転生するらしいのでチートを頼んだら自分で手に入れろと言われた件。 作:ゆらぎみつめ
無事三つめのループに入った。
ループ先はなんとあのBLEACHの世界である。
なん……だと?
まさかのネタ漫……いや、あのヨン様のいる世界とは。
しかもループ終了条件は霊王の力の入手。
なんでや。別に崩玉でも良かったじゃん。崩玉強いよ。マジ強いよ。だから別に崩玉でも良くね?ダメ?そですか。
しかし霊王って確か最終的に陛下に取り込まれた筈だけど、まさか霊王手に入れるには陛下も手に入れないといけないとか?うわあ無理ゲー。未来改竄能力とかどう勝てと。未覚醒状態で狩らないと駄目かな。一護みたくやれないしなあ。はあ。
やはり力とアイテムボックスの中身は没収されていて、再び零からの出発である。ちくしょうめ。
しかもループの開始地点は
まあ、仕方ない。さっさとこのループを終えるためにも頑張るとしますか。
百ループ後。
虚圏舐めてた。普通に修羅の国だったわ。
只の虚には地獄だった。何故虚が現世に行くのか分からなかったがあんな修羅の国なら納得だわ。マジで。
アレなら現世の方がまだマシだ。死神がいるけどまだ虚圏よりは優しい。でもレベル上げが捗るのも虚圏なんだよなあ。難易度馬鹿みたいに高いけど、それ相応のフィードバックがあるから挫けずにやれる。お陰で今の俺は
後少しで
二百ループ後。
祝。中級大虚進化。
目指せ
中級大虚になったお陰で能力も大幅に強化され、同時に複数の能力を使えるようになった。益々アーロニーロが捕食したくなったがそれはさておき。一度現世に降りてみたが、どうやら原作千年以上前らしかった。これは良いことを知ったと上機嫌になれたが、何ループ前からかヨン様に勧誘されるようになった。破面にはなりたいが出来れば最上級大虚になってからが好ましいので会った瞬間自爆する変な
更に二百ループ後。
ようやく最上級大虚になる事が出来た。
能力も強化され、アーロニーロみたいな事も出来るようになった。しかもアーロニーロは日の下で力が使えないのにたいして、俺にはそんな制限がない。完全に喰虚を超えたのだ。でもアーロニーロは食うがな。同じような力を食らえば更に俺の力も強化されるだろうし。仕方がないと諦めるがいい。
ヨン様の勧誘だがまだ断っている。ウルキオラやスタークのように、ヨン様に勧誘される前から
五百ループ後。
破面になった。
気が付いたら仮面が砕けていて、体も人間みたくなっていた。超速再生能力は消えず、逆に全能力は強化されている。刀は無いが、破面化している影響で
後、俺の能力だがどうやら喰虚とは実際はかなり違うらしい事が分かった。
きっかけは幸運にもアーロニーロを見つけ、捕食出来た時である。
俺の能力は擬態能力だと思っていたのだが、実際は再現する能力だったのだ。NARUTO世界の写輪眼のようなもので、素質や力があるならば再現出来るものは虚に限らず、死神や滅却師の力でも可能というある意味反則のような代物。わざわざ喰わなくてはいけないのは再現に必要な素質や力を得る為である。
これによって俺はよりループ達成に近付いたといっても過言ではない。なんせ、これまでのループ世界で手に入れた力すら再現出来るのだから。それほどの力だ。正直ヨン様の手下になる必要もなくなった。ただ崩玉は欲しい。どうするか。崩玉を手に入れるにはヨン様か浦原喜助から奪うしかない。が、ヨン様から奪うのは不可能に近いのでなし。浦原喜助から奪うのは朽木ルキアの義骸から奪えばいいので簡単である。更に崩玉は未完成だからヨン様と浦原喜助の物を融合させなければならないが、浦原喜助のを二つ合わせたら完成するかもしれない。可能性の話だが。ヨン様のは死神の力を集めた物らしき描写があったから似たような事をすればいいのかもしれない。かもしれないばかりで不安になるが、とりあえず手に入れてから考えればいいだろう。
百ループ後。
なんとか崩玉を複数手に入れ、融合して完成させた。
そして、これで完全な破面となり、目当ての刀剣解放・第二階層も可能となった。
更に崩玉と融合し、虚も死神も超越した存在に進化した。
これで不死身の存在になった訳だが、しかしこれだけで霊王に至れるわけではないので、今度は死神の力も手に入れる事にした。
やり方は簡単。死神の力を宿した魂魄を崩玉の力も借りて再現・創造する。俺の意思と記憶を与えた分身のような者達を生み出し、それらを
五百ループ後。
陛下を取り込むのは簡単だった。なんせ一番弱っている時を狙えばいいのだから赤子の手を捻るより簡単だった。
陛下の力である与える力は分け与えた相手が死した時、その相手が持つ知識、才能、能力を得て無限に強くなる力だが、魂を取り込み続けなければ三重苦に戻るというデメリットがあった。が、崩玉と融合したからか、元々三重苦を持たないからか、そのデメリットを俺は持たなかった。ラッキーである。これにより、俺は尸魂界に送る死神から確実に得たものを徴収出来るようになった。
その一方で、霊王の力は依然として遠かった。まず自力ではどうやっても霊王宮に辿り着けない。なので、原作の時に侵入する事に決め、その為に相応の力を身に付けようと痣城剣八の融合能力とロカ・パラミアの
ちなみに主人公である黒崎一護や井上織姫の事象の拒絶や茶渡泰虎の力も手に入れて霊王以外の全ての力を手に入れたわけだが、あまりに上手く行きすぎて不安になりそうになったのは秘密である。
霊王以外の全ての主要な力を有した者達を食らった世界のループにて、更に念を押して虚圏と尸魂界、地獄と融合した。やがて目ぼしいものがなくなったことで、ようやく見切りをつけて霊王を取り込む事にした。
ループ終了である。
が、あまりにも簡単に終わったので少しばかり遊んだりした。
例えば崩玉を大量生産したり、今まで手に入れてきた力を全て同時に発動したり、これまでのループで得た力を再現したりと。
世界を創造したり破壊したりしたところで我に帰り、全てを元に戻して次のループに向かった。
そして、次のループで霊王の力を完全に物にし、今回のループは実に呆気なく終わりを迎えたのだった。