【完結】この佐藤さん、バグってね? ~ムキムキ佐藤翼のリアル鬼ごっこアナザールート~   作:ふぁもにか

2 / 3

 文芸社のリアル鬼ごっこに所属している『ホラー』さんが昨晩に家を出てから行方不明となり、文芸署が『ホラー』さんの特徴を公開して捜索している。『ホラー』さんは愉悦部にも所属し、日頃は特別な力を持たない一般人たちを理不尽に恐怖に駆り立てる活動を続けていたが、『ホラー』さんは外出前、『筋肉怖い』『こんなの一般人メンタルな佐藤翼じゃない』などとうわ言を漏らし、目に焦点が定まっていなかったことから、同署は事件や事故に巻き込まれた可能性もあると見て、約50人体制で捜索する方針だ。【文責:ふぁもにか】



中編:ムキムキ佐藤翼、団結する

 

 

 12月20日(水)。午後9時。

 リアル鬼ごっこ3日目開始まで、残り2時間の頃合いにて。

 佐藤翼は起床後、ざっくりと2つの作戦を考えた。

 

――作戦その1:『鬼から装備一式を丸々強奪して宮殿に潜入し、王様を殺そう!』大作戦

 

 作戦名の通り、リアル鬼ごっこ開始時に鬼を襲撃して迷彩服・王国のマークがプリントされた帽子・佐藤探知機ゴーグル・トランシーバー・拳銃の5点セットを奪って鬼になりすまし、そのまま堂々と宮殿内に侵入して王様を殺すという作戦である。

 

 だが、問題は数多い。前提として、鬼が装備一式を装着するのはリアル鬼ごっこの開催中のみなので、鬼からの強奪はリアル鬼ごっこ中に行うのだが、その際に己のムキムキ極まりない筋肉を覆えるサイズの大きい迷彩服を着た鬼と出会える可能性が乏しいという点だ。せっかく装備を奪っても、迷彩服が着れないのでは意味がない。軍装品店での迷彩服の購入も考え、ネット上でラインナップを確認してみたが、鬼の迷彩服と一致する迷彩服は販売されてなかった。ゆえに、己の筋骨隆々さが原因で鬼の迷彩服を着れないという点から、鬼になりすますことはかなり非現実的だ。

 

 また、仮に鬼になりすませたとしても、宮殿に入れるとは限らない。見上げるほどの高さで頑丈な先の尖った鉄の柵と数百名の衛兵で守られた宮殿内には許可された者しか入れない。鬼は王国の兵士が担っているとはいえ、100万人もの鬼全員が宮殿内への通過を許可されている、と考えるのはあまりに楽観的だろう。そもそも鬼に変装した所で、佐藤探知機ゴーグルからは逃れられない。きっと俺以外にも王殺しを考える者がいると王国が想定していれば、宮殿を守る衛兵にも佐藤探知機ゴーグルが支給されているかもしれない。だとしたら、鬼の変装なんて無意味だ。というか、鬼は1日に1人以上の佐藤さんを捕まえなければ重罪なのに、呑気に宮殿内に入ろうとする鬼とか、衛兵からすれば不審すぎるだろう。ゆえに、宮殿への正面からの潜入は厳しい。不可能に近い。

 

 ならば、作戦その1は没にするしかないだろう。

 作戦その2でいくしかなさそうだ。吉と出るか凶と出るか。賭けに出させてもらう。

 精々最後の晩餐を楽しむんだな、王様。

 

 

 ◇◇◇

 

 午後11時。各所に設置されたスピーカーからけたたましいサイレン音が鳴り響き、リアル鬼ごっこ3日目が開始された。当の翼は住宅街の3階建ての家の屋根の上で待機していた。彼の目的は鬼を見つけることだ。双眼鏡を用いて周囲を見渡し、鬼がいないとなれば別の家の屋根へと飛び移り、鬼の居場所を探す。鬼から逃げる佐藤さんの立場なのに積極的に鬼の位置を探ろうとする翼は何とも奇妙なポジションだった。

 

 

(いた!)

 

 5分後。翼は鬼を見つけた。鬼は左右をキョロキョロと見渡しているが、上にまでは視線を移していないようだ。翼はタイミングを見計らい、ジャンプする。そして、鬼の目の前に着地した。翼の筋肉量に加え、敢えて重力を味方につけた上での着地を行ったため、ドゴォと重々しい音が響き、翼の足首がコンクリートの地面にはまってしまう。

 

 翼は足をコンクリートの地面から抜けないために、鬼から逃げられない。対する鬼は一時目の前にいきなり筋骨隆々な男が登場したことに呆然としていたが、すぐに我を取り戻し、警告音を発した後に翼を捕まえる。その後、トランシーバーで周囲の鬼を呼び、数人がかりで翼の足をコンクリートから引っこ抜いた後、翼に手錠をかけた上で護送車へと連行した。

 

 翼を乗せた護送車は動き出す。護送車の中の空気はよどみきっていた。誰も彼も目が死んでいる。これから処刑されるとわかっていて生き生きとできるわけなんてないのは当然だが、護送車の中に何発も銃で撃たれたらしい1人の佐藤さんが血の海に倒れ伏しているのもこの沈鬱な雰囲気の醸成に一役買っているのだろう。おそらくこの佐藤さんは宮殿の極秘収容所に連れていかれてなるものかと必死に抵抗しまくったがために、鬼に撃ち殺され、他の佐藤さんへの見せしめとして死体を利用されているのだ。翼は吐き気を抑えるため、死体から視線を外し、内心で合掌する。

 

 

(俺の場合、極秘収容所に連れていってもらわないと困るんだけどね)

 

 翼にとっては、収容所に護送されることこそが狙いだった。

 

 

――作戦その2:『敢えて鬼に捕まり、宮殿内の極秘収容所まで護送してもらってから、筋肉の力で収容所から脱走し、そのまま王様を殺そう!』大作戦

 

 作戦名の通り、鬼に捕まった佐藤さんを連行する護送車を利用して警備の厳重な宮殿内に侵入した後、収容所を筋肉でぶち壊して脱走し、王様を殺すという作戦である。

 

 王殺しを考えると、どうしても宮殿の厳重な警備が壁として立ち塞がる。

 衛兵1人1人に負けるほど翼の筋肉は柔ではないが、数百名の衛兵に一斉に銃撃されれば、さすがの翼の筋肉ももたない。ゆえに、強引に正面から宮殿内に突入することは無理。だからこそ。敢えて鬼に捕まり、宮殿内まで己の身柄を輸送してもらう方法を翼は選んだ。

 

 だが、この作戦にも懸念事項は存在した。昨日までは地上から2階建ての家の屋根へと直接跳び移ってでも逃げていた翼だ、スレッドで話題にされていたように、鬼たちもまた翼のことをうわさしていることだろう。そんな身体スペックの高い翼が鬼から逃げきれず、あっさりと普通に捕まろうものなら、鬼に作戦その2を看破されかねないのだ。ゆえに。わざわざコンクリートの地面に足が埋まるという不幸なアクシデントを演出して、鬼に捕まった。それでも鬼に作戦がバレる可能性はあったが、現状、作戦が鬼にバレている様子はない。

 

 他にも、どのような方法で捕まえた佐藤さんたちを極秘収容所に護送し、殺すかの情報が、作戦実行時までに全く得られなかったこともまた懸念事項だった。

 例えば、護送時に捕まえた佐藤さんたちに即効性のある睡眠薬や筋弛緩剤が投与される手はずだったとしたら、翼の命運は尽きていただろう。いくら筋肉の加護があっても、薬のせいでロクに筋肉を振るえないままにあっさり殺される未来が透けてみえるからだ。

 

 それでも翼は作戦その2の実行を決意し、今に至る。睡眠薬や筋弛緩剤を使われないことに賭けたのだ。結果、翼は賭けに勝った。捕まった佐藤さんたちに鬼は手錠をかけて、佐藤さんたちの両手の自由を封じることしかしなかったからだ。

 

 

(これぐらいの手錠の鎖を筋力で断ち切るのは簡単だ。後は、極秘収容所の壁が俺の筋肉でぶち破れる程度の分厚さかどうかだな)

 

 そう。作戦その2を成功させるには、もう1つの賭けをクリアしなければならない。極秘収容所から脱出できなければ、殺されるより他はないからだ。しかし、今から無駄に先のことを心配し、ストレスで筋肉を縮こまらせては意味がない。翼はスッと目を瞑り、極秘収容所に護送車が到着するその時を待った。

 

 

「おら! さっさと歩け!」

「無駄な抵抗すんじゃねぇぞ!」

 

 護送車は宮殿郊外に停められた。鬼である王国の兵士たちは乱暴な言葉遣いと拳銃をちらつかせることで護送車から佐藤さんたちを出し、下へと続く階段へと佐藤さんたちを誘導する。どうやら極秘収容所は地下に設けられているようだ。

 

 

「よし、全員入ったな!」

「そこで人生でも振り返ってるんだな!」

 

 鬼たちは佐藤さんたちを密室に押し込むと、せせら笑うようにして見るからに分厚い扉を閉め、鍵をかける。鬼の中にも佐藤さん殺しに意欲的な者がいるようだ。それとも、悪役を演じでもしなければやってられないのか。

 

 密室に収容された佐藤さんが皆、絶望一色に顔を染め上げる中。翼は冷静に周囲を一瞥する。天井にガスの噴射口が備え付けられていることから、ここはガス室で、佐藤さんを毒ガスで殺すつもりなのだろう。

 

 翼は分厚い扉へ近づき、コンコンと手の甲で軽くノックする。

 扉の音の反響具合を確かめ、確信とともにニィと口角を吊り上げた。

 

 

(よし。この扉は壊せる)

「皆さん、諦めるのはまだ早いですよ」

 

 そうと決まれば、話は早い。翼はクルリと佐藤さんたちへと向き直り、一言。声を掛けた。すると、数人の佐藤さんが怪訝な面持ちとともに顔を上げる。

 

 

「あんた、なに言ってんだよ。……もうどうしようもないだろ」

「……そうだよ。死ぬしかないんだ。ありもしない希望なんか言わないでくれ」

「本当にそうでしょうか? 少し、俺に注目していてください」

 

 中年男性2人がその場の佐藤さんたちの気持ちを代弁して翼に物申す。

 当の翼は彼らの意見を受け止めた後、手錠のかかった両手を水平に持ち上げ、「んんッ!」との気合いのこもった声を発すると同時に手錠の鎖をぶち破った。

 

 

「「「え? は?」」」

 

 佐藤さんたちが呆然と翼の両手首に視線を向ける。それから、佐藤さんたちはようやく翼が尋常でないほどに筋肉ムキムキなことに気づき、改めて唖然とする。

 

 一方の翼は佐藤さんたちに背中を向け、分厚い扉に左手をピタリと添える。そして右手でギギギッと拳を強く握り、まるで弓の弦を引くように右腕をミチミチッと限界まで引き絞り、そして扉へと渾身の右拳を叩き込んだ。

 

 

「おりゃあああああああああああッ!!」

「「「……」」」

 

 翼の雄叫びとともに解き放たれた右拳は分厚い扉をいともたやすく吹っ飛ばした。ドゴォッと勢いよく飛んだ分厚い扉はそのまま眼前の廊下の壁にぶち当たる。

 何だこれは、夢でも見ているのか。これが背後から翼の規格外な行為を凝視し、言葉をなくしていた佐藤さんたちのシンクロした感想だった。

 

 

「な、何だ今の音は!?」

「一体何が起きたというのだ!?」

 

 激しい衝撃音を聞きつけて、2名の兵士が翼の壊した密室へと駆けつけてくる。

 彼らがこの密室の管理や監視を担当しているのだろう。

 

 

「悪いな」

「「がはッ!?」」

 

 翼は兵士2名への距離を一瞬にして詰めると、みぞおちを殴る。加減はしたつもりだが、それでも兵士2名はその場に膝をつき、苦悶の表情を浮かべている。悪いのはリアル鬼ごっこを開催する王様であって、この兵士たちも被害者だ。ゆえに、翼は兵士たちを彼らの着ていた軍服で両手両足を縛り、「大人しくしていれば何もしない。けど、おかしな真似をすれば、わかっているな?」と脅した上でガス室の角に放置した。当然、兵士たちのトランシーバーは没収している。

 

 

「ね? 諦めるのはまだ早いでしょう?」

「「「おおおおおおおおおお!」」」

 

 改めて佐藤さんたちへと向き直った翼がニコリと得意げに微笑むと、佐藤さんたちが湧いた。唐突に生じた翼という希望を前に、歓喜の声を轟かせた。

 

 

「君、凄い! 凄いよ! まさかここから脱出できるなんて、今でも信じられないよ!」

「カッコいいぜ、兄ちゃん! マジ痺れたぜ!」

「うぅぅぅ、ひぐ! 怖かったよぉぉぉ――!」

「皆さん。嬉しい気持ちはよくわかりますが、落ち着いてください」

 

 佐藤さんたちは一斉に翼へと駆け寄り、各々思いの丈をぶちまける。身振り手振りを全力で用いて興奮の旨を伝えてくる中年男性。ニカッと晴れやかな笑みを浮かべる高校男子。翼の太い腕に抱きつき、泣きじゃくる女性。そんな様々な感情を爆発させる佐藤さんたちに翼が声を掛けると、誰もが興奮状態を心に押し込め、翼を一心に見つめる。一連の出来事を通して、この場の佐藤さん全員からの全幅の信頼を、翼は得たようだ。

 

 

「今、皆さんはこうして自由の身になりましたけど、できればもう少しだけここに留まっていてくれませんか?」

「え、どうしてだい?」

「帰っちゃダメなの? 私、帰りたいよぉ……」

「まだダメです。今、皆さんがこの収容所の外に出たら、兵士に見つかり次第射殺されてしまいます。宮殿の警備も厳重ですから、今何も考えずに収容所から脱出しても、宮殿から出られずに殺されるだけです。でも、俺が王様を殺せば、リアル鬼ごっこを終わらせられます。リアル鬼ごっこが中止されれば、皆さんがここにいても名字が佐藤だからと殺されることはありません。だから、俺が王様を殺すその時までここで待機していてくれませんか?」

「た、確かに。君の言う通りだな……」

 

 翼の提案に、中年男性はコテンと首を傾げ、中学女子は涙目になる。やっぱり帰っていいよ。そう言いたくなる衝動を閉じ込め、翼は理由を丁寧に説明する。すると、佐藤さんたちは翼の主張に納得し、うなずいた。

 

 

「じゃあ俺、行きますね」

「ま、待ってくれ! 王様の殺害だなんて、君が危険なんじゃないか?」

「確かにそうですね。俺も死ぬかもしれません。でも、俺はやるしかないんです。……心配しないでください、例え俺が死ぬことになろうとも、意地でも王様を道連れにして、皆さんの安全を手にしてみせますから」

「……だったら。私たちにも何か手伝えないか?」

 

 壮年男性の佐藤さんが翼を心配し、翼を引き留める。このムキムキな体を見て、それでも気遣ってくれる人の存在に心が温まる感覚を抱きながら、翼は彼の心配を払拭するべく、ムキッと力こぶと作って、ニッコリ笑う。が、それでも彼は引き下がらなかった。翼へと一歩踏み出し、尋ねる。

 

 

「……え?」

「そ、そうだよ。貴方は我々の命の恩人だ。そんな貴方が命を危険に晒して、我々が何もしないというのは違うんじゃないか?」

「俺たちを使ってくれ! 確実に馬鹿王を殺せるのなら、何だってやってみせる!」

「君がいなければここで終わってた命だ。囮だろうと何だろうと、嫌がったりしないから、ぜひ君に協力させてくれ!」

 

 意外な展開に翼が困惑している中。壮年男性の発言を機に、他の佐藤さんたちも翼の力になりたいとの気持ちを次々と発露する。

 

 

「皆さん……」

 

 思わず、翼は佐藤さんたち全員に目を向ける。視線を投げかけると、皆が力強くうなずき返してくる。先ほど家に帰りたいと願っていたはずの中学女子の佐藤さんさえも、涙目のまま、それでも翼に恩返しをしたいとの意思を瞳に宿らせていた。

 

 

「ありがとうございます。わかりました。それでは、皆さんには宮殿内で暴れてもらいます。他の極秘収容所の佐藤さんを助けたり、宮殿を壊したりして騒いで、少しでも宮殿を混乱させ、王様を護衛する兵士を自分たちの方へ誘導してください。その隙に俺が王様を殺します。……ですが、くれぐれも暴れすぎて兵士から逃げ遅れて射殺された、なんてことはやめてください。あくまで自分の命を第一に、死なない程度に囮を頑張ってください」

「君もだぞ。自分の命と引き換えに王様を、なんて早まらないでくれ。君が生き残れて、なおかつ王様を確実に殺せるタイミングを狙ってくれよ」

「肝に銘じます」

 

 こんなにもやる気満々な皆に何もさせないのは酷だろう。翼は佐藤さんたちにやってほしいことを指示する。その際、命を投げ捨てるような暴れっぷりを禁じると、壮年男性が翼に同様のことを忠告する。翼は壮年男性のありがたい言葉を受け止めた。受け止めただけだ。当の翼は、王様を殺せるのであれば、愛を救えるのであれば、己の命を投げ捨てることも視野に入れたままだった。

 

 

「それと、王様の居場所に誰か心当たりありませんか? あの馬鹿王のことだから玉座に居座ってるに違いないとは思っていますが、その肝心の玉座の間の場所がわからないんです」

「俺が知ってる。俺、あの馬鹿王の側近だったんだ。王様は大概玉座にいる。玉座の間は宮殿最上階の一番奥の部屋にある。先王が亡くなった後に、馬鹿王が最上階に玉座の間を移したんだ。馬鹿と煙は何とやらってわけだ」

「そうですか! ありがとうございます、助かりました!」

「……えっと、俺を疑わないのか? 俺は『佐藤』だけど、王様の側近だったんだぞ? 王様を守るために、お前にウソの情報を教えたかも、とか少しは思わないのか?」

「俺は信じます。同じ『佐藤』ですから」

「そうか。……信じてくれて、ありがとう」

 

 翼の問いかけに王様の側近だった佐藤さんが情報提供してくれる。翼が素直に礼を述べるも、対する佐藤さんは翼の反応が意外だったのか、疑問を投げかける。そんな佐藤さんへの翼の簡潔な答えに、佐藤さんは感涙を隠すように頭を下げた。

 

 

「それじゃあ俺は王様を殺しに行きます。皆さんの健闘を祈っていますね。――『佐藤』の絆で、王国を救いましょう! そしてまた、全員で再会しましょう!」

「「「おおおおおおおおおおおおお!!」」」

 

 この場ですべきことを全て終えた翼は最後に皆の士気を鼓舞し、拳を天に突きあげる。

 翼に続くように、佐藤さんたちも一体となって天高く拳を掲げ、声を張り上げる。

 この時をもって、理不尽に殺されるだけでしかなかった佐藤さん勢の反逆が始まった。

 

 

 ――後編に続く。

 

 




 これは行方不明となった『ホラー』さんが変死体で発見される流れでしょうね。南無。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。