横島忠夫、〇〇〇〇と付き合ったらどうなる?   作:一日三食MEN

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 とあるⅢシリーズロシア編、浜面が一番人を救ってね?と思う三MENです。
  上条はインデックス(予定)
  一方はラストオーダーと番外個体
  浜面は滝壺に・・・麦野にアックアに集落の人達もまた救われたよね?
 こう思います。

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 今回は残念ながら姉の方は攻略できませんでした。
 以前の簪編とは関係ありません。別のIF話です。
 一夏とは同室です・・・これだけでおおよそ終わり方が分かるのでは?

 では、どうぞ! 



織斑一夏(女体化)と付き合ったら?(インフィニット・ストラトス)

 横島はモテる男が嫌いだ。

 「このやろおおおお!女の視線を奪いやがってえええ!」←泣きまくり

 横島はイケメン顔な男が嫌いだ。

 「イケメン撲殺!イケメン滅殺!イケメン消滅うううう!」←(藁人形を)打ちまくり

 横島は、ハーレムを持つ男が嫌いだ。

 「うううう、俺には女はむしろ避けるのにいいいいい!」←血涙出しまくり

 今横島は、その三つ全てに当てはまる男と一緒の部屋で暮らしている。

 「一夏!今日は私と訓練だぞ!」

 「違いますわ!私とですわ!」

 「ちょっと!邪魔しないでよ!私とデートなのよ!」

 「違うよ!僕とラウラの三人でデートだよ!」

 「そうだぞ嫁!こっちに・・・こっちに来てほしいぞ!」

 「え~~っと、三人デートなら私と簪ちゃんでやらない?」

 「お、お姉ちゃん!で、でも・・・それもいいかも」

 「み、皆落ち着いて!皆で一緒にやればいいだけじゃないか」

 「「「「「「「・・・一夏(様)のバカあああああああ!!!」」」」」」」

 そう、織斑一夏だ。女の恋のフラグを呼吸をするかの如く立ててしまうとんでもない男だ・・・そのフラグをぶち壊すのもまた呼吸をするかの如くやっている。この通り、各国の代表候補性はもちろんの事、担任の山田も妖しいし、親友の五反田弾の妹もまた同じ学校に入るべく頑張っている。

 

 

 そんな現状を見た横島は血の涙を流して一人悔しんでいた。彼もまた織斑一夏と同様にIS学園入学できた。横島の持つ霊能力がISの中にある魂に反応したため、女性オンリーの学園に入学できたことに当初は狂喜乱舞したが・・・この通り、セクハラ・覗き行為で彼女らのほぼ全員が横島を嫌悪し、一夏に好意的になった。自業自得が作った状況だが、いずれこうなっていたかもしれない。何しろ、

 

  一夏はイケメン顔、性格良し、下心がない、姉に最強の千冬あり、IS開発者篠ノ之束とも交流あり。

  横島は下心丸出し顔、スケベで視線がいやらしい、生理的に受け付けられない、強力なバックがいない。

 

 これである。一応、一夏を自国に引き込もうとする世界中から来たIS学生の彼女達は横島も引き込むよう国のお偉いさんから言われているが、いくら国の命令でも自分の処女があの男に奪われるのは確実にごめんだ(横島本人はそこまでしないが、普段の行動でそう思い込んでいる)。だから、誰も横島をターゲットにしない。ある意味、このおかげで助かっていると言えなくもないが・・・どっちが?というツッコミはしないように。

 「一夏のやろ~~~!いつも見せつけやがってえええ!!」

 だが、女が寄らない・話も全然できない(教師は千冬・生徒は本音以外避けている)環境に置かされている横島には関係ない。同室のスーパーハーレム状態の一夏が羨ましすぎる。しかも、意図的にそれを作って横島に見せつける西条とは違い、

 『皆、何でそんなに怒るんだ?』

 わかりやすい態度をする箒・セシリア・鈴・シャルロット・ラウラなどほか数名は、あからさまに異性として見ているのが分かるのに、本人は全くと言っていいほど本気で気づいてないことに時々呆れるくらいだ。千冬が自分のために早くから働きだしたから、少しでも助けようと頑張っていたら姉優先の頭になったらしく、途中からプライベート全然ダメの話になった。横島はその話が出た途端、見かけはおいしそう!中身はダメダメな美神を思い出し・・・しばらくどっちがダメかを話していたら千冬がやってきて二人仲良く拳で沈んだ。

 環境からシスコン脳になってしまったことに横島も金に苦労した経験者(超ブラック上司の美神の元で働かなかったらそれなりに幸せだったかもしれない)なので同情していたが、

 「い、一夏!私と付き合ってもらうぞ!」

 「いいぞ、いつ買い物行く?」

 「い、い、一夏さん!きょ、今日は私と二人で食事でも・・・」

 「ああ。じゃあ、他の奴らを呼んでくるから待っていてくれ」

 「ど、どうよ!私の手料理・・・毎日食べさせてあげてもいいのよ!」

 「それはいいかもな。でも、俺も作るから明日は俺な」

 「ねえ・・・僕、一夏が初めてのデートの相手なんだよ」

 「でも、俺じゃつまらないだろ?今度はラウラと言ったらどうだ?」

 「嫁、何故一緒に裸で寝ない?」

 「普通は寝ない!と言うか、風邪ひくからちゃんとパジャマを着ろって!」

 こんな感じでことごとく女の恋心のフラグを無意識でぶち壊す発言を平然と出す。もはや、狙ってるだろ!という感じで・・・親友の五反田弾もこの件に関してだけは、怒りを持って一夏を女の敵だと断言するだろう。

 それを毎日見ていては、横島じゃなくてもいつかは切れるかもしれない。

 「一夏~~~、女の心をここまでぶち壊すのは女の味方の横島忠夫が許さねえええ!」

 我慢の限界か、ついに横島は切れた。全然女の味方じゃないだろ!むしろ敵だろ!というツッコミは心の中に入れといて、彼女らの恋心をぶち壊し続けている一夏には確かにお仕置きが必要かもしれない。

 そこで横島がやったことは、

 

 「こいつが女になれば、俺だけのハーレムじゃ!ジョニー・ビー・グッドを歌える!」

 

 一夏の女体化であった。いや、状況はそう見えてもハーレムには絶対になれないだろ・・・恐らく、今彼の発言を見た読者の皆さんはそう突っ込んだだろう。

 お仕置きにしても、ここで悪評を流して追い込む悪質なことは横島はしない。狙って見せつける西条にだったらやったかもしれないが・・・絶対に自分が犯人と分かるし千冬は美神レベルの強さと立場を持っているので、逆に横島が追い出される可能性が高い。

 そこで煩悩混じりの考えで思いついたのが女体化だった。

 「え。あ。あれ?俺、女になってる!」

 文珠『女』で体を女にしてしまえば、こいつはハーレムが作れないし俺も目の保養が増えていい!と煩悩が行動させたとしか思えないやり方で、織斑一夏を女にしてしまったのだ。スタイルはセシリアレベルでよく、顔立ちはシャルロットレベルで可愛く、更に性格は本音レベルで穏やかだ。

 「横島!貴様の仕業か!(よくやったあああああ!)」

 横島の持つ文珠の存在はこの世界では千冬しか知らないので、彼女はすぐにフルボッコにした・・・ただ、内心はかなり可愛くなった一夏にどこかの飛騨怜悧みたいにこっそり喜んでいた。その日から新聞部の黛にある程度融通してやる代わりに、こっそり一夏女体化の写真を貰うようになったらしい。

 

 

 その後、一夏の女体化現象は天災の束がこっそり仕込んだ薬の力でこうなった。と千冬はこれで皆を納得させた。全知全能レベルの才能を持つと噂される彼女なので、皆も納得した。妹である箒は信じて電話で最初は文句を言ったが、途中からは一夏の可愛さをほめたたえて、最後には一夏に似合う女物を用意しろ!と、最終的に解毒薬を要求せず感謝したのは彼女だけの秘密だ。

 その事を千冬に話して彼女から裏事情を聴いた束は、ハッキングして見た一夏の女の姿に

 「・・・・・・箒ちゃんレベルで可愛い!」

 すっかりに気に入ってしまい、箒に着せたいと思っていたありとあらゆる恥ずかしい衣装を用意し始めた。←この時点では千冬は横島のことを話してないので、横島の事も文珠の事も知らない。

 

 

 だが、横島にとってこの一夏女体化は実はかなり大きなミスだった。

 「み、みんな、よ、よろしく///」

 「「「「「「い、一夏君・・・可愛いいいいいい!!!」」」」」」←照れ顔の一夏に皆

 女になった一夏は可愛い。一夏自身は最初は戸惑ったが、すぐに慣れてあまり気にせず皆とおしゃべりする姿は結構愛らしい。女になった珍しさで皆が寄ってきて触ってきて抱き着いてきて横島もやろうとしたが千冬に沈められ、焦る姿も初々しい。

 「こ、これって、すごくぴっちりするんだな」

 「「・・・・・・負けた。そんな(ぐす)」」←悲愴感漂う鈴と同じスタイルの皆。

 皆と女子更衣室に入った時はちょっとむかついたが、出てきた時に見たスクミズみたいなスタイルがばっちりわかるIS専用の服を着た時のそのぴっちりした体つきがかなり色っぽく、ボンキュボンな体に鼻血を出す。

 「なあなあ忠夫。ちょっといいか?(むにゅ)」

 「のごおおおお!い、一夏!くっつくなあああ!(どばばばば)」←数秒後に意識不明に陥った横島。

 本人は男時代と変わらずいつも通りに横島に話しかけているが、そんな可愛い子に気軽に話しかけられ更に密着してくると、横島からすれば思わず元男という事を忘れてしまいそうだが・・・同時に困ってしまう。

 

 何が言いたいのかと言うと・・・女体化した一夏は余りにも横島好みの女になってしまったという事だ。誰にでも話しかけてきて、まぶしさすら見える笑顔を出し、何となく惹かれる雰囲気を持っていて、セクハラ男と言われている横島にも気さくに接してくる。しかも、無邪気だ。

 男の時はイケメン一夏として殺意すらわいたが、女になった一夏ではそれが真逆に発動して全部まずいくらいに横島をときめかせるのだ。しかもたった二人の男だった為、寮はもちろん同室である。

 「お、忠夫。おはよう」

 「お、おは!!!」

 寝起きで着崩したワイシャツがめくれて谷間が見え、男物のボクサーパンツも見える。こんなセミヌードと言っていい状態の女一夏の半裸を一日一回は見せられるのだ。しかも、楯無のように狙っているのではなく完全に無意識・無邪気でやる。今の一夏はぴっちりした男物のパンツでも

 

 「ぐおおおおおお!あかんあかんあがああああああ~~~~んん!!!!」

 

 そこからくる色気に煩悩がこれ以上ないほど刺激してくる。そして、横島が壁に頭を打ち付けるのもまた一日一回の恒例となり、時には自分の股間に容赦なく殴りつけることもあった。

 一夏ハーレムの女達は、女同士の恋愛があってもいい!と開き直り、箒が束に女同士で子供が作れないか?と頼んでいるらしい。実際この学園には同性愛者もいるらしいので、それを見てふっ切れたようだ。←結局一夏のハーレムは壊すことができないようだ。

 

 

 女体化一夏となり(制服はもちろん女子のに変えた)一週間が経過したある日(寮の部屋で横島が羨ましく変われ!と言ってきた彼女らもいたが、余計な手間をかけたくないので却下した千冬←といいつつ彼女も一緒に暮らしたかった)横島は思いっきり困った事を一夏に言われた。

 

 「なあ、女物の下着を買うの付き合ってくれないか?」

 

 この言葉で横島はすぐに水色のランジェリー姿・ピンクのネグリジェ姿・白のスリングショットタイプのランジェリー姿となった一夏を一瞬で妄想して、頭を打ち付けまくった・・・黒が出なかっただけ横島の理性がちょっとだけあると言えよう。←美神や千冬だったら絶対に黒オンリーだっただろう。

 その後、鼻血を出しながら理由を聞くと下着の話を箒達がしてきて一夏もするべきだ!と言われたが、面倒だからつけないままでいい。と思い口に出したらクラス全員(山田と千冬も含む)から女性の体の扱い方を一から教えられ、千冬からも買って来い!と言われ、何人かからは生理用品まで貰ったらしい。

 でも、彼女らも下着はあげられないし学園で売られているけど売店の店員とは顔見知りなので、さすがに恥ずかしく買う姿を見られたくないので街に出て買おうと思ったが、一人じゃ心細いので親しい横島を誘ったということだ。勝手についてくるであろう彼女達じゃだめなのか?と聞いたら、着せ替え人形にされそうでいろいろ身の危険を感じそうだ、とのことらしい。←こういうところは敏感な一夏である。

 こうして、横島のしのぎにしのぎを削った(理性の)戦いが幕を下ろした。そもそも、男と女が二人で街を歩く・・・十分なデートに見える光景である。

 「よ!待たせたな!」

 男口調はそのまま変えなかった一夏と玄関で待ち合わせをした。最初は一緒に男物で行こうと部屋を出たところで箒達に捕まって絶対に女物で行くように!と言われ・・・三十分後にやっと玄関に来た。因みに何故彼女らが二人で買い物を許したのかと言うと、

 『今度は(皆と一緒に)付き合うから許してくれ』

 一夏の言葉足りない一言で許した・・・そして、彼女らは

 『今度は(二人っきりで)付き合うから許してくれ』

 と脳内修正したと思える。出なければ、女の一夏と横島の見た目デートの買い物を許すはずがない。話を戻し、ようやくやって来た一夏の姿が、

 

 「に、に、似合いすぎだああああああ!」

 

 黄色のランニングシャツの上に胸元だけの半そで革ジャンを着て、下は太もも丸出しのホットパンツ姿だ。シスコン脳のせいで織斑千冬が比べる対象になっているため、本人は地味と思っているが

 『横島の理性は1000のダメージを受けた』

 横島に煩悩を急上昇させる姿であることを全く分かってない。←どんな姿でも急上昇しそうなのは、突っ込まないで上げよう。

 「じゃ、行こうか」

 「あ、ああ(耐えるんじゃ俺えええええ!)」

 さすがに手は繋がなかったが、腕がくっつくくらいに寄ってきた一夏に自分に喝を入れた。革ジャンは前のチャックを開けているためランニングシャツの空いているところから胸の谷間がチラ見していた。その為、必死に理性を総動員させて耐えていた・・・視線はそっちに行くが、一夏は全然分かってなく気にしなかった。

 この衣装にした理由は学園の女子のスカートは外で穿くには恥ずかしく、動きやすい服がいい!と言う事でこうなった。余計に恥ずかしいと思うが女体化でかなり注目されて窮屈な気持ちもしていたので、それを抜け出して街へ行くことで開放的になったと思える。男時代だったら鈍感を発揮して気にしないが、女同士のやり取りをしているうちにスカートが苦手になったのだろう・・・女同士でもスカートめくりは彼女等ならしそうだ。

 だから、横島と二人っきりの買い物(デートとは思ってない)はある意味一夏にとっては気分転換できるいい機会でもあったのだ。

 

 

 まず向かったのは、

 「たっぷり遊ぼうぜ!」

 「あ、ああ・・・まあ、いいか」

 ゲーセンだった。そりゃ、二人は学生でまだ若いし、遊びたい気持ちだって強い。対戦ゲームやダンスゲームなどいろいろ楽しんだが・・・

 「お!あれやろうぜ!」

 「な、なあああ!ちょ、ちょっと待て!あれはやめよう!」

 「いいじゃないか。べつにどうってことないだろ?」

 「大ありじゃ!」

 「??ほら、行こうぜ」

 「・・・わ、わかったよ」

 一夏が指さしたプリクラを一緒に撮ることになった。一夏は友達同士でという気持ちのため気づいてないが、横島は気づいていた。男と女が二人っきりでプリクラを取るのは恋人同士で撮ると見られやすいことを。

 その次に向かったのが、ファーストフードの店だ。二人ともゲーセンで結構動いたので腹も空いたので、気軽に食べられる店としてここに入った。

 「いや~、楽しかったな!」

 「あ、ああ(くっそ!プリクラで密着した時どれだけドキドキしたと思っとるんじゃ!)」

 「こうして、また二人で遊びたいな!」

 「・・・・・・あ、ああ、そうだな(だ、だが、こいつの笑顔見ると許せてしまう~~~!!)」

 バーガーを食べジュースを飲みながら、さっきのゲーセンで楽しんだ会話をする一夏。どき!とさせられる行動にもやもやしたが、無邪気な笑顔に許せてしまうさっきのプリクラで撮った写真を見る横島。その写真には、モデル級の笑顔を出す一夏に(偶然足を引っかけて)抱き着かれて真っ赤になった横島が写っていた・・・最後の写真は胸の感触で理性に10000のダメージを受けて噴き出した横島の鼻血しか写ってなかった。

 しかも・・・

 「お、ほっぺにケチャップ着いたぞ・・・(ひょい)ぱく」

 「お、お、おおおおおおお、お前!なななななな、何を!」

 「は?おかしいか?」

 「・・・いや、いい(こいつ、本気で狙ってるんじゃないのか?)」

 バーガーからはみ出て横島の頬に着いたケチャップを指でとって、口に入れた。もう・・・恋人歴何か月か出ないとできない行為を平然とやった一夏。結局、ずっとドキドキして食事をした横島だった。

 

 

 そして、やっとランジェリーショップに着いた。だが、横島はここまで一夏の振り回されてきたため一番やばい事にやっと気づいた・・・周りにある数多くの色っぽいランジェリーの多さも十分危険だが、

 「なあ、横島。お前が選んでくれないか?」

 「お、おおおお、お前!自分のだろ!自分で」

 「お前に選んでほしいんだ。ダメか?」

 「う、うううう!」

 元男のこいつに女性の下着は名称以外分からないので横島に選んでもらいたいと言ってきた。そう、これが一番やばい事であり・・・言われている横島の立場とそれを見ている他の女性達からすればこの考えになる。

 

 『あなたが選んだ好きな下着で・・・結ばれたいの♥』

 

 上目遣いで言って顔を赤らめながら(下着しかない店内に恥ずかしがって)頼むさっきのセリフはこう意味取れてしまうし、横島もそんな頼まれ方をされると照れて真っ赤になる・・・今の二人は完全に結婚を前提に付き合っている相思相愛カップルにしか見えない。残念ながらIS学園の生徒がいないので、完全に「幸せになりなよ!」という温かい視線が二人に突き刺さる。一夏のこの行為で横島は本能に1000000のダメージを受けた。

 『こいつ、本気で天然なのか!』

 横島はこれほどの空気を作り出す一夏に恐れすらしたが・・・ここはもう選ぶしかない状況になったので、

 「こ・・・これを」

 「よし、わかった!」

 「店員さん!こいつ、つけるの慣れてませんので手伝ってやってください!」

 「???」

 普段の煩悩を抑え込んで、当たり障りのないあまり派手じゃない下着を選んだ。そして、すぐに店員に着ける手伝いをするよう頼んだ。何しろ・・・確実に手伝ってほしいと言ってきそうだし、そんなことになったら抑えられなくなるのが目に見えるからだ。←ただ、今の横島の発言も体の隅々まで知っている的な感じであり、かなり危険であることに気付いてない。

 『落ち着け・・・落ち着いて、今までを顧みるんだ!』

 試着室に入った一夏に背中を向けて、今の自分の立場を考えることにした。←この時横島は気づくべきだった。店員の顔がこれ以上ないほど輝いていたことに。

 

 『・・・完全に恋人同士でやっていることじゃないか!』

 

 横島を慌てさせる結果となった。ゲーセンで遊び、プリクラを二人っきりで撮り、食事の時に頬のケチャップをとって食べ、こうして下着を選ぶ。最後だけはちょっと微妙だが、イチャイチャしているカップルにしか見えないことに気付いた。

 『そりゃ、今のあいつはすっげえ俺好みの女だけどそれは文珠で元男・・・あれ?』

 この時横島はやっと気づいた。文殊の効果にしては女でいる期間が長すぎることに・・・美神のせいで同じやり方で女になったことを思い出した。あの時はまだ半日で元に戻った・・・が、もう一週間経過しているのに、女のままだ。横島の内にあの恋人の力が加わっていたにしても文珠の力がここまで続くとは思えない。

 

 

 その理由は、一人の天災のせいである。妹と親友の話で性転換に本気で興味を持ち始め、その薬を作ってしまったのだ。そして、この一週間の間に実は一夏は男に戻っていたけど夜中で全員寝静まっていた時だった。彼女は部屋の監視カメラをハッキングして気付き、こっそり侵入して性転換薬を飲ませて再び女に戻したのだ。ただ、彼女からすればこれは実験成功の段階である。この薬を本当に飲ませたい相手は、

 『ふふふ!これを箒ちゃんに飲ませて・・・箒ちゃんと束さんと子供を!』

 溺愛している妹であり、かなり危険なことを考えていた・・・ただ、これだけは言える。本当に天災のせいとなったという事だ。

 

 

 この事を知らないで、どうして?と考えていたら

 「恋人さん、お待たせしました♪」

 「いや、恋人じゃないんだけど」

 「またまた~~♪」

 一夏の試着を頼んだ店員に呼ばれて、試着室の前に行った。←考え込んだため気づかなかった。見合いを持ちかけようとするおせっかいなおばさんみたいな笑顔をしていた店員の顔に。

 「ど、ど、どう・・・だ?」

 一夏が身に着けているブラとパンティは横島が渡したものじゃなかった。

 「な、な、なああああああ~~~~~!!!!」

 そこにいた一夏は、

 

 「ぎ、が、が、がががががが!」

 

 ブラやパンティの布の部分を極限まで減らし、胸の先端と股間のあの秘所の部分以外は紐になっている・・・勝負下着以上の危険すぎる代物だった。

 『横島の理性に100000・・・いや、もうライフはゼロよ!』

 もはや、オーバーキルなランジェリーに我慢の限界過ぎた。

 「どうです?」

 楽しそうに尋ねる店員の声が聞こえない横島。

 「や、やっぱり恥ずかしい!」

 背中を向けて恥ずかしがる一夏。そこで見えたものは・・・綺麗な背中と覆う布のないぷりんとした尻だった。隠せてないと言ってもいい乳と尻に触り心地がよさそうなふともも。

 

 「ちちしりふともも~~~!!!!」

 

 横島の本能はもはや声に出ていた。ひたすら我慢したが限界突破してしまい、ついに飛びかかって

 

 「一夏!愛してるぜえええええ!」

 「え!ちょ、ちょっとま(どっし~~ん)」

 

 叫び声で振り向いた一夏を押し倒してしまった。店員の勧めがまだ何個か試着室にあったらしく、それらが宙を舞う中、

 「「・・・・・・」」

 二人は無言になった。いや、無言にしかなれなかったと言った方が正しい。何故なら、二人は口がふさがってしまったからだ。何故ふさがったのか?答えはただ一つ・・・

 

 『『き、き、キスをしてるうううう!!!』』

 

 二人の口がくっついていたからだ。その光景にニヤリとする店員・・・だが、

 「何やっているんだああああ!」

 世界最強の強烈な一撃が横島の後頭部に命中して・・・残念な事にここで意識を失ってしまった。弟、もとい妹を辱めた下着を進めた店員は千冬の雷を受けて、今回の騒ぎの元凶として進めたランジェリーの金額は全部その人持ちと言うことになってしまった。ちゃっかりそれらを一夏に着せる気がある千冬である。←一緒に来た山田がその事にツッコミを入れたが「君が着てみるか?」で首を横に振って何でもないと焦った。

 

 

 その後、寮の部屋で意識を取り戻した横島だが、

 「・・・・・・」

 「・・・(え?)」

 目を閉じて唇を近づけようとしている一夏がいた。びっくりして体が硬直して横島は、そのままキスを受けた。そして、すぐ唇が離れて目を開けた一夏は横島が起きていたことに気付いた。

 「お、お、おは、よう///」

 「あ、ああ///」

 だが、横島は今目の前にいる女性がどうしても元男の一夏に見れなかった。とても好みで、とても無邪気で、デートまでしてしまい・・・思わずキスまでしてしまった相手なので、思いっきり意識してしまっている。でも、それは、

 

 『ど、どうしたんだよ・・・何で、タダオにあんなことを!』

 

 一夏もまた同じであり、この二人はある意味似ていた。それは、ある条件をクリアした自分に好意を向ける相手を強く意識することであり・・・その条件は想いをしっかり口に出すことである。前の世界の横島の女性にしても、一夏のハーレムにしても彼らに好意を抱く女性は言葉で中々伝えない。ラウラの嫁宣言とかは彼女の勘違い行動のせいで本気と思われないし、おキヌの告白も美神という強敵がいたせいでうやむやになった。

 しかし、横島の好き宣言とその後のキスにさっきの二回目のキス・・・もう、一夏の中身が男という認識を横島だけでなく、一夏本人も忘れているのかもしれない。それに、二人はこの部屋で一緒に暮らしてきたのでお互いの性格も人柄も分かっている。こうして分かり合っていることを

 

 『まずいな・・・俺、一夏の事』

 『今思えば、俺を分かってくれるのって忠夫だけだったな』

 

 理解してしまうと・・・性別関係なく、大きく意識してしまい

 「なあ、一夏」

 「た、忠夫」

 「今夜さ・・・一緒に寝ないか?」

 「あの、あの(店員おすすめ)下着を、つ、つけて?//」

 「・・・(こくり)」

 「や、優しく・・・し、ろよ///」

 そして、大きく前進してしまうのだ。その日・・・二人は寝なかった。部屋のあらゆる場所で、今回手に入れたいろんなランジェリーを身に着けた一夏とそれを見て興奮する横島は

 「「一夏(忠夫)・・・(ちゅ)」」

 想いを伝え合った。

 

 

 

 次の日、一夏ハーレムがデート(二人きりとまだ思い込んでいる)をするために一夏の部屋に行くと、

 

 「ZZZZZZ」

 「・・・んん♡」

 

 愛し合った後の形跡が部屋中にばらまかれていて、その中心のベッドで恋人同士が愛し合って満足した眠りに着いた布団の中で寄り添いあって寝ている二人の姿があった。その一夏の寝顔は・・・もう、女に相応しい蕩けたね顔だった。

 その後、無言でISを部分展開した彼女達が横島全殺しにしよう大会を開催した。途中で千冬や山田も加わって横島はガチで死にかけ、箒達の証言で無理やり襲ったと勘違いされたが、

 『やっほ~~!束さんからのプレゼントだよ~~ん!』

 天災が二人の部屋の監視カメラの録画映像をプレゼントとして、二人のR18ライブが放送された。そのおかげで勘違いは解けたが余計な大騒ぎとなった。本来なら退学になってもおかしくないが、数少ない男IS操縦者という事で退学ではなく停学になったが・・・

 

 「ああ、あああ♥」

 「もっと、もっとだ!もっとやってやる!」

 

 横島は文珠で別世界のここに来たので家がない。だから、寮にいるしかない。そして、同室が一夏・・・こうなることは一+一の答えが分かるくらいわかり切っていたことだ。

 

 

 余談だが、性転換薬を箒に飲ませようと企んだ束はと言うと・・・姉の妖しさてんこ盛りのプレゼントに不審がった妹は飲まずに捨てて失敗したとのこと。

 




 一夏君の姉煩悩な脳みそに恋愛を入れるには、辱めて正常な判断を失わせて尚且つ追い詰められたところに恋愛要素を強引にぶち込む!これぐらいしないと分からないかな?と思います。上条さんと同じくらいに・・・鈍感ですから。


 次回は、ついに東方第二弾!第二回横島忠夫争奪戦です!
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