横島忠夫、〇〇〇〇と付き合ったらどうなる?   作:一日三食MEN

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 ちょっと遅れてすいませんでした!仕事がかなり忙しく、熟睡時間が多くなってしまって・・・いいわけですね。すんません!

 皆さん、何度も書きますが手洗いは絶対にやりましょう!世界中が大パニック状態だけど、笑って気持ちをすっきりしてくれればうれしいです!


第三回横島忠夫争奪戦・中編(東方)

 では、ダイの大冒険妄想ストーリー第一期・その二を

 「なにやってるかみょん!(ざしゅ!)」

 のぎゃああああ!な、何するんですか妖夢さん!楼観剣で斬らないでください!・・・って、あれ?妙に体が軽い気が。あれ?足が見えないんだけど・・・な!地面に俺の体が横たわっている!!ええええ!今俺って魂なの!いくら何でもやり過ぎでしょ!

 「自業自得だみょん!作者、今回は争奪戦の中編だみょん!」

 「何で、乗っ取ろうとしてまでそっちをやろうとするのですか!楽しみなのは認めますけど、こっちに集中してください!」

 え~~、あの横島君がモテモテなのは

 「は、や、く、するみょん(すちゃ)」

 「・・・あ、今斬られたら」

 わ、わかりましたから白楼剣で私をきろうとしないでくれ!迷いの断ち切りどころか本当にあの世への成仏ルートになっちゃう!

 え~~、命どころか魂も無くなりそうなピンチなので、ちゃんと始めます!

 

 

 横島忠夫は必死に逃げた。前編の最後に阿部鬼に貞操だけじゃないいろんなものを失う恐ろしさから、全身全霊をかけて逃げた。その甲斐あって、何とか逃げ切ることに成功した。←ここの阿部鬼と青鬼は原作通り、一定時間逃げ続けていれば追いかけなくなる設定。そうでなければ、ここでやらないか♂エンドである。

 「はあ、はあ、はあ・・・死ぬ。このままじゃ」

 今は『透』の文珠で完全に姿を見えなくして移動している。ようやく、ヤンデレの恐怖を知った横島は、もうこの屋敷にいる全員に注意をしている。

 だが、そこに

 「・・・あれ?さっきタダオがいた気がしたんだけど?」

 「どこに行ったんだぜ?」

 「ですがわかります!確実にこの辺にいます!」

 「うん。フランの鼻もタダオの匂いがここら辺にあるって言ってる!」

 「フランの言う通りだぜ。確実に忠夫の気配はこの辺だぜ」

 フランと魔理沙と文が一緒に歩いていた。霊夢とレミリアみたいな戦いをせず、三人共和気あいあいと歩いているように見えるけど、

 「ねえ、分かっているよね?」

 「ああ、見つけるまでは協力する」

 「ですが、見つけたら・・・」

 「「「(ギラリ!)私が奪う」」」

 横島を見つけたら、確実に殺し合いが始まる。それくらいの殺意を隠しているだけだった。それを確認した透明中の横島は微動だに出来なかった。

 「じゃあ、ここでそれぞれの部屋に入って確認だよ」

 「ああ。抜け駆けするなよ」

 「魔理沙さんが一番しそうですけどね。(ふふふ、私が見つけたら真っ先に襲わせてもらいますけど!)」

 何しろ、唯一横島への好意がないはずの文ですらヤンデレになって、彼女らと同じくらいの闇の愛に染まっている。現に記事用のメモ手帳には

 『忠夫さんと私の結婚。忠夫さんと私の赤ちゃん。忠夫さんと私の愛欲生活等等』

 自分の病んだ欲望を書きまくっていた。しかも、そのメモ帳いっぱいに・・・。

 

 『作者の野郎。必ず生きて出て絶対に同じ目に遭わせてやる!』

 

 このデッドオアアライブな状況でも、作者への怒りを忘れなかったために横島は何とか生き続けている。←ははは!やってみやがれ!

 その後、三人がそれぞれ部屋に入ると・・・

 「魔理沙」

 「フランさん」

 「文さん」

 魔理沙はアリス、フランは青鬼、文は咲夜がそれぞれいた。もちろん一分後には

 「「「「「すやすや・・・タダオ、ああ♥もっと♥」」」」」

 五人はヤンデレ同士の争いが起こった時の設定により睡眠モードに入った・・・五人?え?六人じゃなくて?と思う読者様。

 「忠夫さん♥私とお風呂入りましょう♥」

 「ぜ~~~ったいに御免じゃあああ!」

 睡眠モードになったところで文珠の効果が切れて姿が現れた横島を、いきなり寝たフランに疑問を持ちながら部屋を出た青鬼が発見して、追いかけっこが始まった。五人は病み心満載で殺す気だったが、青鬼はそれがなかったので眠りに入らなかった。

 「大丈夫、混浴じゃありませんから♥」

 「嫌だあああ!女との混浴なら鬼でも受け入れるけど、女じゃない異種族との混浴は絶対にお断りじゃあああ!」

 「では、私が女になればいいんですね?」

 「は?」

 その言葉に?を出す横島。

 「では、見ていてください」

 そう言って、青鬼は何と姿を女にした。

 「ぎゃあああああ!!パプワ島のリキッドの気持ちが分かるううう!」

 「見てください、この胸。どうですか?」

 「ただ胸を大きくしただけだろうが!その姿でおっぱい出しただけじゃギャグじゃなくても怖ええ!」

 といっても、説明した通り青鬼の認識は胸だけだったようで顔や体格はそのままの胸のでかい青鬼になっただけだった。確かにこれならウマ子に恐怖するリキッドと同じ気持ちだろう。←り、リアルで寒気を感じたぞ!

 「さあ、私とお風呂でた~~~っぷり、愛し合いましょう♥」

 「一番最初に言いたかったが・・・お前の女口調が最大級の恐怖だああああ!」

 遅くなったが何故青鬼だけが眠りに入る設定が効かなかったのかというと、ただただ

 「後はあなたのお尻にずっと、私のこれで永遠に繋がっている・・・イイデス♥」

 「こんな奴に俺のケツをやられてたまるかああああ!」

 一生繋がっていたいと言う願望が強かったからだろう・・・その歪んだ欲望を聞かされた横島は、恐怖による錯乱で思わずサイキックソーサーを青鬼にぶつけた。そして、煙まみれになったのを確認して猛ダッシュで走り去ろうとしたが、

 「分かりませんか?青鬼からは逃げられない」

 「のわああ!何でその部屋から!」

 何といきなり後ろにいたはずなのに、原作あるある『場面が変わったらいきなり前から現れる』が発動して、通り過ぎようとした部屋の扉からいきなり現れた。大慌てで文珠を使って横島は姿を消した。

 「・・・あと一歩でしたのに」

 いきなり消えて、周りを見回したが見つからないので、諦めてその場を去った・・・体のみ女体化したその姿で。

 

 

 その横島はその場で透明になったわけではなく、『転』である場所に置いた『移』の文珠の場所に移動していた。その場所は、

 「・・・よし!誰もいない!」

 原作ではあのボロボロの別荘に繋がるあの扉の前だった。そこの箪笥の上にその文珠を置いていて、今回発動したことでここに移動したのだ。

 「が、ガチで怖かった」

 「そうなの?」

 「ああ、青鬼の女体化・・・顔も美女に変わってくれたら引っかかったけど、あの顔のままはトラウマじゃ!」

 「そう、私が慰めてあげる♥」

 「それはありが・・・あれ?俺誰と会話・・・ゆ!ゆゆゆ、紫さんんん!」

 壁に手をかけて落ち着きを取り戻そうとしている後ろから紫が声をかけた。一瞬で距離をとってびっくりした顔で彼女を見る。

 「あらあら、大丈夫よ。私は正常よ」

 「・・・あ。あれ?」

 だが、確かにさっきまで私以外の女と一緒はユルサナイ・・・という空気と殺意を持った彼女等とは違って、温和な空気を紫は出していた。

 「ほら、早く来ないとまずいわよ」

 「あ、ああ(・・・でもこれは仮面かぶった美神さんと同じだ!絶対に企んでいる!)」

 誘導に頷いて横島は彼女と共に隣の部屋に入ったが、真っ暗だった。しかし、入る前に見た紫の顔を見て確実に自分を陥れる罠だと気づく。

 『ふふふ♥この部屋の奥に牢屋があるのよね。確か、この家の牢屋は扉をしめれば外からは開けられない・・・つまり、永遠に私と忠夫だけの空間♡・・・そう、皆が牢屋の外で悔しそうにしているのを見ながら忠夫と結ばれる・・・うふふふ♥でも、顔に出しちゃダメ。入れるまでは我慢よ』

 一瞬彼女の本音が顔に出たが、真っ暗の為見られることはなかった。確かに自分がイイ女と見せる仮面をかぶる美神と同じ事をしていた。

 「えっと。こっちか」

 「ええ、そっちよ」

 部屋の扉は紫が既に抑えている為、奥に進むしかない。そして、ついに牢屋までたどり着きろうそくに火をつけた。←初めからライターを持っていた設定。

 「ふふふふふふ・・・(がしゃん!)♥これで、二人っきり♡」

 「や、やっぱり美神さんと同じ怪しい笑顔だった!」

 牢屋に二人で入り、紫が鍵をかけた。罠と分かっていても美女が傍にいれば罠にかかる・・・これが横島クオリティ!

 「さあ、ず~~~っと一緒よ私達♡ほら、私の体を好きにしていいわよ♥」

 「ぐぬぬ!ちょ!服脱がないで!裸になろうとしないでえええ!」

 「咲夜が初めての女なら・・・私が初めての出産ね♥」

 「すでにその思考なの!お願いだから、少し考え直して!」

 「藍も産ます気なの・・・ひどいわ」

 「そうだった!ヤンデレは話が通じん上にかみ合わんかった!」

 慌てる横島についに下着(黄色)姿になった紫。もう、スタイル抜群の彼女の半裸体に

 「(こうなれば最後の策じゃ!)ゆ、ゆ、紫さん!そんな体を見たら、ぼかあああもおおうううう!!」

 「うふふ!勝ったわ!私の(ひょい)・・・え?」

 「逃げるしかないんじゃああああ!」

 飛び込む!と思いきやヤンデレへの恐怖が勝ったのか、彼女を飛び越えて牢屋の入り口に着地した。

 「もう、逃げられないって(がちゃ)・・・え?」

 「ほなさいならああああ!」

 彼女はわかってなかった。確かにこの家には牢屋の扉を内側から閉めれば外から開けられない牢屋がある。ただし、それはここではなかったことを知らないでご自慢の逃げ足を発揮して横島は部屋を出ていった。

 「・・・そう、無理やり押し倒してどんなに泣き叫んでも無視して繋がれ。という事なのね♪あは、とっても楽しみ♡」

 急いで追いかけることをしないで、下着姿のまま彼女も牢屋と部屋を出た。

 

 

 

 ここで実況席の作者(幽霊と死体)と妖夢と森近に戻ります。

 「ここまで見たけど・・・本当に目が怖いですね。文さんがあんな病んだ妄想を手帳に書いたり、まさか、皆で本当に殺し合うくらいの殺意を見せたし」

 「こ、こ、怖かったみょん!!(ぎゅううう!)」

 「・・・青鬼が顔以外を女体化させたし。妖夢ちゃん、もう終わったよ」

 「ひっく、うう、姿が変わると、恐怖が大きくなるみょんね・・・ぐす」

 しょ、正直驚いた。まさか、青鬼が女体化するなんて想像・・・(げぽげぽげぽ)・・・ごほ!はあ、はあ、リアルで寒気が来た。←背筋が本気でぞっとしました。

 「だったら、出すなみょん!」

 「僕の悲鳴を上げちゃいましたよ!」

 で、でもよ!面白そうじゃないか!ああいう青鬼というのも・・・それに、妖夢ちゃん。

 「な、何だみょん!」

 青鬼と合体する横島と言うのも、面白そうじゃないか!

 「・・・それはお前だけだみょん!」

 「ねえ、妖夢ちゃん。『・・・』の部分って何を想像したの?」

 ま、まあ、この話でヤンデレと言えば・・・実況の輝夜さん!

 『・・・作者!何で私が実況しないといけないのよ!』

 すいません。やはり、争奪戦の話でヤンデレと言えばあの人も出さないといけないと思いまして。

 『正直、今の争奪戦で皆をヤンデレにするという時点で予想はしていたわ。分かったわよ、私に被害がないなら覚悟を決めるわ』

 ありがとうございます。それで、あの人はどこに?

 『今台所にいるわ・・・あんたの分身もね』

 声を聞いてみたいのですが。

 『そういうと思って、こっそりカメラを仕掛けたから・・・これで良し』

 では、第一回争奪戦で私の分身・ミスターにヤンデレしちゃった永琳さんの様子をどうぞ!

 

 『もう、どうして私との子が出来ないのよ?妊娠してもおかしくないくらいしているのに』

 『そ、それは体の相性があまり良くないのでは?俺だって三桁はされていているのに、できてないことに驚きだよ!』

 『私の卵子とあなたの精子・・・っは!まさか、浮気をしているから!』

 『どうしてその結論なのさ!永琳さん以外関係持ってないよ!(というか、持てないよ!)』

 『体外受精にクローンが全部失敗。やはり、それしか考えられないわ』

 『それはどうしようもないでしょ?つうか、体外受精はやってると思ったけど、クローンにまで手をだしていたの~~!!』

 

 う~~ん、ヤンデレ特有の重い愛が絶対に想い合いになってないと勝手に別の相手が

 「その重い愛と想い合いはギャグのつもりかみょん?」

 ちょっとだけ狙ったけど、正直自分でも外していると思っている。

 「何よりあの状況じゃ、聞き流されますよ」

 だよね。ええと、続きを。

 「それより、ミスターの意識が元に戻っている説明はないのかみょん?」

 「そうだよね。確か前は永琳さんの薬で意識を乗っ取られて永遠の愛を誓わされた・・・あれ?どうだったんでしたっけ?」

 これを書くこと自体久しぶりすぎるから、作者の私も覚えてないんだよね。とりあえず、その薬に耐性がついて思考は元に戻ったけど逃げられないと悟り諦めていると思ってくれ。

 

 「「そんなダメダメ設定を作るから、上条当麻の作品があんなにがばがば設定になって途中で終わらせるはめになるんだみょん(よ)」」

 

 (ぐさぐさぐさぐさ!)ぐっはあああ!この夫婦の正論に何も言い返せないいいい!←幽霊と死体にダメ作者の矢印が刺さりまくっていく。

 「・・・あれ?作者をいじっているとあの二人に進展があったみょん」

 「でも、これって進展というより」

 な、何が起こったんだ・・・。

 

 『許せないわ。鈴仙・・・は相手がいるから違うわよね。そう、姫様とてゐなのね』

 『ちょっと待って!何で輝夜さんはともかく、幼女のてゐちゃんも候補に入っているのさ!』

 『姫様はともかくと言ったわね。やはり三人と関係持って、子供も』

 『だったら、お腹が膨れたり、吐き気がするでしょう!つうか、違うと言ったのに鈴仙ちゃんも候補に入っているの!ああもう、もう我慢できん!何十回目の逃亡で全部失敗してるけど・・・逃げる!』

 『逃がさな(がし!びりりり!)(ダダダダダ!)・・・うふふふ♥これで0721回目ね。捕まえるのが楽しみ・・・そうだわ、今まで二人っきりでやっていたけど今度からは姫様達の目の前で愛し合って手出しできない考えにするのもいいわね♥そうよ、それでいきましょう♥』

 

 うわ、逃げ出したミスターを歩いて追いかけながらとんでもない考えをしたものだな。

 『何で私や鈴仙が誘惑したみたいになっているの!』

 仕方ないでしょ。相手がいれば削除するけど、輝夜さんは仕えるべき主だから見せつけて諦めさせると言う思考になっちゃったんだから・・・実害がないだけましじゃないんですか?それに、見てみたい気持ちもあるんじゃないですか?

 『・・・///』

 あ、これは二人の密時を確実に覗いたことあるな。う~~ん、永遠亭の様子はここまでにしてミスターと横島の状況が似ているな。ミスターは上半身裸で、横島はまだ服を着ている・・・よし!いいこと思いついた!

 「「確実にまずいことだ(みょん)」」

 では、場面を横島君に戻しましょう!では、行きましょう・・・煩悩の呼吸・一の型『脱衣』!

 

 

 作者が思いついたいいことというのが、

 「よ~~こ~~し~~ま~~さ~~ん~~!」

 「な、なななな!何で急になくなったんじゃあああ!」

 美鈴さんから命がけで逃げている最中に、

 

 「自ら裸になるなんて、私に滅茶苦茶にされたいんですねえ~~♥」

 「作者の仕業かあああ!!あのやろおおお!」

 

 ミスターと同じ上半身裸になったのだ。それが、彼女の欲望を強くして目つきが完全にやばさを増している。そう、ミスターと同じ格好にさせると言うやり方だ。

 「「これはひどい・・・」」

 実況席の二人もそう呟くが、

 「脱がして脱がして全裸にして♥」

 「もう、能力を使えたら繋がっていたのに♥」

 アリスと咲夜・・・もう目を覚ました連中もやってきた。

 「横島~~!諦めて捕まるんだぜ~♡」

 「そうだよ!フランとひとつになろうよ!」

 そして、お約束の一つ『逃げていると必ず他の皆にも見つかる』が発動。

 「まずは全裸にしてから・・・そして、たくさんたくさん吸ってやるわ~~♡」

 「作者も大変ね。吉井明久さんの作品みたいにR18な言葉が書けないから・・・でも、私達は自重しないけどね♥」 

 今もう言葉の意味を知らないフラン以外は放送禁止用語を出しまくっているが、霊夢の言葉通りここは全年齢小説なのでそのやばい言葉を書くことが出来ないのが残念だ。

 青鬼と阿部鬼も

 「待ってよ~~あ~~~な~~~た~~~♡」

 「やろやろやろやってやって・・・」

 こんな調子だ・・・つうか、阿部鬼の股間だけじゃなく胸が大きいのは気のせいだ。作者が妄想してマジで吐き気を起こしたのもどうでもいいことだ。

 「あああああ!どうすればいいんじゃあああ!」

 必死の逃亡で別荘の方に移動した横島は、

 「・・・タ〇シになるか?」

 あの、首つり用のロープが垂れ下がっている部屋に入ってすぐに傍にあった椅子で扉を開けられないようにしたが・・・時間の問題だろう。一息ついた時にそのロープを見て思わず、首を吊った彼の姿が見えたのは作者だけじゃなく読者の皆さんも同じだろう。

 「・・・待てよ?ちょっと賭けてみるか?」

 ある一つの考えを思いついた横島は、それを実行した。

 「「「「ここ・・・よ、横し、いえ!違う!」」」」

 扉をぶち壊してこの部屋に乗り込んだ彼女らはそのロープに何かがぶら下がっているのを見て、一瞬横島かと思ったけどすぐに違うと分かった。何故なら、彼女らは上半身裸になっている横島を見ているから服を着た横島がぶら下がっているはずがない。因みにロープでつられていたのはカーテンだが、そんなロープがあれば一瞬でも思考がそうなってしまうのは誰でもあることだ。

 「全く!どこに行ったのよ!」

 「間違いなく入ったのは見たはずよ」

 「そうです!皆で探しましょう!」

 文の言葉で皆でこの部屋を探しまくったが・・・見つからない。ロープをひきちぎってカーテンの中も見たが見つからない。天井に張り付いているのでは?屋根裏に移動したのでは?と確認したけどやっぱり見つからない。

 「まだ遠くに行ってないはず!」

 「今度こそ私がいただくわ~~」

 別の部屋に移動したと思い、皆は一息ついた・・・青鬼の女口調は本当に怖い。

 「また透明になっていたんじゃ!」

 「くううう。カリスマたる私がここまで得物を逃がすなんて!」

 「お嬢様・・・かりちゅまです」

 「咲夜さんの言う通りです!」

 「「「「「うんうん」」」」」

 「ううう~~~」

 横島が見つかれば全員にヤンデレ成分大注入だが、見つからなかったしずっとヤンデレでいるも疲れるのか少しだけ落ち着きを取り戻したのか、レミリアを皆で弄って遊びながら部屋から出て行った・・・そして、ある一人以外はその場にいなくなった。

 「・・・・・・これで、大丈夫ですね!」

 その人物が、

 

 「た、助かった~~(ぽん!)・・・(うまくいった~~!)」

 

 ホッとしたと同時に煙が出て、その煙が晴れたら横島になった。手には文珠があり、それがひび割れて壊れた。その壊れる前にはこの文字が入ってた・・・『文』。

 「ふ、ふう・・・彼女のイメージのおかげで助かった!」

 さっき皆と一緒に横島を探していた文こそ、横島が文珠で変身した文だったのだ。彼女は文々〇新聞を書くためにネタ探しにいろんなところに調査をする。そのネタの調査・探索するイメージと時々デマを書くイメージが強い上に盗聴や盗撮もやっているので、原作時代に似たようなことをやっていた横島にとっては違和感なく変身できて対応もやりやすいのだ。

 もう一人の一文字の名前、八雲紫は真っ先に候補から除外した・・・もし見つかった時のリスクがでかすぎるからだ。

 「よし、早速移動だ」

 さっきの会話で出てきた『透』を作って、移動を開始した。その後、できる限り気配を殺しながら移動して、ある部屋でこの別荘よりさらにボロボロの小屋へ行く隠されていた扉を(美神から逃げる時に使う本能で)見つけて『開』で開けてそっちに移動した。

 ただ・・・ここで二つ問題が発生した。その一つ目は、

 

 『ズボンも脱いだわ・・・さあ、後はパンツだけ』

 『おい!作者!お前、これ以上はまずいから作品をやめろ!中編じゃなくて、もうこれを後編にして終わりにしろ!』

 

 ミスターが永琳にズボンを脱がされたため、横島の姿もパンツ一丁になったこと。もし、十二人の鬼達に会ったら一瞬で押し倒されて口では言えない事と運営から警告されること間違いなしなことをされるのがもう分かってしまう。作者に終わりにしろ!と言ったのはこのためでもある・・・まあ、後編しても完結編を無理やり出すからミスターと横島の運命は変わらないんだけどね!因みに、二人ものパンツ一丁でも根性で逃げています。

 そして、もう一つの問題は、

 「文珠・・・切れちまったよ!」

 使える文珠が無くなってしまったと言う事だ。何とか美神達か霊夢達を使って煩悩全開すればいいと思っている読者諸君・・・甘い、甘いぞ!

 

 

 「「「「「私以外の女の裸を妄想するなんて・・・洗脳してあげるわ」」」」」

 

 

 実際、彼は家と別荘で何度かやろうとした・・・そしたら、何故か彼女等(青鬼も含む)に感づかれて、しかも隠れ場所まで見つかったのだ。ヤンデレの想い人がやる妄想察知力は半端ないのだ・・・。実際、『ようつべ』に出ているヤンデレをテーマにした茶番を見たらわかるだろう。あれくらいのとんでもなさを今の彼女達は持っている為、横島はその恐怖により煩悩全開が出来なくなっているのだ。

 「せ、せめて、脱出できる糸口があればいいのに!」

 辛そうにそう呟いた時だった。

 

 

  彼がそれを言う少し前。

 パンツ一丁になったか。ふむ、しかしよくここまで来れたな。別荘で正直誰かに襲われ・・・もとい!捕まって・・・でもないか。口では言えないくらいの目に遭うと思っていたが、彼の底力を甘く見てしまっていたな。

 「作者、今横島がいるところって原作なら脱出出来る場所だみょん」

 「捕まるまでというのはさすがに可愛そうでは?」

 というか、いくら能力を禁止にしているとはいえまさか青鬼と阿部鬼を含めて十二人からここまで逃げ切れるとは思わなかった・・・うむ、よし!決めた!

 「「確実にやばいように決めた顔だ(みょん)」」

 文句ある、妖夢ちゃん?何ならあの中に入ってみるかい?「ようつべ」ではかなり青鬼さんに失神なり抜刀なりしていたようだけど?

 「(すらり)成仏したいみょんね?」

 し、しませんとも!私はそんな脅しにごめんなさいごえんなさいご縁くださいいいいい!!←情けない作者である。因みに最後のご縁くださいは間違ってない・・・リアルの作者の切実な願いである。

 「まあまあ・・・早くやった方がいいですよ」

 森近君ありがとう!はい!早くやります!

 

 

 ピンポンパンポン。え~~、横島忠夫君に報告です。原作通り、三つの青いパーツを見つけて額縁にはめたら出口への扉を開けられるようにしました。これをすれば、君の勝利ということにします。因みにパーツを見つけるまでの行程は原作通りじゃなくてもいいですよ。君のやりたいようにしなさい。

 

 

 よしこれでOK・・・あ!一つ忘れてた!

 

 

 ただし、作者の呼吸・一の型!彼女らの能力を使ってもいいことにするから気を付けてね~~。←もはや技名ですらない!

 

 

 さあ、皆さん!とうとう、終盤までやってきました。横島君は一体誰と結ばれるでしょうか?霊夢か?魔理沙か?レミリアか・・・それとも意表をついて早苗さんか?紫さんか・・・それとも奇想天外で青鬼か!阿部鬼か!後編をお楽しみに!

 「・・・作者」

 何でしょうか?

 「結局、能力解放するなら最初から使えるようにしとけばよかったみょん!(ざしゅ!)」

 のぎゃああああ!ああああ、白楼剣で斬られたああ!じょ、成仏する・・・あれ?それってつまりあの巨乳の持ち主で谷間が丸見えの死神・小野寺小町さんが迎えに

 「さあ。逝こうぜ、あの世に」

 ちょ!な、何で他の漫画に出てくるお決まりの死神ルックをした男なのさあああ!小町さんになら喜んでついていくのに!

 「小町さんは別件で忙しいので私が来ました(ずるずるずる)」

 待ってえええ!後編まだ書いてないんだから連れていかないでええええ!せめて、先に小町さんの胸でパフパフさせてえええ(じたばたじたばた)!

 

 

 「読者の皆さん。こんな作者ですが」

 「気長に後編を待っていただけると幸いです」

 

 

 こんな目に遭うんだったら、先にダイの大冒険の妄想を書きまくってやるうううう!←読者様の楽しみを無視した罰当たりな作者である。




 次回でついに今回の恋人が決まります!まだガチで誰にするか決めてません!今度はちゃんと四月中に出したいと思います。後・・・異世界カルテットが第三期出るみたいだ。よっしゃあああ!


 本当に・・・皆さん、頑張ってください!

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