横島忠夫、〇〇〇〇と付き合ったらどうなる? 作:一日三食MEN
あと、とあるⅢが最終回じゃああああ!
今、幻想郷は熱く燃えている!
「いやああああ!助けてええええ!」
能力を持つ女性達は熱く燃えている!
「のぎゃ!ひぎゃ!うぎゃ!どっぎゃおげええええ!」
今、横島忠夫は生死の境をさまよいかけている!
「ううう、どうしてこんな目に!」
そりゃもちろん、作者である私がそう書いているからだ!
「てんめええええ!許さねえええ!」
いいのか?ほら、後ろには彼女らがもうすぐ来るぞ?・・・と書けば、
「な!うわ!もうすぐじゃねえか!覚えてろよおおおお!」
「「「「「「「待ってえええええ!」」」」」」」←数多くのヒロイン達がスペルカードを持ちながら横島を追いかける。
ははは・・・どうしてこうなったのか?まるで私のせいとお思いでしょうが、実は彼の自業自得ですよ。この話(横島忠夫争奪戦)の彼は、真面目で真剣に皆の為に頑張る性格になって、幻想郷中の女性達の悩みや苦しみや辛さを命を懸けて解放させたということになっており、そこからその女性達の殆どが横島君を好きになった。という設定ですよね?
そして、前回の争奪戦でついに期間限定の恋人を決めたじゃないですか。そう、聖白蓮さんと恋人関係になり、他の皆さんも諦められないので愛人関係になれるようにしたじゃないですか・・・それがまずかったんですよ。ほら、愛人って愛欲溢れるドラマとかで肉体関係的な人って意味に聞こえるじゃないですか。だから、
「「「「「待てえええ!霊夢と一夜を過ごしたなら私とも!」」」」」
「添い寝しただけだってえええええ!」←事実だけど霊夢はさらし・下着だけ。でも、手は出してない。
皆そっち方面の関係を持ちたい気持ちでいっぱいみたいなんですよ。でも、肝心の横島君は真面目になってもやはり女性に対する臆病な面はあるせいか逃げているうちに、こうなったのです。
しかも、争奪戦で優勝して恋人の座をゲットした白蓮さんは、
「大丈夫です。あの人は夜は私と一緒ですから・・・子は私が先に産ませてもらいますが」
このように旦那の浮気的な行動を認めてしまっているのです!恋人と言うポジションに満足しきっているようで危機感がなく、しかも寛容な気持ちが強すぎるためこれでは意味がない!この発言からも、愛人の彼女達との間に子が産まれても二番目なら問題ないみたいなんです。これでは恋人と愛人の火花を散らし横島君が被害を被る戦いが見れない!・・・と言うわけで!
『第二回を開催するぞおおお!!!』
前置きが長かった?・・・・・・申し訳ありませんでしたああああ!←読者に土下座する作者
(ここからは作者視点ではないのでご安心ください)
「第二回!横島忠夫争奪戦。始まりだぜええええ!」
突如として幻想郷中に響いた声に全員がびっくりした。その声に反応した横島に想いを寄せる女性達は
「「「「「「「「待ってましたあーーー!!!」」」」」」」
と歓喜して、開催日をついに迎えた。実況席にいる司会はイチャイチャカップルの妖夢と森近の・・・
「この時を待ってましたよおおお!前回は(青鬼の恐怖の余り)取材も出来なかったし写真も撮れなかったから、今回こそはやらせてもらいます!」
「文、今回は参加しないみょん?」
「前回のような恐怖はごめんです!」←この後、マナーモード文になる。
「あはは、さすがにまた青鬼なんてことはしないと思うけど・・・まあ、何をするかわからないのがミスターさんですからね」
いや、射名丸文も加えた三人が司会と実況をするようだ。前回の青鬼に襲われた彼女の恐怖に震える姿に、森近は顔をある方向に向けた。そこにはミスター(作者の分身)がいたのだが・・・
『帰ってきてくれて嬉しいわ~、ちょっと実験するから私のところにいなさい』
『来るんじゃねええええ!(がし)離せええええ!!』
永琳の監禁・実験・暇つぶしの相手から帰ってきた(逃亡したが正しい)ところであり、今は三人の隣で
「ああ、生きているってこんなにも素晴らしい事だったんだ!」
前回のあの皆をひっかきまわして楽しむ顔が一変、生への感謝を涙を流して喜んでいた。三人はそんなミスターを見なかったことにして、汗を流しながら会場に視線を戻した。
「作者の迷惑な思い付きで始まった第二回横島忠夫争奪戦だが・・・今回は何と前回より五人多い二十五人の参加となりました!」
「では、テレビをご覧ください!メンバー紹介だみょん!」
妖近カップルの言葉で前回使ったテレビに出場メンバーが出された。
博麗霊夢・霧雨魔理沙・十六夜咲夜・レミリア・フラン・紅美鈴・小悪魔・アリス・鈴仙・八雲紫・チルノ・上白音慧音・犬走椛・東風谷早苗・永江衣玖・古明地こいし・霊烏路空・八雲藍・星熊勇儀・古明地さとり・風見幽香・小野塚小町・茨木華扇・純狐・霍青蛾
前回出場した文・こころが抜け二十五人中八人が今回初参戦だが、とんでもないメンバーばかりだった。
「な、何と!花の大妖怪の風見幽香さんが参加ですか!しかも、邪仙と呼ばれる霍青娥さんに四季映姫さんの部下で死神の小野塚小町さん!八雲紫さんの式神の藍さんに嫦娥さんを恨んでいた神霊の純狐さんに鬼で怪力の持ち主の星熊勇儀さんに片腕有角の仙人の二つ名を持つ茨木華扇さんですか!これほどのメンバーがどうして横島さんの事が好きになったかすっごく気になります!ですので、今すぐインタビュ「殺されますよ」「かばえないから諦めるみょん」・・・・・・はい」
「文さん!何で私の紹介はないのですか!」
大きな肩書や半端ない力の持ち主ばかりだった。横島への好意がとても気になり目を輝かせた文は立ち上がったが、カップルの言葉にまだ明るいのにバイ〇ンマンの如く「ばいばいき~~ん」と言って星になる自分の姿が容易に想像できたので、泣く泣く諦めるしかなかった。
そんな文に、地霊殿の主・古明地さとりは自分の紹介がないことに文句を言った。
「こうして見ると・・・ある意味、幻想郷を崩壊できるかもしれない人達ばかりですね」
「よ、横島はよく彼女達の心を奪えたみょん!」
「彼に直接どうやったのか聞くしか・・・あれ?そう言えば横島さんは?」
半端ないメンツに汗をかく二人に、文は彼女らの想い人がいないことに疑問だった。
「そう言えば、現恋人の聖白蓮さんの名前がないのもおかしいですね」
二人も今その事に気付き、更に白蓮がいない事にも疑問を出した。会場の彼女らも二人の疑問に頷いた。←暇で走り回ったチルノが慧音にゲンコツされたり、幽香と勇儀がメンチ切って火花を散らせたり、青蛾が霊夢に引っ付いているのは気のせい。
「ミスター、教えるみょん!」
「生きる。これはとても大きな意味がある!そう・・・ダイの大冒険のポッ〇のセリフのように!閃光のように光輝いて生き続ける!この言葉を胸に生き続けてやるぞ!」
「・・・また永琳さんに会いたいかみょん?」
「はい!説明ですね!させていただきます!」
代表で妖夢が永琳から脱出しての感激中のミスターに声をかけたが、声が届いてなかった。だが、再び会わせられそうになることを知るとすぐに説明に入った。
「え~、まず優勝賞品の横島君ですが今回は審査員として別会場にいますので、ここにはいません。聖白蓮さんについてですが今回も六人が決勝進出ということになります。ですが、彼女は前回優勝し現恋人というポジションにいるのでシード権を手に入れたという形にしました。よって、この戦いには参加せずそのまま決勝戦に進むことになります」
「なるほど、それなら納得だみょん」
「優勝者にはそれなりの特典もありますからね」
「でも、あの人だったら私の最初の戦いに参加します。と言いそうですが?」
「はい。実際言ってました。ですが、もし負けたら今の生活が出来なくなりますよ?と伝えたら、さすがに女の気持ちが出たのか、別会場で二人っきりでいちゃつく選択を取りました。なので大丈夫です!」
いちゃつくという言葉とテレビに映った別会場で
『忠夫さん。今だけは(ちゅちゅ)』
『だ、大胆ですね!』
女の顔になった白蓮が横島にキスをする映像に、参加者の半分以上はムカッと来たが文句は言えない。あの青鬼から逃げのび、横島を捕まえて勝って手に入れた立場なのだから。そして、今度は自分が手に入れればいいだけの話なのだから。
「では、残り五枠を競って争ってもらいます!今回のお題は、実力より運が勝負を左右します!」
「それで、そのお題は!」
文の言葉に、皆はテレビ画面に注目した。
『ミックスジュース対決!』
その後、ルール説明が始まった。
1、博麗神社・紅魔館・地霊殿・白玉楼・人里の五か所に材料の書かれた紙の入った封筒がそれぞれ二十枚あるので、それを取ってくる。
2、くじで五人のチームを五つに分けて、行く場所もくじで決める。
3、封筒は必ず一人一枚であり、二枚以上持って来たら連帯責任でチームは失格。
4、その場所の範囲内にいるなら何枚集めてもよく、その中から一枚選んでも構わない。
5、封筒の中身を見たら、これも連帯責任で失格。
6、五枚を決定したら、転移する魔方陣に乗ること。乗った後の変更は認められない。
7、五つの材料をミックスジュースにして横島に飲んでもらい、一番おいしいと思ったジュースを作ったチームを決勝進出にする。
以上がルールである。その後もミスターの説明が続く。
「最初は料理対決にしようと思ったのですが、できる人できない人に差が出てしまうのでこれなら問題ないと思い、この対決にしました!決して、大ブレイクした羞〇心を出したあのクイズ番組がやっていたからやろうと思ったわけではありません!こっちは探して見つける、いわば宝探しみたいな感じですし!・・・まあ、封筒の中に書かれている材料名は全部漢字にしましたが!」
「横島さんが審査員と言うのはこういうことだったんですね」
全員が思った・・・なるほど、そういう訳か。と。だが、言っていることは頷ける。確かに料理対決は咲夜や藍といった主に仕えている者やアリスや魔理沙といった一人暮らしをしている者に有利となり、レミリアやフランなどやったことすらない者では百パーセント負けが目に見える。
これなら集めて混ぜるだけなので、そんな彼女等でも勝機はある・・・ただ、
「材料は野菜や果物はもちろんだが魚に肉などもあるぞ!中にはふぐやらトリカブトやら毒があるものや消しゴムや悪魔の実とかも入れてるが、大したことないだろ」
「「「「「「「大ありだああああああ!!!」」」」」」」
かなり危険な材料もあるとわかり、全員が叫んだ・・・が、
『ちょ、白蓮さん!む、胸が!感触が!』
『ふふ、気になります?(むにゅうう)』
「「「「「「「・・・・・・問題ない!」」」」」」」
いちゃつく横島と白蓮に怒りを燃やし、毒入りでも問題ないと判断してしまった。
そして、五人のチームを五つ作るくじ引きが始り、全員が引いた結果がこれである。
1、アリス・犬走椛・東風谷早苗・古明地さとり・霍青蛾
2、博麗霊夢・フラン・永江衣玖・星熊勇儀・風見幽香
3、十六夜咲夜・紅美鈴・霊鳥路空・小野塚小町・茨木華扇
4、レミリア・小悪魔・鈴仙・上白音慧音・古明地こいし
5、霧雨魔理沙・チルノ・八雲紫・八雲藍・純狐
ある一チームがかなり問題があり、他はある程度いいチーム分けとなった。←作者はマジで適当に分けて決めました。
「こうしてみると霊夢のところって、かなり危ないみょん」
「ああ、まさか勇儀さんと風見さんが一緒になるなんて、フランちゃんもいるし・・・暴走しやすいメンバーばかりで失格になるかもしれない大のチームだね」
そう、その一チームが霊夢のいるチームであり、かなり危ないと言っていい。何しろ、つまらなかったら暴れそうなフランに拳でぶつかり合う勇儀と幽香がいるのだから。
「これは・・・どうなるか見ものです!」
文の言う通りだ。危険ではあるが、確かにどんな展開になるかは本当に見ものだ。ここで、各チームの皆の意気込みを聞こう。まず、アリスのいるチームは、
「横島さん横島さん横島さん横島さん・・・・・・」←ずっと言い続けている。
「あ、アリスさんが、何かずっと横島さんを叫び続けているんですが!(怖いです!)」
「あれ?魔理沙さん一筋じゃなかったんですか?」
「くすくすホントね~(まさか魔理沙からくすねた薬がこんなことになるなんてね♪)」
「ええ、不思議ですね(・・・↑彼女の心を見て)あ、そういう事ですか」
魔理沙偏愛主義なアリスが何と横島偏愛主義に代わっていた。椛・早苗は疑問そうにしており、青蛾は自分のしたトラブルがこんな結果になったことに内心面白そうにしながら二人に返事して、さとりは心を読む能力で彼女が原因と知った。←アリスが青蛾に飲まされた薬は性格反転茸(これ分かる人います?)というものであり、魔理沙が好きで魔理沙が好きな横島が嫌いな性格が逆になり、魔理沙が嫌いになり横島をすっごく好きになったのだ。
次に霊夢のチームだが、
「やるのか?鬼のあたいに喧嘩する気かい?ああん!」
「上等じゃな~~い。ふふふふ、花の大妖怪の力を見せてあげる!」
「私は空気私は空気私は空気私は空気・・・」
「霊夢さん、諦めましょう。はあ~~どうしてこんなチームに」
「霊夢~?何してるの?」
殺気をぶつけあい力で解決!な同じ思考を持ちながらも同族嫌悪的な勇儀と風見に関わりたくないのか、霊夢はいつまでも自分は空気と言い続けていた。同じ気持ちの衣玖は、この運命から逃げるなと言わんばかりにわざと二人を意識させた。霊夢のその行動にフランは疑問そうに尋ねた。果たして霊夢はこんなチームで勝ち残れるのか?
次の咲夜のチームは
「ZZZZZZ」
「まだ始まらな・・・ふぁああZZZ」
「居眠りキャラが二人になりましたね」
「まさか旧地獄の者と一緒に行動するなんて・・・でも、こうした歩み寄りも必要かもしれないわね」
「起きなさい!二人とも!」
待ち時間に眠ってしまった美鈴と小町を見て怒鳴る咲夜。眠る二人を見て感想を言う空を警戒しながら旧地獄に住む彼女を見る華扇。咲夜は寝ている二人がだらしないことで怒っているが、実はもう一つ
『この二人は・・・見せつける様に寝てるんじゃないわよ!』
彼女にはない上下に動く二人のどでかい母性の塊が羨ましくてたまらないのだ。もしかしたら、そっちの方でむかついているのかもしれない・・・彼女の太ももに着いているナイフに手が伸びるのも時間の問題だろう。
そして、レミリアのチームでは
「こあ、あなたの働きに期待してるわ」
「はい!頑張って決勝に行きましょう!」
「これは、中々いいチームに入れたかもしれないです」
「でも、焦りは禁物よ。いい?」
「は~い、わかりました!」
他のチームに比べてまとまりがある。まとめる力のあるレミリアと慧音にいう事をちゃんと聞く小悪魔やこいしの存在がいいのかもしれない。鈴仙もそんなチームの雰囲気にホッとしている。他のチームにはこうしたリーダーシップをもつ者はいるにはいるが、霊夢は勇儀や幽香の存在に恐れているし、咲夜も頭の痛い二人がいるためどちらかと言うと保護者だ。
最後の魔理沙のチームでは
「・・・どうしてこんなチームになったんだ?」
「任せろ!最強のあたいがいれば優勝間違いなしだ!」
「ふふふ、本当の幻想郷最強の私がいれば優勝間違いなしよ!」
「紫様・・・それは負けフラグです」
「嫦娥を恨むより、再婚して見せつける・・・こっちの方がいい!」
彼女は絶望していた・・自己中心的なメンバーが多いチームになってしまったことに。アリスは何だかんだで椛に早苗がいるし、咲夜は眠っている二人も起きていれば頼れる存在だ。レミリアのところに至ってはオールグリーンと言ってもいい。←霊夢のところはオールアウト。
だけど、自分のところはそれがいない。暴走しやすいチルノに自分本位に動く紫と彼女の抑え役だけど結局式神なのでいう事を聞く藍に既に勝った気でいる話が通じるかどうか怪しい純狐。どう考えても霊夢と同じくらい辛いチームだ。
そんな彼女等に材料を探す場所を決めるくじを引いてくれとのこと。アリスがずっと横島の名前しか言わないので代わりに早苗が出て、霊夢は頭痛を抑えることに必死なのでフランが出て、二人を起こすのに咲夜は必死なので代わりに華扇が、レミリアはそのままカリちゅま(誤字ではない)力全開で本人が、魔理沙のところはチルノが勝手に出た。そして、探す場所を決めるくじの結果はこうだ。
早苗・紅魔館
フラン・人里
華扇・地霊殿
レミリア・博麗神社
チルノ・白玉楼
紅魔館にはアリス達が・・・霊夢達は人里だが被害が起こらないか心配である。咲夜は地霊殿であり旧地獄を軽蔑していた華扇からすればちょっと複雑な場所となり、レミリアは博麗神社と妥当なところになり、魔理沙は妖夢の住処である。若干一チームがメンバーどころか場所まで不安になったが、これで決まってしまった。
「あの二人のチームが紅魔館じゃなくてよかったわ」
「そうですね、お嬢様」
特に紅魔館が霊夢や魔理沙のいるチームにならなくてよかったと思ったレミリア。地味に何度もあの二人のせいで爆発させられているから、不安だったようだ。
「魔理沙!白玉楼を壊しちゃダメだみょん!」
「私よりチルノだろ!!」
そして、妖夢はすぐマスパを打つ友人に注意した。ただ、魔理沙はその程度の注意で済んだが・・・問題は
「霊夢!人里を全壊するなよ!」
「あの二人を絶対に抑えろよ!」
「お前も暴れるなよ!もししたら賽銭入れないからな!」
霊夢だった。何しろ、彼女のチームはいつ爆発してもおかしくない勇儀と風見がいる。そして、つまらないと思ったら暴れるフランもいる。何より霊夢自身も異変があったら周り気にせず術を打ちまくる・・・皆から注意をされまくっていた。
「ああもう!いい加減にしなさいよおおお!私がいつ暴れたっていうのよ!」
だが、これは仕方のないことだろう。本人に自覚がないのだから。
それぞれの場所に転移する魔方陣にそれぞれのチームが乗った。後は術を発動させるだけだが、
「では、スタート十秒前!」
ミスターがバカバカしく声を上げた。やれやれと思いながらも皆は我慢した。
「十、九、八!」
選手達も観客も、もちろん誰一人一緒にカウントダウンをしなかった。
「七、六、五!」
一人寂しくカウントをするミスター。
「四、三、二!」
同じ実況席にいる妖夢・森近・文も呆れながら見る。
「一!」
結局最後まで一人でやったことに若干寂しさを持ったミスターは、
「バニーーーースーーーツーーーーーー!!!!」
スタートの合図をとんでもない言葉にした。
「「「「「「「おい!なんだそ(しゅん)」」」」」」」
全員からのツッコミが来たが、無視して魔方陣が発動して参加者達はそれぞれの場所に飛ばされた。観客席からは怒鳴り声が聞こえるが気のせいにするミスター。
「な、何だみょん!今のは!」
「そうですよ!何でバニースーツなんですか!」
「しっかり答えてくださいよ!」
さすがにこれはツッコミが来る。本来なら「スタート」か「ゼロ」だ。
「ははははは!あの合図か?あれはな・・・」
全員が注目したのでうれしいと思いながら、
「これを書いている作者が森近君以外の全員に着てほしいと思っている衣装だ!」←お前!黙っていればばれないことを言うんじゃねええ!・・・今の言葉で何人の読者が彼女らのバニースーツ姿を想像しただろうか?
理由を明らかにした・・・何ともバカバカしい作者の欲望と願望だった。←読者諸君!正直に言え!僕も想像しましたと!
「な、な、な!い、嫌ですよそんなの流石に!」
「よ、妖夢ちゃんの・・・バニー姿(ごくり)」
「も、森近君!(ふ、二人きりなら///)」
さすがの文もあんな恥ずかしい格好はごめんだ。だが、森近は妖夢のバニーガール姿を妄想して涎を飲み、彼女はそんな彼氏の姿に焦る・・・が、魅了させたい気持ちも若干あるのか二人きりならとこっそり思った。
「さあ、始まりました!第二回横島忠夫争奪戦!いったいどこのチームが勝ち残「これで終わりね。さあ、行きましょう」・・・へ?なああ!え、永琳!お前何故ここに!」
「バカね。第二回横島忠夫争奪戦をやるならあなたがいるに決まってるじゃない」←その通りである。
「(がし!)や、やめろ!俺は生きる大切さを知ったんだ!死ぬわけには!」
「大丈夫よ。死なないわ・・・・・・心臓が止まる前にちゃんとマッサージさせれば問題ないでしょう?」
「思いっきり殺すこと前提じゃねえか!やめろおおおおおお!(ずるずるずるずる)」
「「「・・・・・・」」」
何故か現れた永琳に引きずられていくミスター。そんな彼を見て見ぬふりをして、
「では、ここからは三人でやっていくみょん」
「はい、前回同様よろしくお願いします!」
「皆さん。時々インタビューもさせてくださいね!」
でっかい汗をかきながら実況をを始めた三人だった。
では、それぞれのチームが向かった先でどうなっているかを報告します。まずは、アリスのチームは紅魔館・・・つまり、レミリア達が住んでいる屋敷に飛ばされました。
「パチェリーに魔術書を借りる時に来るけど・・・門番の美鈴さんがいないのって何か新鮮ね」
「魔理沙さんって、それらを以前は強奪してましたよね。本人は借りてるだけと言ってましたが」
「でも、横島さんのおかげでちゃんと三日以内に返すようになったらしいですね。パチェリーさんはほっとする反面、ちゃんと返すあたり熱でもあるのか?と思っているみたいです」
「無理ないですよね。今までが今までですし」
「へ~、その魔理沙ってかなりの悪行をしていたのね・・・邪仙の道に誘おうかしら?」
「「「「やめてください!」」」」
普段から来ているアリス・早苗にたまに来る椛とさとりの世間話に出てきた魔理沙の今までの行いを聞いて、青蛾はにやりと笑いながら呟いた。その呟きに四人が思わず突っ込んだ。
「さて、ここからだけどどう行動する?」
「バラバラでいいのでは?特にまとまって行動しないといけないという決まりはないですし」
「持って行く封筒を決めてから、この魔方陣に乗ればいいだけみたいですからね」
「でも、それじゃあ先に見つけた人が待ち続けないといけませんですよ」
「なら、三十分後にこの玄関前に集合。でどうかしら?」
「「「「そうですね」」」」
どうやら、このチームは特に騒動もなく進行しそうだ。次は・・・霊夢。は後にして、地霊殿に飛ばされた咲夜のチーム。
「・・・旧地獄と呼ばれるところって、思ったより平和なのね」
「そうですよ!さとり様がいるからです!」
「私は来た事あるけど、美鈴は初めてね」
「はい、紅魔館の門番なので離れるわけにはいきませんから」
「へ~。ここが旧地獄か。なるほどね~(うん、映姫にばれにくいサボリ場所を見つけたぞ)」
こちらも特に騒動はなさそうだ。あちこち見る華扇に空が案内し(ただし、何歩か歩くとその案内したことを忘れる)、前回決勝まで残った咲夜と美鈴はいろいろ見て回り、四人の後ろを歩く小町はここなら上司の映姫にばれずにさぼれそうだとこっそり思った。この五人もアリス達同様しばらくすると、バラバラに行動を開始した。
次はレミリアのチームだ。
「あ、あれ?こいしちゃんがもういないですよ!」
「鈴仙、仕方ないわ。あの子は無意識を操れるのだから」
「多分近くにいると思いますが、見えなくなっているのでしょう」
「これが、古明地こいしの無意識ですか・・・とても厄介ですね」
『えへへ~、ここだよ~~。どや』
彼女らは博麗神社だ。着いてから相談する前に、既にこいしが無意識を使って姿を消していた。レミリアと小悪魔は何度も彼女とは会っているし気づけば紅魔館に入り込むこともあるので、すぐに理由が分かり鈴仙に話した。その話を聞いた全然会う事のない慧音は近くにいるのに見えないこいしに苦い顔になった。そのこいしは・・・賽銭箱の上に立ってどや顔していた。目の前で自分を探している四人を面白そうに見ていた。ここの彼女らも、この後すぐに無意識をやめたこいしに説明してバラバラになった。
ここまでが平和に行動をしている三チームだ。だが、問題は残り二チーム・・・霊夢のチームと魔理沙のチームだ。せっかくなので霊夢は最後にして白玉楼に行くことになった魔理沙から行きます。
「ね~ね~、紫。いいでしょ~」
「そ、そんな!一週間前の惨劇を繰り返したいというの!」
「最近妖夢ちゃんがいないことが多くて大量に作ってくれる人がいないの~。それにあの時はちゃんと我慢して抑えていたのよ~」
「・・・・・・あれでですか!」
「なあなあ、何があったんだぜ?」
「幽々子がこの前、家の食糧全部食い漁ったのよ!」
「おかげで私と橙がまだ足りないと言って居座る彼女の為に、人里に食料を大量に買いに行ったのです・・・初めて妖夢ちゃんがどれだけ大変か思い知りました。毎日あれの何倍の量を買っていたのですね」
「ああ、妖夢は人里で食料を自分の数倍大きい袋にパンパンになるまで入れて、それを背負って帰るからな。本気でこの人(幽霊)の世話って大変なんだなって知ったんだぜ」
白玉楼には妖夢の主・幽々子がいる。だけど、妖夢が森近のところばかりに行っているため食いしん坊な彼女はいないときは紫のところで食べていたらしい。その食べる量と買いだめしないといけない量を思い出した藍は溜息を吐きながらその時の事を魔理沙に話した。そして、魔理沙も人里で買い物する妖夢の姿を話して藍と一緒に汗を流した。
「魔理沙~!もう見つけてきたぞ!どうだ!最強のあたいが一番最初に見つけたぞ!」
「早く横島と夫婦生活をしてみたいぞ・・・ああもう、お前らさっさと見つけろよ!(もし、失格者を出したら純化しようか?)」
「分かったんだぜ!」
そんな幽々子と紫の漫才と藍と魔理沙の話に割り込むように、少し離れたところにいるチルノが早速見つけた封筒を持って手を振っており、同じく別の離れたところで封筒を持つ純狐に早く探せと言われていた。その彼女の内心はとんでもないことを考えていた。何しろ純化したら殺しをするのと同じ効果を持つからだ。
でも探さないといけないのは本当なので捜索を開始したが、チルノが時々やらかしてしまい・・・畳を汚したり、何故か庭に氷を出したりして魔理沙は苦労しながら探し始めた。
さて・・・一番注目の人里へ向かった霊夢のチームはどうなっているかな?
「や、やめなさいって!ああもう!こういうのは私の役目じゃないのに!!」
霊夢は焦っている。その理由は、
「邪魔だ邪魔だ!!ひゃっは~~!!!」
「ふん、どきなさい。いいわね」
「わ~~、たのしそ~~!フランもやるぞ~~!」
「ああもう、フランは抑えなさいいいいいい!」
勇儀が封筒探しに好き放題に行って暴れながら探して、幽香は日傘を差しながら優雅に探している・・・ように見えるが実際は行く先々で不法侵入しまくって住んでいる人達の家の中を探しまくっている。フランは勇儀の姿が楽しそうに見えて参加しようとしている・・・・・・もはや霊夢一人では止められない。
「・・・・・・すぐに逃げて正解でした」
皆で集まった時から既に険悪な空気の二人だったので、空気を読んで人里に着いてすぐに離れた衣玖は被害を免れたのだ。今は、地道に静かに探している。
「ううう、ま、負けないわよおおおお!」
辛い状況でも負けない霊夢の叫びが響く中、他四か所にいる彼女らも捜索を開始した。
決勝進出決定者・聖白蓮。あと五人。
このメンバー分けはどうでしたか?本当に適当に決めましたが・・・何か霊夢が可愛そうになってしまった。さて・・・彼女らはどんな材料を持ってくるのか!
次回を待ってください!