現代ではゆかりんが意外とハイスペックです。
現代版ゆかりんは現代で過ごしてた頃のマエリベリーを想像していますが、容姿や設定が全然違うと思います。
じゃあ、マエリベリーじゃなくね?って思うかもしれないけどそこはゆるちて……(´._.` )ゝ
とある日。
私は、痛みも治まったのでバイトに出ていた。
ニュースを見たバイト仲間や社員さんたちに物凄く心配され、なんとか私を事ある毎に休ませようとしてきたが、仕事は仕事なのでって言ってかわした。
そして、バイト終了時刻10分前。
今日は、バイトが早朝から昼までなので、半日余裕があるのだ。
そして、とある人からお誘いが入っている。そう。
この前、とんでもない借りができてしまった人。
いや、しまったって言ったら失礼か。
紫「(*´ `*)/〜」
紫さんが待ってくれているのだ!
目が合うと、嬉しそうに笑って手を振ってくれる。
ていうか、紫さんの服、今日も気合入ってるなぁ……
それはいつも通りだけど、髪がそもそも、サラサラの艶々で近くにいたら良い匂いがするっていうか……
あぁ、独り言ね。これ。
……と、しょーもない考え事をしていると、あっという間に時間が過ぎて、バイトの終了時刻になった。
そして、速攻で着替えて社員さんや同僚に挨拶して、職場を出た。
「すみません!紫さん!待たせちゃって……(==;)」
紫「いえ、待ってる時間も楽しかったので全然構いませんわ♪♪」
さ、行きましょうかと言われて、私は紫さんの後を着いていく。
ちなみに、どこへ行くのかは全く知らない。
そこに車を停めていますので……と言われ、ドアを開けてくれた!なんて優しいんだ?!
そして、紫さんはすぐに車を発進させた。
車を運転する紫さんもとても綺麗だなぁ、なんて見とれていた。
紫「知り合いがいる神社に行きます。その人が、信仰離れが進む現代で、少しでも参拝客を増やしたいと誘ってくれたんですよ」
行先も告げずに勝手に連れていこうとしてごめんなさい、と謝られたがとんでもない!と私は返す。
いや、何かしたいって言ったのはこっちだし、神社に行ってお参りして少し話すだけで良いので……って紫さんは言ってるし。
行かない理由が無いよね。予定も無いし?
それに、私は神社が嫌いではない。むしろそういう所に行くのは好きなのだ。
最近行けてなかったので、丁度いい!連れてって貰おう。
紫「時間は……えーと……少しかかるので、その間お話してましょうか♪♪」
「そうですね!」
カーナビに表示された時間は、"48分"。
まぁそれなりにかかるけど、話しながら移動してたらスグだろう。
元々そんなに会話が得意な人間ではないが、紫さんがめっちゃトーク上手いから簡単に乗せられちゃうんだよね。
すげぇな、っていつも思う。
「何歳なんだろ」(ボソッ)
紫「……?何か言いました?」
「いや、紫さんってお幾つなんだろう……って気になっちゃって!」
車を運転しながら、少し考えるような仕草を見せる紫さん。
あっ、まずかったかな?女性に年齢と体重のことを聞くのはタブーってよく言うし。
でも、明らかに気にするような年齢ではないと思うんだよな紫さん……
「あ、すみません!年齢あんまり聞かれたくないですよね!すみません、アハハ……」
紫「いえ、構いませんよ♪♪ただ、年齢を聞いても引かないで頂きたくて(^-^;)」
えへ、とちょっと誤魔化しちゃった。
でも、人の年齢を聞いて、引くやつなんかいるのか。
紫さんはこんなに綺麗なのに。
いたとしても、失礼すぎるだろ……とか思った。
ていうか、紫さんはマジで何歳なのか気になる。
肌はピチピチだし、髪の毛は艶があって、性格も最高だし、料理出来るし、自立してるし。
もし、性格が気に入らなかったとしても、そんなの人間だったら誰しもちょっと位はあるじゃん?
紫「そ、その実は……19歳、といったら……どうします……?」
「へぇー!若いですね?私と同じだなんt……ゑーーーーーっっっ!!!?」
私は、年齢を告げられて、一瞬普通に反応したが、よくよく考えてみたら物凄いことを言われたことに気づいた。
まさか……紫さんが……10代?しかも同い年?
雰囲気がそもそも年上のお姉さんって感じで、大体25歳前後かな?って思ってたのに……
うふふ、おほほ、って感じの美人なお姉様だと思ってたのに!!??
マジか。良い意味でめちゃくちゃビックリしてしまった……(==;)
「いや、あの……どうするも何も。紫さんめちゃくちゃハイスペック女子じゃないですか!?」
紫「え!ハイスペック女子だなんて……その……えへ…………/////」
あっ、紫さんが時々見せるこの仕草が私は結構好きだったりする。
めちゃくちゃオトナな雰囲気を見せる紫さんが、時々お茶目な女の子になる。
例えるなら、普段は美しい、綺麗、って感じだけどこの時だけ、可愛い、可憐って感じになる。
「可愛くて綺麗な紫さん、好きですよ?」
紫「……///」
私が褒めまくっていると、紫さんが黙って顔を赤くしていった。
私が、運転に集中して下さいって言うと、すみません、と言って前に向き直った。
恥ずかしがってる紫さんを見るのは楽しいけど、流石に事故ったら大変だからね……(^-^;)
そして、世間話や最近あったこと、シグのことなど、楽しい会話を続けること小一時間ほど経った頃だろうか。
少し山手のほうかな?閑散としており、住宅がちらほら見られる程度だろうか。
自然が増えてきた気がする……と思ったところで、紫さんはパーキングエリアに車を入れた。
紫さんのスマートなバック駐車に感動しているところで車を下り、紫さんの後に着いていく。
紫「ここら辺は何もないですが、神社は近いので安心して下さいね♪♪」
「あ、ありがとうございます!わざわざ……」
5分程歩いていると、山に入っていく道に、苔だらけの石階段が並んでいるのが見えた。
ここから神社に入っていくのかな?
都会の真ん中にあるような騒がしいところの神社よりも、自然の中にある神社の方が、ご利益ありそーだなーなんて、思ったりすることもある。
そうして、私と紫さんは2人で石階段を上り始めた。
途中で、疲れてませんか?とか聞かれたけど、その度になんて優しいんだろう……なんて感動していた。
ほんと、紫さんに会ってから感動することばっかだなー……あ、鳥居が見えてきた。もう少しかな?
紫「さ、私が言ってた神社はここですよ♪♪中に知り合いがいるので行きましょう♪♪」
「あ、はい」
私は、石階段を上り終えると、紫さんの後に着いていった。
境内はそこまで大きくはないけど、綺麗に掃除されており、祀られている神様も気を悪くはしないな、という感じか。
そして、裏の方へ入っていくと、紫さんが来たわよーって中の人を呼んだ。
すると、中から透明感のある綺麗な声が聞こえ、足音が近づいてくるのが分かった。
「来たみたいですね。神主さんでしょうか?」
紫「いえ、この神社の巫女です。神主はここにはいませんよ」
へぇー、と言って納得していると、かたん、と目の前の障子が開いて、中から人が現れた。
この人が神主……じゃなくて、巫女さんかぁ……と思った。
私よりも少し若くて、でもしっかりした風な雰囲気。
ていうか、神社って神主いなくても経営出来るのか……なんて思ってると、巫女さんが口を開いた。
?「こんにちは、みぃさん。紫から話は伺っています」
「あっ、はい、こんにちは……(.. )」
そういえば、巫女さんだけど、いつも巫女服着てる訳じゃないんだ……
そりゃそうだ、巫女さんも言っちゃえば一般人みたいなもんだもんね。
紫「ね、そろそろ中に入って話しましょう?」
?「あ、あぁそうね。みぃさんごめんなさい、どうぞ入ってください^^」
巫女さんと紫の後を着いていくと、綺麗な居間に案内された。
神社の中に普通に生活できるとこがあるんだなぁ……なんて考え事をしていると、巫女さんが部屋を出ていった。
紫「みぃさん、あの娘、何歳くらいに見えます?」
「えっ?んーーー……私より2歳くらい年下に見えましたね。17歳……とか……?」
高校生くらいかな、と思った。
高校生だとしてもしっかりしてるな〜って思える程度にはしっかりしてたし。
てか、そもそもしっかりしてるの定義ってなんぞや?って思ってると、紫さんが口を開いた。
紫「14歳です」
「へぇ〜………………!!??」
紫「中学生です」
「嘘ォ!?」
嘘じゃありません、と口の横に手を当ててコッソリ教えてくる紫さんはまるで、秘密を共有しようとする無邪気な子供に見えた。
心做しかちょっと口角上がってる感じするし……
?「なぁ〜によ、2人共?私抜きで楽しんじゃって〜妬けちゃうわぁ〜」
紫「いや、そういう訳じゃないのよ?ホラ、貴女がいない間に貴女の説明をしようと……」
人数分のお茶を持った巫女さんが、紫の方を見て膨れたような顔をする。
てか、2人共顔面偏差値高いなぁ〜〜〜、こっちこそ妬けるわぁ〜〜…………
なんて思ってると、巫女さんが私たちの目の前にお茶を置いてくれ、机の向かい側に座った。
?「ジョーダンよ、さ、自己紹介に入りましょう?」
巫女さんが私に向かってニコッと笑った。
お茶を見て私は「選ばれたのは綾〇でした」なんてフレーズが何故か頭に浮かび、笑いそうになるのを堪えて巫女さんの方を向いた。
?「紫、貴女からよ」
紫「知ってると思うけど、私は
?「短すぎよッ!まぁ良いわ、共通の知人だものね」
仲良いなぁ〜この2人……ていうか、紫さん、良い意味で年齢の割にメッチャクチャ大人びてるけど、こういうところでは年相応な人だな、なんて思ったりする。
車の中で照れてたこととか、今みたいなこともそうだけどね。
巫女さんが自己紹介をしてくれるというので、しっかり聞こうとした。
?「私の名前は、
巫女さんが、14歳の女の子がここまで考えてるって凄いな〜なんて勝手に思ってると、紫さんが口を開いた。
紫「霊夢は親戚の子で、親はいません。だから、私が特別に面倒を見ているのです……そう、私が、みぃさんならこの神社に興味を持ってくれるって思ったので」
「そう思ってくれてありがとうございます!私、神社とかそういうところが大好きで!」
そう、さっきも言ったと思うけど嘘じゃない。
本当に嫌だったら、ここまで着いてきていないと思う。
そもそも、紫さんのいうことをなんでも聞くという約束だったはず。
本当に嫌だったら断って下さいね……と言われてはいたが、断る気になんてならなかった。
霊夢「ありがとうございます!とっても、嬉しい……」
霊夢が、嬉しそうに顔を綻ばせた。
親がいないってことは、ここで1人で住んでるってことなんだろう……
神社のこととか、生活のこととか大変だろうに……
なんて思ってると、霊夢が私に話しかけてきた。
霊夢「みぃさんって、普段どんなことしてるんですか?」
「あぁ、それはね……」
私は、普段の生活の様子を話した。
勿論、紫さんとの馴れ初めのことなど、シグのことも話した。
最近、電車に撥ねられて全身打撲で済んだことを話したら、霊夢は心底驚いていた。めちゃくちゃ心配してくれた。
まぁそりゃそうか。誰だってそーなる。私もそーなる。
そうして、紫さんを交えて話をして、ワイワイガヤガヤと盛り上がっているうち、日がそろそろ暮れてくる時になった。
まだ日の入り前だけど、そろそろ帰らないと道中暗そうで心配になってきた。
紫さんに視線を合わせると、私の言いたいことを汲んでくれたのか、霊夢にそろそろ帰ることを伝えた。
霊夢は、私に対して今日のお礼を言ってくれた。
また来るねって言ったら、霊夢は喜んでくれたから、バッチグー、ってところかな?
霊夢「また来てね!みぃさん♪♪」
「いえいえ、こんなところにこんな良い神社があって、こんな良い子に会えたんだから……こちらこそ、良い体験をさせてくれてありがとうね!」
私がお礼を言うと、霊夢はめちゃくちゃ喜んでくれた。
そして、私はせめてものお礼として、500円を賽銭箱に入れると、霊夢は更に喜んでくれた。
うんうん、良いことをしたなぁ……( *´艸`)
あれ?心做しか霊夢の目が$になってる気が……(^-^;)
そして、私は、紫さんと共に元来た道を戻り、車へと戻った。
紫「みぃさん、今日は来て下さってありがとうございました。霊夢とも随分と仲良くなって頂いて、霊夢の保護者として嬉しい限りですわ♪♪」
「いえいえ、お礼を言うのはこちらですよ!元々神社とか好きだし……それに……あんなに良い子にも出会えたし♪♪」
と言うと、紫さんは嬉しそうな顔をして車のエンジンをかけた。
すると、狙ったかのように私は眠たくなってきてしまった。
ふわぁ〜と欠伸をしていると、紫さんが気遣ってくれた。
紫「今日は振り回してしまってごめんなさい……シート倒して、寝てて構いませんよ。晩御飯はどうします?」
「紫さんの手作りが食べたいです〜……良いですか?」
はーい、という紫さんの声が聞こえたと同時に、私は目を閉じた。
楽しかった、めちゃくちゃ楽しかったんだけどちょっと流石に疲れた……( ̄▽ ̄;)
私は、車の心地良い揺れに身を委ねながら、意識を手放した。
紫は免許合宿に行って免許を取りました。
想像してる車種はマツダ2です。乗り心地良いですし。他にも紫が乗ってそうな車あったら教えてください。
運転めっちゃ上手いです。
あと、主人公に対してめっちゃ優しいです。
普通の人じゃ気づかないようなとこまで気づいてくれる……と思う。
車の中で、実は紫は主人公に対して綾鷹を渡してます。
凄い気遣い……多分私やったら出来ん_| ̄|○ il||li
個人的に紫に車を運転させて見たかっただけなんだ……許してくれ……!(^-^;)
質問などあればどぞ〜(´。・▽・)っ