見るなら前の話を見てからの方が理解しやすいです
〜本編〜
霊夢「…それで?これはどういうことかしら?」
どうも皆さん、月影龍です。
なんと僕は今、修羅場にいます。
霊夢さん怒ると怖いです。
まぁ僕は被害者であって、
怒られてるのは僕ではないのですけれどね。
怒られている側でなくて良かったです…ホント良かった…
霊夢「さぁ最後に言い残す言葉はある?」
アリス「私は私のやったことに後悔などしていない、それどころかとても清々しい気分よ」
霊夢「いいだろう…生まれてきたことすら後悔させてやる…表に出な」
龍「お、落ち着いて…」
霊夢「アンタは黙ってなさい?」
龍「ひ、ひゃい…」
かれこれ30分、口論を繰り広げている。
話に進展は無くただ結論付いたのは
霊夢さんがただひたすら怖いということだけだろう。
龍「魔理沙さんどうしましょう」
魔理沙「私にいい考えがある、任せときな」
そう言って魔理沙はアリスと霊夢の間に入り…
魔理沙「おいおい、いくらアリスに先を越されたからって嫉妬するのはみっともないぜ?霊夢」
霊夢「…は?」
魔理沙「泊まりに来てる私達よりも、一緒に暮らしてる霊夢の方がそういうのことするチャンスは多いわけだからこれから挽回すればいいジャマイカ」
バキッ
部屋に鈍い音が響き、魔理沙は綺麗な曲線を描きながら吹っ飛んでいった。
うん、巫女なのにパンチが上手いってどうなんだろうか。
魔理沙「ぼげふっ!?」
霊夢「…どうやら先に殺されたいようね」
魔理沙「やめっ…やめろぉぉぉおっ」
…魔理沙さんは一体何がしたかったのだろう…
霊夢「ふぅ…これに懲りたらもう馬鹿な真似はしない事ね」
アリス「げふぅ…」
魔理沙「な、なんで私まで…」
霊夢「何言ってんの?アンタも同罪よ」
魔理沙「り、理不尽だぜ…」
2人は地面に突っ伏してピクリとも動かない。
まぁ口数だけは減らないのだけれども…
その後、3人が霊夢の機嫌をとるのに半日かかったのはこの4人だけの秘密である。
霊夢の機嫌が治った頃には辺りは既に暗くなり始めていた。
霊夢「さて、巡回の時間ね。龍は…」
龍「此処で待ってるね」
霊夢「…そう…そこの2人もついて来なさい」
アリス&魔理沙「えー」
霊夢「つべこべ言わないぶっ飛ばすわよ?」
アリス「もう乱暴ね〜」
魔理沙「まぁ、仕方ないのぜ」
霊夢「それじゃあ…行って来るわね」
龍「行ってらっしゃい」
そうやって3人を見送った龍の顔は、何故か悲しみで満ちていた。
3人は幻想郷中をゆっくりと飛び回っていた。
魔理沙「それで?」
霊夢「…ん?」
魔理沙「なんかあったんだろ?」
霊夢「なんでわかったのよ」
魔理沙「何故って…親友だろ?」
霊夢「悪友の間違いでしょ。…この前、龍と2人で巡回をしてたの」
アリス「ふむふむ?」
アリスと魔理沙は霊夢を挟むように飛んでいる。
話が始まると2人は飛ぶ間隔を狭めて話が聞き取りやすい位置まで近付いた。
霊夢「丁度暖かなお昼頃だったわ…日向ぼっこでもしたくなるね」
魔理沙「霊夢の事だから実際日向ぼっこしに行ったんだろ?」
霊夢「図星よ…暫く2人で寝転がってたわ…そしたらね」
アリス&魔理沙「そしたら?」
霊夢「…龍の周りにね?怪我してたり年老いてる動物が集まってきたの…そしてその子達、龍に触れるやいなやピクリとも動かなくなっちゃって…私も龍もただ呆然と見てるしかなかったわ…何が起こってるか分からないまま、気付いたら龍の周りは死骸の山ってね…そりゃ出かけたくなくなるわよ」
魔理沙「…触れたら死ぬって原理ならアリスはもうゾンビだな」
アリス「言っとくけど私死んでないわよ!?」
魔理沙「それくらい分かってるのぜ」
霊夢は高度を下げて地上に降りていった。
2人も後を追うように降りていくと、そこは草原だった。
霊夢が降りたところには、土が盛ってあり石が刺さっていた。
アリス「これって…」
魔理沙「墓石、か」
3人は墓石に向けて合掌をした。
霊夢「…怖いからって保留にしてた…それも終わりかな」
魔理沙「どういうことだぜ?」
霊夢「龍が…何かのか」
アリス「…」
魔理沙「…」
しばし続いた沈黙は、突然破られることとなる。
墓石の裏から突然、金髪の女性が現れたのだ。
霊夢「アンタは…紫…」
霊夢「なんでアンタが此処に?」
紫「居てはいけないかしら?」
霊夢「そうじゃないけど…」
紫という人物はゆっくりと3人へと近付きながら話を続けた。
紫「さて、話を戻して…月影龍とは何なのか。それは私も現在進行形で探ってるけれど全くもって分かっていないわ」
霊夢「いつから…」
紫「ん?」
霊夢「いつから探ってた?いつから魔理沙と結託してた?」
霊夢は憤怒や悲観の入り交じった顔でそう問う。
魔理沙「ありゃ?バレてたのか」
紫「…あの子が初めて博麗神社に来る少し前のことよ」
霊夢「そう…」
紫「全く…その推理力で何とかして欲しいわね」
霊夢「そんな都合よくないわよ…」
アリス(全く話についていけない…)
魔理沙「んで?新しい情報は入ってないのか?」
紫「あるわよ。とっておきのが」
霊夢「とっておき?」
紫「ここに埋まってるこの子達…龍が無理矢理殺した訳じゃなくてどうやら自分から死にに来たみたい」
魔理沙「おいおい、まだ龍が原因と決まったわけじゃ」
紫「もう長くは生きられないから…苦しんで死にたくないから…妖怪として化けてでるくらいなら…理由は様々でしょうね…でも確実に『みんな死にたがっていた』」
魔理沙「無視かよ…」
紫「死へ先導するなんて死神じみた能力なら身元はとっくに判明してるし望みを叶えるなんてくだらない能力なら一体何処の神様って話よ」
霊夢「閻魔はなんて?」
紫「『そんな奴は知らない』だそうよ」
アリス「ねぇ…神様神様ってまるで龍が人外みたいに…」
魔理沙「まだそうと決まったわけじゃないが確実に言えるのは…」
霊夢「ただの人間じゃないってことね…」
紫「そうねぇ……まぁ霊夢もやる気みたいだし?ここからは総力を挙げてきましょうか…それで?何か案はお持ちで?」
霊夢「…とりあえず連れてくなら地霊殿かな」
魔理沙「地霊殿ってことは…さとりのとこか」
紫「なるほどね…まぁ流石と言ったところかしら…」
霊夢「…」
深くなっていく暗闇の中で4人は、もう引き返すことのできない泥沼に両足を突っ込んでいることには気付くことは出来なかった。
友人の小説がうますぎて辛い…どうも筆者です。
なにか掴めないかと家中の小説を読み漁って出た結論が
「無理」
てことで自分は自分なりに進めていこうと思います。
アドバイスやらなんやら下さると幸いな限りです。