転生するらしいのでチートを頼んだら自分で手に入れろと言われた件。   作:ゆらぎみつめ
<< 前の話 次の話 >>

3 / 12
プロローグ3BLEACHループ

 




 無事三つめのループに入った。

 ループ先はなんとあのBLEACHの世界である。

 なん……だと?

 まさかのネタ漫……いや、あのヨン様のいる世界とは。

 しかもループ終了条件は霊王の力の入手。

 なんでや。別に崩玉でも良かったじゃん。崩玉強いよ。マジ強いよ。だから別に崩玉でも良くね?ダメ?そですか。

 しかし霊王って確か最終的に陛下に取り込まれた筈だけど、まさか霊王手に入れるには陛下も手に入れないといけないとか?うわあ無理ゲー。未来改竄能力とかどう勝てと。未覚醒状態で狩らないと駄目かな。一護みたくやれないしなあ。はあ。

 やはり力とアイテムボックスの中身は没収されていて、再び零からの出発である。ちくしょうめ。

 しかもループの開始地点は虚圏(ウェコムンド)。まさかの(ホロウ)スタートである。なんでさ。そこは死神だろJK。いやまあ、確か死神は才能ないとなれなかったけどさあ。そこら辺はサービスして欲しかった。

 まあ、仕方ない。さっさとこのループを終えるためにも頑張るとしますか。




 百ループ後。

 虚圏舐めてた。普通に修羅の国だったわ。

 只の虚には地獄だった。何故虚が現世に行くのか分からなかったがあんな修羅の国なら納得だわ。マジで。

 アレなら現世の方がまだマシだ。死神がいるけどまだ虚圏よりは優しい。でもレベル上げが捗るのも虚圏なんだよなあ。難易度馬鹿みたいに高いけど、それ相応のフィードバックがあるから挫けずにやれる。お陰で今の俺は下級大虚(ギリアン)である。能力は擬態。他の虚の能力もそいつを喰らえば扱えるようになる擬態能力である。喰虚(グロトネリア)に近いが、同時発動は出来ないので下位互換みたいな力だ。となるとアーロニーロを捕食したいがどこにいるか分からないのでどうにもならない。ヨン様に勧誘されるまで機会はお預けだな。

 後少しで中級大虚(アジューカス)になれそうだが、そう上手くいくかどうか。




 二百ループ後。

 祝。中級大虚進化。

 目指せ最上級大虚(ヴァストローデ)

 中級大虚になったお陰で能力も大幅に強化され、同時に複数の能力を使えるようになった。益々アーロニーロが捕食したくなったがそれはさておき。一度現世に降りてみたが、どうやら原作千年以上前らしかった。これは良いことを知ったと上機嫌になれたが、何ループ前からかヨン様に勧誘されるようになった。破面にはなりたいが出来れば最上級大虚になってからが好ましいので会った瞬間自爆する変な大虚(メノス)化している。正直最上級大虚じゃないとこの先やってられないからなあ。すまんが狐につままれたような感じをこれからも味わってくれたまえ。




 更に二百ループ後。

 ようやく最上級大虚になる事が出来た。

 能力も強化され、アーロニーロみたいな事も出来るようになった。しかもアーロニーロは日の下で力が使えないのにたいして、俺にはそんな制限がない。完全に喰虚を超えたのだ。でもアーロニーロは食うがな。同じような力を食らえば更に俺の力も強化されるだろうし。仕方がないと諦めるがいい。

 ヨン様の勧誘だがまだ断っている。ウルキオラやスタークのように、ヨン様に勧誘される前から破面(アランカル)化している奴等がいる上、ウルキオラに至っては刀剣解放(レスレクシオン)第二階層(セグンダ・エターパ)なんて格好いいものがあるのだ。俺もアレはやってみたいのでまだ破面にはならない。破面化したら出来なくなるかもしれないし、どんな条件が必要なのかも分からないのだ。だから出来るだけ今のままで頑張りたいと思っている。だから自爆する変な大虚でゴメンね!





 五百ループ後。

 破面になった。

 気が付いたら仮面が砕けていて、体も人間みたくなっていた。超速再生能力は消えず、逆に全能力は強化されている。刀は無いが、破面化している影響で鋼皮(イエロ)があり、探査回路(ペスキス)響転(ソニード)も使えた。斬魄刀を手に入れるにはやはり崩玉を使わなければならないか。

 後、俺の能力だがどうやら喰虚とは実際はかなり違うらしい事が分かった。

 きっかけは幸運にもアーロニーロを見つけ、捕食出来た時である。

 俺の能力は擬態能力だと思っていたのだが、実際は再現する能力だったのだ。NARUTO世界の写輪眼のようなもので、素質や力があるならば再現出来るものは虚に限らず、死神や滅却師の力でも可能というある意味反則のような代物。わざわざ喰わなくてはいけないのは再現に必要な素質や力を得る為である。

 これによって俺はよりループ達成に近付いたといっても過言ではない。

 さて、次は崩玉を手に入れる事が目標になったのだが、崩玉を手に入れるにはヨン様か浦原喜助から奪うしかない。が、ヨン様から奪うのは不可能に近いのでなし。浦原喜助から奪うのは朽木ルキアの義骸から奪えばいいので簡単である。更に崩玉は未完成だからヨン様と浦原喜助の物を融合させなければならないが、浦原喜助のを二つ合わせたら完成するかもしれない。可能性の話だが。ヨン様のは死神の力を集めた物らしき描写があったから似たような事をすればいいのかもしれない。かもしれないばかりで不安になるが、とりあえず手に入れてから考えればいいだろう。





 百ループ後。

 なんとか崩玉を複数手に入れ、融合して完成させた。

 そして、これで完全な破面となり、目当ての刀剣解放・第二階層も可能となった。

 更に崩玉と融合し、虚も死神も超越した存在に進化した。

 これで不死身の存在になった訳だが、しかしこれだけで霊王に至れるわけではないので、今度は死神の力も手に入れる事にした。

 やり方は簡単。死神の力を宿した魂魄を崩玉の力も借りて再現・創造する。俺の意思と記憶を与えた分身のような者達を生み出し、それらを尸魂界(ソウルソサエティー)に送り出して死神にする。それを定期的に行い、死神としての力と技術を磨き、あわよくば霊王に近付こう作戦である。滅却師(クインシー)の方は千年後。原作の時に手に入れるのもいいし、ループの時期的に陛下が封印される時を狙うのもいい。つまり、最早このループは終わったも同然。ふはは。




 五百ループ後。

 陛下を取り込むのは簡単だった。なんせ一番弱っている時を狙えばいいのだから赤子の手を捻るより簡単だった。

 陛下の力である与える力は分け与えた相手が死した時、その相手が持つ知識、才能、能力を得て無限に強くなる力だが、魂を取り込み続けなければ三重苦に戻るというデメリットがあった。が、崩玉と融合したからか、元々三重苦を持たないからか、そのデメリットを俺は持たなかった。ラッキーである。これにより、俺は尸魂界に送る死神から確実に得たものを徴収出来るようになった。

 その一方で、霊王の力は依然として遠かった。まず自力ではどうやっても霊王宮に辿り着けない。なので、原作の時に侵入する事に決め、その為に相応の力を身に付けようと痣城剣八の融合能力とロカ・パラミアの反膜(ネガシオン)の糸を吸収。更に月島さんのブック・オブ・ジ・エンドや他の 完現術(フルプリング)のも取り込み、護廷十三隊や十刃(エスパーダ)仮面の軍勢(ヴァイザード)星十字騎士団(シュテルンリッター)すらも取り込んだ。ユーハバッハの未来改竄の力と山爺の流刃若火もかなり苦労したが取り込めた。弱体化している状態では得られなかったのでユーハバッハは覚醒直前を狙い捕食。お陰で零番隊も軽く捻り、喰らうことが出来た。

 ちなみに主人公である黒崎一護や井上織姫の事象の拒絶や茶渡泰虎の力も手に入れて霊王以外の全ての力を手に入れたわけだが、あまりに上手く行きすぎて不安になりそうになったのは秘密である。

 霊王以外の全ての主要な力を有した者達を食らった世界のループにて、更に念を押して虚圏と尸魂界、地獄と融合した。やがて目ぼしいものがなくなったことで、ようやく見切りをつけて霊王を取り込む事にした。

 ループ終了である。

 が、あまりにも簡単に終わったので少しばかり遊んだりした。

 例えば崩玉を大量生産したり、今まで手に入れてきた力を全て同時に発動したり、これまでのループで得た力を再現したりと。

 世界を創造したり破壊したりしたところで我に帰り、次のループに向かった。

 そして、次のループで霊王の力を完全に物にし、今回のループは実に呆気なく終わりを迎えたのだった。




 







※この小説はログインせずに感想を書き込むことが可能です。ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に
感想を投稿する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。