ハイスクールd×d 仮初めと虚無   作:Third+s

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やあっと書けました!

今回で特訓終了…どうぞ!


覚悟、決めます!

「というわけで、現在『七十二柱』の悪魔は、先の三つ巴の大戦で殆どが潰えてしまったの。悪魔は出生率が非常に低い事もあって…」

 

 

 

初日が明けて現在、オカ研メンバーは改めて悪魔の社会事情を知ろうと言うことで、勉強会を開いている

 

 

 

「こんな所ね。疲れたでしょうから、ここで休憩にしましょう」 

 

 

「お茶を淹れて来ますね」

 

 

 

そう言って集まりの中から立ち上がった姫島は、静かに部屋を出た。だがここには、もう一人いるはずの者がいない

 

 

 

「タカシさん…初日から数日顔を合わせてませんが、大丈夫なんでしょうか?」

 

 

「一応、寝る前とかお風呂の時は、何ともないとは言ってたけど」

 

 

 

そう、ここにいないのは、このメンツで唯一の人間である近衛剛だ

 

 

 

「タカシについては、『赤龍帝の篭手(ブーステッド・ギア)』を使っての模擬戦闘と制御をすることだけは聞いているわ。…今は彼を、タカシを信じましょう」

 

 

 

そう告げたグレモリーの顔もどこか陰っていた。そして各々は窓の外、遠方にいても分かる程上昇した魔力の荒波を放つ、近衛剛の身を案じた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『Boost!』

 

 

「はっ!」

 

 

 

グレモリー達から離れて、俺は今山に籠もって模擬戦闘を実践中。足技をこなす為、篭手でブーストをかけつつ、前蹴りに回し蹴り、連続させてシンバルキックを繰り出す。そこから更に体をかがめて水平蹴りを放ち、その遠心力を応用してしゃがんだまま後ろ蹴りを放つ

 

 

 

『Boost!』

 

 

 

二度目のブーストを確認しつつ、蹴りを放った体勢から体を反転させ、足技で有名な格闘技、『カポエイラ』のように両足を広げ、駒のように回転する。回転を終えた後、すかさず両腕のバネを使って大きく跳躍し、体を起こした後すぐに両手でガードの姿勢を取り、反撃を想定したシャドウを始める

 

 

 

『Boost!』

 

 

「三度、目!」

 

 

 

適度なブーストを終えた後、ブーストを意図的に止め、篭手を盾にして後ろへ飛び退く。言うなら、敵がブーストを危険視して手痛い一発を狙うだろうから、その予防法だ

 

 

 

「飛ばすぜ!」

 

 

『Explosion!』

 

 

 

ブースト三回の魔力強化で、毎度お馴染みのように震える大気。何か自分で思うんだけど、俺の魔力徐々に上がってねえか?微々たるもんかもしんねえけど

 

 

 

「さ、て…ふっ!」

 

 

 

練り上げた魔力で全身を強化し、木場にも並ぶ速度で山の中を駆ける。跳躍し、木々を蹴りながら立体的な機動を意識しつつ、着実に敵の懐に潜り、一撃を叩き込む

 

 

 

「はぁぁぁああ!」

 

 

 

強化状態の素手で、一際大きい大木へ高速のラッシュを叩き込む。木が殴る毎に抉れ、無残な姿をさらけ出す。そこへミドルキック、回転してからの肘打ち、体を捻ってシンバルキックなど、型に拘らない攻撃を織り込んで、仮想敵を翻弄する

 

 

 

「ラストぉぉ!!」

 

 

 

そして決め手に右ストレート。それも只のストレートではなく、"紫の炎を纏った"右腕のストレートでだ

 

 

哀れ、大木は一瞬にして幹を無残に抉られ、音を立てて倒木した

 

 

 

 

 

 

「ぬおおおおおおおおおおおおお!!!?」

 

 

 

俺の方に

 

 

 

「あ、焦ったああああ!?死ぬかと思った!!」

 

 

『Reset!』

 

 

 

俺がギリギリ倒木した木の枝辺りまで避難を終えた時に、強化が切れた。あれ?何かこの状況デジャヴ?

 

 

 

「はあ…"俺が孤独を求めている"、ねぇ…」

 

 

 

あちこちに木の枝やら葉をつけながら、俺は初日の事を思い出す

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【お前の望む理想…それは、"何者にも干渉されない孤独"だ!】

 

 

「こど…く…?」

 

 

【お前は表向きでは凡人を名乗ってるけどよ?考えてみろよ、お前は何をしても覚えが早い。何より!お前の才能を妬み、迫害した連中を気怠く思っていたはずだ!】

 

 

「……」

 

 

【お前は己の真価を、ただ自己満足を満たす為に孤独を求めている!誰の目にも触れられず、疎まれることなく己を引き出せる"居場所"が欲しいだけなんだよ!】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はあの時何も言えなかった。ただあの野郎に言われた言葉に納得させられていたから…でも同時に、それを否定したいとも思っている俺がいた。だから、俺は今ここにいる。自分の意志を確かめる為に、俺はここで我武者羅に鍛錬をしている

 

 

 

「これが俺の力…ねぇ」

 

 

 

そう独りごちた目線の先には、まるで"アイスクリームをくり抜いたように"綺麗に抉れた木の幹があった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…寝れねえ~」

 

 

 

深夜、不意に目が覚める。…俺はここ数日あいつらとまともに接触しないまま修業を終え、出来るだけ他の奴らとの行動の時間帯をズラした。あいつらの顔を見たのは、初日のみ

 

 

 

「空気でも吸いに行くかな」

 

 

 

独りごちた俺を止める奴はおらず、静かに俺は部屋を抜け出した

 

 

 

「あら?タカシ?」

 

 

「…部長」

 

 

 

だけどこういう時に限ってエンカウント率が高いよなぁホント。何処ぞの城みたいなデカい階段から、丁度グレモリーが降りて来る所に出くわした

 

 

 

「あんたも寝れねえのかよ。てかお前、眼鏡?」

 

 

「え、えぇ。殆ど度が入っていないのだけど」

 

 

「願掛けか何かってことね」

 

 

「ん~、そんな所かしら。タカシも眠れないの?」

 

 

「まあ、な。考え事が引っ掛かってる感じだな」

 

 

 

今から撒くのも面倒だし、大人しく俺はグレモリーと外へ出た

 

 

 

「どう?修業は上手くいってる?」

 

 

「ま、ボチボチかね。そっちはどうなんだよ?木場が言うには捗ってない奴もいるらしいじゃねえか」

 

 

「誰のせいだと思ってるのかしら?」

 

 

「俺とか言うんじゃねえぞ?そりゃ責任転嫁だ」

 

 

 

そんなこんなで、ここ数日の経過を話し合う俺とグレモリー。そういやこんな、落ち着いて話す事無かったよなぁ、こいつとは

 

 

 

「この資料…ゲームの戦術か?」

 

 

「ええ…ただこれは気休め。対戦相手考えるよりもずっとマシだからやっているだけよ」

 

 

「…成る程、不死身と闘り合うとなると、リタイアが無いからな」

 

 

 

俺も俺のことばかりに気が向いてたけど、今回ケンカ吹っかけたチャラ男…ライザーは不死鳥と同等の悪魔だ。正攻法で戦って勝てる訳が無い、ましてや…俺達は素人。改めてこのゲームの無意味さを物語ってる

 

 

 

「初日にも言ったけど、勝とうものなら勝てるのよ。強力な一撃でライザーを再起不能にするか、起き上がる度に倒して精神を潰すとか、ね…」

 

 

「その様子だと、机上の空論ってやつなんだろ?」

 

 

「…ええ、前者は神クラスの一撃、後者はライザーとの根気比べ。確かにあなたは私達の切り札、今の現状でさえもあなたはこの中でトップクラスの実力があるわ。人間としては、有り得ない程に…それでもあなたでは、神クラスの一撃は放てない。ライザーなんていう上級悪魔と持久戦だなんて以ての外だわ。それもあなたが、人間だから…」

 

 

 

月明かりに照らされたグレモリー。庭の塀に座る彼女は、そこで口を噤み、まるで何かを請うように俺を見た。…言いたい事は分かってる、多分こいつの考えてる事が、現状で最も最適な答えだ

 

 

 

「確かに、"俺が悪魔になれば"話は変わるだろうな」

 

 

「…タカシ、恥を忍んでお願いしたいの。私の下僕になって頂戴!」

 

 

「却下」

 

 

 

ほぼ即答だ。グレモリーなんて驚き過ぎて目が丸くなっちまってる

 

 

 

「タカシ、もしあなたが人間のまま戦えば、間違い無くあなたはライザーに殺される!勝手に巻き込んだ私が言えた事では無いけれど、あなたが望んで側にいてくれているけれど!私はあなたに死んで欲しくないの!!」

 

 

 

と思ったら、今度は涙目で訴えかけられた。マジで勘弁、俺涙にゃ弱ぇんだよ…

 

 

 

「私、知ってるのよ?あなたは…何気なくしてくれた私との約束だけでここにいるんだって。そんな口約束だけで命を懸けているんだって…」

 

 

「げ、何でそんなこと…木場ぁ、あいつか!」

 

 

 

こんなこっ恥ずかしい事言った覚えがあるの、あいつとの会話だけだかんな

 

 

 

「あなたの気持ちはとても嬉しいわ…だけどそれで死なれてしまっては、こちらが辛いの…。私が出来る、せめてもの恩返しは、あなたを死なせない事しか…ないの」

 

 

 

遂にはグレモリーの目から涙が零れた。…知っていた、こいつは身内の為なら、どんな些細な事だろうが、我が事のように手を差し伸べる。こうやって…俺の為に涙を流せる、徳も持っている事も、知っていた。俺はそんなひたむきに、己を削って誰かを想うこいつを、放って置けないと思った

 

 

 

あの時、スーザンとの仕事を終えた時の…あの弱々しいグレモリー。その姿は、こいつらと出逢う以前の俺と重なっていたんだ。同情…そんな上からモノを見たように、俺はグレモリーを評価した。だからそんな彼女を…誰にも救いを求められなかった嘗ての俺を助けようと、俺は考えていたんだ。ただ唯一違ったのは…こいつは俺なんかより遥かに"人ができてる"

 

 

 

「…俺さ、今のお前がどっか俺に似てると思ってたんだ」

 

 

「え…?」

 

 

「誰にも頼れなくて、自分の弱いとこ見せたくなくて、必死こいて出来る自分を見せて無理してるように見えたんだ、お前の見せる挙動の節々から、さ?…妬まれて追い込まれて、誰も信じられなくなった俺と、お前を重ねて見てたんだ」

 

 

 

ガキの頃から芽生えた、裏切りからの恨み、辛み、疑心、不信…そこにスパートかけるように親父の他界。きっと俺は、誰かと関わる事が怖かったんだ。裏切れられるのも、自分が傷付くのも、嫌だったから

 

 

 

「だけど違った!部長は…望んで誰かの為に無茶してたんだろ?」

 

 

「っ!」

 

 

「俺みたいなちっちぇ器なんか比にもならねえ!…あんたはこの中で"誰よりも強かった"」

 

 

 

俺が滅多に見せない姿に、今度は別の意味で驚いてるグレモリー。それが普通の反応だわな

 

 

 

「だからそんな誰よりも強いお人好しを見てると!危なっかしくて見てらんねえんだ。そんなお人好しが、一番望む未来を掴んで、堂々と胸張って幸せになる姿を見るまでは!俺も死ぬ気なんて毛頭も無えよ」

 

 

「…だったら」

 

 

「でも悪魔にだけはならない」

 

 

「!?どうして!」

 

 

「それが、俺が俺としての最後のケジメで…親父と母さんが残した、最後の形見だからだ」

 

 

 

今俺が生きている証、人として生まれ落ちた大元…両親。今は亡き俺の一番近い肉親。俺はこの最後の絆を、永遠に失いたくはない。これは断固とした決意だ

 

 

 

「俺の事調べてんだろ?ある程度は」

 

 

「……えぇ」

 

 

「俺の気持ち、十分解ってくれてんだろ?それでも、この先に見える未来を無視出来ない…だからあんたは、渋るしかないって感じかな?」

 

 

「…お見通しね、何もかも」

 

 

「どうかね?そんな悩めるお嬢に朗報です!…俺が生きて、チャラ男に勝つ方法が、ある」

 

 

「!!?」

 

 

「正確には、俺が人として生きて、勝つ方法だけどな?」

 

 

 

ま、限り無く低い可能性だかな…俺が"アレ"を十全まで使えなくても、やりようではあいつの不死を打開出来る

 

 

 

「それって…一体」

 

 

「俺がお前らから離れてきた理由だよ。一歩間違えれば…俺がお前ら全員を殺しかねない、"俺の本来の力"を使う」

 

 

「そんな…!まさか、今までそれを黙ってて」

 

 

「文句は全部終わってからにしてくれよ?今から精神ダメージ削りたくないし」

 

 

「茶化さないで!どうして相談してくれなかったの!?そんなに私たちが「大事だからこそ黙ってた!」…!?」

 

 

「…夢を見たんだ。俺の本来の力…"化物"の俺が、お前等を血の海に沈めた夢を…。怖かったんだ、俺の力が、俺自身が!居場所を自ら壊す事が!お前等を失う事が!」

 

 

 

溢れ出した…紛れもない"本音"。まるで、喉に刺さった小骨が取れたように、その瞬間

 

 

 

俺の迷いは消えた

 

 

 

「…タカシ」

 

 

「…部長、決めたよ。やっと分かった、俺の答え!」

 

 

「え?な、何のこと?」

 

 

「いんや、こっちの話だ!」

 

 

 

そうだ、俺は"全部に怖がってたんだ"。あいつの言葉も、今の俺の感情も"本音に違いない"のに、何一つ俺は踏み込んでなかっただけなんだ!

 

 

 

「…部長、俺が隠してたもの、ここで見せます」

 

 

『Boost!Explosion!』

 

 

 

グレモリーの有無も言わせず、俺は篭手の一度の倍化を行使し、魔力を跳ね上げた

 

 

 

「狸寝入りは止せよ。話がある」

 

 

 

そう言って俺はそっと目を閉じる。その後ゆっくり目を開けると、右の瞳を"紫"へと変えた。その直後に右手を前に突き出すと、手の甲から宝玉が浮かび、紫の光と共に同色の炎が右腕を包む

 

 

 

「これは、あの時の!」

 

 

 

グレモリーが驚いてる間に、宝玉の中から炎がゆらりと浮かび、俺と対面するように浮かぶと、形を変え、初日の時と同じ…今の俺と全く同じ姿に、狂喜の笑みを浮かべた"俺"が現れた

 

 

 

【よぉ、遂に決別の宣誓でも唱えるつもりか?】

 

 

「抜かせ、俺の中にいたんだから分かってんだろ?」

 

 

「タカシ、何…何なのこれは!」

 

 

 

もう一人の俺を見て、きっとこいつは不気味に感じてるだろうな。何せ"姿以外に何も感じない"んだからな

 

 

 

「孤独を求めている俺、部長たちとハチャメチャな毎日を求めている俺。両方結局、俺の本音だったわ」

 

 

【自分なりの答え、ってやつか?茶番見せてもギャグにすらならねえぞてめえ!】

 

 

 

俺を滑稽に思い嗤う、"奥底の本音"。それでいい、両方俺であって、相成れるはずがいんだから

 

 

 

「要は"怖がって"んだろ?」

 

 

【…あ?】

 

 

「仲間に裏切られ、妬まれ、恨み、失うのが怖いんだ。俺が"今見つけた本音"と"俺の心から根付いている本音"、怖れるリスクが低いのは…当然今までやってきた自分だよ」

 

 

 

だから、俺は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そんな臆病な俺から、俺は『新しい一歩』を踏む!」

 

 

【…はっ!とんだイカレ具合だな。それがまた繰り返しの始まりだって分かんねえのか?】

 

 

「言っただろ?そんな臆病な俺だって、恐怖に向き合えるんだ。俺の後ろにいるお人好しにはなれねえが、"俺のちっぽけな世界を守る"位は、頑張りてえんだ。…それくらいの範囲なら、俺にだって人を"信用できそう"だからさ!」

 

 

【……】

 

 

 

思いっきり宣言して、ガキみたいな笑みを浮かべる俺を、向こうの俺は黙って見つめた。心底つまらなさそうに

 

 

 

【あ"ぁ~あ!つまんねぇ目になったなてめぇ】

 

 

「ほめ言葉ってことだな?」

 

 

【ほざけ…まあ、いい。お前が、近衛が平穏をどう定めようと、"俺"は変わらない。平穏ってのは…"無の中でこそ真の意味を持つ"んだからなぁ】

 

 

 

そしてもう一人の俺はそれきりに、形が崩れ落ち、紫の火の粉と共に霧散した。同時に右手の炎も収め、ゆっくり深呼吸をした後

 

 

 

『Reset!』

 

 

「がっ…」

 

 

「タカシ!」

 

 

 

激しい消耗の後、俺はその場で崩れ落ちた

 

 

 

「はあ、はあ!あんにゃろ…"姿見せる間"にガリガリ魔力持って行きやがって…」

 

 

「タカシ…あれは何なの?」

 

 

「あんたも感じたろ…その感覚が"答え"で、"俺本来の力"だ」

 

 

「??」

 

 

 

まあ…ゲームまでには御披露目するつもりだし、まだ言わなくてもいいか

 

 

 

「…部長、あんたはゲームに勝って、何を望むんだ?」

 

 

「え?」

 

 

 

少し息を整え、立ち上がる。心配そうな顔をしてしゃがむグレモリーへ、俺は見下ろす形で、彼女へ問う。答えは待たないが

 

 

 

「あんたが将来、何を望むかは分からないけどよ?俺のちっぽけな世界に一番最初に割り込んで来やがったあんたに…家の決まりとか、体裁とかお堅いもんに縛られず幸せになってもらいたい。"誰でもないリアス・グレモリーその人に幸せになってもらいたい"。それくらいの理由があれば、俺はあんたを守り続けられるからさ?」

 

 

「あ…~っ!!?」

 

 

 

あれ?何故目を背けた?

 

 

 

「あの、その…ありが、とう…」

 

 

「は?どう、いたしまして?」

 

 

 

言葉を間違えたか?まあ顔赤くしたグレモリーを見ると、悪くは思われてないだろうけど…

 

 

 

「とりあえず!俺の力は最終日に御披露目すっから!同時に俺の勝算についても説明する」

 

 

「え、ええ!わかったわ!…タカシ、ありがとう」

 

 

「どうした?何か様子おかしいぞ?」

 

 

「な、何でもないわ!さ、明日の為に寝ましょ!」

 

 

 

何かはぐらかされたが、まあいい…"全てを消しかねない力"を、俺は守る力に変えてやる!

 

 

 

俺はこの覚悟を持って、残りの日々を過ごす事となる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして最終日、御披露目した緑溢れる現場は、山一つ巻き添えに荒れ地へと変貌した

 

 

 

それが、俺が無意識に抑えていた"才能の枷"を外すきっかけになったのは、嬉しい誤算だったな




進行遅いし内容が薄い…ホントにすいません!


ですが…ようやく大暴れ出来る!この男をどう暴れさせようかとばかり先走っていたので、素直に喜びが大きいです、はい


次回ゲーム開始、序盤から飛ばす主人公の姿…何となしに覗いてみて下さい


では!
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