかもしれない。それを恐れてしないのかしら?それなら、覗きなどしなければいいのに・・・ってまさか!』

 そして、真実に気づいた。

 『むしろ、女が自分から離れるように仕向けている!いつかまた、そんな選択が来て同じ様な結末をつくらないためにも、傍にいないようにすれば・・・女は覗きをする横島に嫌悪感を抱いて一緒に住んでも、一緒になりたいと思わない・・・そうか。そういう事だったのね』

 横島が覗きやナンパをする最大の理由。煩悩が刺激されるのもそうだが、女が自分に近寄らないようにする。そして、万が一また同じ選択が来ても誰もいなければ問題ない。それに遠坂は気づいた。

 

 「ねえ、横島。あなたはどうして生きているの?そんなに女の事を想っているなら死んでもよかったんじゃないの?」

 

 ここで、心を刺す話し方をする。変に慰めず、一気に核心を聞いて今の心境を聞き出すためだ。

 「確かにな・・・あの公園で君と出会った時もそれを思っていたよ。だけど、それをしない理由は凛ちゃんなんだ」

 「え・・・?」

 まさか、自分が原因とは思わず、遠坂は唖然とした。

 「放っておけないって。俺を見てくれた。そして、止めてくれた。君が俺を、見てくれたから生きていこうと思ったんだ・・・あいつも必ずそれを願っていると君が気付かせてくれたからこそ、生き続けようと思ったんだ。凛ちゃんがそれをしてくれたから、生き続ける選択をしたんだ」

 「わ、私!」

 それを言われてドキッとした。自分がどれほど横島にとって大きな存在だったか、それを理解したからだ。そして、同時に

 『うそ、私・・・ドキドキする』

 今まで見ていた横島が違って見えた。とても、目が引かれるようになった。

 「そして、こうして話し合って分かったよ。俺、凛ちゃんが好きだ」

 焦っている彼女を置いて、一気に横島は告白した。

 「な、なああああ!」

 もちろん、彼女は大パニックだ。ただでさえ、横島への意識が変わり始めた時にその漢からの告白だ。

 「なあ、凛ちゃん。一生、前の女を忘れられない未練がましい男だけど、付き合ってくれないかな」

 「わ、わわわわわ、私が!」

 もはや、どうすればいいのか分からない彼女。慌てふためいていると、

 

 『・・・静かに、しろ』

 

 そんな声が小さいけど聞こえた。明らかに横島の声じゃない・・・一気に冷静に戻って、その声のする方に行った。すると、物陰に見覚えのある人物。そうさっきまで鍋をつつき合っていた皆プラスアーチャーがいた。

 「何をしているのかしら~~、み、な、さ、ん~~」

 「何、皆がマスターがいないから不安がってな。その不安を取り除いてやろうと」

 噴火前の火山の如く怒りに燃えている遠坂を見て、衛宮・間桐・セイバーは冷や汗を流し、イリヤとカレンとセラも二やついていて、ライダー・バゼットもワクワクしている。特に、アーチャーはこれでもか!というくらいムカつく笑顔をしている。

 「へ~~それは、優しいわね~・・・令呪を使うわ。動くな」

 「な!お、おい!まさか」

 だから、彼を動けなくして殺意を感じる笑顔を見せる遠坂。

 「あら、よくわかっているわね~。さすがは優秀なサーヴァントだわ」

 「ほ、褒めてもらって、こ、光栄だ」

 『『『『『あ、赤い悪魔!』』』』』

 汗をだらだら流すアーチャーに赤い悪魔になって、両手に宝石を持って魔力を込めた。そして、

 「こ~の覗き魔デバガメサーヴァントが~~!!!」

 「そ、それは、そいつだろう!!」

 全ての感情を込めた魔力で、横島を指さすアーチャーをどこかに吹っ飛ばした。肩で息をして、頭を抑える。

 「はあ、はあ・・・全く、口の軽いあいつの口止めするのを忘れていたわ」

 「ねえ、ねえ!凛は横島の想いに答えるの?」

 「ね、姉さん!どうなんですか!」

 しかも、元凶を殴り飛ばしてもまだ困難は続く。イリヤと間桐やほかの皆が目を輝かせて聞いてくる。間桐もかつての呼び名で訊ねるほど興奮している。

 『は~~。後の祭りね。これも・・・』

 二人だけじゃなく、カレンやセイバー達もまたワクワクしながら近づいてくる。自分のうっかりに後悔する遠坂だが、

 

 『でも、覗きをやめるなら、あれだけ頑張って耐え続けたあいつと付き合ってもいいかな///・・・って何考えてるのよ!』

 

 内心はツンデレを始めていた・・・次の日、まだ返事もしてないのに

 

 『遠坂凛!彼氏ができる!』

 

 間桐がそんな噂を学校中に広めた。またもや口止め忘れのうっかりをした事を後悔したが、満更でもない顔を見せたため、その噂は濃厚という事で既に誰がハートをゲットしたのか大騒ぎだった。その中で、

 

 『衛宮士郎、間桐桜と婚約!卒業と同時に結婚予定!』

 

 この噂は間違いなく、桜と自分への仕返しだろう。とクラスメイトからの質問攻めに苦しんでいる衛宮は思った。

 

 

 その後、遠坂は告白に答え付き合い始めたが、

 「覗きは卒業したんじゃないの!」

 「だ、だから、凛ちゃんだけにしてるんだよ!」

 「そんなことしなくても、一緒に入れば見ればいいでしょう!」

 「(くわ!)なああ!ほ、本当に凛ちゃんの裸見ていいの!」

 「っは!な、何てこと言わすのよ!!(ちゅど~~ん)」

 「ツンデレ頂きやした~~!」

 「ううう、ち、違うんだからね!わ、私は・・・その」

 お互い想いを自覚して伝えあった。だから、

 「・・・ね、ねえ。恥ずかしくないの?」

 「別に手を繋ぐなら・・・恋人としていいでしょ」

 「く!ああ、もう、やってやるわよ!(え、えへへ。う、嬉しい)」

 「じゃ、このまま帰ろうか」

 「うん!」

 ツンの部分が二人きりでも多い彼女だが、段々デレの方が多くなっていき、二人の仲も進展していった。

 

 

 遠坂が魔術の総本山である時計塔に行く時は

 「横島、私と来てくれない・・・で、出来るなら、ずっと、傍に、い、いてほしい・・・の。お、お願い。二人で、生きて、いきたいの!」

 彼女からの逆プロポーズだった。差し出した手を喜んで握った。

 「ああ、俺でよければ、どこへでも一緒に行くぞ!」

 その二人の左手の薬指には光るものがあった。それを見送った衛宮と間桐が見たそうだ。この二人にも同じ光るものが左手の薬指にはめられていた。

 

 そして、時計塔ではラブラブな二人

 「タダオ~!ミス・トオサカと離婚して私と結婚しません事?そうすれば、この体を好きにしていいですのよ~♡」

 「ぐ、ぐぬぬぬ!む、胸が~!感触が~~!香りが~~~!!」

 「こ~~んの、人の旦那を寝取んな~~!!後、忠夫も誘惑に負けんな~~!」

 ・・・に割り込む一人がいた。果たして、遠坂は横島を無事に守れるか?それは、今後の彼女の頑張りによる。

 




 途中から、デレデレな彼女を見てみたい気持ちになり最後はライバルと横島を取り合う感じにしてしまった・・・。でも、いいかな?これが彼女達らしい終わり方だ。

 最初はライダーにしようと思いました・・・ちょっとした因縁に近いものもありますしね。でも、彼女は今度にします!

 次回は懐かしいキャラ・・・一層の事to heartかkanonのキャラにしようかな?だとすると、だれがいいかな?う~~ん。やはり、お嬢様か?それとも幼馴染キャラかな?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。