デュエル中に起きた事故   作:無銘

3 / 4
絡む相手が悪かったようだ

「そのカードを寄越せぇぇぇっ!!」

 

「嫌じゃ、ボケェッ!!」

 

「ならば、デュエルだ。

俺が勝ったら、さっきお前が引き当てた

『白魔導士ピケル』たんを貰う!

俺が負けたら『ゴキボール』をくれてやる!!」

 

「釣り合うか!!」

 

「ならば、『ゴキボール』3枚だ!」

 

「3枚だとっ!?

だが断る!!」

 

「問答無用、デュエル!!」

 

先攻:チンピラA

 

「俺のターン、ドロー!

俺は『ブラッド・ヴォルス』を攻撃表示で召喚し・・

ターンエンドだ!!」

 

「俺のターン、ドロー。

・・・ルール違反だとは思うけど、一応確認しておく。

お前、手札に『クリボー』とか『速攻のカカシ』みたいな

手札から発動するようなカードって、今手札に来てる?

来てなかったら、このターンで終わりそうなんだが・・・」

 

「ハッタリを!」

 

「まぁ、答えなくてもすぐ分かるけどさ。

俺は手札から『古のルール』を発動し

『真紅眼の黒竜』を特殊召喚。

魔法カード『黒炎弾』

もういっちょ『黒炎弾』」

 

チンピラLP:8000→6600→3200

 

「手札から『伝説の白石』を通常召喚。

レベル7『真紅眼の黒竜』にレベル1『伝説の白石』をチューニング!

闇と光が混じりあい、煌めく星に呼びかける!

光さす道となれ!

シンクロ召喚『スターダスト・ドラゴン』!」

 

「たしかに、『ブラッド・ヴォルス』よりも

攻撃力は上だが、俺のライフは尽きないぜ?」

 

「白石の効果発動。

デッキから『青眼の白龍』を手札に加える。

手札から『古のルール』を発動。

手札の『青眼の白龍』を特殊召喚!

ハンドレスになったが、2体の攻撃が通れば俺の勝ちだ。

まずは、スターダストでブラ坊を攻撃!

響け、シューティング・ソニック!!」

 

「他人のモンスターに変な仇名つけんじゃねぇ!!」

 

チンピラLP:3200→2600

 

「うるさい!

他人のカードを狙い、断ったら力づくで奪おうとする・・・

そんな悪党に人権など、俺は認めん!!」

 

「い、いや、俺じゃなくて

俺のモンスター・・・」

 

「貴様のセリフを返すぜ?

問答無用!!

『青眼の白龍』で直接攻撃!

滅びの爆裂疾風弾!!」

 

「ぐぉぉぉぉっ・・・

なんちゃって。」

 

「何っ!?」

 

「俺はライフで受けるぜ!!」

 

「何だと!?」

 

「つまり、この攻撃で俺のライフは0を下回る!」

 

チンピラLP:2600→マイナス400

 

デュエル終了

 

「結局、俺の勝ちじゃねぇか!!」

 

「気持ちの持ち様だ!

『あの時、あぁすれば良かった』から負けたんじゃねぇ。

『あの時、あぁしかできなかった』から勝てなかった。

と考えるんだ。

『負けた』なら負けを認めているが

『勝てなかった』なら引き分けに持ち込めた、

かもしれねぇからな!」

 

「清々しいほど往生際が悪いなオイ!

素直に負けを認めろよ!」

 

「だから、『白魔導士ピケル』たんを手に入れるまで

勝てるかもしれないという期待を胸に

いずれ、お前にデュエルを申し込むぜ。

それまで『白魔導士ピケル』たんは

お前に預けておく!

精々、『黒魔導士クラン』たんも引いておくんだな!

俺の手間と金が省ける!!」

 

「あ、セキュリティですか?

強引にアンティデュエルを申し込まれた上に

ストーキング宣言されまして・・・

はい・・・はい・・・」

 

「通報しないでぇぇぇっ!!」

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。