私の転生物語 ~龍神として生きる~   作:夜刀神 闇

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ガリガリガリクソン


第67話 アイスと宴会後の小話

レミリアたちの戦いを見学した後、いつものように宴会が始まるだろうと魔理沙に言われた。

うっ、宴会。嫌いじゃないけど私あんまお酒飲めないしなぁ⁝( `ᾥ´ )⁝

 

……で、今の状況を説明しておこう!妖精に張り付かれているのだ!

もう一度言う、妖精に張り付かれているのだ!ついでにルーミアもいるぞ!ちなみに大妖精もいる!

大事なことなので2回言いました……

 

 

「……いつまでいるの」

チルノ「いちゃいけないのか!?」

「そういう訳じゃ……」

ルーミア「これは食べても良いアイスか!?」

「いいよ……」

大妖精「ち、チルノちゃん、ルーミアちゃん……長居しちゃ悪いよ〜〜> <՞」

 

 

なんだろう、この状況は!と言いたくなるよね。

暑い日が続く中、私は家の中でクーラーをガンガンにして涼んでいた。宴会が近々開催されるとのことで、皆に会える楽しみ半分、お酒呑まされそうだな〜という心配半分な気持ちでいた。

そしたら、窓が突然開いたかと思ったら、さっき言った3人組が突然ずかずかと入り込んできたってわけ。かれこれ2時間くらい居座られてるってわけ。

いつまでいるんだろう……

 

 

チルノ「大ちゃん!アイス食べる!?」

大妖精「え!で、でも」

「大ちゃんも食べていいよ?」

大妖精「良いんですか!……シャリ……美味しい……」

 

 

3人してガ〇ガ〇君を頬張る光景は中々に見てられるけど……ええい!大妖精みたいに遠慮は無いのかね君たちは!

 

 

魔理沙「邪魔するぜっ!」

 

 

と思っていると、嵐がやってきた。

 

 

魔理沙「ぷは!涼しいぜ〜〜!……お、なんか美味そうなもん食ってんな!どれ、1つ……」

「あーっ!それ最後のやつ!!!」

 

 

流石にお気に入りの味でラストワンを取られたら怒る!!!

ピソのアーモンド味取るなよこいつは!!!

 

 

?「おーねえさまー!!!」

 

 

と思っていると、第2の嵐がetc...

 

 

「ふぐぅっ……窓開けっぱにしないで……」

フラン「うふふー!」

 

 

気を利かせて大妖精が窓を閉めてくれた。ありがと大ちゃん……

 

 

ルーミア「フランなのだー!」

フラン「ルーミアちゃん!久しぶりー!」

 

 

もう部屋の中がしっちゃかめっちゃかだよ……

曜日の概念が無くなってから、ゴロゴロする毎日だけど。しかし、魔理沙に半ば無理やり異変に連れていかされたり、このように訪問客……この子らの場合は客なのかと思うけど……が来たりで意外と退屈しないんだよな。

 

 

紫「こら、貴女たち……そこら辺にしときなさい」

チルノ「ふべっ!?」

魔理沙「ひぎぃっ!?」

 

 

ほっぺたをつねられて痛がる魔理沙とチルノ。

………………紫さん、自分は冷静なんだと思いたいのは分かるけどさ。目線がアイスに向いてるよ?

 

 

「あー……食べます?」

紫「良いんですか?……では、遠慮なく」

 

 

美女がアイスを食べる様子は中々に(ry

てか、とんでもない能力を持つ人?妖怪?に会いすぎて、いつの間にか紫さんが部屋の中にいたことに違和感持ってないの、凄いな。これから慣れてしまうんだろうな…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで日も暮れて、皆を家に帰した後、家には私と紫さんだけになった。

紫さんは相変わらず、私をニコニコしたまま私を見つめている。

 

 

「紫さん。毎日楽しいですよ、幻想郷は」

 

紫「……そうでしたか」

 

「幻想郷に来てからの記憶の方が、濃ゆい記憶に感じるのです」

 

紫「それは」

 

「外の世界では、私は最初から居なかったことになっているんですよね」

 

紫「……ごめんなさい」

 

「何故あやまるんです?紫さんは何も悪くない。私は、私の意思で、ここに来ました…………宴会、楽しみにしてますから」

 

 

私が紫さんに笑いかけると、紫さんも笑い返してくれた。

そう、全ては自分の意思でここに来た。

なんてことを考えていると、紫さんが私のことを抱き締めていた。

 

 

紫「1000年以上前、私が危ないところを師匠は守ってくれました。だから、今度は私が守る番です………………………………では、また……」

 

 

体に感じる温もりが消え、はっとして振り向くと、紫さんはいなくなっていた。

その代わりに、紫さんがいた所に今晩のおかずが。

 

 

「ごめんなさい……私には記憶が無いのに」

 

 

こんなにも慕ってくれているのに何も答えられない悔しさでいっぱいになる。

その為には、幻想郷にいる人たちと交流し、仲良くなり、力を付けないといけないか。

 

 

「この味……たぶん私が好きな味だ」

 

 

白米に合う、少し濃い味付けの白身魚の味噌煮。

私は、炊飯器からご飯をよそうと、おかずと一緒にかきこんだ。

 

 

「!お、美味しい……」

 

 

私は、あっという間にそれらを完食してしまった。

普段からインスタントのものしか食べていなかった為、こういう味は余計に身に染みた。

食べている間、何故か少し涙が出て、1人で暫く物思いにふけっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◇◇◇◆◆◆◆◇◇◇◇◆◆◆◆◇◇◇◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1週間後、無事に宴会は終わった。

 

 

…………………………………………………………え?内容?

 

 

私が魔理沙に酒飲まされて、顔真っ赤になった上に気持ち悪くなって(自主規制)、霊夢とシグに背中さすって貰って、そういう魔理沙は紫さんの鉄拳制裁を受けて、ただ料理は凄く美味しかった……

 

 

……………………そんな感想しかありませんが何か?

 

 

「う〜ん……お酒はもういらん……」

魔理沙「うっ、ごめんなんだぜ」

紫「次飲ませたら容赦しないわよ」

 

 

顔、顔!紫さんの顔が般若になっておる!

料理は……うん、確かに美味しかったから!吐いちゃったけど!しゃーない!私がお酒に弱いのが悪いんだから!そんなに怒んないであげてくれ!( ̄▽ ̄;)

 

私は、宴会の後、酔いすぎた為、帰れないと判断された。ので、博麗神社に泊まり、朝を迎えていた。

その他妖怪が沢山来てたけれど何も覚えてない……マジで。

 

 

霊夢「みぃさん二日酔い酷そうね……相当お酒がダメだったのかしら」

「そうなんです、お酒はダメで。今度からは麦茶か何かを頂けたら」

 

 

う〜ん、まだ頭が痛い。

 

 

魔理沙「じゃあ、私は帰るぜ。あと、その……みぃ、ごめん……」

「気にしないで。また一緒にアイスでも食べよう」

 

 

私がそう言うと、魔理沙は嬉しそうに返事をし、帰っていった。

ピソまた買っておくからね……アーモンド味は残しといてね……

 

 

「そういえば、チロルはどこです?」

紫「あぁ、チロルちゃんでしたら人里に行きましたよ。何でも、"人形劇"が好きなようで」

「あぁ、あの魔法使いの女性がやってる?私も今度見に行こうかな」

 

 

確か名前は……アリス・マーガトロイドとか言ったような気が。

人の名前覚えるの苦手なんだよなぁ。

 

 

霊夢「凄いわよね、みぃさんて。初めて会う人も心を許してしまうんだから。人望が厚いのねぇ」

紫「それは、前世で善行を積みすぎた結果、こうなっているのよ。それはそれは素晴らしいことだと思うわ」

 

 

美女2人が縁側で話している姿は中々に見れるものがある。

 

 

紫「あら、みぃさんもよ?」

霊夢「どうしたの?」

紫「ふふ、何でもないわ。みぃさんが可愛らしいということを言っただけの話よ」

「え、え!?そんなことは///」

 

 

ナチュラルに私を褒める紫さんに驚き、思わず否定してしまった。

あーっ!今めっちゃ顔赤いよね……恥ずかしい(/ω\*)

 

 

紫「さてと、私はみぃさんを家まで送っていくわ」

 

 

手を翳し、スキマを出現させる紫さん。

私は地面に降り、それに続こうとしたが、霊夢に呼び止められた。

 

 

霊夢「しんどい思いさせちゃってごめんなさいね。でも、あんなんでも良いやつだからさ、また絡んでやってね」

「もう、気にしないって言ってるでしょ?……じゃあまた」

 

 

私は、霊夢に手を振り、スキマに飛び込んだ。

また宴会行きたいな。今度は料理メインで楽しみたいものだ……

幻想郷の皆とも、もっと交流したいし、それに……"記憶"を取り戻したら、自分のことも、やってきたことも知ることが出来る。

 

今は、それを目指して生きることにする。




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