横島忠夫、〇〇〇〇と付き合ったらどうなる?   作:一日三食MEN

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 はい・・・巨乳キャラです。いや、好きですけど!でも、今回は候補が彼女しかいなかったんです!ヒロイン達は確実にコガラシとくっついた方が楽しそうだし!芹ちゃんも考えましたが、原作で恋人がほしいいい!と悲しむ彼女を見てじゃあ。と決めました!胸も半分は理由ですが、もう半分はこれです!そこをご理解ください!

   設定
 大体、臨海学校後あたりです。
 ゆらぎ荘内で暮らしているので、何をしてるかはわかりますね?
 ヒロインから見た横島は、まだ同居人です。
 抜作はちょびっとですが出しました。


荒覇吐呑子と付き合ったら?(ゆらぎ荘の幽奈さん)

 ここは湯煙高校。ここで横島君は、

 「狭霧ちゃん!俺とお茶しませんか!」

 「するわけないだろ!変態め!」

 いつも通り、

 「ぐぬぬ・・・せ、芹ちゃん」

 「あんた懲りないね~。ごめんに決まってるだろ」

 ナンパして

 「ウチまでやろうとする辺りが面白いな~。ま、断るけど!」

 「言う前にフラれたああああ!」

 撃退しまくる・・・そして、暮らしているゆらぎ荘でも、

 「何を覗いているかああああ!」

 「そんなに追い出されたいのですか~~?」

 「ひやや~~!み、み、見ないでくださ~~~い!!(どっご~~ん!)」

 「ぎゃあああああ!」

 「おお、今日もすごい飛ばされよう」

 「全くだな」

 「本当ね~、あははは♥。楽しいわ~」

 「本当だね~!一日一回飛んでるよね~!」

 入居者の彼女達の温泉を入浴しているのを覗き見したのがばれて雨野狭霧にくないの標的にされ、ゆらぎ荘管理人であり最強の仲居ちとせから出されそうになったり、幽霊の湯ノ花幽奈ちゃんからポルターガイストをくらってお空に吹っ飛ばされる横島。それを見て楽しむ猫耳猫尻尾がついている伏黒夜々と眼帯をつけている神刀朧に一升瓶片手に酔っぱらっている額から角を出している鬼の荒覇吐呑子と彼女の巨乳に顔をうずめている信楽こゆず。

 「(ぐしゃ!)ぐべら!」

 「あいつ、どうしていつもあんなことするんだ?初めて来た時もああやってぶっ飛ばされたから分かっているはずなのに?」

 そして、ゆらぎ荘の敷地を飛び越えて道路にまで飛ばされ、頭から着地をして血を流して意識を失っている横島を自分の部屋の窓から見て呆れている冬空コガラシ。横島が文珠でこの世界に来た時・・・

 「この、覗き野郎!」

 「のっぎゃあああああ!」

 何ともタイミング悪く、この温泉の真上に横島が現れて・・・まあ、そこからは上と同じような展開が起こった。その騒ぎですっぽんぽんの状態で涙顔の幽奈がコガラシに抱き着いて思いっきり真っ赤になって戸惑いまくっているところに、

 『こ、コガラシさ~~ん!』

 『な、ななな!何がどうなっているんだ!』

 『おいこらてめえ!何でそんなかわいこちゃんにダキツカレテルンジャ!君!そんなガタイがいい奴じゃなく俺に抱き着き』

 『あ~、覗き君発見!退治しま~~す』

 『誅魔忍奥義!叢時雨!』

 『ど、どわあああ!鬼の巨乳さんとくノ一ちゃんにぶっ飛ばされる~~~!!』

 横島がやってきて、狭霧と呑子のダブルアタックで星空に飛んでいった。

 

 その後、狭霧がすぐに追い出そうとしたが、ドタバタの中で幽奈が見えていた発言をしていたこととコガラシと狭霧以外の皆が妖怪や鬼と見抜いたことと、かつては狭霧みたいな仕事に着いていた事を(簀巻き状態の)横島から聞き、実際コガラシと手合わせをしたら霊波刀やサイキックソーサーを出して互角の戦いをした(文珠は出さなかった)。この戦いの決着は・・・皆のパンティや見え隠れしている呑子の巨乳を、途中から試合そっちのけで見ようとして隙を見せた横島が殴られて負けた。

 性格と性癖はともかく神をも殴り倒したコガラシ相手に、互角に戦い尚且つ霊能力者の横島を追い出すわけにはいかなくなり、ゆらぎ荘に住まわせて監視することが一番いいことになったため、ここで住むことを許されたが、ちゃんとバイト先を探して金を納めなければ問答無用で追い出すことを笑顔のちとせに言われた時は

 

 『な、何じゃ!この座敷童ちゃん!美神さんレベルのプレッシャーを感じる笑顔じゃないか!』

 

 ガチで恐怖を感じて大急ぎでバイト先を見つけて、何とか住み続けることができた。

 「コガラシ、お前ってすっごい霊能力持ってるな。俺の上司の美神さんと同レベルだぞ(いや、もしかしたらそれ以上かもしれねえ)」

 「ふふふ、とんでもなく強くて厳しい霊能力者の幽霊がいて、そいつに鍛えられたからな!そいつに会う前はデイトレーダーの霊に取りつかれて借金まみれで苦労したことがある!」

 「な~るほどね。おれも斉天大聖に如意棒で叩きのめられそうになったことがあってな。他にも上司から肉盾扱いされて、かなりの修羅場と死線を潜り抜けた!これだけのことをしたのに、時給が二百五十五円だぞ!最低時給の三分の一より少ないんだぞ!それで生活をしていたんだ!」

 「「ははははは!・・・お互い苦労してるな(しみじみ)」」

 『あれ?斉天大聖って、確か孫悟空と呼ばれる奴だった気が・・・気のせいか?』

 堂々とこの会話ができる同じ男の横島にコガラシも嬉しかった。何しろ、彼の周りは女性ばかりで気を使うことが多いうえに、ゆらぎ荘でも自分の部屋に幽奈がいるのでリラックスが中々できなかった。だからこそ、同じような金欠生活で苦労を持った横島が一緒にいることは彼にとっても精神的にプラスだった。ただ、時々とんでも発言にあれ?と思う事もあるが。

 

 その後、湯煙高校にも何とか通うことが出来たのは、

 「また学校に行けるか・・・嬉しいな」

 かつての学友はいないが、再び学校生活ができることは横島も喜んでいた。かわいい子・スタイルのいい子などたくさんの女子にナンパしまくっていって見事に撃沈していったが、

 「ぐ、ぐぬぬぬぬ!うおおおお!あかんあかんあかんんん~~~!!(ごんごんごんごん)」

 「あ、あの、何でいきなり頭を打ち付けているの?」

 「こいつ、私や狭霧さん相手なら問答無用で飛びかかってナンパするのにどうして千紗希にはしないんだ?ま、やったら窓から投げるけど」

 「全くだ。おかしなやつだ。どんな女にもするっていう訳じゃないのか?」

 「まあまあ、こいつなりのボーダーラインがあるんじゃないか?」

 「だめじゃ!千紗希ちゃんをナンパするのはだめじゃ!後光が見えるくらいのこんないい子を、純粋な子をナンパするのはだめじゃ~~!!」

 ただ一人、学校のアイドル的存在でモデル級の可愛さとスタイルと清純を持っている宮崎千紗希だけは、ひびが入って割れそうなガラスの理性でナンパをしてなかった。幽霊時代のおキヌレベルの清純さとおしとやかな性格を持っていると本能で見抜き、多分横島には本当に後光が見えるのだろう。←人間に戻ったら美神に毒されたのか、純粋とは言えるが清純とは言えなくなった・・・間違ってないよね?

 千紗希本人は母から聞いた「男は皆狼」を体現したような横島を警戒しても、意識しているコガラシと仲がいいので話をしてくれる。そんな優しい彼女を横島はどうしてもナンパできなかった。その光景に同じクラスの狭霧と千紗希の友人の柳沢芹は疑問がっていた。

 ただ、後光が見えると言う言葉に

 「ははは!千紗希は男子達や一部の女子からそういう見られ方をされているからね!」

 「ちょ、ちょっと!芹ちゃん!」

 「・・・一瞬だけ横島の言葉に同意しそうになった。ぶつぶつ(やはり、女子力を高めるには宮崎に弟子入りするべきか?今の私は女子力たったの五だし、冬空コガラシがふりむ・・・って!何を思った私は!)」

 柳沢は彼女が学校内の男子ほぼ全員からアイドルと見られているのを分かっているので、冗談で言って千紗希は真っ赤になった・・・が、狭霧は女子力100万を軽く超えた可愛さの代表格とも言える千紗希から本気で後光が見える時があるので、そんな横島の言葉に頷きかけた。

 「どうした?狭霧?険しい顔して」

 「な、な、何でもない///!」

 自分の女子力のなさに俯いて暗くなっていく狭霧の顔を覗き込もうとしたこっそり意識しているコガラシが、目の前に見えて思わず真っ赤になって後ずさった狭霧。

 『ははは!やっぱり狭霧は冬空コガラシを思いっきり意識してるな!これは楽しみや!』

 そんな彼女を、誅魔忍で狭霧の相方の浦方うららは内心楽しそうに見ていた。

 

 

 ただ、そんな横島にとんでもない修羅場が襲い掛かった。

 「こ、こんなにてこずるなんて!」

 その修羅場に横島は冷や汗を流した。

 「とんでもないことを引き受けてしまった!」

 その修羅場に横島は軽い気持ちで受けたことを後悔した。

 「あの時より、半端なく殺伐としている!」

 その修羅場に横島は依然と同じと同じ気持ちでやったことを後悔した。

 「く、くる!俺をヘルに落とすダークネスソードが!!」

 思わず中二病な言葉を出して暗黒と横島を襲った修羅場とは・・・

 

 「忠夫君!こっちの方をべたぬって!後、ここの部分の修正もお願い!」

 「は、はい!わかりました!」

 

 締め切りという修羅場だった。ゆらぎ荘のビックボインで常に酒を飲んでいていつも服を着崩していて横島の煩悩の高める原因となっている荒覇吐呑子は、実は少女漫画家であり時々横島はその手伝いをさせられるのであった。横島の言うダークネスソードとは漫画の原稿だった・・・実際は紙ではなくアシさん用のアイパッドに彼女が送ってきた原稿のデータだが。

 前はコガラシが手伝っていたが、

 

 『お前が変わってくれて助かった!』

 

 どうやらトラウマがあったらしく彼女のアシスタントはもうやりたくないようだ。←原因は原作にて。

 『に、しても・・・いつも通りエロエロ妄想を毎日させてくれるセーター一枚か着崩している浴衣姿(下着あり)なのに!漫画家というのは原稿という悪魔に立ち向かうと美神さんになってしまうのか!』

 ここで美神を表現したのは、普段はナンパ・セクハラ・押し倒しをしてしまいたくなるくらいの美人だけど

 

 「こんな美形な主人公いるわけない。イケメンで優しいなんているわけない・・・ヒロインもヒロインよ。主人公の一生懸命なところが好き?ふざけんじゃないわよおおおお!そいつの悪いところやダメなところを見ないで好きになるなああああ!ぜ~~~~~ったい!後悔するわよ!私みたい・・・うっがあああああああ!!男なんて!男なんてえええええ!」

 

 ゲインラインを超えるとあそこまでぶっ壊れるというところだ。

 

 

 「誰がぶっ壊れキャラだあああああ!」

 「み、美神さん!どうしたんです!急に!」

 「分かる!横島君が確実に今私のことを悪い意味で言ったわ!」

 「え!今、よ、横島さんが!」

 「せ、先生は生きているでござるか!」

 「ま、美神を残して死ぬわけないでしょ(よかった。ホッとしたわ)」

 「それはあんたの方でしょおおおがああああ!私は美しい女神のようなキャラだ!このお母さん譲りの美しい顔と魅惑な体をそう呼ぶか!横島く~~~~ん!!」

 『『『・・・ぶっ壊れてる』』』

 どっかの世界のどっかの事務所ではどっかにいった横島に怒鳴った上司。せっかく横島が生きていることを本能で察知した上司の言葉だったのに、それを忘れるくらいの彼女のぶっ壊れざまに心で突っ込んだ元幽霊と人狼と九尾がいた。

 

 

 そんな怨念レベルの叫びをした彼女の怒りが届いたのか、

 「ちょっと!これはダメ!やり直し!」

 「は、はいいいい!」

 修羅場モードの酒無し呑子に怒鳴られている。しかも、これはもう何回もされていた。

 「頑張ってください!横島さん!」

 「おう!頑張ったるぜ!累ちゃん」

 ただし、呑子の担当者で同じアシとして頑張っている羽良嶋累の応援に気合を入れて必死に頑張る。横島の活力は女性の応援だが・・・

 「よっし!終わったわあああああ!」

 「・・・・・・(ち~~~ん)」

 「ありがとうございます!しっかり届けさせてもらいます!」

 一昼夜費やして原稿を書き終えて、そのデータが入っているメモリーを持って羽良嶋が出て行った。呑子は徹夜はいつもの事なので大いに喜んだが、眠りもしないで朝を迎えたので横島は肉体も精神も真っ白になった。さすがの横島も美人にこき使われることは天職だと思っているが、休むことなく緊張感を解くことが出来ない徹夜はかなり酷だった。←コガラシの時と違って、ずっと原稿に集中だったため原作のようなお色気接触チャンスは一切なかった。あったら、白くなってない。

 「横島君、飲みましょう~。お礼におっぱい酒してあげてもいいわよ~~」

 「飲ませてもらいます!(美神さんも最低賃金より足りない時給分をこれでしてほしかった!)」

 ただ、この煩悩を満点にさせる一言ですぐに色が戻った。もし、心で思ったことが美神に聞こえていたら、確実に銃口を横島の額に着けて引き金を引こうとしていただろう。

 その後、二人はこの宴会が始まってわずか三十分で眠りに着いた。因みに期待していたおっぱい酒は煩悩を満点させても体が満点じゃなかったため、呑子から無理やり一升瓶で一気飲みさせられてそのまま酔いつぶれたためできなかった。←酒の一気飲みは生死にマジで関わるので絶対にやめましょう。実例が本当にあるので、お酒はゆっくり飲んで楽しみましょう・・・後、二十歳過ぎてからだからね!

 「呑子さん。終わり・・・」

 「横島お疲・・・」

 羽良嶋が帰ったのをちとせとコガラシが見送って、彼女が二人とも休んでいるので入らないほうがいいです。とでも言ってくれたのだろう。この二人が呑子の部屋に入ったのは眠り始めて二時間後だった。そろそろいいかな?と思い、襖を開けると・・・絶句した。もし、見る人が見たら・・・いや、性の知識をやっと付け始めた子供が見てもこういうだろう。

 

 『お楽しみだったんだね!』

 

 呑子はもちろんだが何と横島もすっぽんぽんで、しかも彼女が横島を抱き枕にして顔をおっぱいに埋めるようにして寝ていた。呑子が裸なのは普段から酔っぱらうと脱ぎたがるのでまだわかるけど、何故横島もパンツまで脱げているのかは完全に疑問だ。しかも、彼女の股間あたりの床には赤い液体がしみ込んだ跡がある・・・実際は倒れているワインの瓶から出てこうなったが、どうしてもアッチ方面に勘違いしてもおかしくない状況だ。

 「ん?どうした冬空コガラシ。それに仲居さん」

 「あれ~~。固まってますね」

 そこに運悪く狭霧と幽奈も来て・・・数分後に悲鳴と絶叫と共に誅魔忍奥義を余すことなく使い、ポルターガイストがこれでもかっていうくらいに発生した。幸い、ゆらぎ荘で壊れたものは何も一つなく横島が窓からぼろぼろの状態で飛ばされて露天風呂に頭から落ちた程度で済んだ・・・ただ、入浴中の朧の目の前に落ちたので、横島の股間を彼女の目の前にさらけ出すという非常にやばい状況になったのだが、

 「何だこれは?男はこんなものがついているのか?・・・冬空コガラシのより小さいな」

 性の知識がこれっぽっちもない彼女は全然空気と状況が分かってなかった。しかも、この発言で見られたことより男の漢をそう言われた横島はこれ以上ないくらいにショックを受けた。←見たのか?というか、原作でも見ていそうだ。

 

 

 恋愛がうまくいかなかった呑子は無防備そうに見えて実は不埒な男からの卑猥な視線や行動のガードは、酔っぱらいながらもちゃんとしている。なら、それらをしている横島をどうしてヌードになってまで抱き着く行為をしたのか?その理由はさっきの横島との二人だけの飲み会にあった。

 『ほらほら~~、どんどん飲んじゃっていいのよ』

 『お、おっぱい・・・ざ、け』

 『も~~、私の一升瓶が飲めないの~~』

 『・・・い、いただき、ます』

 まるでブラック企業のブラック上司のおらおら酒飲め!何だ~、飲めないなら給料下げるぞ!首にするぞ!みたいな飲まされ方で飲んでいく。必死におっぱい酒を飲みたいが、横島は美女の要求には断れない。←もし、そんな会社に勤めていたらやめるか、訴えましょう。立場を利用して強要するのは犯罪の領域です。

 もちろん、呑子はそんなことをするつもりはない。ただ飲む相手が欲しかっただけであり、寝そうな横島にはそれが最適だと思ったからだ。←横島が未成年だと言う事を忘れている。

 でも、眠気と酔いと疲れと意識の低下によりさすがの横島も限界が来たのか、

 「・・・ち、ち」

 責めて彼女の大きいおっぱいの谷間を目に焼き付けて・・・宴会が始まって十分でつぶれた。

 「あら~~、もう、ここからなのに~~(ごくごくごく)

 彼女は酒をラッパ飲みして一升瓶を空にすると、

 「ふふふ~~、いいこと思いついた♪」

 悪酔いと徹夜明けのテンションでとんでもないことを思いついた呑子・・・何と、横島の服を脱いでパンツ一丁にしたのだ。

 「私達の裸を覗こうとするんだから、私が見てもいいわよね~~♪」

 つまり、覗きの仕返しとして横島の全裸を拝もうと言うのだ。だが、彼女は気づいてなかった・・・横島の近くに彼女のおっぱい酒を飲みたい・胸の谷間に顔をくっつけたい煩悩で作り出した文珠が二つあったことに。残っているパンツを脱がそうとしたが、尻を見ようとうつ伏せにした時だ。

 「・・・え?何これ?」

 パンツに手をかけて・・・下げている間に、横島の背中に大きすぎる傷痕があるのを見てしまった。

 「こ、これ・・・ひどすぎる傷」

 あれだけ悪酔い+ハイテンションだったのに、この傷痕で一気に頭が冷えて酔いが覚めた。←でも、手を動いていて、ついに脱がせてしまった。横島が全裸の理由はこれである。

 「い、い、いったいどうしてこんな傷が!」

 素人目で見ても分かる・・・これは死んでないとおかしい傷だと。横島は煩悩魂でかなりの修羅場とかなりの死線と潜り抜けたが、その時かなりの重傷になっているはずの傷でも立ち上がって何ともないように見せる。今まで狭霧の誅魔忍の技や彼女の鬼の力で叩きのめしたり、一回だけ覗かれたちとせが罰として座敷童の幸運の反対で相手を不運まみれにする力で、横島はその不運の連続でひどい目に遭っても

 『美神さんの理不尽の暴力の方がもっとひどかった!これはまだマシじゃああああ!』

 どっかのディオが空条丈太郎をロードローラーでつぶすような目にすらあったにも拘らず、横島は立ち上がった。それほどの目に遭っていても、背中の傷ほどのケガはなくすぐに治った。

 「どこでこんな傷を・・・」

 いつもののほほんとして普段から酔っていそうな笑顔が、この時ばかりはさすがに真剣になった。この事を聞きたくても横島は自分のせいで酔いつぶれているが、見ただけでもわかったことはある・・・これはとても大きな出来事でついた傷だと。

 思わず胸が高鳴った呑子。普段は女性の敵としか見えない横島だが、こんな大きな傷を持っている。まるで自分の書く漫画とは真逆の青年誌みたいな展開だ。

 『ど、どうして、これを見てドキってしたのよ!覗き君の横島君に・・・で、でも知りたい。どうして、ここまでの傷を負ったのか』

 これはまだ恋に到達しておらず、軽い人に見えたが実は頼もしい人物だった。という段階だ・・・だが、ここで彼女の真剣な考えに文珠が反応した。

 

              『過』『去』

 

 彼女から見えない場所で発動して・・・

 「う!な、何・・・何か」

 彼女は横島の隣に倒れた。そして、目を覚ました彼女は夢の中にいて・・・全裸だった(だけど、テレビでよく出す謎の光で見えない!)。普段からそれに近い姿をしているので全然気にしなかった呑子。でも、気にならない理由はほかにあり

 

 『俺を雇ってくだささあああああい!!いくらでもいいです!』

 

 それ以上に興味のひくものが目の前で起こっていたからだ。その夢は横島の過去の出来事を映し出していて、今まさに運命・・・いや、煩悩パワーが作り出した出会いともいうべき展開だった。

 「これ?もしかして、横島君の過去?私の体が幽奈ちゃんみたいに微妙に透けているし・・・夢かしら?」

 幽霊を毎日見ているので、簡単に結論にたどり着いた。これが狭霧やコガラシだったらいきなりの展開に警戒するが、

 『二百五十円!』

 『やります!』

 「さあ、どうなるかしらね~~♪」

 彼女は横島の面白さに夢中の為、どうでもよかった・・・まあ、最大の理由は、

 「ここでいろいろ見ていけば、漫画のネタに当分困らなくなるわ~~」

 これだろう。空想はありがちが多いので、実例の方がネタが作りやすいからだ。

 

 

 まず彼女が一番に興味を引いたのが、

 『日給三十円。これでどう?』

 『はいは~~い。私やりま~~す』

 幽奈と同じ幽霊のおキヌの存在だ。また、横島がいた世界でもここ以上に幽霊や妖怪等が世間に認知されている世界だから、呑子はそこに興味を持ち同時に本当の姿を隠さなくていいことに羨ましいと思った。

 『あ、あの?どうして俺にとりつくのおキヌちゃん?しかも見えているせいで女性達が逃げてナンパできないんだけど?』

 『知りません!(ぷい)』

 「へ~、横島君もコガラシ君と同じだったのね~」

 そして、おキヌが横島の事が好きだと分かりニヤニヤしながら

 「今度は女幽霊が人間に戻って、とりついた人と結ばれる話でもしようかしら~」

 そう思った。面白そうな顔で見ていくと、やはり覗きイベントが多く特に美神の入浴シーンをのぞこうと必死になることが多かった。

 「ここまで覗きに執念を燃やすと逆にすごいわね・・・高さが千メートルはあるビルから殴り落とされたのにそれでも無傷で生きているなんて」

 本当は頭からかなり血を流しているが、ギャグ体質で死ななかった。でも、それはゆらぎ荘でも見ていたので全然気にしなかった呑子。そんな中次の覗きシーンが出てきた・・・

 

 『きゃあああん♡こんな場所にまで私を覗きに来てくれるなんて♡抜子って、に、ん、き、も、の♡』

 『のぎゃああああ!だれじゃあてめええはああああ!め、目が腐るウウウウ!』

 

 想像すらしたくないシーンだった。

 「・・・・・・何これ?」

 呑子もまた同じパターンと思っていただけに絶句した。

 

 

 その頃のどっかの学園では

 「ただいま戻ってまいりました」

 「抜作先生、どこに行っていたのです?トイレですか?」

 「いえ、ちょっと過去に行って魅了してきました」

 「・・・いつも通り何言っているのかわからないので聞き流します。さあ、Fクラスに行ってください」

 「わかりました。いや~、私に群がる男性がまた一人・・・抜子って、罪なお、ん、な♪」

 「一瞬で女教師な服に着替えてないでさっさと行ってこ~~~い!!」

 さっきの過去に出てきた間抜けに怒鳴る西村の姿があった。

 

 

 あれは見なかったことにして、しばらくネタを何個か確保しながら見続けていると・・・

 『おキヌの肉体は仮死状態のようなものだ。うまくいけば生き返る』

 本当に人に戻れる展開になっていった。

 「ますます見物よ~~!」

 すっかり目を輝かせて見続けていった。でも、無事生き返ったが幽霊時代の記憶がなかったので美神・横島と別れて平穏に暮らしてもらうのを二人は選択して離れ離れになった。

 「・・・まさか、再会して記憶を取り戻すという展開もあるのかしら?」

 その通りであった。幽霊時代の記憶を取り戻しつつあるおキヌが記憶を頼りに二人に会うが、彼女を狙う悪霊と戦ううちに記憶を取り戻した。

 「ほ、本当だったわ」

 漫画みたいな展開を汗をかく呑子。そして、人間に戻ったことで横島との恋愛も可能になり、

 『好き!です』

 ある仕事で、ついに告白までしたがいろいろあってうやむやになったり、

 『わ、私は・・・横島さんとなら、結婚、してもいいと思います』

 まだ人になる前だが、横島の本当の姿を見抜いた結婚ネタに出てきた小鳩に

 『ああ!クラスで力を合わせる!青春よ!』

 机を付喪神にしているクラスメイトなど、どんどん横島を意識する女性の出現や実は上司とも前世から深い仲だったことに

 「いいわ!これなら三、四か月分のネタに困らないわ!たくさんネタがあるし、一つ一つが凄いからある程度設定を変えてやればもっと伸ばせる!」

 呑子は満足したが、

 「でも・・・まだ、背中の傷に関してはまだね」

 肝心の本命がまだだった。

 

 

 そして、ついにその出来事を見ることになった。

 『私達は産まれて一年くらいで死んでしまうの。まだ信用してないけど、その悪趣味な服を着てくれたのは感謝するわ』

 敵だった頃の恋人に出会い、スパイとしてもぐりこんだが彼女達の寿命を知り悲しく思い、

 『だってよ・・・好きって言ったじゃないか。あの昼と夜の間に見れる夕日が。たった一年しか生きられないのにあれが見れなくなるなんて、悲しいじゃないか』

 その恋人を助け生き続けてほしいと思うようになり、

 『あなた、何で私を助けたのよ!・・・敵を助けるなんて、本当に馬鹿よ・・・本当に・・・馬鹿・・・いつか解放してやるつもりだったのに・・・(ぎゅ)これじゃあ・・・離れたく、なくなってしまうじゃない!』

 その恋人も助けられたことで横島を意識するようになり、消滅すること覚悟で横島と繋がりたいと思い、横島はそんな彼女を絶対に助けて本当の恋人になりたい!と思った。

 

 『俺が!アシュタロスを倒す!そして、お前を助けてみせる!』

 

 そして、彼女らから脱走して仲間のところに戻った。

 

 ここまで見た呑子は

 「・・・格好いい///」

 下心満載の横島の姿が既に彼女の頭の中にはなかった。強大な敵に立ち向かう無力な人間という姿は漫画ではありがちで、彼女もこうしたシーンは少女漫画にも出すことがあるので描いたことがある。ただ、やはり想像の中として割り切っていたので女の為に命を張る男がいるわけない!と思ってもいた。コガラシが出てきたことで、少しずつその認識も揺らぎ始めていたが、横島は過去ではあるがそれをした。それが、恋を求めていた彼女にとっては心をときめかせた。

 「女性のために影で頑張る横島君とだったら付き合ってみたいわ♪」

 横島の本当の姿を見て、恋人になってもいいと思い始めた・・・ここでは、意識し始めた段階である。彼女が恋人になると決めたシーンは・・・

 

 『俺はあいつが・・・ルシオラがどれだけ悩んでいたか!苦しんでいたか!全然わかってなかった!』

 

 自分が彼女を命がけで守り、背中のあの傷を作った戦いの後、

 

 『ただただ、恋人が出来て、うかれて・・・自分の事ばかりしか考えてなかった!』

 

 彼女が自分の為に亡くなったが助かる方法はまだあった・・・のに、それを自分で壊した。

 

 『俺には、女を好きになる資格がなかったんだ!うわあああああああ!!!!』

 

 もう助からない、会えない・・・後悔に自分で自分を押しつぶしていく悲しむ横島の姿だった。その姿を見た呑子の眼には涙が出ていた。これは辛すぎる、苦しすぎる・・・心が痛くなる。

 「・・・・・・こんなのないわ」

 その後の横島は

 『みっかみさん!さあ、いつものパフパフをしま~~す!』

 『一回もしたことないわ!』

 『エミさ~~~ん!ううう、美神さんが乳揉ませてくれないんですよ!エミさ』

 『こっちもごめんだわ!』

 『うええええええんんん!!!』

 『(どごべきばきずどご~~ん!)ごっはあああ~~!め、冥子さんには・・・する気なかったのに』

 美神や他の励ましでいつものセクハラマンに戻った・・・ように見えたが、

 

 『いない、いない・・・俺が、壊した。戻れない・・・ごめんごめんごめんごめん』

 

 皆の前では仮面の笑顔を作っていたが、仕事が終わって貧乏アパートで一人でいる時は泣いて震えながら自分で自分を責め続けた。

 『いなくなりたい・・・消えたい・・・あいつがいないなんて、考え、られない』

 横島の泣き崩れる姿が何度も流れていった・・・映像はここで終わり、呑子は目を覚ました・・・横島が眠ってまだ十分しか経ってなかった。

 「今の・・・夢?彼の、過去の?」

 隣には全裸の横島が眠り続けていた。その顔はとても間抜け顔だが・・・

 「何であんな夢を見たのかはどうでもいいわ」

 その顔をとても優しい顔で、

 「ねえ、横島・・・いいえ、忠夫君」

 苗字ではなく名前で声をかけて

 「私は辛い時は皆に頼るわ。ゆらぎ荘の皆や、累ちゃんや他の皆に・・・だから、君も頼ってくれると嬉しいわ。君はもうゆらぎ荘の一員何だから、そう言った辛さは・・・私達の辛さでもあるのよ」

 呑子は横島を抱きしめる様に横になって、

 

 「そして・・・ずっと抱えていた辛さは、私が包み込んで癒してあげるわ。こうしてね♪」

 

 自分の自慢の胸のの谷間に横島の顔を入れてそのまま横になり・・・その際に、着ていたセーターを脱いで投げた際に近くの飲みかけのワインに引っかかって、倒れた拍子でしっかりしまってなかった栓からちょっとずつ零れて、それが彼女の股間の近くの床にシミとなった。

 

 「それに・・・こんなに私をときめかせたのよ。責任、とってもらうわ!」

 

 恋に失敗し続けた彼女だが、この恋は絶対に成功させようと心に誓って眠りに着いた。呑子が裸になったのは、彼女なりの横島に体を委ねてもいいという決意だったのかもしれない。

 

 

 これが、真相だが横島の普段の所業から勘違いされたという事だ。その後は、

 「ほらほら!これらもお願いね!」

 「わ、わかりました!」

 相変わらず締め切りという修羅場の時は必ず呼ばれるようになった。ただ・・・

 「あの~~、呑子さん?」

 「なあ~に?」

 「な、何でもないです。あ、こっちの修正終わりました」

 「うん、ありがとう」

 横島は今描かれている漫画に一つ疑問があった。

 『何か、俺の過去の経験らしき展開と流れがあるんだけど・・・気のせいだよな?まあ、あの世界は確かに今思えば十分に異常だったし』

 これはまだ疑問ではない。呑子はばっちり彼の過去を結構脚色して漫画のネタにしたのだ。それにあれ?と思ったが、自己解決した。←これだけは言える。横島の経験したことが美神以上に多く異常だらけであり、あの世界が異常というわけではない!

 じゃあ、何が疑問なのかというと・・・

 

 『このヒロイン似てるんだよね。容姿やちちしりふとももは結構違うけど・・・顔立ちがある程度・・・・・・ルシオラに。話した事、ないはずなのに』

 

 これである。呑子は夢で見た彼女との悲劇すぎる恋愛・・・これを

 『気づいたようね~。私の漫画の中だけでもハッピーエンドにしてあげたいわ』

 ハッピーエンドにしたいのだ。古傷をえぐりかねない行為だが、あえて見せたのは

 

 『とってもきれいでしょ!昼から夜になるこの夕日が現れる時が好きなの!』

 

 横島に自責の念ばかり持たせたくないためだ。いなくなったのは確かだが・・・彼女とのあの幸せな思い出はそんな自分を責める事で忘れてしまうものだったのか?それに気づかせるためだ。

 『このセリフって!・・・そうだ。いなくなって悲しんでいたが、ルシオラと会えたから俺はあんなに一生懸命になれたし、心からの笑顔もあんなに見れたじゃないか。あいつが一番好きだと言っていた夕日を見た時のあの笑顔を・・・どうして今まで忘れていたんだ』

 目に涙を浮かべながら、送られたデータのベタをやっていく・・・その中で

 

 『お願いがあるの!もし、私達の絆が来世まで続いて・・・そこで会えたら、その時は本当の恋人にしてください!』

 

 漫画の内容は主人公がヒロインが幽霊で恋人にしていたが、成仏しかけた時に主人公の中に入ってそう言った。そして、主人公はそれを受け入れて彼女が成仏していくページがあった。そして、ある程度進んで最後のページは

 

 『すいません・・・・・・あれ?私達、会ったことありませんか?』

 

 来世のその二人がたまたまぶつかってしまったシーンだった・・・まるで、絶対に来世で会えるよ!と呑子が横島に伝えたいコマだった。

 『・・・・・・そうだな。引きずり続けるのは、あいつに悪いな。来世で会えばいいじゃないか』

 伝えたい気持ちが少し伝わったのか、横島は笑顔になって作業に取り掛かった。どうやら、乗り越えられるのは時間の問題のようだ。

 

 

 

 

 『少し柔らかい感じになったみたい・・・よかった。少しでも伝わって』

 横島の雰囲気が少しばかり変わったことにホッとした呑子。彼女の作業を続けるが・・・実は横島に渡していたのはあくまでそのヒロインのシーンだけであり、

 『さて・・・今度はこれを送る番ね』

 幽霊ヒロインのライバルといえる人間の女性キャラの部分はまだ渡してなかったのだ・・・そして、そのライバルキャラが何気に呑子に似ていたのは気のせいじゃない。そのライバルキャラはヒロインと二人っきりになった時に主人公が好きだと告白したり、成仏した後はあの人をお願いしますと言ったシーンがあった。

 

 『今度は私自身の気持ちを伝える番・・・伝わってくれるわよね』

 

 そして、データを送る呑子。それを見た横島はどんな反応を見せるか?そして、彼女がどんな行動に出るのかは・・・別の話。

 




 展開は何話か書いたのと同じになっちゃいました・・・ううう、ネタがないぞおおお!でも、漫画家なので、最後に漫画で気持ちを伝えるというやり方にしてみました。


 次回は、ワンピースのロビンちゃんの続編をやろうと思います!一応、ドレスローザ編で出てきたどちらかをヒロインにするつもりです!
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