投稿遅れてすみませんでしたぁぁあああ!!!
いや、本当にリアルで忙しかったんです!
チャレンジテストの期間で、勉強をしないといけないと……って感じで。
で、漸く終わって即刻作った4話です。
急ぎに急いでも、かなりの時間がかかってしまいました……すみません。
でも、チャレンジテストが漸く終わったので、これからは定期的に投稿したいと思います。
私の投稿を見て下さっている方がいるならば、これからもよろしくお願いします!
それでは第4話 妖怪とワタシ始まります。どうぞ!
永琳side
私の前に対峙するは、夜刀神 闇。
彼女は、銀髪であり少女の様な見た目なのだが……彼女が持つその力は、
私が、何も躊躇することなく矢を何十本と番え、一気に放った。
通常の妖怪であれば一発で
私は、初めから手を抜かなかった。手を抜いたら確実に私が
闇「ふふっ、やるじゃない」
闇は、手に持っていた日傘で易々と防御してしまった。
……まぁ、想定の範囲内か。
かと思っていると、全ての矢を防ぎ切る前に、闇は日傘を振り抜き、まだ当たる前の矢まで消し去ってしまった。
「貴女……規格外よ。あの矢には霊力を込めていたし、余っ程のことがない限り消えないのよ?それを貴女は……」
闇の方を見ると、クスクスと笑っていた。
全く……門番は、あんな化け物を簡単に通してしまったなんて。
1回、都市の軍を教育し直す必要がありそうね。
闇「化け物だなんて、酷いわね……」
闇がわざとらしく涙を拭うような仕草をする。
そんなことをしても無駄よ。溢れ出る存在感を隠しきれていないもの。
………………………………闇、貴女は何者??
「ふぅ、降参よ」
闇「あら?」
闇は、物凄く不思議そうな顔をして首を傾げていた。
このまま続けていても無駄だろう。
私は、無駄な体力は消費したくないし、何より私の本能が
まぁ、敵に回れば最悪だけど、味方に付いてくれれば最高だから良しとしよう。
さっき知ったばかりだけど、闇の性格上、無闇矢鱈に人間を虐殺するような妖怪に見えないから。
「貴女は強いわ。しかし、その力を都市の善良な人間に向けた時、貴女のその命は月読命様によって葬られることになっているから、くれぐれも気をつけてね」
私は、念には念を入れて、闇に警告をした。
私では恐らく歯が立たないだろうから、上に任せることにする。
闇「えぇ!分かったわ!」
闇はニコニコしながら軽快に返事をした。
闇の目をよくよく見てみると、凄くピカピカした金色だった。
金色の目を持つ人間は都市にもいるけど、闇の目は一際輝いている。
銀髪の人間もいるけど、闇ほど滑らかで艶やかで美しい者はいなかったと思う……
「ねぇ、闇?ツクヨミ様にご報告が終わったら、私の家に住みなさい。都市のこととか色々教えてあげられるから」
私は、持っていた弓矢を直し、闇に
。
「それで、闇はこれからどうするの?」
戦い……とはいえないような戦いを終えた私達は、競技場のロビーのような場所で寛いでいた。
闇「そうね……暫くここにいようかしら。この都市の観光もしたいし……ね」
「……そう」
闇は、にこりと微笑みながら言った。
……しかし、私には闇について思うことがあった。
それは、家だ。闇のような少女が、都市を1人で出歩いていること自体、不思議なのだが……
どうしても気になったので、私は聞いてみることにしたのだが……
闇「家?……無いわよ」
私は、余りのあっさり感に落胆した。
途中で気づいたのだが、闇は人間ではない……ような気がする。さっきでの戦い?でだって、絶対私に手加減をしていたし、わざと霊力しか使ってないような感じがしたし……闇は、人間ではない何かなのでは?と言われれば共感してしまう何かがあるのだ。
これは、本人から聞く他無いわね……
「……ねぇ、聞きたいことがあるのだけれど」
闇「?……何かしら?」
「闇って……」
"何者"?
闇「……」
闇が、若干目を細めてこちらを見てくる。これは……図星ってことで良いのかしら?
闇「……どうして?」
軽く微笑みながら聞いてくるが、その
私には、その
「貴方のその力、常人が持てるものではないわ。しかもね、私は貴方を都市の中から"
闇「あぁそう、そういうこと……」
仕方ないわね……と闇は呟き、こう言った。
闇「私は、貴方達で言う"
こういう力も出せるのよ?と……
闇はそう言い、私に短刀を渡してきた。
私は、闇にどういうつもりか聞いてみた。
闇「……さぁ、刺しなさい。"
腕を拡げ、闇はそう言った。だが、私はそういうつもりは無かった。ただ、興味本位で聞いてみただけであって、都市の人間が
「……都市の人間と私を一緒にしないでくれるかしら?」
闇「……」
私は、闇に短刀を返しそう言った。
闇「……不思議な人間ね」
闇は微笑みながら短刀を仕舞った。……というより、消えたの方が合っているだろうか。
「……どうも」
❁❀✿✾
闇side
神と言えば、何が思い浮かぶだろうか。
太陽を司る女神、
神と言えど、様々な種類に分かれている。
私や、
……私の目の前に佇む、
ツクヨミ「ようこそ、いらっしゃいました……私、
……腰まで伸ばした真っ黒な美しいストレートヘアーに、満月の髪留め、黒の生地に綺麗なラメがあしらわれたテールスカート、上に黒のブレザーを羽織り、中に白いブラウスを着ており、身長は私より頭一つ分高い位だろうか。
ツクヨミ「……やはり、貴方様だったのですね」
ツクヨミ「ずっと、お待ちしておりました。貴方様にお会い出来ることを」
なんか、凄い敬われてる感満載!的な感じで話しかけてくるんだけど……
どどど、どうすればいいのか……私って、そんなに敬われるようなことしたっけなあ?そんな、貴方"様"って呼ばれるような……
ツクヨミ「私達神々の中では、貴方様は物凄く有名なのです。……ですが、私達の中でも貴方様の御姿を拝見した者はそう多くはありません。ですので、貴方様は私達神々の中で神話に語り継がれ、貴方様にお会い出来た者には幸運が訪れる、と言います」
「……そりゃまぁ、御丁寧にどうもありがとう」
……そんな風になってるなんて気づかなかったや。
いやでも、そもそも私の神話が出来てること自体、知らなかったしね。ていうか、出来るなんて思ってもみなかったし……
私に会えたら幸運が訪れる……ですって?いやいや、私は幸せの青い鳥じゃないんだから。
でも……なんか、こうやってされることって、神の中では良いことだって言うよね。信仰されることは神力がうんたらかんたら……でもまぁ、私には関係ないしね。私の神力は、世界中の"生物"から成り立ってるから……つまり、生物が生まれれば生まれる程、神力が増えていくってこと。因みに、"星"も生きてるからね。世界中……宇宙中の星が一斉に爆発したりすれば、私は"死ぬ"ってこと。
ツクヨミ「あの……」
……と、思っていたらツクヨミが話しかけてきた。
「何かしら?」
ツクヨミ「あの、貴方様に願いを乞うても……宜しい……でしょうか?」
「……言ってみなさい」
ツクヨミ「私の都市に……」
ツクヨミ「住んでもらえませんか?」
……
私は、口を開けたまま塞がらなかった。
都市に……住む?
えっ、なんでそんな簡単な事を願うかな?私、元々此処に住むつもりだったし……ダメって言われるんなら、ヘカの所に帰るか野宿かにするつもりだったし……
「え……えぇ。別に良いわよ?」
ツクヨミ「本当ですか!?」
「ん、龍神に二言は無いわ」
ツクヨミ「ありがとうございます!!!」
ツクヨミは、いきなり立ち上がり私の手を掴んで上下に降ってきた。……えっと、とりあえず離してもらえます?いくら龍神でも、混乱してるんで。
……まぁ、なんやかんやありまして。
ツクヨミに、他人には私のことを黙って置いてくれと。龍神であることを隠しておいてくれと頼んだ。そして、永琳には私は妖怪であると言ってあること。
後は……私のことを龍神様と呼ばないでくれと頼んでおいた。
いちいち龍神様って呼ばれるのもなんだかむず痒いのでね。
どうやって呼べば良いのかってツクヨミが聞いてくるから、適当に何でもいいよって言ったら、「お姉様と……お呼びしても宜しいですか?」……だって。
お姉様……か。私に、"姉"と呼ばれる日が来るなんて思いもしなかった。
まさか、神話に多く語り継がれる有名な神である
……まぁ、家族が増えることは良いことだ。
因みに、他の人がいる時は私の事を呼び捨てにしてくれと頼んだら、最初は「まさかお姉様のことを呼び捨てに……そんな、恐れ多い……」的な感じで中々了承してくれなかったんだけど、何とか説得したら、渋々分かってくれた。
……と、そこまでは、すっごーく良かった。だけど……
「……何で永琳の家なの?」
永琳「あら、私じゃ嫌かしら?」
滞在している間の住む家が、まさか、まさかのかの
「いや、嫌という訳じゃないけど……」
そう、嫌という訳じゃない。……ただそれは、永琳がマッドサイエンティストじゃなければの話だ。新薬とかなんちゃらかんちゃらを飲まされるはず。
「……新薬とか飲ますでしょ?」
永琳「……………………飲まさないわよ?」(*^▽^*)
「何よ、その間はッ!?」
……これは、永琳に新薬飲まされる道は確定だな。そして、チーンと……まぁ、私は龍神スペックのせいでよっぽどの事がなければ死なない体になってるからね……
永琳「それに貴方、妖怪でしょう?そう簡単には死なないじゃない」
「そうだけどさ……」
いくら私とはいえ、感覚というものがあるのだ。変な色のあのボコボコと泡が立っている液体を飲まされては、たまったもんじゃない。
永琳「ふふっ……あ、私の家に着いたわよ闇」
永琳が私にそう言った。
永琳が指を指している方向を見てみると、確かに家があった。……正確には、大豪邸なのだが。
見たことないけど、絶対確実に紅魔館より大きいと思うんだけど……
「ねぇ……永琳の家って、こんなに大きいの?」
永琳「ん?あぁ、そうね……私が、この都市での重役だからかしら。でも、こんなに広くなくてもいいと思うのに……私は、そう思うのだけどね」
「……そう」
……永琳も、同じ気持ちだったようだ。
永琳「……さぁ、入るわよ」
「えぇ」
皆星 心七(夜刀神 闇)をホーム上から線路に突き落とした犯人についてのお話を書くか否か
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犯人についての話を書いてほしい
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別に犯人について書かなくていい