ダンボール戦機ウォーズ~少年の新たなる機生~ 作:ホワイトラピット
この世界に飛ばされて分かった事がある。
まず、この世界はダンボール戦機という世界だということ。
落ちた…というより落とされた場所で周りを見てみるとLBXというプラモデルを持ってどこかに走っている少年や、LBXを動かしてバトルしている…これをみてこの世界はダンボール戦機の世界だなという事が分かったのだ。
まぁ、先ずは転生した世界は分かった。
次に疑問に思ったのが、やけに周りの建物、植物などなどが今までと違って大きく感じる。
「なんでこんな周りの物が大きくなってるんだ?」
腕を組んで考えようとしたら、大きな声で叫んで走ってくる女の子が走って親と思う人と一緒にこちらに向かってくる。
「なら、コレだったらいいよね?お母さん!」
「まぁ…お金のかからない物だったら良いけれど」
と、話をして少女が俺の体をつかむ。勿論俺は必死に走って逃げたが少女にいとも簡単に追いつかれて捕まってしまった。俺を捕まえた少女は満面の笑みで、
「これからあなたは私のLBXね!」ニコッ
宣言してきたのだ。
ちょっと待て、今この子俺を見てLBXって言ったか?
自分の体を見てみると鉄の体にF91によく似たブーズター、腰に更にブーズターを兼ね備えている。
この世界で見ると、LBXに見えるかもしれないが俺からみると、どう考えてもGセイバーです、本当ありがとうございました。
(こんなことしてる場合じゃねぇ!早くこの手を外さねぇと…外れねぇ…)
外そうとするが少女の力が強く拘束を外すことができない。
「お母さん!これならいいよね!」
「う~ん…分かったわ、でも時間になったらちゃんと家に帰ってくるのよ?」
おい!俺が承諾してないのに話が勝手に進んでるぞ!
「ヤッタ!!」
「気をつけてね」
(いぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!)
少女は俺を大切そうに持ち、公園へ走っていった。
~騎士移動中~
場所は公園、公園に来た俺と少女はいじめっ子と一方的なイジメに会っていた。
内容的には、LBXを持ってないくせにとか、キモイとか小学生レベルのいじめだ。
「お前LBX持って・・・るじゃねぇか、ちょうどいいや俺とバトルしようぜ」
「え、で、でも…「いいからやるぞ!!」は、はい…」
「たく…じゃあ《Dキューブ》展開!!」
てな感じでガキ大将な感じの子供に脅され気味でバトルになってしまった。
ステージ───平原───
「さぁ、行け!《カブト》!!」
「い、行け」
おいおい、びくびくしすぎだろ…内心悪態を突きながら戦場に丁寧に置かれる。
相手はカブトを放り投げズンッと重たい感じで着地させる。相手は余裕の表情を見せこちらを見下してくる。
此方は少女はビクビクしたまんまで、全くと言っていいほど集中出来てない、まず俺を操作するリモコンがないからこの子俺を動かすことができないんだけどな。
「どうした!仕掛けてこないのか?」
「え~と…リモコンないから動かせないんだけど…」
「…まぁ、いいや、お前の初めてのLBXぶっ壊してやるからよ!!」
ガキ大将に、合図され仲間であろう少年2人に動けないように両腕を掴まれてしまう。
「いや!止めて、離して!!」
「これからコイツの処刑をはじめま~す」
カブトがゆっくりとアックスを振り上げて、俺めがけて振り下ろして来たが、バッグステップでその攻撃をかわす、その動作を見て唖然とするヤジとガキ大将、ホッとしてる少女。
「なんで動いてるんだコイツ!?」
相手が動揺している間に俺は武器をセレクト、今ある武器を装備する、メイン武器にビームライフル、サブにビームサーベルといった感じだ。盾は常に左腕に装備されているビームシールドを装備している。
ライフルを構えロックオン狙うは──────
(足!!)
トリガーを引き足めがけて撃ち抜く、敵は動揺していて操作がおぼつき直撃。
「糞!!コイツ!!」
ライフルをマウントし、サーベルを振り抜く…そして、じわじわと歩いて近づいていく。
「カブト動け!動けってつってんだろ!!」
カブトはアックスを振り下ろすが、俺はシールドを横に振りアックスを切り裂く。無力となったカブト相手に足、腕、肩、と順に切り裂き最後には頭を掴み空中に振り上げ────
「アタックファンクション!!Xブレイド!!!」
サーベルを交錯させ、胴体を切り裂き…破壊した。
それをみた少年は逃げるように泣きながら走って行ってしまった。少女を掴んでいる少年2人を睨むように見ると逃げた。
少女は安心したのか、泣きだしてしまった。
肩に乗り小さい体ながら少女の頭を撫でる、少女は俺を抱きしめて、ありがとうと一言告げて俺を抱いたまま走って公園を出て行った。
「私の名前はつらら、水蓮 つらら…て言うの・・・LBX相手に何言ってるんだろ…」
「おう、よろしくな」
失礼な!LBXでもちゃんと喋れる──────
「え?」
「え?」
「しゃ、喋った!?」
「おう、俺はちゃんと喋れるぞ?」
「いやいや!LBXは普通喋らないし、前代未聞だよ!?」
「ま、まぁ落ち着けって…」
「落ち着いていられないよ!!」
「落ち着け」
「いたっ!」ゴンッ
「落ち着いたか?」
「うん…あ、そう言えば私は名前を言ったんだから、君の名前も教えてほしな」
「え?え~と…」
こんな時、名乗るとしたらこんな体だし此処では…いや、この世界ではこう名乗った方がいいかもしれないな。
「俺は、《G-SAVIOUR》だ、これからよろしく?」
「うん!これからよろしく《セイバー》!!」
「セイバー?」
「私をあいつ等から守ってくれたでしょ?その時騎士みたいで格好良かったから、セイバーって呼ぶことにしたの…だめ?」涙目
「うっ…い、いいぞ?俺も気に入ったし…」
「本当?やったー!じゃあ時間も時間だし家に帰ろ?」
「ああ」
こうして俺、セイバーとつららの生活が始まったのである。
家に帰って、俺が喋れるのが分かった時、親に驚かれたのは余談だ。
読んでくれた読者様、本当にありがとうございます。
今回出てきた主人公と少女ですが、これから下に書いておくので、興味がある人は是非読んでください!!
名前 G-SAVIOUR(愛称 セイバー)
性別 男
年齢 不明 (前世 18歳)
装備 ビームライフル(氷) 威力 600 SR D
ビームサーベル(氷) 威力 600 SR C
ビームシールド 防御力 230
能力 HP 6500 BP ∞ DF 260
斬 -5 突 +10 打 +12
火 -15 氷 +35 雷 ±0 光 +6
────解説────
トラックに引かれそうになった少年を助けて死んでしまった主人公、だが神様に死ぬ直後の勇気ある行動と判断力を見かねこのまま成仏するには惜しいと思われ、転生させられた。本人も本人も余り悪い気持ちはせず今は神様であるおっさんに感謝している。
しかし、前世で別れも言えずにおいてきてきてしまった、妹、母、父の事が心残り。
名前 水蓮 つらら
性別 女
年齢 12歳
────解説────
ミソラノ中学校に通学している水色の髪と目の少女、一見活発な女の子に見えるがクラスメイトからいじめを受けている。LBXを持っていないからと言う理由でいめられていたが、セイバーと出会い、少女の運命が変わることになるかも…
因みに、料理や家事ができ、親の手伝いをよくする優しい子である。
本人は気づいていないが、意外にいい体付である。byセイバー
セイバーとお風呂に入ろうと毎回する、セイバーは嫌がるが無理やり一緒に入る。
という感じです。
誤字、脱字、違和感があれば報告ください。
感想も待ってます!