〜本編〜
それぞれを抱えた2人は全速力で迷いの竹林にある永遠亭に急いだ。
とばしたのでさほど時間はかからなかったが、魔理沙にはその時間が永遠に続いてるように感じた。
永遠亭に着いた2人は、龍を八意永琳という人に引き渡し、部屋のひとつを借りてさとりを布団に寝かせた。
寝かせられたさとりは終始うなされていた。
アリスは座ったまま寝てしまった。
いやさっきまで寝てただろうに…
そして辺りは沈黙に包まれた。
まぁその沈黙も一瞬で壊れるのだけれども…
紫「やっほー!ゆかりんだよ!」
急に空中に開いたスキマから八雲紫が飛び出してきたのだ。
魔理沙「うぉ…どうした…今日はやけにテンション高いな…」
紫「そういう貴女はダダ下がりね?」
魔理沙「余計なお世話だぜ…」
紫「まったく…あ、そう言えば!酷いじゃない魔理沙!霊夢をおいてけぼりにして行っちゃうなんて!」
魔理沙「その言い方じゃ、回収してくれたんだろ?」
紫「あら分かってたのね。ウチの式が魔理沙とアリスが龍とさとりを連れて飛んでったって言ってたから、あら〜?ってね」
魔理沙「で?容態はどうなんだぜ?…」
紫「今は神社で寝かせてるわ。あとが心配だけれどね」
魔理沙「そうか…しかし驚いたぜ、霊夢があそこまで動揺するなんてな」
紫「あぁ見えてとても繊細な子なのよ?魔理沙もまだまだね」
魔理沙「よ、余計なお世話だぜっ」
紫「心情表現が苦手な子ですからね…貴女にあたりが強いのもそれが理由ではなくて?」
魔理沙「だといいんだがな…ツンデレかぁ…ないな」
紫「…ツンデれいむ」
魔理沙「ぶっ…なんだそれ」
紫「あら?ヤンデれいむの方が好みだったかしら?」
魔理沙「あははっ!恐怖でしかないなそれ」
永琳「あら、呑気におしゃべりなんて案外余裕なのね?」
2人が喋っている所の後ろの襖が開き、銀髪の女性が出てくる。
先程龍を預けた八意永琳だ。
魔理沙「あ、永琳!龍はどうなんだぜ?…」
永琳「貴女にこっ酷く頭下げられたんだもの。殺すわけにも行かないでしょうに…」
魔理沙「じゃあ…」
永琳「一命は取り留めたわ…まだ安心できないけれどね」
魔理沙「ありがとう…本当にありがとうなんだぜ…」
永琳「あら貴女に本気でお礼を言われたのは初めてじゃないかしら?」
魔理沙「え?そ、そうか?」
永琳「まぁ、貴女がここに来ることすら久しぶりだものね」
魔理沙「ま、まぁそうだな…」
永琳「それにしても大切な人なんでしょ?あまり信用されてない私なんかに預けてよかったの?」
魔理沙「んーまぁ、お前なら大丈夫だろ」
永琳「変な信頼ね…まぁいいわ。用があったら読んで、あの子の容態を見てこなくっちゃ」
魔理沙「分かったのぜ」
紫はいつの間にか消えていた。
タイミングからしてよっぽど永琳に会いたくなかったのだろうか…
魔理沙(まぁ…あんな事あったらなぁ…そうなるか)
直接的なことは知らんが月についてなんかあったらしいぜ。よく知らんが。ん?なんで2回言ったかって?重要なことだからだ(ドヤァ)
そんなこんなで夜明けになるまで魔理沙とアリスは待ち続けた。まぁ1名熟睡してますけれども…
魔理沙は一睡もできなかった。龍のこと、霊夢のこと、事件のこと、色々考えすぎて寝れなかったのだ。
そんな魔理沙を心配してなのかどうなのか知らないけれど紫は魔理沙にこまめに差し入れなどをしていた。
…もしや魔理沙が寝れなかった原因の半分がこれなのではないだろうか…
…まぁ例え話は置いておいて…
翌朝、モーニングコールで目が覚めた。永琳のだ。なんて想像のしがたい光景だっただろうか、と魔理沙は後で語った。
ゴホン…そしてそのまま何処かに連れていかれた。いや着いてこいと言われた、の方が正しいか。乱暴者に勘違いされるかもしれないもんな…うん。
永琳に連れられるがままに奥の部屋へと進むとそこには布団に寝かされている龍がいた。
永琳「傷は刃物による刺傷ね。かなり深かったけど運良く臓器に傷はつかなかったみたい」
魔理沙「そうか…もう大丈夫なんだな?」
永琳「そうね」
魔理沙「そうか…なら私は用済みだな、アリス、あとは任せたぜ」
アリス「え?魔理沙どこに行くの?」
魔理沙「まだ私の看護がいるヤツがいるからなっ」
魔理沙はそう言い放って廊下を駆けていった。
…と思ったら180度回転し戻ってきた。
魔理沙「おい永琳!出口どっちだ!」
永琳「ふふっ…つくづく格好つかないわね」
魔理沙「なんだよ…笑うなよぉ…」
永琳「まぁいいわ」
そう言った永琳は急に後ろの壁に弾幕を放った。
その壁は粉砕されて綺麗に丸い穴が空いた。
永琳「ほら、そこが出口よ」
魔理沙「お、おう…(汗)」
永琳「何してるの?さっさと行きなさい」
魔理沙「…おう分かったぜ」
魔理沙は一瞬かなり動揺したものの、すぐさま立て直して博麗神社へと飛んでいった。
あれで動揺しないほうがおかしい
残された人達はと言うと…
アリス「…貴女それでもいいの…?(汗)」
永琳「あぁ…兎達に修理を頼まなくては」
永琳は楽しげに笑っていた。
アリスはと言うと兎達も大変だろうなぁと苦笑いしていた。
その間で、龍は深い眠りについていた。
さとり「私忘れられてない?」
部屋のドアが開き、さとりが入ってくる。
アリス「あ、さとり」(やっばいすっかり忘れてたわ)
さとり「はぁ…まったく…」
永琳「体調はどう?」
さとり「体調ねぇ…すこぶる悪いわ」
永琳「寝ててもよかったのに」
さとり「1人でこんなところに置いてかれて安眠できると思う?」
アリス「無理だわ」
永琳「無理よね」
さとり&アリス「貴女がそんなんでどうする…」
テストの点数がやばかった…鬱主です。え?字が違う?…失敬、うp主です。まぁ古典だけは5位だったんですけどね( 。∀ ゚)
そんなこんなで超不定期でしかもクオリティが低い小説ですがこれからもよろしくお願いします。