横島忠夫、〇〇〇〇と付き合ったらどうなる?   作:一日三食MEN

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 ついにダイ大ではあの二人がダイ達の仲間になるところまで来たことにワクワクが止まりません!

 今回の話ですが、ようつべの実況動画でかなりの人がやったであろうゲームを話の中で出してそれで遊んでいます。一応、いろいろ変えていますしあまり細かく突っ込まないでいただけると幸いです。どんなゲームかは読むと絶対に一発でわかりますよ!
 今回ですが、私的にはアニメの第一期と第二期のちょうど中間あたりの出来事として書いたので、あの風紀委員長はいません。あの子も入れると、確実に横島は追い出されるのが目に見えたので!



 では、どうぞ


藤原千花と付き合ったら?(かぐや様は告らせたい)

 秀智院学園!政財界の御曹司やお金持ちに秀才レベルの学力が持つ、いわば日本の将来に関わる学生しか入ることのできない学校!・・・そんな学校に、

 

 

 「う、ううううう、今日もナンパが出来なかったあああああ!女子の皆が、俺を避ける様に逃げていぐううううう!!」←号泣しているのは言うまでもない。

 

 

 一番似合わない横島が入学していたのである!ボロボロに涙を流しながら向かった先は、

 「遅いぞ、仕事が入っているのだから早くやれ!」

 「会長の言う通りですよ。雑用はたくさんあるのよ」

 「今日もナンパ失敗何だね?これで何人目かな~~」

 「(同情するな~~僕も視線があっただけで泣き出すし)」

 生徒会室である。生徒会長の白銀と副会長の四宮から厳しく言われ、書記の藤原はほんわかしながら心にグサッとくる一言を言われ、会計の石上には女子からの似た扱いにこっそり同情された。

 

 

 

 何故横島が秀才・お金持ち・御曹司レベルの生徒しかいられない秀智院学園にいられるのか?原作では母親が賄賂を教師に出してまで成績を上げようとしていたが・・・それは本当に横島の頭が悪いからなのか?生活費と美神の覗きの為に横島は学業を疎かにしていただけであり、しっかり学生をして学習すれば学年上位は狙えるくらいの頭はある。←学生の頃も学校で霊の事件が起こったり、美神が西条に惹かれて事務所ほったらかしをしたせいで学業より仕事の方に頭が行くようになったと作者は思う。

 原作の方では学習能力が美神の卑怯とあくどい手段に父親の女癖の悪さの方に行ってしまっただけで、その二つがなければ藤原と同じくらいの成績をとれるのだ。では学費は?そもそも異世界から来たのだから保護者がいないとダメなんじゃ?と思えるが、実は横島を最初に出会えたのが学園の校長であり、横島も引き取ってくれたのだ。

 いろいろと趣味の話をした時に意気統合して、何とか融通を効かせてくれたおかげで通えるようになった・・・ただ、やはり学園の生徒らしい振る舞いをして成績もそれなりに上にいないと退学させられるという条件と、学費はバイトを紹介するから半分でいいから自分(校長)に納める条件がつけられた。まあ、甘い汁を吸えないようにしっかりこうした条件を付けたのはさすがと言っておこう。

 

 そして、最大の謎がそんな彼がどうして生徒会室にいるのか?いくら校長でも生徒会に入れるまでの融通はできない・・・そのきっかけが四宮かぐやである。同じ二年でもクラスが違う彼女とは縁がないと思いきや・・・ゲーム関係で親交を持った会計の石上と話をするうちに対戦するようになり、彼と仲良くなった。←融通といっても、さすがに転入は無理だったので入学試験を受けさせて点数+校長の紹介などで何とか合格点にいけて入れた。

 そんな石上がネット対戦中に思わず

 「副会長と会長って、お似合いのカップルだと思うんだよね」

 彼の呟きを聞いたためである。美女美少女を第一に考える横島はその枠に入る四宮もナンパしようと考えていて、真実かどうかを一直線で彼女に白銀ラブなのかを確認しに行ったら・・・原作の石上と同じ目に遭った。←このゲーム中の会話は、まだ石上が(四宮に)殺されかけなかったときの頃。

 その後、動揺した四宮が生徒会雑用係なんてありえないものを金と権力で作ってそこに強引に横島を入れた。これが横島が生徒会にいる理由である。もちろん、横島は前の世界で美神に何度も殺されかけた経験あるため、それくらいの殺人未遂は屁でもないので乳尻太ももがパーフェクトな藤原と出会えたきっかけにもなったので喜んだ。

 因みに会長の白銀はその事に関しては

 「忙しいし、ちゃんとやってくれるなら入ってくれて構わない」

 特に気にしなかった。四宮と二人で生徒会室に入った時は、普段の寝不足からくる殺気溢れるギロ!っとした目に更に威圧感が増したが、彼女の事を完全に恋愛対象として見てないと分かるとすぐに歓迎した。白銀もかぐやもかなりお互いあんな動揺しまくる初心な好意の反応を見たら、さすがの横島もナンパする気が無くなり引くことにしたのだ。←本当に疑問だ?何故勘違いした方に二人は考えるのか?

 

 

 

 そんな生徒会室で普段横島が何をしているかというと、

 「千花ちゃん!俺と一緒に学食でティーをしませんか!」

 「それならゲームで勝てたら行きます♪」

 「ゲームより一緒にランチを!」

 「さあ、始めますよ~~」

 もちろん、横島を避けない藤原へのナンパである。もはや、横島がナンパして藤原があっさり流す光景は一日一回やっている事なので、白銀も四宮も石上もあっさり流した。因みに四宮にも一日一回ナンパをするが、その度に視覚外の場所にいる早坂に撃退されている。結局最後まで流された横島はぐすんと泣きながらソファに座った。←もちろん、このナンパは挨拶なので本気ではない。

 「げ、ゲーム?」

 「皆さんもやりましょう!」

 「「面白そうだけど…だが、断る!」」

 「おもしろそうですね」

 横島からのナンパをゲームで返した藤原。その言葉に困惑する横島と、かつて痛い思いをした経験からどっかのディオな顔つきで断る白銀と四宮。ゲームからすぐ脱落して観戦者の立場で見ていた石上は目を輝かせた。

 「ちょ!会長にかぐやさん!どんなゲームかまだ言ってないのに!」

 「どんなゲームだろうと断る!」

 「仕事もまだあるので、ダメですよ藤原さん」

 「お願いします!十分だけでいいですから!」

 「あの~~、一つ聞きたいんだけど」

 「何、横島君!今二人を説得中なんですが!」

 「どうして、もうセッティング完了しているのですか?」

 「コントローラーも五個あるし・・・ゲームする時は一瞬で用意するんですね」

 「えへへ~~、褒めなくていいですって!」

 「「「「いや、褒めてないって!」」」」

 二人に言い寄る藤原に何でもうゲームのセッティングが終わっているのか聞く横島。石上の言葉に気を良くするが四人揃って突っ込む。こう準備されてはさすがに断れないメンツなので、結局付き合うことになった←まあ、ご都合主義という事でお願いします。

 

 

 結局押し切られて生徒会カップル・・・もとい!白銀と四宮も参加することになった。そして、用意されたゲームというのが、何とテレビゲームでその名も秀智院レース!と呼ばれる物であり、ルールを簡単に説明すると…どっかのマリ○カー○である。←本来、彼女はデジタルなテレビゲームよりアナログなゲームをするのを好むが今回はたまたまはまった。ということにしてください。

 そのゲームはまず自分の顔を撮ってゲームに転送すると車を運転するキャラとなるが、ゲームなのであくまで見かけだけで個々の身体能力は全員一緒。途中でアイテムもとれる場所があり、走るコースはこの秀智院学園の校庭や校舎内だけ。何でそんなゲームを作れたのか・・・この作品だけの事なので突っ込むのはやめよう。

 皆がテレビ画面に向かって、それぞれの場所に座ってコントローラーを持つ。秀智院学園の校庭や校舎内の通路などを通って、全部で三周してゴールという設定だ。こうしたゲームをやったことがない白銀や四宮は操作方法を教えてもらい、そろそろ本番をやることになった。←アニメでしか学園内の広さを知らない作者なので、読者の皆さまは妄想でお願いします!←読者頼みのダメ作者なのである。

 

 

 

 ただのゲームなので、皆楽しそうに

 

 

 『『絶対にビリにはなってはならない!!!』』

 

 

 ・・・訂正、白銀と四宮はかなり殺気立っていた。何故かというと、石上のさりげない一言

 「せっかくだからビリの人は罰ゲームとして、好きな人の名前を言うと言うのはどうです?」

 「もちろん家族として好きとか、友達・親友として好きとかではなく~」

 「恋愛対象として好きな人ってことだな!」

 これに藤原はもちろん、横島も賛成した。残った二人は当然反対しようとしたが、

 「あっれれ~~、もしかして、生徒会長と副会長は勝てる自信がないんですか?」

 横島の挑発に

 「やってやる!生徒会長は常にトップでいる姿を見せつけてやる!」

 「ふふふ。随分自信がおありですね。その自信を壊してあげますわ♪」

 二人が乗ってしまった。この二人は恋愛感情だけは相思相愛なのに、自分からの告白は目の前の想い人に負けてしまう!というわけ分からない思考をしている為、常日頃から「好き」の一言を言わせるために火花を散らしている。

 今回のこのさりげない一言を

 

 『『罰ゲームで好きな人の名前を言う事は、もはや自分(白銀・四宮)に好きというのと同じ!つまり、このゲームに勝つと言う事は告白させるのと同じこと!』』

 

 こう解釈してしまったのだ・・・そして、スタート五秒前の表示が出た時に

 

 『『あれ?もしビリになったら、自分が好きな人を言わないといけないのでは?』』

 

 やっとこのリスクに気づいたのだ。最初に出した自分に好きと言ってくるという解釈をした有用性のでかさに、簡単にわかるこの自分がビリになった時のリスクの存在を抜かしてしまった。一気に状況のやばさに気付いた二人は

 「あら会長。どうしたのです?目が泳いでいますよ?」

 「それは気のせいだ。そういう四宮も不安で体が震えているが?」

 「それこそ気のせいですよ」

 「そうか、気のせいか」

 平常心な顔で揺さぶりをかけた・・・が、その内心はさっき出した通りである。二人の焦りまくっていることなど全く知らない藤原が

 

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          「スタート!」

 

 この掛け声を出して、ついにゲームはスタートされた。

 

 

 

 

 スタートダッシュに成功したのは、このゲームを持ち込んできた藤原と似たゲームの経験者である石上だけで、横島は失敗、白銀と四宮はやり方を知らないので普通にスタートした。何個かのカーブを曲がり最初のアイテムゾーンを石上・藤原・横島・四宮・白銀の順で突破した。まずそれぞれとれたのが、

 

     石上・鉛筆(○イン)

     藤原・イカサマトランプ(バ○ナの皮)

     横島・ケーキ(キノ○)

     四宮・携帯電話(テ○サ)

     白銀・ケーキ×3

 

 これである。←( )の中はあのゲームのアイテムの効果です。

 「うわ、これはまずい」

 「あああ!横島君にって!会長にも抜かれたああ!しかも、かぐやさんにアイテムとられた!」

 「あら?これって、相手のをとるものだったの?」

 ここで集中砲火を浴びたのは藤原だった。後ろにいる横島にイカサマトランプでスリップさせるつもりだったが四宮に取られた上に、ケーキでスピードアップした二人に抜かされた。しかも、白銀はまだケーキが残っているのでスピードアップが止まらず、石上も抜いた。四宮はイカサマトランプをとりあえず前方に投げると、

 「え、ちょ!」

 何と二位になった石上に当たり、そのまま後ろを走る横島と藤原に抜かれた。

 「ふ!一位だぞ、四宮!」

 「序盤でいい気になっているなんて・・・全然痛くありませんわ」←嘘である。白銀の一位にかなり動揺しているが必死に仮面の笑顔で抑えていて、心の中ではメラメラに燃えている!

 「まだ、最初だし挽回はできるな」

 「石上君を抜いたあああ!」

 各々とったアイテムを使い切って順位が白銀・横島・藤原・石上・四宮となったが、次のアイテムのところまでに藤原が横島を抜き、四宮も石上を抜いた。←藤原はやり込んでいたからショートカットで抜けたが、石上は四宮が少しずつ最下位の立場からくる恐怖の笑顔になっていくことに気付いて、ビクッとなった時に操作を誤って障害物にぶつかってしまったから。

 白銀・藤原・横島・四宮・石上の順で二つ目のアイテムをとった。

 

     白銀・答案用紙(緑○ウラ)

     藤原・ケーキ

     横島・満点の答案用紙(赤○ウラ)

     四宮・ハリセン(ブー○ラン)

     石上・ウェディングケーキ(パワ○ルキノ○)

 

 「「どわああああ!」」という藤原と石上の悲鳴が響いた。何故なら、

 「あら、随分当たりましたね」

 画面の四宮がハリセンを投げたら、一投目が藤原に二投目がウェディングケーキで抜いた石上に当たったのだ。折角ケーキを手に入れた藤原と石上だったが、これにより止められ一気に四宮が三位に上がろうとしたが、

 「これでどうじゃ!」

 「な!横島お前!」

 二位の横島が一位の白銀に満点の答案用紙を投げたので、慌てて持っていた答案用紙を盾にして防いだ・・・が、

 「隙ありです」

 「く!四宮~!!」

 追撃の最後のハリセンが白銀に命中した。その隙に横島と四宮、ケーキを今使った藤原とウェディングケーキの効果がまだ残っていた石上に一気に抜かれて、これにより順位も変動して横島・四宮・石上・藤原・白銀に代わった。しかも、白銀は四人からそれなりに距離が出来てしまった。

 そして、三つ目のアイテムでは

 

     横島・鉛筆

     四宮・答案用紙×3

     石上・イカサマトランプ

     藤原・ケーキ×3

 

 まずこの四人がこれらを当てた。しかもこの四人はそれほど距離が離れてないので、

 「横島君覚悟」

 「ぎゃああああ!」

 「藤原先輩、さよなら」

 「ぬわあ!あ、危なかった!」

 もちろん四宮は横島にぶつけて一位になった。石上は答案用紙を後ろに置いて藤原に攻撃しようとしたが、何とかうまくかわして横島と石上をそのまま抜いた。これで四宮・藤原・横島・石上とな

 

     白銀・リムジン(キ○ー)

 

 ると思いきや、何とここで白銀がこれを引き、

 「ふはははは!一気に詰めたぞ!」

 「待てや会長!これで俺が一番下になったぞ!」

 「あ、危なかった」

 「ああああ!私もぶつかった!」

 「ふふふ、ついにここまで来ましたね。ですが、私が一位なのは変わりませんよ」←と言いながら、一気に追いついてきた白銀に体が若干震えている四宮である!

 「ふん!序盤はまだ本気ではないからな!ここからだ!」←嘘である。最下位だった白銀がトップに躍り出た四宮を見て、あのアイテムを引く前まではゲームの設定に文句を心の中で言うくらい大焦りだったのは言うまでもない!

 ここで1ラップ目が終えたので順位の確認をしよう。一位四宮、二位白銀、三位藤原、四位石上、五位横島となった。リムジンにぶつかった時藤原にはまだケーキが一つ残っていたので、それを使って石上を抜いたが、横島は何もないので必然的にビリまでおちた。

 

 

 2ラップ目だが、実はここにゲーム外で思わぬ伏兵がこっそり入り込んでいた。

 『かぐや様。皆の邪魔をこっそりすればいいのですね』

 『頼むわ。それが出来るのはばれないように生徒会室に入れるあなただけよ』

 かぐやがメールをレース開始前に送り、既にこっそり生徒会室に侵入しているかぐやの従者・早坂である。最初の1ラップ目で邪魔をしなかったのは、まだゲームに集中しない人がいるかもしれないのを確認するためだ。

 だけど、もうすっかり全員

 『・・・かぐや様も完全に私に出したメールを忘れているみたいですね』

 かぐやすら白銀が追い上げてきたことで完全にゲームに意識を集中していた。

 『ですが、告白させてかぐや様の想いを叶える絶好の機会なので、邪魔させてもらいますよ』

 でも、従者は主の想いを叶えるのが仕事なので、その仕事に入った。

 

 

 

 

 ゲームに戻り、2ラップ目の最初のアイテムの前で、

 「さよなら会長」

 「な!」

 四宮は実は答案用紙を一つまだ持っていた。それを後ろの白銀に見事命中させたのだ。そして、四宮がアイテムを無事とった。

 「ありゃ、会長残念、え、な!何で!」

 「あはは、石上君も残念、あっれ~~!どうして!」

 白銀を抜いた僅差で二位争いをしている石上と藤原だが、何と何故かカートがまるでアイテムの入っている箱の間をくぐるように通り抜けてしまった。実はこの時に早坂が十字キーを背後から一瞬だけ横を押したのだ。画面を見て意識もそっちにいっていた二人はそれに気づけなかった。四位におちた白銀と五位のままの横島は何とかとれた。さすがに全員にやると不審がられるためである。

 

     四宮・トランプ

     石上・なし

     藤原・なし

     白銀・ウエディングケーキ

     横島・ケーキ

 

 さすが横島。最下位なのにいいアイテムが出ない。←あのゲームをやっているプレイヤーは同じ経験をしたことが何回もあるのでは?

 「おい待て!何でビリなのにこのアイテムなんだ!」

 「ダメだよ、横島君。ゲームに文句言っちゃ」

 「ふははは!よし、このま(スリップ)な、ななな!」

 「あ!会長、忘れてましたね!同じコースを三周するんですよ!」

 「そうだった。その事を気を付けないといけなかった」

 「うふふ、その間に独走させてもらいます♪」

 二人がアイテムをとれない、だけど白銀はこのアイテム。絶好の機会なので使って半分くらいの効果が切れた時だった・・・1ラップ目に藤原が置いた答案用紙にスリップしたのは。見事に引っかかり急いで残っているウェディングケーキの効果を使ったが結局四宮は愚か追いついたと思った石上・藤原も抜かせなかった。横島は一時的しか効果がないケーキでは当然追いつけないので・・・順位はこのままだった。

 そして、2ラップ目の二つ目のアイテムは

 「な!」

 「あっれ??石上君どうしたの~~」

 「四宮、完全に独走・・・まずい」←汗だらだらの白銀

 「くっそ~~!挽回アイテムこいや~~!」

 四宮がとったと同時に、アイテムの箱で見えないように何とトランプを仕掛けていた。それに石上がまんまと引っかかってしまった。それを見た藤原はにやにやしながら別の箱をとった。また、二位の藤原にもそれなりに距離がある四宮を見て今の自分の危うさに汗を流しまくる白銀。何しろ、ここでレースの半分が経過したことになるのに四位。横島とはそれなりに距離はあるが、勝負は最後までわからない。

 ここでは早坂は邪魔をしなかった。さすがに二回連続をやるほど愚かではない。

 

     四宮・鉛筆

     藤原・答案用紙

     石上・ケーキ

     白銀・ケーキ×3

 

 四宮は防御アイテムが来なかったが、藤原との差は結構ある。その為、さほど問題と思わなかった。

 「こ、これで挽回だああああ!」

 「く!これはまずいです!」

 「僕も抜かせてもらいます!」

 白銀・石上のケーキの効果で藤原は抜かれたため、責めて答案用紙で石上に当てようとしたが失敗して四位に落ちた藤原。

 「で、でも、まだ横島君がいるもん!」

 罰ゲームはビリのみ。だから、横島が最下位なら問題ないと考える・・・が、

 

     横島・追試テスト(青○ウラ)

 

 何とここで横島がこれを引いた。早速投げると

 「ちょ、ちょっと待ちなさい!あああああ!」

 「ひどい!追い打ちかけるなんて!」

 「ぐっはああああ!ち、千花ちゃん!す、すまんんん!」←文句を言ってきた藤原の顔を見て心に大ダメージの横島。

 一位の四宮に命中し、追試テストの移動途中で藤原にも命中して、これにより順位は四宮・白銀・石上・藤原・横島となるが、独走だった四宮と二位になった白銀の差はそこまでなく藤原も横島がすぐ後ろにいる状態だ。いわば、団子状態に近い形になって三つ目のアイテムをとった。

 

     四宮・なし

     白銀・イカサマトランプ×3

     石上・満点の答案用紙×3

     藤原・サイコロ(ファ○ヤーボー○)

     横島・携帯電話

 

 四宮は白銀がすぐ近くまで来ていることに焦ってしまい、とり損ねてしまった。だが、皆速度アップのアイテムがとることが出来なかったが妨害アイテムはかなり引いた。

 「石上イイイイ!」

 「すいません会長。あ!横島!」

 「ふははは!頂くぜ石上君!」

 「へ~~んだ!要は勝てばいいですよ~~~だ!」

 「あああ!」

 「あ、あぶなかったわ」

 トランプの一枚を四宮めがけて投げたが失敗した白銀に、石上がうまく満点の答案用紙を命中させた。白銀を抜いて四宮に二つ目を当てようとした石上のそのアイテムを横島が奪った。無防備状態となった石上に藤原が一気に出したたくさんのサイコロをぶつけた。それは三人にも来たが、何とかよけることが出来た。でも、サイコロで白銀はイカサマトランプを一つ失ってしまい最後の一つを

 「会長、すまんな!」

 「な!せっかく二位まで上がったああああああ!」

 横島が石上から奪った満点の答案用紙で無くし、更に追撃を食らってついに四宮・藤原・石上・横島・白銀となり、最下位になってしまった中で3ラップ目に・・・つまり最後の一周となった。ここでそれぞれの心境を覗いてみましょう。

 

 四宮…このまま一位になれば、会長に勝ったことになる!しかも、会長は今最下位!でも、気を抜いてはダメよ!早坂、いるのはわかっているのよ!言葉に出さないけど会長をこのまま最下位にするのよ!

 藤原…へっへ~~!このゲームをやり込んである私が最下位になることはない!さあ、いったい誰の告白を効けるのかな~~。やっぱり会長のを聞きたいな~~。

 石上…これも楽しいけど、早く帰って溜めているゲームの続きをしたい。

 横島…う~~ん、ここまでゲームをしたけど・・・何で、かぐやさんと千花ちゃんのスカートがめくれた時に中が見れないんだ!ゲームならそれぐらいの配慮をするべきだろうが!

 白銀…くうううう!まずいまずいまずい!このままでは確実に俺が四宮に告白することになってしまう!それでは四宮に敗北することになる!それだけはノーだ!それに俺が告白して・・・(アニメ版のお可愛い事)・・・ってことになったら、絶対に立ち直れないいいい!

 

 こんな感じである。四宮は早坂に妨害を頼み、藤原は誰の告白を聞けるか楽しみで、石上はさっさと終わらせたく、横島はゲーム内のスカートの中を見れないことに腹立っていて、白銀は四宮からの一言を言われたくない事に必死だった。そんな5人を

 

 早坂…このままで行ってほしいけど、まず絶対に無理だろうな~。さすがにアイテムの乱数調整なんてことに手は出せないし。特に会長なんて耳元で声をかけても多分聞こえないくらい集中しているだろうし・・・もしかぐや様が最下位になった時の準備はしておいた方がいいかもしれない。

 

 ため息交じりでうまく行くはずがないとこっそり見ていた早坂であった。

 

 

 

 3ラップ目、ついに(告白する)運命を決めるレースに突入した5人。

 『ぐぬぬぬ、これはまずい。ここで挽回アイテムが来てくれない・・・あれ?』

 横島がどうしようか考えていると、あることに気付いた。それは四宮の視線である。

 『どこを見て・・・あ』

 ゲームに集中しているのは確かであるが、その視線が自分ではない白銀のカートに目がいっているのだ。何というか、横島が覗きをするときの欲望めいた感じの視線に見えた。そんな彼女の心境は、

 

 

 『あああああ~~~!ちっちゃい会長。とってもかわいい可愛い可愛い可愛い~~~♥でもでも、絶対に負けてはいけない!負けたら、告白してしまうのだから!』

 

 

 これである。横島の予想通り、四宮はゲーム画面のミニ白銀に半分くらい心が奪われていた。恋する乙女だからこそ、小さい白銀に目が奪われるのも仕方ないのかもしれない。ずっと一位だったので、心理的に余裕が出来たことでゲーム画面のミニ白銀を見てときめいてしまったのだ。何より、横島は四宮が白銀に恋していることを知っているので、これは使える!と思った。

 だが、そんなチェックをしてしまったが為に、

 「横島が五位だ!」

 コントロールを疎かにしてしまい、ビリになっていた。さすが横島、ボケをすることを忘れない。

 

      四宮・鉛筆

      藤原・イカサマトランプ

      石上・ケーキ

      白銀・ケーキ

      横島・リムジン

 

 だけど、最初のアイテムで横島挽回のチャンスが来た。ケーキを前の二人が引いてもリムジンにかなうはずがない。一気に突き進む。

 「ま、待つんだ!こ、このままでは!」

 「会長、ピンチですね」

 横島は上手く白銀にぶつける様にリムジンで追い抜いた。そして、石上は愚か藤原すら抜いて、この二人にはぶつけなかった。白銀は運の悪いことにケーキで加速したすぐ後にぶつけられたため、一気に置いて行かれて単独最下位になってしまった。

 「あらあら、最下位の会長も…お可愛い事(本当に、画面の会長は可愛い~~♥)」←このお可愛い事は・・・ガチである。すっかり、ミニ白銀の虜になっていた四宮。

 『ちっくしょう!最下位であることに見下されてしまった!』

 四宮の目をハートにして言った言葉を挑発と受け取った白銀は必死に

 『いいアイテムこい!いいアイテムこい!いいアイテムこいイイイイ!』

 必死にあのゲームのプレイヤーなら絶対に何十回もやったであろう祈りをしていたので、小さいかぐやに目を奪われる暇がなかった。←もし立場が逆だったら、同じ展開になっていたことに一万円!

 そして、二つ目のアイテムをとった。

 

     四宮・イカサマトランプ

     横島・ケーキ

     石上・満点の答案用紙

     白銀・ケーキ×3

 

 白銀はリムジンが来なかったことにゲームを呪いながらケーキを使っての逆転を試みたが・・・藤原のとったアイテムによってそれが出来なくなってしまった。何故なら、

 

     藤原・純金飾緒(サン○ー)

 

 四位の彼女がこれを引いてしまったからだ。すぐに横島狙いで満点の答案用紙を投げた石上以外のアイテムがこの効果で無くなってしまい、彼女以外が小さくなってしまった。

 

 

 『おおおおお、おかわああああいいいいいいいい~~~♥♡!!!』

 

 小さい白銀がさらに小さくなってしまった姿に、目に♡が出来るくらいに無我夢中になったかぐや。その姿を見た早坂が

 『目を覚ましてください』

 後ろからこっそりスプーンを投げて背中に当てて意識を元に戻させた。

 『っは!ダメダメダメ!落ち着きなさい私!ゲームに集中しないと!最後まで気を抜いちゃダメ!』

 すぐに元のサイズに戻った白銀を見て自制心を奮い立たせたかぐや。藤原に抜かれて二位になったが、何とか運転に意識を集中させることに成功した。

 「藤原先輩を抜かすのはもう無理かもしれませんね」

 「とりあえず、ビリにならないようにだけはしないとな」

 「(ぎゃ、逆転のチャンスが蛾がガ我GA!)」

 かぐやへの告白のピンチに半分壊れかかっている白銀を見て、自分以上にピンチな存在がいることに冷静になれた男二人は一位になることを諦めた。←告白だからと言って別にかぐやじゃなくてもいいのだが、既に白銀の中ではかぐやへの告白という思考にチェンジされている!まあ、異性として見ている人への告白という罰ゲームだから、これは自然かもしれない。

 「えへへ~~!これを引けたのは大きいです!」

 「あらあら、こんなアイテムもあったのですね(い、一位じゃなくても、ビリじゃない!今会長は単独ビリ!このままの順位を維持すれば!)」

 藤原の無邪気な笑顔に、必死に一位でゴールと考えていたかぐやは何とか彼女に敵意を持たないよう言い聞かせていた。

 『これなら問題ないと思えるのですが・・・何故でしょう?この不安な予感は?一応、さっき考えていた対策をすぐにできる様にしておいた方がいいかもしれない』

 気配を消して見ていた早坂は四位の横島からも距離がある白銀を見てもう大丈夫・・・と思えない予感が彼女の中であった。その為、彼女は気配を消しながら対策の準備をしていた。

 そして、皆が元のサイズに戻ってついに最後のアイテムをとった。

 

     藤原・鉛筆

     四宮・ケーキ

     石上・携帯電話

     横島・ウエディングケーキ

     白銀・純金飾緒

 

 白銀はこのアイテムが出た時、すぐに使ってアイテムを使わせないようにした。四宮のケーキを携帯電話で奪った石上は使った後だがすぐに止められ、それは横島も同じだった。

 「ふはははは!最後の逆転だ!」

 白銀は横島と石上を抜いて三位になり、これで告白を免れたので笑顔になった。そして、そのままの勢いで四宮も抜いて二位に躍り出た。

 「く!会長!このままでおわ・・・る」

 ずっと抜かれなかった白銀に抜かされてしまい、思わず悔しい思いと共に一瞬実物の白銀に視線をやった・・・それが敗北フラグになってしまった。その理由は、

 

 「藤原書記は無理か!でも、ビリじゃないのなら文句はない!」←白銀の頭に兎耳がついている(横島が白銀の純金飾緒の効果で全員(早坂含む)が画面に意識を集中した時に、こっそり付けた)。

 

 この兎耳白銀を見てしまったからだ。かつて見た猫耳白銀と同じくらい彼女にとっては

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       奇跡的相性・マリア~~~~~~~ジュ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だった。こうなってしまっては

 『おかわおおおおおお!!!ああああああ、あ会長可愛いいいいいいいですすすすううう♥♥♡!』

 ゲームに集中することなど絶対に不可能!コントローラーで操作していた手も完全に止めてしまい白銀だけに全神経を全集中してしまった!そう、横島の策略にまんまとはまってしまった四宮である!しかも、画面の四宮も障害物にぶつかってそのまま止まってしまった!

 『か、かぐや様!』

 早坂が早急に背中にボールペンなり消しゴムなりをぶつけるが、全然気づけない。

 「あれ?副会長が止まった」

 「よし!チャンスじゃ!(ふ!やはりうまく行ったな!)」

 ついには石上と横島にも抜かれて、最下位になってしまった…でも!

 『早坂!早くあの会長の姿を写真に!永久保存版に!未来永劫、残すべき姿だわ!』

 今だに兎耳の白銀を見続けていて自分がピンチになっていることに気付けていなかった。そんな命令を受けた早坂は

 『こうなってしまっては仕方がありません。あの手を使いましょう』

 「えへへ~~!ゴールまであとちょっとです!」

 最終手段に出た。藤原があとちょっとでゴールして一位になるところに

 

 

 

 

 「あ~~~!!会長の机~~が~~」←棒読みなのは言うまでもない。

 

 

 

 

 そんな声がいきなり聞こえたので五人は後ろを向くと、

 「「「「「え?」」」」」

 自分達に向かって生徒会長の机を投げる早坂の姿。宙に浮くそれにキョトンとしたが、慌ててすぐに避けた皆。その机の落ちる先には、

 「「「「「あああああああ!」」」」」

 最終手段・乱入してゲーム機をぶっ壊してなかったことにする!早い話、力技というわけだ。ソフトがゲーム機ごとぶっ壊れたためこれ以上の続けるのは不可能・・・という事で順位がうやむやになったため、罰ゲームはなしになった。因みに仮面の笑顔で謝りながら机を投げた理由は、黒いG(←作者はリアルで一回だけど見て悲鳴を上げたことがある!)を見たから思わず。ということにしておいた早坂である。それを聞いた白銀は兎耳姿のまま直立不動で気絶をした。←その隙にしっかり兎耳白銀の写メに成功した四宮・・・ミッションコンプリート!

 

 

 

 

 

 

 

 その後、皆で片付けをして終わったらかぐやと藤原は生徒会室を出て(早坂は片づけが終わった瞬間にいなくなった)、石上も結構楽しかったと言って出ていき、生徒会室を出て帰宅した。残った白銀と横島は話をした。←もちろん兎耳はとった後だ。

 「全く、余計な事をしてしまった!」

 「はいはい、イイじゃないか。気分転換にはなっただろ?」

 「ああ、まあな」←嘘である。あのままゲームを続けていたら四宮が罰ゲームで自分に告白するので勝てたのに!と悔しい気持ちでいっぱいの白銀である。

 「でも、残念だったな。四宮さんから告白されなくて」

 「ああ、全くだ。あのまま・・・・・・っは!ち、違うぞ!そもそも何で四宮からの告白で俺が残念がらないとならない!」

 「(バレバレだっつうの)ははは、ま、そういう事にしといてやる」

 二人が残っている理由はまだ仕事が残っているためだ。生徒会役員の三人を帰したのは横島であり、こうした話し合いをしてからかうのが目的だからである。だが、もちろん白銀もこのままからかわれて終わりなわけがない。

 「それならお前にも聞こうか横島。お前がもしあれでビリになって誰かに告白することになったら誰に告白するんだ?」

 「俺が告白か・・・一人いたけど、もうこの世にいないからな」

 「(お、おい待て!何でいきなりそんな重い話になる!)」←まさか、この世にいない女性だとは思わなかったので、心の傷を思い出させたのでは?と焦る白銀。

 「そうだな、もし俺がその人以外で告白するなら」

 「そ、そうだ!告白するなら!」

 夕日が落ちるのを見ながら、

 

 

 

 

 

 

 「千花ちゃん、かな?」

 

 

 

 

 

 呟いた。

 

 

 

 

 

 そして、その千花ちゃんが

 『は、え?はええええええ!!』

 忘れ物を取りに戻るために、生徒会室の扉を少し開けた瞬間だった・・・横島の告白を聞いたのは。彼女は白銀の問いの時から既に聞く耳を立てていた。彼女は二人の会話から恋バナの匂いを感じたので、最初はワクワクしながら誰に告白するつもりだったの~~♪ってな感じで、聞き耳を立てていたが・・・それが仇となり、

 

 『わ、私に告白~~!!!』

 

 まさか相手が自分と思わなかったため、顔を真っ赤にした。

 「俺はいろいろとナンパしまくって女に嫌われているけど、あの子は普通に接してくるし」

 『いや、それって生徒会役員だからだけど!』

 「亡くなった恋人からは自分らしく生きろ。と言われているけど、やはりまだ引きずっているんだよね。だってさ」

 「待てって!そこまで言わなくてもいいって!」

 白銀はさすがに重くなりそうなので話を止めた。横島も思わず言いかけたのを飲み込んだ。

 「あ、そうだな。すまねえ・・・何で千花ちゃんに告白したいか。だったな・・・あの子はいつも笑顔で話しかけてくれる。もちろん、社交辞令の笑顔も中にはあるだろうけどさ」

 『え?いつものバカな顔じゃなくて、すっごく真面目になっているよ!横島君ってあんな顔できたの!嘘でしょ!・・・あれ?どうして目が離せないの?』

 ただでさえ、いつもと違う横島の真剣な表情・・・その顔が夕日に照らされて

 

 

 『・・・すっごく、格好良く見えるよ!ど、どうしたの私!どうして、どうして、横島君にドキドキしてくるの!こ、これじゃあ、私が恋しているみたいだよ!』

 

 

 普段から抱いていた横島へのナンパ・軽い感じ・ずっこけのイメージから、今の真剣かつ悲しそうな一面を見せたギャップの違いに藤原の胸が高鳴っていく。

 「罰ゲームで告白して「ごめんね~~」って言われてフラれたとしても、俺はいいかな。だって、俺みたいなやつよりもっといい男が絶対にどこかにいるはずだし」

 「・・・横島(普段が普段だったから気づけなかったが、こいつはかなり繊細なやつだったんだな。今までのは必死に我慢し続けていた姿だったのか、思わぬところでこいつの本質を知ることが出来たな)」

 『横島・・・君』

 白銀も、こっそり聞いてる藤原も、横島のその我慢をしている顔に、

 

 

 「何より、俺みたいな男を好きになる女は・・・いるわけないしな(そう、好きな女の心を全く知ろうとしなかった俺みたいなやつは、な)」

 

 

 

 この傷ついた心を救う事を決めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 横島の思わぬ心の傷を聞いた藤原は、家に戻ってすぐに自分の部屋のベッドで

 「でもどうしたらいいのさ?こんなの初めてだし!」

 まだ収まらない胸の動揺も含めて、彼女の頭はキャパオーバーだった。他人の恋なら今までの恋愛小説や漫画にドラマやアニメなどを見てきた経験値を使ってアドバイスすればいいけど、それがまさか自分に降りかかるとは思いもしない藤原。

 「お姉ちゃんに聞いてみようかな?」

 白銀の妹に狂気な思考を持っている妹に聞かない辺り、真剣に悩んでいるのが分かる・・・だが、これも間違いだった。何故なら、

 

 

 「千花ちゃん。お姉ちゃんもね、横島さんに興味津々なの♪」

 

 

 家族間で生徒会の事と横島のいつものやられ具合を雑談として何度か話している内に、実は姉・豊実は横島に興味を持っていた。実はこの姉、自由奔放に生きている中で趣味がスプラッタ映画鑑賞であり、横島の覗きの失敗や天性の厄介ごとが自分に集中する性質のせいで、ズタズタのボロボロでこの世界でも血を何度も出したことだってあるのに、頭や肩から出血しながら「あ~~死ぬかと思った~~」で復活していつの間にか元に戻っている。←まだそれを楽しいと思っていた藤原は撮影して見せたのも、興味を持たせた原因。

 ゾンビと勘違いされてもいい姿に女は愚か男も引く出来事なのに、そんなスプラッタな日常を送る横島という存在は豊実にとっては強い関心を持つ出来事だ。これを聞いた時、まだ興味の範囲内だがもし横島を本気で好きになったら・・・自分はかなわない。そんな考えに陥り、焦った。ただでさえ、自分よりスタイルが凄い豊美が横島に迫ったらと思うと・・・ますます不安が大きくなる。

 

 

 だからこそ、そんな彼女が出来ることは・・・

 「あ、あの~~、どうして俺の傍から離れないのですか?」

 できる限り一緒にいる事、それだけだった。今までの恋愛知識は役に立たない。恋愛することに関しては初心者の藤原千花。

 

 

 『今は、これが精いっぱい。私の恋の戦いはこれから・・・頑張らないと!』

 

 

 ただでさえ、姉という強敵がいる中で横島の心を癒しながら自分の恋を叶える。もちろん、気持ちの整理は愚か本当の恋すら理解が追い付いてないので時間はかかるかもしれない・・・でも、頑張ろう!と気合を入れた藤原千花である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 余談だが、藤原の頑張りを見たかぐやは参考にして白銀と一緒にいる時間が増やした。こうすることで自分が傍にいると白銀が恥ずかしがり、照れていく中でいろいろやり取りすればいつか告白すると考えたかぐやである。

 対する白銀はかぐやの変わりように最初はついに自分に告白するのか!といい気になっていたが、やはり途中から思考が自分の弱みを握るために一緒にいるのでは!という考えになり、ならば逆に俺が弱みを見つけてやる!という結論になり・・・結局どっちもいつも通りに戻っていった。←まあ、これがこの二人の恋愛の進め方なのだろう。

 




 今回のヒロインは少しオリジナル感が強かった気がする作者です。千花ちゃんは相手の普段のギャップの違いに弱いかな?と思い、終盤でいきなりドキッとさせてみました。最後ら辺に、姉に興味を持たせたのはR18で姉妹ぷ・・・ごほんごほん。ここで言う事ではなかったですね。でも、出そうと思って出しました。
 秀智院学園で覗きしたら即刻退学になりそう・・・まあ、それはそれ、これはこれ!ゲームの中の学園内をどんなコースで走ったかは、読者様の妄想に任せます!あと、かぐ告のあれらへのアイテムへの変換はかなり強引だったな。もう、あっちのレースゲームの面影がなかったかもしれません。←本当にすいませんでした!あのゲームを文字にするのはこれっきりにします!・・・本音は、もうめんどい!


 次回ですが、僕は勉強が出来ない。の桐須真冬さんでいこうかな?アニメ分の知識しかないけど、何とかやってみたいと思います!OVAのウェディング姿を見て書きたいと思っちゃいました!
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