私の転生物語 ~龍神として生きる~   作:夜刀神 闇

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今回は短いです、スミマセンㅇㅁㅇ;;


第9話 交渉と言う名の……何だっけ?

そうだ……思い出した、太陽神でしかも日本の最高神と謳われる神。天照大御神(アマテラスオオミカミ)だ。

 

アマテラス「何なんですか、妖怪?貴方の本性は見えているのですよ。霊力なんぞにカモフラージュしても、意味などありませんよ?」

 

「……」

 

……私は、このアマテラスの雰囲気に見覚えが無かった。

アマテラスはもっとこう、なんて言うんだろうな……そう、よく表現出来ないが凄く真面目だったはずだ。

 

アマテラス「妖怪、話を聞いているのですかッ!!」

「……!」

 

おっといけない、どうやら考え事をしていたようだ。

「……何だと思う?」

アマテラス「はい?」

 

私は、あえて上から目線で話す。アマテラスがどんな反応をするのか、試してやるのだ。

 

アマテラス「……妖怪、もう少し態度を改めなさい?神の前で、しかも貴方みたいな妖怪ごときが、そのような態度をするなど普通だったら許されないのですよ?」

「……」

 

私は、無言で服に貼ってある御札に手を掛ける。

 

「アマテラス、貴方ってそんなんだったかしら?」

アマテラス「……何ですって?」

 

私は、御札を一枚一枚、ゆっくりと剥がし始める。

 

アマテラス「こっ……このち、力、は……!!!」

アマテラスは、私から発生した神力の渦に顔を青くして後ずさる。

 

アマテラス「ま……さか、お姉……様?」

「だったら……どうするのかしら?」

 

アマテラスは、葉を食いしばり、血が滲むほど拳を強く握り、何かを吹っ切れたかのように私に叫んだ。

 

アマテラス「何で……だったら何でッ、小さな、それも小国でしかない国に見方をするんですか!?それも、放っておけばいいほどでしかない国に!」

スサノオ「辞めなさい、アマテラスッ!!!」

 

……私は、心の奥底でつのる怒りを抑えきれずにいた。そして……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ド 阿 呆 !!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

思わずそう叫んでしまった。怒りのせいで。

アマテラスが一瞬ビクッとなったが、構わず言葉を紡いでいく。

 

「お前たちだけでこの世界は成り立ってないのよ!お前たちは自分のことしか考えていないわ。私がそんなことをしろ、だなんて教えた覚えなんて全くといって無いわ!!!」

 

その場に、静けさが戻る。

 

 

アマテラス「っ!し、しかし……「黙れ」……」

 

私は、その一言でその場に緊迫感を与える。アマテラスが言葉を語る隙も与えない。

 

「アマテラス、分かる?私は怒っているわ。非常にガッカリしたのよ、貴方のやったことにね」

 

「貴方が、私の言いつけを破ったことに関しては何も言わないわ。だけどね、私は……」

 

 

「貴方が自分より劣る者に対して、傲慢に振舞っていたから怒っているの。それだけ分かっていて欲しかったわ、それじゃ」

 

私は、アマテラスたちに背を向けてその場から去った。その間、スサノオやらが声をかけてきたが、適当にあしらった。スサノオたちには悪いと思ったが、如何せん頭を冷やさねばならない。今のままでは、冷静に対処が出来ないかもしれない……

 

 

 

約数十分後……

 

「……はぁ、やっと落ち着いたわぁ」

私は、空をゆらゆらとゆっくり飛んでいた。

 

まぁ、流石にさっきのアマテラスの変わりようには驚いた驚いた。

まさか、アマテラスがあんな態度をとるとは思わなかった。

あの娘たちも、根は真面目なんだけどね……まぁ、他人を見下してたからなぁ。

 

 

「おっ、もうすぐ着くわね」

私は、諏訪大社に帰っていた。

 

 

境内に降り、日傘を仕舞おうとしたその時……

「……はぁ、今日はヤケに勝負事を吹っかけられるわね」

 

 

私は、攻撃を放ってきた人物の方を向き、日傘を向ける。

 

「貴方……本っ当に勝負事が好きなのね、結花?」

結花「ふ、ふふ。そうだ、アタシも鬼なんだから。……だが、あそこを見破られるとは思ってもみなかったよ」

 

……結花だ、あの結花。鬼神 結花。

妖怪で、私と同じくらい身長が低く、かなり整った顔をしてる癖してすっごくやんちゃな困った少女だ。……ギャップ萌えとか、どこの時代なんだよ。

 

 

「ハァ、分かるわよ。幾ら妖力やら霊力やら何やらを極限まで消したって、無駄。龍神にかかればお手の物よ?……まぁ、今回は頑張ってた方かしらね。精進なさい」

結花「本当かい?……ヤッター!」

 

結花は、褒めるとこうなる。褒めすぎると、調子に乗る。……調子のいいヤツめ。

 

 

「ま、それよりも。諏訪子は?」

結花「あぁ、諏訪子?諏訪子なら、あそこに……」

 

結花は、縁側の方を指さす。

そこには、人形のようにちょこんと座り、お茶を飲みながら私たちの方を眺めていた。

 

 

結花「まぁ、とりあえず中に入ってお茶でも飲みながら話そうじゃないか」

「そうね」

 

 

 

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