横島忠夫、〇〇〇〇と付き合ったらどうなる? 作:一日三食MEN
今回のヒロインはニセコイ知らなかったら、男同士なの?と思われそうな名前ですね。スタイルはモデル級のヒロインなのに・・・。
では、設定です!
横島はこの人と一緒に暮らしており、一緒にボディーガードをしています。
一条はまだ結ばれていない状態です。
あの羽姉さんは出てこません。
以上です。では、スタート!
「こんの!呪ってやるハーレム野郎が!」
横島が目の前の男に殺意を持って、藁人形に五寸釘を刺して力いっぱいトンカチで叩く。
「ぐわあああ!な、何で苦しくなるんだ!」
「ちょ!楽、どうしたのよ!」
「一条君。苦しいなら保健室に!」
「楽様!しっかりしてください!」
「・・・何であれでしっかり効くんだ?」
しっかり呪いがきいて苦しむ一条楽。そんな彼に慌ててかけよる桐崎千棘・小野寺小咲・橘万里花。唯一、横島の呪いに呆れる鶫誠士郎。
「どうだ、鶫ちゃん。これでいいだろう?」
どうやら、この呪いは鶫の頼みのようだ。
「他に手はなかったのか?正直ひいたぞ・・・まあ、これでお嬢が一条楽の看病をすれば好感度も上がるな」
「でも、万里花ちゃんも割り込んでくるのが「ちょっと万里花!どきなさい!ダーリンは私が看病するのよ!」「あ~ら、怪力千棘さんでは骨が折れるのでは~」「何ですって!」「ふ、二人とも、け、喧嘩はダメだよ~うう、私が看病したい~」・・・見ての通りだが」
「・・・まあ、見守ろう」
「自分の言い出したことなのに、投げた・・・まあ、いいか」
鶫が自分からの頼みなのに、見放したことに突っ込むが、
「ちょ、待てお前ら!ぎゃあああ!痛い痛い!」
「手を離しなさい!恋人の私が看病するわ!」
「それはこっちのセリフですわ~。楽様~、身も心も癒して差し上げます~」
「あうあうあうあう~~」
「あんなモテ男の苦しむ姿を見るのは気持ちいいな!・・・でも、あの光景も何か腹立たしい気が」
「横島・・・趣味が悪いな」
大岡裁きをされかけている一条楽を見て楽しそうな横島に、冷や汗を流して突っ込む鶫。
「あの~~、るりちゃん。どうして俺、キャメルクラッチされているのかな?」
「あなた盗撮したでしょ。しかも、私を」
「あ、あれは、君のおじいさんに頼まれ「ほう・・・そうか(めきめきめき)」ぎゃあああああ!ぐああああ!」
「実家に帰ったら殴らないと」
そんな二人の後ろでプロレスごっこをしている友達が二人いた。技を決められている眼鏡の盗撮魔の骨が折れかける音も聞こえたが、気にしなかった。
あの公園でずぶ濡れでいたところを通りかかったのは鶫と桐崎だった。最初は話に夢中で、存在に気づかないで公園にも入らないで通り過ぎようとした時だった、
「ちょ!な、何よ!あんた達!」
「く!貴様、お嬢を離せ!」
二人がいきなり背後から黒い服の連中から襲われたのだ。二人とも一般人より実力も腕力もある方だが、傘で視界が遮られていたし、背後から奇襲されてはどうしようもない。鶫も桐崎と仲良くしていることで気を抜いていた。
「く!放しな(むぐ)!」
「貴様ら(がぼ)!」
何やら英語を話す連中だが、騒がないよう口に布を結んで喋れないようにした。
「「む~~~~!!!」」
そして、手足も縛った時だった。
「・・・(ばきい!)今だ!!」
二人の叫び声が聞こえた横島が公園を出て連中を殴り飛ばした。そして、二人はいつの間にか縛られていた手足がほどかれていることに気づいた。後は、
「よくもやってくれたわね!」
「よくもお嬢を誘拐しようとしたな。万死に値する!」
この二人の怒り爆発であっという間にやっつけた。助けてくれたお礼を言おうとしたが、既に横島が再び公園に戻ってブランコに座っていた。二人は横島の前まで来て礼を言ったが、聞こえていないように見えた。
「ねえ、ちょっと」
「大丈夫か?」
これが横島と鶫の出会いだった。
その後、彼女の家に連れていかれて事情を聴いたところ桐崎はギャングの娘であることが分かり、さっき襲われたのは父親の組織に一泡深そうとした連中だという事が分かり、鶫はその彼女のボディーガードだ。今回の事で、鶫一人でどうしようもないことが起こった時のことを考えてもう一人ガードを入れることを決めた父親は二人を助けた横島を推薦して、今に至る。何やら
「何でいきなりこんな奴が!私がやります!」
とクロードと言われる眼鏡男がやたら桐崎の父親に問い詰めていたが、笑顔で流して横島を雇うことにした。その時の笑顔がかなり怖かったと横島は語る。
これはかなり後で知った事だが、その男は優秀だがやり方がかなり強引らしく一時日本を離れていた桐崎の父親がいない隙に彼女の部屋に盗聴器を仕掛けていた。しかも、鞄や靴とかにも仕掛けていてその日の会話の盗聴などもしていてストーカーに匹敵するくらいの行動をしていたとの事・・・その事を知った父親は、クロードを後に完全に日本から追い出したらしい。
話を戻し、その横島はというと、
「貴様は、何度すれば気がすむんだ!」
「しょうがないだろ!鶫ちゃん、可愛い女の子なんだから!」
「か、可愛い言うな!」
「しかも、とっても立派なちちを持っているのに男装で隠す「それ以上言うな!(ドババババババ)ぐげほぎゃあああ!」
鶫が着替え中をいつも通り覗いて、いつも通りばれて、いつも通り的にされて、いつも通りぶちのめされた。そして・・・
「あ~、死ぬかと思った」
何事もない状態で起き上がるのもいつも通りだ。
「全く、あの時の私達を助けたお前はどこに行ったんだ!」
「・・・・・・何のこと?」
「・・・何でもない。さっさとお嬢のところに行くぞ!」
「へ~~い」
今二人は桐崎の家からそう遠くない小さなアパートに一緒に暮らしている。男と女が一緒に暮らしているのだが、鶫にはその自覚と感覚があまりない。何故なら、護衛対象の桐崎への意識が強いからだ。女の恥じらいは横島にこう言われて出す程度だ。
そして、二人が向かった桐崎の家には
「おはようさん、二人とも」
「おはようございます。お嬢・・・・・・と、一条楽」
「おはよう、二人とも!」
「おはような。それで、どうして仕方ない感じで俺の名前を言ったんだ?」
桐崎と一条が二人でいた。何でも、彼女の家の前にはやくざの家があり、一条はそこの子供だという。ギャングとやくざが争いをしないように二人はニセの恋人を演じて何とか平穏と保っている。
「楽様~~!今日も婚約者の私と一緒に登校しましょう!」
「万里花!やっぱり今朝も来たわね!恋人の私がそれを許さないわ!」
そこにやってきた橘万里花が警視総監の娘で、更に一条に強い想いを持っているという。その彼女に怒りをあらわにする桐崎・・・その様子から完全に一条を好きになっているように見える。
「え、えっと・・・その、わ、私も、いいか、な?」
「お姉ちゃん!そんな奴ほっといて私と・・・というか妹の私を無視しないで~」
そんな中、オドオドしている小野寺も一条が好きらしい・・・ただ、彼女の妹はそれが許せない、というか構ってくれないことに寂しいようだ。
「あ~~、皆行くぞ。遅刻になるからな」
「その通りだ・・・というか、お前が原因だという事に気づいているのか?」
「え?何の事?」
「時々、お前が横島以上のバカじゃないか?と思う時があるな」
「・・・バカと俺を一緒にしないでよ、鶫ちゃん」
「覗きをするお前にはそれで十分だ。というか、バカを横島扱いしたらバカがかわいそうだろう」
「何でバカをかばって、俺をかばわないの!」
「それ以前に、どうして俺が横島以上のバカになるんだ!」
一条の天然ぶりに呆れる二人だが、横島は自分をかばわないことにがっかりして、一条はそう言われる理由が全く分からなかった。
その後、学校に行って、授業を受けて、桐崎と橘が一条の取り合いをして小野寺がオドオドするところに宮本がフォローして、盗撮魔・集と横島が盗撮と覗きの美学を語り合っているところに鶫が二人を的に撃ちまくる。そんな当たり前の日常を過ごした。
だが、この日だけは違った。
「全く、横島は・・・」
ぶつぶつしながら帰宅中の鶫。いつも二人で(横島は寄り道しようというが却下される)帰宅するが、今日は集と横島が居残りをくらった。理由は、盗撮と覗きの美学を実践しようとしたから・・・と言えば分かるだろう。やれやれと言いながら、家の鍵を開けて中に入った。
「ま、奴にはいい薬だ・・・って、何だこれ?」
家に入ると、何やらテーブルの上にスタミナドリンクみたいなものが置かれていて傍らには書置きがあった。
『誠士郎へ。これは一条楽とお嬢をより観察しやするするものだ。どうやら、姿を変えられる薬らしい。効き目は三時間ほどでその間は完全にその姿になるのでばれることはない。警戒されない姿になってしっかり関係を調べて来い クロード』
どうやら自分の上司からの贈り物だが、
「・・・本当に信用できるのだろうか?」
彼女はすぐには信用できなかった。何故なら、以前嘘発見器を持ってきた上司に一条に使って本当の恋人同士か調べろ!と言われたが、何故か自分のバストサイズを皆に知られるという結果になってしまったのだ(原作のような最後に自分の気持ちを確かめることはしていない)。そんな恥ずかしい思いをしたから、この薬を警戒した。
「ふう~~、シャワーを浴びて気持ちを落ち着かせて食事にしよう」
その時の恥ずかしい気持ちを思い出して、思わず汗を流したのでさっぱりするためにシャワーを浴びることにした。だが、これが失敗だった。
「ふう、よし、一先ず落ち着いた」
バスタオル一枚で部屋に出てきた。まだ横島は帰ってないのが幸運だ・・・もしその姿を見たら絶対に飛び掛かっていたからだ。
「さて、次は(ぱか)食事だな。(ごくごく)いつの間にか二人分つくるのが当たり前になっているな(こと)」
お風呂やシャワーの後というのは体が水分を求めるので、大抵はすぐに水を飲みたがる。鶫はそれを無意識に開けてさっきの怪しい薬で喉を潤してしまったのだ・・・そして、その失敗に気づいたのは
「にゃ、みゃ!にゃにゃにゃ!(な、何だ!!これは!)」
何と猫の姿になってからだった。
「みゃ~~~(ど、どうなっている!何故、猫の姿・・・ってまさかこの薬か!姿を変えるって、顔や体格ではなく人間そのものを動物にするってことなのか)」
この姿になってしまい、慌てる鶫。そりゃ、いきなり猫になるなんて予想ができない事だ。
「にゃ。にゃにゃにゃ(と、とりあえず、バスタオルはしまおう。あいつに見られたら、まずい!)」
すぐに思いつくのは、バスタオルの匂いを嗅ごうとする横島の姿だった。何回か乾かそうと干したバスタオルに、それをしようとした姿を見たから簡単に予想できた。
「みゃむ、みみみみ!(で、できない!って、うわあああ!)」
でも、人の姿ではできても猫ではそれはできない。逆に水分を含んだバスタオルの重みに耐えきれなくなり逆にくるまってしまった。そこに、
「たっだいま~~!鶫ちゃ~~ん、帰ったぞ~!」
横島が帰ってきてしまった。
「にゃ!(まずい!ど、どうする!)」
「あれ?いない・・・ん?君は・・・猫?」
しかも、バスタオルでまるまった猫の自分に気づかれてしまった。
「おっかしいな~。猫を飼うなんて言ってなかったが・・・迷い込んだのかな?(ひょい)」
「みゃう!(は、離せ!)」
「ねえ、ここに可愛くて胸が大きい女の子がいたんだけど知らない?・・・って答えられるわけないよな~」
「にゃみゃ!(恥ずかしいことを言うな!というか私だ!)」
持ち上げられて話しかける横島に答えるが、猫語がわかるわけがない。
「バスタオルで遊んでいたのか。それに、ご飯も作ってない・・・ううう、鶫ちゃんの夕飯を楽しみにしていたのに。仕方ない、たまには自分で作るか」
「みゃああ?(何?こいつ、作れるのか?)」
鶫猫を座らせ、バスタオルを畳んでその辺に置いて台所に立つ。そんな横島をえ?と思いながら見る鶫猫。
そして、夕飯を作った横島は鶫の分をラップにかけて食べ始めた。食べながら、鶫猫の顔をよく見た。
「・・・よく見ると、鶫ちゃんに似てるな」
「みゃ!(そうだ!私だ!)」
「と言っても、俺のいた世界じゃあるまいし、まさか鶫ちゃんが猫になるなんてありえないよな」
「にゃ、にゃにゃ!(くうう、やはり無理か!)」
横島のあの世界じゃ身近に人狼や九尾がいたが、この世界はそういう存在の概念がない世界とわかっているので、すぐにその考えを否定した。
「よし、君の名前は鶫ちゃんに似ているからツグミャーだ。よろしくな!」
「みゃおおん!みみにゃおん!(何だその名前は!安直すぎるだろ!)」
既に飼う気なのか、名前まで付けてしまった。その名前に文句を言いたい鶫猫。だけど、分かるはずがない。悔しい思いで食事が終わると、
「ま、君に言っても仕方ないが・・・鶫ちゃんにはもっと世界を見てもらいたいな」
鶫猫を膝の上に乗せて頭を撫で始めた。
「にゃ!にゃああああ!(な、何をする!)」
「千棘ちゃんももっと女の子同士で仲良くなりたい。そう思っているのに」
「にゃ~?(な、何を言い出すんだ?こいつ)」
桐崎の名前が出て、更に真剣な顔になって呟いた横島に抵抗をやめてそのまま聞いた。
「君によく似た鶫ちゃんって子はな、絶対に守りたい子がいるんだ」
「(当然だ!お嬢を守る、それが私の使命!)」
「しかも、その子の為なら自分がどうなってもいいと思っているみたいなんだ」
「(ああ!その為なら、私はどんなに傷ついてもいい!お嬢は私のために、私を認めてくれた!)」
思い出す記憶を振り返って、横島の話にそう心で返した。だけど、横島の顔が暗い。
「だけど大切に思っているなら、自分がどうなってもいいと思っちゃダメだ。それは自分を犠牲にしてもいいと思っていることなんだ。そんな考えを持って一緒にいると絶対に後悔する・・・俺のようにな」
自虐めいた言葉に鶫は動きを止めた。
「(まさかこいつも私と同じように守りたい人がいたのか?だけど、最後の後悔って・・・)」
「命がけで守って、好きな人を守れて、満足そうに死にかけても、それをされた桐崎ちゃんは絶対に悲しむ。逆に苦しめてしまうんだ・・・自分がいたからそんな目にあわせてしまったって。鶫ちゃんには気づいてほしい、桐崎ちゃんは自分を護衛対象として見てほしくない、友達として見て欲しいんだって」
「(本当に体験みたいなことを・・・横島。お前、その人を守って逆にそうさせてしまったから・・・)」
呟き続ける横島の悲しそうな顔を見て、段々顔を近づける。
「きっと俺がこれを言っても、鶫ちゃんは聞き入れないだろうな。これは、実際に体験しないと分からないし、だからこそ尚更彼女にはあの後悔を、してほしくない・・・鶫ちゃんにも、桐崎ちゃんにも、本当に大切な人がいなくなる苦しみを味わってほしくない。寿命や病気ではない・・・自分のせいで死なせることになったあの苦しみを」
鶫猫を掴んで、仰向けに横になって顔を見ながら言った。
「みゃん・・・(私とお嬢の事をそこまで大切に想ってくれていたのか・・・何か嬉しいな(ドキ)ん?何だ?)」
自分達を大切に見ていたことに嬉しくなったと同時に胸がどきどきしてきた。
「今日はありがとな。少し、言えてすっきりしたかも」
「にゃあ~~(こっちもありがとう。お前の本音が聞けてよか「ちゅ」・・・なああああ!)」
笑顔になった横島に彼女も本音が聞けて見方が変わった。その事に感謝しようとしたらいきなりキスされたのだ。横島からすれば猫に親愛な思いを込めたお礼だったが、
「にゃがががあみゃあああああ!(き、ききききき、キス!キスされた!ま。ままままま、まさか、わ、私の事が!す、すすす、好きなのか!)」
鶫はこうした触れ合いは極端に弱い。しかも、間違った知識も本気にする・・・そう、キスした最初の男性は自分を愛していて、将来の結婚相手になる。そんな間違った知識すら・・・しかも、それを子供の頃の桐崎に言われていたら尚更。自分が猫であることを忘れて、完全にテンパった・・・時だった。
「(ボン!)・・・へ?」
薬の効果が切れて、猫から鶫に戻ったのだ。しかも、その事に彼女はまだ気づいていない。ついでに言うなら、
「・・・悔いなし!(ぶしゃあああああ!)」
ドリンクを飲む前の姿・・・そう、バスタオル一枚だったことも忘れている。そして、そのバスタオルは今干されている。つまり、横島欲望テストで満点が取れるくらいのばっちりなあのスタイルがオールヌードで、目の前に現れたという事だ。
「どわあああ!な、何を・・・って、なああああ!」
鼻血をいきなりぶっかけられて、怒りに燃えようとした時に自分の姿に気づいた鶫。殴り飛ばそうとしたが、既に鼻血多量出血により意識を失っていた。それを見て動きを止めた。
「・・・はあ、仕方ない。私の不注意だしな」
自分の行動を思い返して、不注意であのドリンクを飲んだのが原因だから勘弁してあげた。横島の鼻血まみれになってしまったので、もう一度シャワーに入った。出てちゃんと服を着た後、同じく鼻血まみれの横島の服を洗濯しようと脱がせていくと、横島の背中にある大きな傷跡が現れた。
「これが命がけで守った証。でも、これが原因で大切な人が亡くなったのか。その思いを私にしてほしくない、か」
その傷跡を床につけて、仰向けにして寝ている横島の顔を見た。
「胸が熱い、体が・・・ドキドキする。私をこんなに大切に見てくれる人が、初めてだ。さっきのキスもそうだが・・・よ、横島はわ、私の事を、す、好きなのか。そうか、そうだったんだ」
さっきまでの会話とキスを思い出し、自分を愛していると思い込んだ鶫。だが、
「私も、こいつの事が好きになってしまった・・・よ、ようだ」
彼女は自分が横島を好きになってしまった。ずっと桐崎を優先的に考え、守り、周りの男もそうするよう指示していた。だからこそ、男から優しくされることが慣れていない上に、これほどまでに大切に見られていたことを言われてしまっては純粋な彼女なら好きになってしまう。
「これから、私は、ど、どうするべきだ?・・・お嬢に聞いてみようかな?お嬢の、友人として」
最後の言ったこの一言は果たして本心なのか?それとも横島が願っているから言ったのか?それは、本人しか知らない。
桐崎家のとある一室。
「あれ?何でここに姿変身薬が?まさか・・・ああ!動物変身薬がない!私があれを飲んでお嬢の傍を守ろうと思ったあの薬が!」
眼鏡ストーカー(予定)が頭を抱えて残念がっていた。
彼女は勘違いと純粋。両方持っているので、その二つで想いを持つようにしました。まあ、あのストーカー(予定)のおかげというのもありますが・・・もう一つのニセコイのあの鶫も好きだったので出しました!って無理矢理すぎたか・・・。
次回は少し昔のキャラ・・・結構好きだった漫画・スクールランブルのキャラで行こうと思います!